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九鬼山から縦走を企てるも・・・無念の敗退。

こんばんは。

先日の記事で触れた第二級アマチュア無線技士(2アマ)の国家試験ですが・・・辛うじて受かっていたようです。4月22日水曜日、このような葉書が送られてきました。

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とりあえず、再受験は回避できました。まずは一安心です。今回、勉強時間が殆ど取れなかったのに加え、試験会場でも病み上がりで朦朧としていたみたいで、ちゃんとマークシート式の解答用紙にマーキングできたかどうか甚だ自信がありませんでした。合格したと言うことは、マークミスはやっていなかったみたいですね。

ともかく、点数はどうあれ合格は合格ですから、早速無線従事者免許証の交付申請を行いました。概ね3週間ほどかかるようですが、免許証が届けば晴れて第二級アマチュア無線技士、上級ハムの仲間入りです。もっとも、無線電信は相変わらずペーパードライバーのままですから、どこかで一念発起してマスターしておきたいです。電信の出来ない上級ハムなんて、やっぱり恥ずかしいですからね。

今回取得した資格で、アマチュア無線に許可された周波数帯・電波形式は全く制限なく使うことが出来るようになりました。一応、送信出力には上限が200Wまでの制限がありますが、専門店で市販されているアマチュア無線用無線機は、ごく一部の特注品(100万円以上します)に出力400Wのものがある他はすべて200W以下の機種ですから、どれでも使用可能になりました。

ちなみに200Wでもかなりの大出力です。山梨県内のNHK第一放送の送信所には出力100Wのところもあるみたいなので、そのあたりは超えてしまっています。ただ、マンション住まいで闇雲に出力を大きくすると、周辺のお宅のテレビやオーディオ製品、インターホンなんかに妨害を与えてしまう恐れがありますので、100Wあたりが限界でしょう。ともかく、出力に関しては既に必要かつ十分ですから、これ以上、上位の資格を狙う必要はありません・・・が、やっぱり見栄を張りたい(笑)というのもあるので、8月の第一級アマチュア無線技士(1アマ)、受けてみようかな(笑)。

さて、本日は前回の山行に引き続き、山梨県大月市周辺の「秀麗富嶽十二景」の山々を狙います。今度は中央線の南側の「前道志」と呼ばれる山稜を、猿橋駅から順番に九鬼山方面へ向かってみました。

今回のコースとタイムの詳細は、ヤマレコに登録してあります。そちらもあわせてご覧ください。

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4月18日土曜日。いつもどおり地元駅を4時半過ぎの始発に乗り、御茶ノ水駅で各駅停車高尾行きに乗り換え。さらに八王子駅で各駅停車松本行きに乗り換え、7時15分、猿橋駅に着きました。こちらは先日百蔵山から下りてきたときに到着した北口とは反対側、南口になります。駅舎の左側に半分隠れて見えているのが岩殿山ですね。

南口の脇にはロータリーがあり、その先に小さな公園があってベンチがひとつだけあります。そこで身支度を整え、7時30分、出発です。この時間、駅前には登山者は私一人しかいませんでした。

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駅前から真っ直ぐに進むとすぐにT字路に突き当たりますので、右に折れます。この写真は右に折れてから進む方向を見たところ。駅は右手奥になります。

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南限のカタクリ。

こんばんは。

最近、女房の同僚が千葉県松戸市にある「Zopf(ツォップ」というパン屋さんまで遠征してパンを買ってきたとのことで、お裾分けで頂いたその店のパンとパテを食べる機会がありました。確かに美味しいパンです。平日でも行列が出来ている店で、普通に一時間以上待ちらしいのですが、それも納得の味。女房はここのパンがいたく気に入ってしまったらしく、今度は自分で行って並んで買ってくるとのことです。

あれ?うちの女房って、行列までして買い物できたっけ?私と同じで面倒臭がりなので、とてもじゃないけどそういうことはしない人だと思っていましたが、どうやら美味しいものだけは別なようです。私なんかは行列に並ぶのが大の苦手なので、行列が出来ている美味しい店とガラ空きの美味しくない店が並んでいたら、美味しくないほうの店を選びます(笑)。まあ、今の日本、いくら美味しくないといっても絶対に食べられないようなものを出す店はありませんからね。

