お買い物二題。
こんばんは。
職場の周囲にあるドリンクの自動販売機なんですが、駅からちょっと離れたところにあるせいか、多くの自販機で値段が安めに設定されています。大体、普通の缶コーヒーや清涼飲料水で100円か110円ですね。この春の消費税増税までは殆んどの自販機が100円でした。
で、増税後、4月から5月にかけて相次いで110円に値上げされたんですが、一部の自販機は100円据え置きで頑張っていました。でも、ここへ来て値上げをした自販機も根負けしたのか、少しずつ100円に戻り始めています。まあ、生活必需品じゃありませんから、皆が買い控えた結果、値上げ分でも売り上げ減をカバーできないところまで行っちゃったんでしょうね。
さて、このような中で、さらに一部の自販機では100円を下回る価格で壮絶なバトルを展開しています。例えばこちら。

この2台はそれぞれ別の会社が設置している自販機なんですが、左の自販機には「80円」の表示があるものの、実際にその値段なのは一部の商品だけです。それに対して右の自販機。「オール100円」とありますが、これは500mlのペットボトルのお値段で、缶入りドリンクはすべて80円。

この手の低価格自販機の場合、缶コーヒーのメーカーが九州あたりの聞いたことのないメーカーだったりするんですが、ここはジョージアやらカルピスウォーターやらが普通に入っていますね。人によっては欲しいものがない・・・と思うかもしれませんが、私みたいにあまりこだわりのない人間にとってはこれだけ揃っていれば充分です。
実はこの場所、右側にさらにもう一台、自販機があります。ここも100円ドリンクのみならず80円ドリンクも入れてありますが、実は管理している会社が自販機大手の某社。画面の2つはちょっとマイナーそうな会社ですが、大手でもこんな競争に参入してくるんですね。あるいは、隣に激安自販機を置かれてやむを得ず安売りをしているのかもしれませんが(笑)。
さて、先日の三連休は結局山に登れずじまいだったので、本日は場つなぎということで、最近の山関係のお買い物の話。と言っても、大した散財ではありません。数千円の商品が2点です。そのうちの1点目は腕時計です。

まず買ったのはこちら。TIMEXの『キャンパー』です。
最近まで、腕時計は普段使っているSEIKOの自動巻きをそのまま山でも使っていました。ちなみにSEIKOの自動巻きと言うと「グランド・セイコーですか?」と聞かれることが多いのですが、そんな高級品じゃありません。かと言って、セイコー5みたいな廉価版でもないのですが。この時計、岩場を登り下りしていてしょっちゅう岩の角にぶつけたりしているので、だんだん壊れないか心配になってきました。そうでなくても結構傷だらけになっています。
ちなみに私、液晶デジタルの時計を使っていた学生時代の数年間を除いて、電池で動くクォーツ時計を使ったことがありません。子供の頃の服部時計店の廉価ブランドの手巻き時計から始まって、手巻き・自動巻きの機械式時計・・・電池じゃなくてゼンマイで動く奴ですね、現在までそういったものばかり使ってきました。
今回、山で使うための壊れても惜しくないような時計・・・ですぐに思いついたのがTIMEXの『キャンパー』。確かあれは手巻きの機械式だったよな、と思いながら時計売り場で物色してみたんですが、機械式のキャンパーなんかどこにも見つかりません。もう10年以上前に製造中止になってしまったようです。仕方なく買ってきたのが、このクォーツ式の現行『キャンパー』です。クォーツ式のアナログ(針表示)時計を買ったのは生まれて初めてですね。
機械式の『キャンパー』、実はヴェトナム戦争の際の米軍の軍用腕時計が元になっています。戦地で時計の修理までやっていられない、ということで、壊れたり狂ったりしたら廃棄して新品に取り替える「ディスポーザブル(使い捨て)・ウォッチ」として開発されたものです。80年代以降は米軍でもクォーツ時計を使うようなったようですが、リタイアした機械式軍用腕時計の製造ラインをそのまま使って民生用の『キャンパー』を製造していたらしいですね。もちろん民生用に針などのデザインは若干変えてありましたが。
ちなみにクォーツになっても軍用の腕時計はディスポーザブルのままで、裏蓋がなくて本体を開けられない構造だったようです。つまり、電池が切れたら廃棄して新品を使う、という発想ですね。この発想は軍隊では別に珍しいものではなく、例えば砲弾の信管でVT信管(レーダー内蔵の信管)みたいに電力を使うものは、製造時に組み込んだ電池を交換できない構造でした。あらかじめ有効期限を決めておいて、それが過ぎると廃棄して新品を補給する、というわけです。

