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御前山で、初カタクリ。

こんばんは。

特定の音楽が頭の中でリフレインしてなかなか消えない、という経験はありませんか?私の場合、先週あたりにYouTubeで昔懐かしい「遠すぎた橋(A Bridge Too Far)」の空挺部隊の降下シーン(を編集したもの)を見て以来、この映画のメインテーマが繰り返し繰り返し頭の中で流れています。仕事の最中でもお構いなしに(笑)。



映画自体は3時間を越えていささか冗長なのですが、CGがまだなかった当時、あっちこっちからかき集めてきた本物のC-47から本物のパラシュートをばら撒いて(大多数は人形だと思いますけど(笑))の撮影は圧巻です。連合軍にとっての負け戦を大作映画にしてしまう思いっきりのよさも特筆できますが、張りぼてでも精一杯ドイツ戦車らしい形の戦車をだそうと努力していたり、ドイツ軍がドイツ語を喋り、オランダの民間人がちゃんとオランダ語を喋っているのもナイスです。もちろん米英軍は英語ですが。

余談ですがルキノ・ヴィスコンティ監督の「ルートヴィヒ」、ドイツ(バイエルン王国)が舞台の作品にもかかわらず、日本では劇場公開版もDVDもイタリア語吹き替え版しかないのはどうにかして欲しいです。イタリア人が監督だからイタリア語じゃなきゃならない、ってこともないでしょうに。映画自体の撮影時には国際協力映画らしく英語で収録されたらしいので、せめてアマデウスみたいに英語版にして欲しいです。

「遠すぎた橋」メインテーマ
http://youtu.be/XWBoMWZJkeI
「遠すぎた橋」予告編
http://youtu.be/ZDxz6JBfero

そんなわけで、先日、27日日曜日に奥多摩・御前山に登ってきた時も、道中この曲が流れっぱなしでした(笑)。この日、まだ生まれてこのかた実物を目にしたことがないカタクリを見に、御前山に行ってきました。

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例によって地元の駅を午前4時半過ぎの始発の各駅停車で出発、御茶ノ水、立川で乗り換えて午前7時37分に奥多摩駅に到着です。今回は鋸尾根の途中から大ダワ方面に曲がり、御前山を目指すことにします。

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駅前から見た愛宕山。鋸尾根の突端の山であり、山頂には愛宕神社があります。多摩川を渡り、まずはこの山によじ登ります。

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昨年12月に鋸尾根に登った時も同じくらいの時間に登山口を通った筈ですが、今日は朝日が差し込んでいます。やはり大分日が長くなって太陽も高くなっているようですね。新緑が眩しいです。

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テーマ : アウトドア
ジャンル : 趣味・実用

生憎の天気ですが・・・奥高尾縦走。

こんばんは。

先週末の日曜日ですが、女房も仕事が休みだったので山歩きに連れて行って欲しい・・・という話になり、御岳山周辺などでプランを練っていたところ、「陣馬山に行きたい」とのリクエストが女房から出てきました。なんでも、富士見茶屋で梅干を調達したいんだとか。

私はあまり梅干は食べませんが(嫌いと言うわけではない)、女房は大の梅干マニア。女房の実家の近所の達人のおばさんが仕込む梅干を毎年分けてもらって食べたりしています。前回、11月に陣馬山に登った時に富士見茶屋で仕入れた梅干が女房的には結構いい線いっていたらしく、再度買って来たいということなのでした。ちなみに女房の梅干の好みは昔ながらの酸味が強くしょっぱい味なので、私はちょっと苦手です。

とりあえず陣馬山に行くとして、あとはそのまま奥高尾縦走路を歩いて高尾山まで帰ってこようと考えていたのですが、女房が「人の多いところはイヤ。人の少ない方へ行きたい」などと言い出しました。人が少ないところって言ったって・・・陣馬山起点なら笹尾根が戸倉三山くらいしか選択肢はありません。とりあえず、ハセツネ・カップのコースを逆走するように陣馬山から醍醐丸、市道山、刈寄山を経て五日市方面に向かってみることにしました。まだこの時は、とてもじゃないけどそんなコースを歩ける状態じゃない、というのは予想していませんでした。

ちなみに前回の記事で紹介した新規導入のコンデジですが、まだお父さんの散財物件を女房の目に晒すのは早すぎるので(笑)、今回はお預けです。以前同様、iPod touchで撮影しています。それもあって、今回の記事は画像も少なめで簡単に済ませることにします(笑)。

