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奥多摩湖南岸、決して登らない山歩き。

こんばんは。

関東地方は先週末土曜日は雨。翌日日曜日は曇りのち晴れの予報でしたが、私は流石に連日の仕事&長距離通勤の疲れが溜まっていて、ちょっと山歩きをする元気がありません。土曜日は出勤、日曜日はおとなしく自宅にいることにしました。

ただ、ちょうど運転免許証の更新時期にかかっていて、既に案内の葉書も来ています。今後、仕事のほうが忙しくなって休みが全くなくなる可能性もゼロではありませんので、行けるうちに行っとこう・・・と手続きを済ませて来ました。でも、当たり前の話ですが日曜って無茶苦茶混むんですよね。千葉県警のホームページで運転免許センターの手続きの時間を調べると、朝8時30分から始まっているようです。これまでの経験から駐車場が無茶苦茶混み合うことも分かっていたので、朝一番、7時過ぎには自宅を出ることにしました。なんか、山へ行くのとあまり変わりませんね。ちなみに千葉県警のホームページでは「千葉県警察官になるなっしー」とふなっしーが呼びかけています。そういえば、警察官採用試験のポスター、ふなっしーがやっていたんだっけ。以前、ニュースで見たのを思い出しました。

しかし。結局日曜の朝、目が覚めたのが7時半過ぎ。やっぱり疲れが溜まっていますね。8時過ぎに遅まきながら出かけました。

千葉県の運転免許センターは総武線沿線の千葉市内と常磐線沿線の流山市内の2箇所にあります。もちろん私が向かうのは千葉市内のほうですが、場所は幕張メッセのすぐ近く。総武線の幕張本郷駅から京葉線の海浜幕張駅・幕張メッセ方面に向かうバスが免許センターのすぐ前を通っていますので、公共交通機関で向かっても全然問題のない場所なんですが・・・なぜか皆、車で来るんですよね。私も当然車で向かいます。バスを使っても、以前の記事で紹介した連節バスが休日の昼でも6分間隔で走っていたりするんですが。

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8時40分頃、現地に着くと予想したとおり駐車場はほぼ満杯。あぶれた車が右往左往しています。運よく空いたスペースを見つけて駐車することができたので、一安心。でも、センターの中に入ると既に長蛇の列ができています。すぐに行列に並んで申請書を受け取り、記入して再び視力検査の列へ。

なんだかんだで一通り終わって講習会場に入ったのが10時過ぎ、講習が始まったのが10時20分。優良講習なので30分で終了なんですが、講習が始まるまで20分も待たされています。以前はもっといい加減で、繰り返しビデオを流しているだけの会場に順次入って、ビデオが終わると講習終了、運がいいと5分位で終わる・・・だったんですが、最近はきっちりやっているようです。

ちなみに私、この25年以上無事故無違反。後ろにパトカーが付いて来ていたり、ネズミ捕りをやっていると殺気ですぐ気がつくという特技があるので、違反はしません。え、そういう問題じゃない?(笑)。



さて。前置きが長くなりましたが、本日のお題は2週間以上前、10月4日のお話。最近、山行記事を書くのが大幅に遅れて2週間以上あとになっています。

この日は、久しぶりに我が家のチビ(小学校5年生)を連れて出かけてみました。ちなみに女房はお仕事なので、私とチビだけです。行き先は前回同様、奥多摩方面。

実は今回の計画、最初に行こうとしたのはシルバーウィーク中の9月23日でした。ただ、休みが2日しか取れなかった今回のシルバーウィーク、流石に疲れていて身動きがとれず、あえなく延期。続いて9月27日、日曜日に行こうとしたのですが、当日の朝4時前に起床すると、無情にも雨が降っています。これで再び延期、10月4日に三度目の正直で出かけて来ました。

今回、事前にヘタレ息子にどういった所へ行きたいか聞いてみると、「登り道は疲れるから、登りのないところがいい」という、なんとも情けない返事。そうか、それじゃ希望通り登りのないところへ連れて行ってやろう、ただしガッツリ歩くけどな、というわけで、奥多摩湖(小河内ダムのダム湖)の南岸にある「奥多摩湖いこいの路」を歩いてみることにしました。まあ、こういうことでもないと歩く機会がなさそうなところですけどね。それと、この直前に以前から割れていた左足の親指の爪の前半分が剥がれてしまい、ちょっとつま先が敏感になっています。私も登り下りのないコースのほうが無難かな、というのはありました。