現在のクォーツ版・TIMEX『キャンパー』の裏側。現行のキャンパーはすでに軍用の時計とは全く関係なく、単にかつてのキャンパーを髣髴とさせるレトロデザインの時計に過ぎません。したがって電池交換もできます。もっとも、プラスチックのボディにネジ止めですので、何回も開け閉めしているとネジが馬鹿になりそうですが(笑)。
実は機械式のキャンパー、20数年前に一度買ったことがあるのですが、どこへ仕舞ったか全くわからなくなってしまいました。この時も荷物運びやスポーツなどの際に普段使っている時計を壊さないように・・・という動機からだったんですが、たまにしか使わない時計が機械式だと、いざ使おうとしたときは大抵止まっています。そのたびに巻きなおして時間を合わせて・・・というの段々面倒になり、買ってきたのがたまたま店頭で見かけたこれ。

初期のカシオ・G-SHOCKです。結局、機械式キャンパーはいちいち巻き直すのが不便だったので、こいつを買ってきてしまいました。アメリカでは「野球のボールの代わりにバットで打っても壊れない」というCMで売られているモデル、という話を聞いていたので、多分頑丈なんだろうとこれを選びました。当時はまだG-SHOCKがブームになる前で、このモデルも他のカシオのデジタル時計同様、店頭で「吊るし」の状態で売られていたんですよね。確か8,000円くらいはしたので、吊るしにしては高価な部類ですが。
この時計、ポリウレタンのベゼル経年変化で崩壊しているほか、数年前に中身も壊れたらしく、突然表示が消えてしまいました。当時の保証書も一緒に保管してあったんですが、1992年4月22日に購入していますね。購入店は今はなき、池袋のさくらやになっています。

さて、もう一つの買い物は双眼鏡です。こちらは昨日の仕事帰りにヨドバシで衝動買いをしてしまいました。まあ、8,000円弱なので双眼鏡としては安物の部類です。バードウォッチングなどで双眼鏡を使う方は、4~5万円あたりのモデルを使うことが多いみたいですね。上を見るとライカだスワロフスキーだときりがありませんが、実際に山でどれくらい使うかわからないのにあまりお金もかけられない、ということで、できるだけコスパのいいものにしてみました。ちなみにスワロフスキー、ビーズを作っているのと同じ会社ですよ。
ブツはオリンパスの『8x25 WP II』です。防水、倍率8倍、対物レンズ径25mm、実視野6.3度、アイレリーフ(接眼レンズからどれだけ目を離して見ることができるかの値)は15mmあります。私は眼鏡をかけたまま双眼鏡を使うので、アイレリーフは最低でも15mm程度は必要です。実は、これの下位機種に『8x21 RC II WP』というのがあり、8x25の260gに対して8x21は215gとより小型軽量だったのですが、アイレリーフが11mmしかありません。実際に覗いてみても、眼鏡をかけたままだと結構きつそうだったので、最終的に8x25を選びました。ちなみに8x21の方はモンベルにOEM供給されており、モンベルショップで扱っているモデルと同一です。
ちなみにアイレリーフ、眼鏡をかけていなくても長めの方が使い勝手はいいです。特に女性だとマスカラを使っていたりしますから、睫毛が接眼レンズにあたったりすると厄介ですよね。でも、山に登るのにマスカラを使う人はいないか(笑)。まあ、双眼鏡はコンサートとかでも使ったりしますしね。
さて、この双眼鏡を持って、今週末はどこに登ろうかな。梅雨明け後初の週末、晴れてくれるといいですね。
職場の周囲にあるドリンクの自動販売機なんですが、駅からちょっと離れたところにあるせいか、多くの自販機で値段が安めに設定されています。大体、普通の缶コーヒーや清涼飲料水で100円か110円ですね。この春の消費税増税までは殆んどの自販機が100円でした。
で、増税後、4月から5月にかけて相次いで110円に値上げされたんですが、一部の自販機は100円据え置きで頑張っていました。でも、ここへ来て値上げをした自販機も根負けしたのか、少しずつ100円に戻り始めています。まあ、生活必需品じゃありませんから、皆が買い控えた結果、値上げ分でも売り上げ減をカバーできないところまで行っちゃったんでしょうね。
さて、このような中で、さらに一部の自販機では100円を下回る価格で壮絶なバトルを展開しています。例えばこちら。