4月20日日曜日早朝、総武線各駅停車の始発から御茶ノ水で中央線各駅停車の高尾行きに乗り換え、一路高尾を目指します。高尾には遅延もなく6時37分到着。コンビニで食料を仕入れて6時55分発の陣馬高原下行きバスに乗り込みました。この日は朝のうち小雨模様の予報が出ていたりして、あまり天気がよくありません。バスは全員座れる程度の混み具合でした。

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午前7時40分、陣馬高原下バス停を出発です。このあたり、まだ桜が残っています。

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陣馬街道を20分ほど歩いて新ハイキングコースに入ります。3月初旬の大量の雪は完全に消えています。新緑がかなり芽吹いてきていて、思いっきり春の訪れを実感させてくれますね。

さて、ここで明らかになったのが前述の「そんなコースを歩ける状態じゃない」の理由です。新ハイキングコースの登りに女房が・・・ついてこれません。冬の間に結構○ってしまった(伏字じゃないと怖くて書けません)らしく、私と子供が待っていると息を切らせながら登ってきます。これでは戸倉三山方面なんて、絶対に無理ですね。即予定変更、高尾山まで奥高尾縦走路を歩くことにしました。陣馬山スタートなら登りは景信山と城山の手前くらいですからどうにかなるでしょう。まったく、結婚前に「浅野ゆう子に体重が2kg、ウェストが2cm負けているだけであとは同じ」などと豪語していたのも今は昔、どうしちゃったんでしょうね。

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テーマ : アウトドア
ジャンル : 趣味・実用

コンデジ、買ってきました。

こんにちは。

今日はまずまずの登山日和・・・ですが、自宅にいます。午前中、歯医者の予約を入れてあったためですが、明日の天気予報は曇りなので、なんだか残念です。起床した時点で雨が降っていたら今週の山行きは中止にします。

さて、今週半ばですが、懸案となっていた新規のコンパクト・デジカメを購入してきました。静止画用のデジカメを買うのは久しぶりです。動画用なら昨年GoProなんかを買っていますが、静止画は長らくスマホなどで代用していたので、10年ぶりくらいの購入になります。

そもそも、目をつけていたのは2月末に発売されたニコンのP340です。次のモデルチェンジは来年になるはずですのでなかなか値下がりしなかったのですが、どうも消費増税後の売れ行きが思わしくないのか、先週から今週にかけて3,000円も値下がりしていたので購入しちゃいました・・・けど、その翌日チェックしたらさらに1,500円下がっていました(笑)。早まりましたね~。ま、思いついたときが買い時ということで。

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P340の外観です。ストラップは付属のものでなく、同時に購入した専用ケースに付属している二点吊りものを取り付けてあります。本来付属しているのは一点吊りの携帯ストラップみたいな形状のものです。

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レンズは35mmフィルム換算で24mm~120mm。5倍ズームです。これで山頂から富士山を撮影しても小さくてよく見えない、という悩みから解放されます(笑)。レンズは24mmで開放F値1.8、かなり明るいレンズです。シャッター速度はISO400の時で最大60秒ですから、星野・星景写真も可能かもしれません。是非、奥多摩ナイトハイクと併せてチャレンジしてみたいです。実は既に天体写真用の超小型ポータブル赤道儀も手配中だったりします(笑)。あと、当然ながらマクロ撮影モードも付いていますので、花の接写もできます。私にはあまり似合わないですが。

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ニコン製品ですので、ストラップは「ニコン巻き」で取り付けてみました。重量のある一眼ならともかく、コンデジで落下しにくいニコン巻きにする意味はあまりありませんが(笑)。ニコン自身も一眼以上ではニコン巻きを推奨していますが、コンデジは長さの調節のしやすい普通の付け方を推奨しているようです。単なる自己満足ですね。なお、カメラの下側に着いているのは純正のケースの下の部分です。

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ケースの上の部分も取り付けたところ。昔懐かしいカメラのイメージですね。ちなみに、革ケースに見えますがリアルレザーではありません。合皮です。まあ、汗をかきやすい季節に入りますから、合皮のほうが色落ちしにくくて何かと都合がいいのは確かですが。

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テーマ : 日記だよ
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本仁田山から川苔山、日向沢ノ峰、そして蕎麦粒山へ。