ただ、です。何故だかわかりませんが、客が誰もいないような店に私が入ると、いきなりその店に客が入りだすことがよくあります。また、外出先で私が気まぐれに「あ、あの店入ろ!」と言って入った店が、実はその地域でも有名なお店だった・・・というのもよくあります。私の父方は宮城県仙台市の出身(ただし父の兄弟は全員東京近辺に出てきてしまっているので、父の実家は残っていません)なんですが、それもあって女房は私のことを「リアル仙台四郎」と呼びます。え、仙台四郎って何だって?詳しくはこちらをご覧ください。

さて、今回の記事は小ネタ、それもちょっと古い3月29日(日曜日)の話です。岩殿山・百蔵山に登った前回記事の次の日ですね。この日は午後から雨の予報だったんですが、女房も仕事が休みだったので、千葉市の南部にある「泉自然公園」まで家族でお出かけしてきました。

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前日の山行の疲れもあったので、かなり遅くまで私は爆睡。午後から雨だというのに、泉自然公園に到着したのはお昼近くでした。この日、東京では全国一早く桜が満開になりましたが、千葉市内はまだ五分咲き以下です。

この公園、北総台地の植生と地形をそのまま利用した自然公園で、最近はカタクリの群生が見られることでも有名です。情報によると、カタクリの方はちょうど見ごろを迎えているとのこと。早速公園内に入ってみましょう。ちなみに公園自体は入場無料ですが、駐車場で一回400円(普通車)取られます。車以外では来るのが難しい場所ですので、事実上の入場料ですね。

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おお。駐車場から園内に入ると、いきなりカタクリのオンパレードです。

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岩殿山、落城の道を歩く。

こんばんは。

先日の日曜日、4月5日の早朝。小雨模様のこの日、私は都営大江戸線・勝どき駅の前に降り立ちました。

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この写真の右奥、駅前の交差点を右方向に折れて晴海方面に向かいます。

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黎明橋を渡り、晴海トリトンの前を通り抜けて・・・。

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やってきたのは晴海の江間忠ビル、「日本無線協会」。昨年11月と同じように「無線従事者試験場」の看板が出ていますね。そうです、この日、私は2月に申し込んであった「第二級アマチュア無線技士」の試験を受けにやって来たのでした。昨年11月に当日試験を受けたのは第三級ですから、一つ上位の資格になります。

ただ、昔からアマチュア無線の世界では一・二級と三・四級の間にはかなり大きな隔たりがあります。実は、戦後再開されたばかりのアマチュア無線には一・二級しかなかったんですが、「青少年への科学教育の普及」を目的として「初級」の位置づけの電信・電話級(現在の三・四級)が1950年代の終わり頃に新設され、従来の一・二級は「上級」と呼ばれるようになりました。上級資格には送信出力以外に制限事項がありません。また、免許の発行者も三級以下だと各地方の総合通信局長名義ですが、一・二級ではプロの無線技士や通信士と同じ総務大臣名義になります。上級資格は子供の頃、電話級を取った時からの憧れだったんですが、それをようやくこうして受けに来たわけです。もっとも、私が子供の頃の第二級アマチュア無線技士の試験は毎分45字のモールスの送受信の実技試験もあり、筆記試験は択一式ではなくすべて記述式でしたから、択一式の試験のみになってしまった現在ではかなり難易度が落ちていますが。

しかし・・・試験に先立つ2月・3月とも忙し過ぎました。休日出勤のオンパレードで3回しか山に行けなかったくらいですから、当然受験対策なんてろくすっぽできていません(言い訳)。ところが、です。4月に入り、プロジェクトに若干ゆとりが出来たので、「春休み」と称して全員で4月2日と3日、木曜金曜に休みを入れることになりました。なんという僥倖、なんという天佑!これで試験対策が出来る・・・と喜んだのも束の間、木曜の朝から熱を出して寝込んでしまいました。女房は同じ木曜の朝に春休み中の子供を連れて岐阜の実家へ里帰り。私はとりあえず「寝て直す」方針で薬を飲んで布団を被っていたんですが、結局土曜日まで寝込んだままになってしまい、何もすることが出来ませんでした(再び言い訳・笑)。