この2台はそれぞれ別の会社が設置している自販機なんですが、左の自販機には「80円」の表示があるものの、実際にその値段なのは一部の商品だけです。それに対して右の自販機。「オール100円」とありますが、これは500mlのペットボトルのお値段で、缶入りドリンクはすべて80円。

この手の低価格自販機の場合、缶コーヒーのメーカーが九州あたりの聞いたことのないメーカーだったりするんですが、ここはジョージアやらカルピスウォーターやらが普通に入っていますね。人によっては欲しいものがない・・・と思うかもしれませんが、私みたいにあまりこだわりのない人間にとってはこれだけ揃っていれば充分です。
実はこの場所、右側にさらにもう一台、自販機があります。ここも100円ドリンクのみならず80円ドリンクも入れてありますが、実は管理している会社が自販機大手の某社。画面の2つはちょっとマイナーそうな会社ですが、大手でもこんな競争に参入してくるんですね。あるいは、隣に激安自販機を置かれてやむを得ず安売りをしているのかもしれませんが(笑)。
さて、先日の三連休は結局山に登れずじまいだったので、本日は場つなぎということで、最近の山関係のお買い物の話。と言っても、大した散財ではありません。数千円の商品が2点です。そのうちの1点目は腕時計です。

まず買ったのはこちら。TIMEXの『キャンパー』です。
最近まで、腕時計は普段使っているSEIKOの自動巻きをそのまま山でも使っていました。ちなみにSEIKOの自動巻きと言うと「グランド・セイコーですか?」と聞かれることが多いのですが、そんな高級品じゃありません。かと言って、セイコー5みたいな廉価版でもないのですが。この時計、岩場を登り下りしていてしょっちゅう岩の角にぶつけたりしているので、だんだん壊れないか心配になってきました。そうでなくても結構傷だらけになっています。
ちなみに私、液晶デジタルの時計を使っていた学生時代の数年間を除いて、電池で動くクォーツ時計を使ったことがありません。子供の頃の服部時計店の廉価ブランドの手巻き時計から始まって、手巻き・自動巻きの機械式時計・・・電池じゃなくてゼンマイで動く奴ですね、現在までそういったものばかり使ってきました。
今回、山で使うための壊れても惜しくないような時計・・・ですぐに思いついたのがTIMEXの『キャンパー』。確かあれは手巻きの機械式だったよな、と思いながら時計売り場で物色してみたんですが、機械式のキャンパーなんかどこにも見つかりません。もう10年以上前に製造中止になってしまったようです。仕方なく買ってきたのが、このクォーツ式の現行『キャンパー』です。クォーツ式のアナログ(針表示)時計を買ったのは生まれて初めてですね。
機械式の『キャンパー』、実はヴェトナム戦争の際の米軍の軍用腕時計が元になっています。戦地で時計の修理までやっていられない、ということで、壊れたり狂ったりしたら廃棄して新品に取り替える「ディスポーザブル(使い捨て)・ウォッチ」として開発されたものです。80年代以降は米軍でもクォーツ時計を使うようなったようですが、リタイアした機械式軍用腕時計の製造ラインをそのまま使って民生用の『キャンパー』を製造していたらしいですね。もちろん民生用に針などのデザインは若干変えてありましたが。
ちなみにクォーツになっても軍用の腕時計はディスポーザブルのままで、裏蓋がなくて本体を開けられない構造だったようです。つまり、電池が切れたら廃棄して新品を使う、という発想ですね。この発想は軍隊では別に珍しいものではなく、例えば砲弾の信管でVT信管(レーダー内蔵の信管)みたいに電力を使うものは、製造時に組み込んだ電池を交換できない構造でした。あらかじめ有効期限を決めておいて、それが過ぎると廃棄して新品を補給する、というわけです。