こんばんは。

最近の私のブログ記事、どんどん画像が増えていますねぇ。流石に息切れがしてきました。このままでは次回の山行までに記事をアップできなくなる恐れもありますので、今回は思い切って簡素化を図ってみます。本末転倒になって、遠い昔の失敗をまた繰り返しそうな気もしてきましたし。

先週末の4月12日土曜日、奥多摩三大急登のNo.2に挙げられる大休場尾根に挑戦するために奥多摩駅から本仁田山に登ってきました。そして、そのまま鋸尾根を経て川苔山から日向沢ノ峰、そして長沢背稜手前の蕎麦粒山まで縦走してみました。

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始発の各駅停車で家を出て、7時37分、奥多摩駅着。身支度を整えて7時45分、出発です。

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駅前を北に向かい、道なりに進みます。日原川の対岸に渡ってまた戻り、ちょっと進んだ先に安寺沢林道の入り口があります。ここを右に入ります。

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安寺沢林道から登山口の分岐です。この時点で8時22分。

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登り始めてすぐのところにある乳房観音で安全祈願。

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最初は杉林の中の急登です。ふと左側の沢の残雪の上を見ると、リスが一匹走っていました。雪の上だとはっきりわかりますね。流石に写真には撮れませんでした。そのまま視線を反対側に向けると・・・今度は何やら黒っぽいものがのそのそ動いています。一瞬クマかと思いましたが・・・カモシカの親子でした。相変わらずの広角レンズですので、点にしか写っていませんが、画面の中央にいます。

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杉林の先も九十九折れの急登が続きます。足元が滑りやすく、滑落に要注意です。

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あれ?意外とあっけなく急登部分が終わってしまいました。このあとはごく普通の尾根道です。頂上手前で若干の急登がありますが、大したことありません。急登部分は合計で40分あるかないかです。少なくとも、稲村岩尾根に較べるとかなり楽ですね。

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10時5分、本仁田山山頂(1,224m)到着。15分休憩します。おにぎり1個を消費。

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テーマ : アウトドア
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北高尾山稜、霰の中を歩く。

こんばんは。

時々ですが、職場の女性などからこう尋ねられることがあります。「○○(私の苗字)さんは、なんで結婚指輪をしないんですか?」

確かに私は指輪をしていませんが・・・うちの職場だと、男で指輪をしているほうが少数派のような気がします。まあ、元々指輪をする習慣がないから違和感があるとか、太ってサイズが合わなくなったからしていないとか、人によって理由は様々だと思いますが、私の場合はする、しない以前に結婚指輪自体持っていません。ない袖は振れませんね(笑)。

うちの場合、女房は再婚、しかも私より6歳半年上で入籍した時点で46歳でした。「今更親戚一同や知人一同集めて式はちょっと・・・」というのもあって、結婚式自体やっていません。同居を始めると同時に婚姻届を出し、回れる親戚・知人のところへは二人で挨拶回り、遠くの場合は挨拶状、で済ませてしまいました。どっちみち、結婚式をやっても教会での挙式は絶対にあり得ないですから、結婚指輪もないだろう・・・と思っていたんですが、今では神前式でも指輪の交換が当たり前なんですってね。知りませんでした(笑)。元々、日本の習俗ではないんですけどねぇ。

ちなみに、出会った当初、女房は年齢で派手にサバを読んでいて・・・私と同い年、ということになっていました(笑)。確かに実年齢よりは若く見えますが、ジェネレーション・ギャップがありますからそのうちバレちゃうんですけどねぇ。深い関係になった頃、自分からカミング・アウトするのも大変だろうと、こちらから指摘しました(笑)。
「今日はちゃんと白状してもらうぞ」
「?」
「歳、派手にサバ読んでるだろ?」
「・・・何でわかったの?」
「俺は給食で脱脂粉乳なんか出されたことないし、山本周五郎が死んだ時はまだ3歳だったから『周五郎死去』のニュースなんか覚えてないぞ」
おあとが宜しいようで。



さて、話変わって今回の山行のターゲットは北高尾山稜です。4月6日日曜日に歩いたのですが、この日の予報は曇り時々雨。しかも全国的に大気が不安定で、雷に注意・・・などと、山歩きにはまったく不向きな予報が出ています。元々は奥多摩・本仁田山(三大急登のNo.2)あたりを狙っていたんですが、さすがに落雷で亡くなられた方までいる山にこの予報では登れません。結局、天候悪化の際にはすぐにエスケープのできる高尾山域に変更しました。