試験をパスしようかとも思ったんですが、7,500円も払ったのに勿体無い。というわけで病み上がりの体に鞭打ち、この日、こうやって晴海までやってきたのでした。試験会場の様子は流石に撮影していませんが、教室に入った途端に光り輝く物体のオンパレードに圧倒されました。三級の時は「う。オッサン率高し」と思いましたが、二級になるとオッサンを遥かに通り越しています。「う。ジ○イ率高し・・・それにしても見事なハ○頭よ」という状況でした(笑)。

まあ、試験の手応えは推して知るべし、でしたが。合格発表は2週間後、日本無線協会のサイトの他、郵送でも通知が来ます。ちなみに当日の問題は主催団体である日本無線協会の方から既に公表されていて、こちらの方から見ることが出来ます。他の資格の問題も一杯並んでいますが、間違って無線関係の最高峰の資格である「第一級総合無線通信士(一総通)」なんかを開かないように。それと、三級・四級の問題がリストの中にありませんが、これらは回数が多いせいか、オフィシャルには公開されていません。

なお、アマチュア無線の国家試験、資格試験の難易度という視点で客観的に判断すると、一・二級がS、A、B、C、Dの5段階評価で下から2番目のC、『やや易しい』という評価になるようです。三・四級に至ってはランク外で評価対象にもなっていません。一・二級と同程度の試験とされるものを挙げると、こんな感じです。
・第二種電気工事士
・危険物取扱者乙種
・衛生管理者
・FP技能士2級
・調理師
・色彩検定2級3級
などなど。もちろん、他にもいっぱいあります。最後の色彩検定は民間検定ですが、私は以前、諸般の事情で3級をとったことがあります。アパレル系のお姉さん方が多い試験ですので、会場は200人くらい入る教室に男性は私の他には一人だけ、あとは全員20代~30代の綺麗なお姉さんという、夢のような試験会場でした(笑)。ただ、コロンをつけている方が殆どですので、むせそうになるくらいの強烈な香りには閉口しましたが。「光の国」第二級アマチュア無線技士とは対極にある試験ですね(笑)。

さて。それでは本日の本題、先月28日土曜日の山行の話です。

この2~3月は、忙しくならなければ中央線沿線、山梨県上野原市から大月市にかけての標高1,000m前後の山々を巡ってみる予定でした。所謂「秀麗富嶽十二景」などの山々ですね。しかし、実際には1月12日に権現山から扇山(秀麗富嶽十二景No.6)にかけて歩いたのみで、その後はまったく歩くことが出来ませんでした。というわけで、これまで歩けなかった分を取り戻すべく、秀麗富嶽十二景No.8「岩殿山」と秀麗富嶽十二景No.7「百蔵山」を一気に攻略しに出掛けてみました。

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地元駅を朝4時半過ぎの始発電車に乗り、御茶ノ水で中央線各駅停車高尾行きに乗り換え。さらに八王子で中央本線の各駅停車松本行きに乗り換えて、7時19分、大月駅に到着です。ちなみに大月駅、生まれて初めて乗り降りです。というか、上野原より西の駅は鳥沢しか乗り降りしたことがありませんでした。

大月市ではこの日から岩殿山のさくら祭りが始まっていました。身支度を整え、7時30分ちょうどに出発です。本日はまず最初に岩殿山の並びにある岩峰「稚子落し」に向かい、そこから岩殿山を目指します。本日のコースとタイムの詳細情報はヤマレコのほうへ登録してあります。そちらもあわせてご覧ください。

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徒骨亭主人

Author:徒骨亭主人
「むだぼねていしゅじん」です。「とこつ」ではありません。
主な関心事は電子工作、鉄道模型、空モノラジコン。その他、オーディオ、銀塩カメラ、クラシック音楽、映画などなど・・・何のことはない。どれも皆、昔ながらのオヤジ趣味ですな。最近は13年11月から始めた山歩きに熱中しております。
女房に頭の上がらない、小学生の息子を持つ父親です。

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