現在のクォーツ版・TIMEX『キャンパー』の裏側。現行のキャンパーはすでに軍用の時計とは全く関係なく、単にかつてのキャンパーを髣髴とさせるレトロデザインの時計に過ぎません。したがって電池交換もできます。もっとも、プラスチックのボディにネジ止めですので、何回も開け閉めしているとネジが馬鹿になりそうですが(笑)。
実は機械式のキャンパー、20数年前に一度買ったことがあるのですが、どこへ仕舞ったか全くわからなくなってしまいました。この時も荷物運びやスポーツなどの際に普段使っている時計を壊さないように・・・という動機からだったんですが、たまにしか使わない時計が機械式だと、いざ使おうとしたときは大抵止まっています。そのたびに巻きなおして時間を合わせて・・・というの段々面倒になり、買ってきたのがたまたま店頭で見かけたこれ。

初期のカシオ・G-SHOCKです。結局、機械式キャンパーはいちいち巻き直すのが不便だったので、こいつを買ってきてしまいました。アメリカでは「野球のボールの代わりにバットで打っても壊れない」というCMで売られているモデル、という話を聞いていたので、多分頑丈なんだろうとこれを選びました。当時はまだG-SHOCKがブームになる前で、このモデルも他のカシオのデジタル時計同様、店頭で「吊るし」の状態で売られていたんですよね。確か8,000円くらいはしたので、吊るしにしては高価な部類ですが。
この時計、ポリウレタンのベゼル経年変化で崩壊しているほか、数年前に中身も壊れたらしく、突然表示が消えてしまいました。当時の保証書も一緒に保管してあったんですが、1992年4月22日に購入していますね。購入店は今はなき、池袋のさくらやになっています。

さて、もう一つの買い物は双眼鏡です。こちらは昨日の仕事帰りにヨドバシで衝動買いをしてしまいました。まあ、8,000円弱なので双眼鏡としては安物の部類です。バードウォッチングなどで双眼鏡を使う方は、4~5万円あたりのモデルを使うことが多いみたいですね。上を見るとライカだスワロフスキーだときりがありませんが、実際に山でどれくらい使うかわからないのにあまりお金もかけられない、ということで、できるだけコスパのいいものにしてみました。ちなみにスワロフスキー、ビーズを作っているのと同じ会社ですよ。
ブツはオリンパスの『8x25 WP II』です。防水、倍率8倍、対物レンズ径25mm、実視野6.3度、アイレリーフ(接眼レンズからどれだけ目を離して見ることができるかの値)は15mmあります。私は眼鏡をかけたまま双眼鏡を使うので、アイレリーフは最低でも15mm程度は必要です。実は、これの下位機種に『8x21 RC II WP』というのがあり、8x25の260gに対して8x21は215gとより小型軽量だったのですが、アイレリーフが11mmしかありません。実際に覗いてみても、眼鏡をかけたままだと結構きつそうだったので、最終的に8x25を選びました。ちなみに8x21の方はモンベルにOEM供給されており、モンベルショップで扱っているモデルと同一です。
ちなみにアイレリーフ、眼鏡をかけていなくても長めの方が使い勝手はいいです。特に女性だとマスカラを使っていたりしますから、睫毛が接眼レンズにあたったりすると厄介ですよね。でも、山に登るのにマスカラを使う人はいないか(笑)。まあ、双眼鏡はコンサートとかでも使ったりしますしね。
さて、この双眼鏡を持って、今週末はどこに登ろうかな。梅雨明け後初の週末、晴れてくれるといいですね。
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