高尾山域でまだ歩いていないのは、高尾山-城山-景信山に平行する形でその北側を走っている「北高尾山稜」です。アップダウンの多いコースでトレーニングには最適とも聞きます。当ブログからリンクさせていただいている悠さんのブログの昨年11月の記事『北高尾山稜 ~ただひたすら歩く道~』では晩秋のこのコースが紹介されており、今回は同じコースをトレースさせていただくことにしました。

地元の駅で5時前の始発の快速に乗り、東京駅で5時30分の各駅停車高尾行きに乗り換えます。高尾到着は6時50分、駅前に出ると毎度おなじみの6時55分発陣馬高原下行きバスが止まっています。今回は陣馬高原下まで行かず、高尾駅から5分程度の「霊園前」バス停までですから無理に陣馬高原下行きに乗る必要はありません。まずは駅近くのコンビニまで行って朝食と昼食を仕入れます。コンビニから出てきて朝食のサンドイッチを頬張っていると、目の前を陣馬高原下バスが通り過ぎて行きました。

バス停まで戻ると陣馬高原下行きと同じ1番乗り場に霊園11系統「宝生寺団地行き」が停まっています。霊園前を通るようですので、すぐに乗り込みました。私に釣られてザックを背負った客が5人ぐらい続けて乗り込んできましたが、運転手さんと「すみませ~ん、この陣馬高原下行きのバスって何分発なんですか?」「陣馬高原下へは行きません」というやりとりをして降りて行きました。紛らわしくって済みません。

バスは7時5分発車、5分程走って中央道のガード下にある「霊園前」バス停で下車します。

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バス停のあたりで簡単に身支度を整え、7時13分、出発です。まずは八王子城跡を目指します。

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バス停のすぐ北にある三叉路を左折。この道の先には八王子霊園もあるので、道の両脇には墓石屋さんが立ち並んでいます。

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10分ほど歩いていると、だんだん道が細くなってきます。突然、後方からディーゼルエンジンの音が近付いてきて、追い越していったのは・・・「八王子城跡」行きのバスでした(笑)。7時15分に高尾駅北口を出る八王子城跡まで行くバスです。休日にしか運行されていませんが。実はこのバスの存在は知っており、途中で抜かされるのも予想済みでした。何故これに乗らなかったかというと・・・この先に100円で三毛ニャンコを無人販売しているところがあり、是が非でも山行のお供に三毛ニャンコを買い求めておきたかったからです。

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残念~。今日は三毛ニャンコは売り切れのようです。野菜なら売っていますが、野菜には用はありません(笑)。

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テーマ : アウトドア
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稲村岩尾根、地雷原の恐怖。

こんばんは。

私の山関係のウェアは現在のところ完全に一張羅なので、2日続けての山行ができません。ま、始めたのが晩秋~初冬の時期で、それなりに金額が張わお父さんのお小遣いは少ないわというのもあったんですが、最近の悩みの一つがパンツのベルトの緩みでした。

最初のうちは良かったんですが、段々とベルトが緩みやすくなってきて、歩いている途中にずり下がることもしばしば。流石に腰パンでは歩けないので定期的にヒップベルトを外してパンツを上げて・・・をやっていました。WebのQ&Aの類を検索してもあまり同様のケースは見当たらず、「まさか腰のくびればない・・・なんてことはないですよね?腰のくびれがあればベルトなんて大して関係ないはず。腰のくびれを作ってから山に登ってください。」というような、全国のメタボお父さんを敵に回すような回答もありました。まったく・・・余計なお世話じゃ(笑)。女性の場合はかなりのぽっちゃり体型でも腰のくびれが必ずありますが、男の場合はちょっとお腹が出てくるとすぐに寸胴体型になってベルトが引っかからなくなるんですよね。ですから強めに締めるんですが、そうするとベルトが馬鹿になる、と。

そういう中、ふと思いついてザックのストラップの余り部分の処理に使うストラップキーパーをベルトに取り付けてみました。

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何故こういうことをしたかというと、緩む原因を検証していた際に、ベルトがバックルから反対方向に真っ直ぐ折り返しているときには緩みにくい、というのを発見したからなんですが・・・これが実は効果絶大。先日、3月29日の山行では殆んど緩まず、快適に歩くことができました。ただ、この対策はベルトの緩み全般に効くものではなく、ベルトが滑りやすくなっただけの私のケースには有効でもバックルの割れなどのケースでは無効だと思います。もっとも、200円もしないパーツですから駄目元で使ってみても全く痛くはありませんが。



さて。前回の山行であった川苔山へ向かう途中の話です。立川からの青梅線の電車の中で、向かいの席のお二人がなにやら会話をしております。聞くとはなしに耳に入ってくるのですが、たまたま乗り合わせた初対面の方同士で、どちらの山へ行く・・・という話をされているようです。お一方は吉野梅郷で梅見のようですが、もうお一方は「東日原まで行って、鷹ノ巣山に登ります。」とのこと。川井駅で降り、川苔山に向かって歩いている最中も何故か「鷹ノ巣山」が頭にこびりついて離れません。やかて川苔山の山頂に着き、しばしの間奥多摩の峰々を眺めているうちに・・・「鷹ノ巣山に登りたいっ」という欲求がムクムクと頭をもたげて来ました。これで、次週の予定は決定。稲村岩尾根から鷹ノ巣山を攻略することとなりました。実に安直な(笑)。

今回登攀予定の稲村岩尾根といえば、「奥多摩三大急登」の筆頭として有名です。奥多摩最奥地である日原の集落の前に聳える稲村岩の脇から取り付き、標高1,736mの鷹ノ巣山の山頂までほぼ一本調子の急坂が続きます。平面距離が3,200mほどなのに対して標高差は1,100m以上。奥多摩三大急登の組み合わせ候補はいくつかありますが、この稲村岩尾根が筆頭なのは共通しています。そんな難所に、無謀にも挑戦し・・・惨敗しました(笑)。

ちなみに奥多摩三大急登、稲村岩尾根に続く候補と言うと・・・
・本仁田山、大休場尾根(奥多摩駅から本仁田山山頂へ直接続く尾根)
・六ツ石山、棒ノ木尾根(小河内ダム横の水根集落からトオノクボ経由で六ツ石山まで)
・小雲取山、野陣尾根(いわゆる冨田新道。日原から日原林道経由で小雲取山方面へ)
・天租山、表参道(日原から八丁橋を渡ってすぐのところに登山道入り口)
・三頭山、ヌカザス尾根のツネ泣き坂(奥多摩湖の浮橋を渡ってイヨ山、ヌカザス山を越えた先)
・御前山、大ブナ尾根(小河内ダムからサス沢山、惣岳山経由で向かう尾根)
あたりが挙げられるようです。一応、挙げられる頻度の多い順に書いたつもりですが、間違ったり書き漏らしていたら御免なさい。

というわけで3月29日土曜日、奥多摩駅8時35分発のバスで東日原へ。千葉から日原集落へ向かう場合、電車を使う限りこれより早いバスには絶対に乗れません。同じバスに乗っていたのは15人ほどです。最初はもっと乗っていたのですが、西東京バスの社員の方が「川乗橋から百尋ノ滝までの登山道は雪のため通行止めで~す。」とアナウンスしたらかなりの人数が降りました。途中川乗橋で5人ほどが降り、終点の東日原で降りたのは10人ほどです。

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やってきました東日原バス停。ここへ来るのは初めてです。今後は頻繁に訪れることになる・・・のかな?乗ってきたバスの乗客のうち、数人はヨコスズ尾根などの他の登山ルートへ向かったらしく、最終的に7人ほどが相前後して稲村岩尾根に向かいました。私も9時10分、出発です。

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こちらはヨコスズ尾根経由、一杯水避難小屋・三ツドッケ(天目山)方面へ向かう登山道入り口です。こちらも近々攻略したいところ。

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鷹ノ巣山方面の登山道入り口です。看板の左奥に聳えるのが稲村岩。これを下からよじ登って・・・の筈はなく、稲村岩の右奥から取り付いて岩の向こうの鞍部まで急斜面を登っていきます。だがその前に・・・手前の日原川を超えるため、渓谷まで一旦降りなければいけません。

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プロフィール

徒骨亭主人

Author:徒骨亭主人
「むだぼねていしゅじん」です。「とこつ」ではありません。
主な関心事は電子工作、鉄道模型、空モノラジコン。その他、オーディオ、銀塩カメラ、クラシック音楽、映画などなど・・・何のことはない。どれも皆、昔ながらのオヤジ趣味ですな。最近は13年11月から始めた山歩きに熱中しております。
女房に頭の上がらない、小学生の息子を持つ父親です。

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