この奥多摩湖いこいの路、本来はダム湖の管理用通路といことで、小河内ダムの管理事務所が管理しています。ただ、軽装の観光客が入り込んだりすることが多いせいか、「近くでクマが出た」「台風で道が崩れた」というとすぐに通行止めになってしまいます。昨年も秋口から冬季閉鎖される12月まで、ずっと通行止めでした。歩く際には奥多摩ビジターセンターのサイトなどで事前の確認が必要です。最初に行こうとした9月23日の前日の22日夜、奥多摩ビジターセンターの「登山道・道路状況一覧」で現状を確認すると・・・なんと!

奥多摩湖いこいの路は問題ありませんが、そちらへ向かうための麦山の浮橋(ドラム缶橋)が修理のためにこの日から通行止めになっています(ちなみに本日、10月20日現在では復旧)。奥多摩いこいの路を歩くためには奥多摩湖の北岸、バスが通っている国道411号線から南岸に渡らなければなりませんが、それができない状態です。もちろん、もっと上流には普通の橋である深山橋、三頭橋がありますので全く渡る手段がないわけではありませんが、結構遠回りの上に車道歩きになります。ううむ、どうするか。

ここで閃いたのが深山橋よりさらに上流にあるもう一つの浮き橋「留浦(とずら)の浮橋」です。この留浦の浮橋、主要な登山道と繋がっていないため、「山と高原地図・奥多摩」では存在すら無視されています。留浦バス停にはかなりの台数の車を停められる駐車場もあり、基本的に観光客がダム湖の対岸まで行ってまた戻ってくる、観光目的の橋と言う位置づけのようです。ただ、国土地理院の2万5千分の1地図では南岸沿いに管理路と思われる道がついており、山関係のブログを検索してみると上流側へ向かう道は通行止めになっているものの、下流側、深山橋南詰めへ抜ける道は歩けなくはないようです。子供連れですので無理はできません。駄目だったら引き返すと言う前提で、留浦の浮橋から南岸に渡り、小河内ダムまで歩いてみることにしました。

10月4日日曜日、4時半過ぎに自宅を出ようとしていきなり出鼻を挫かれました。久しぶりに履こうとしたら、チビの登山靴が合わなくなってしまっています。まあ、子供の足ですからあっという間にサイズが合わなくなるのは覚悟の上ですが・・・とりあえず、整備された遊歩道歩きが中心なので、スニーカーを履いて出発。なにやら先が思いやられます。

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地元駅で朝5時過ぎの快速電車に乗車。東京駅で特別快速高尾行きに乗り換え、立川、青梅と電車を乗り継いで8時13分、奥多摩駅に到着です。

本日のコースとタイムもヤマレコに登録してあります。こちらも併せてご覧ください。

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鳥屋戸尾根でマイナールートの旅。

こんばんは。

相変わらず忙しい日々が続いていますが、今週からは仕事場が一時的に変わりました。年末までではありますが、ほぼ東京湾の向こう岸まで、毎日通う日々の始まりです。これまでの通勤時間は自宅から職場まで、ドアツードアで1時間弱でしたが、これがほぼ倍になる計算。片道2時間の通勤時間というのは、流石にちょっときついですね。以前も同じような場所で1年ほど仕事をしたことがありますが、基本定時退社の現場だったので、どんなに遅くても(大抵私が寄り道をしていたんですが・笑)9時前には自宅に着いていました。ただ、今回は連日10時過ぎの今の仕事の現場が変わるだけですから、自宅に戻るのはほぼ確実に午前様です。それを週6日・・・うう、考えただけでしんどくなってきた。まあ、休みが取れたら思いっきり山歩きして憂さ晴らしすることにしましょう・・・って体を休める暇がありませんがな(笑)。

さて、今回のお題です。9月に入って気温が下がり始めて以来、奥多摩歩きが活発化しつつある徒骨亭ですが、今回もやっぱり奥多摩です。

私は以前から奥多摩の主要登山道の「歩き尽くし」を目標にしています。最近では最北部の長沢背稜の西半分と天祖山周辺を除いて、主だったところはほぼ歩いた感がありますが(細かい尾根筋はまだまだ歩いていないところだらけですが)、奥多摩駅に近いエリアにまだ一つ、積み残しがありました。シルバーウィークの5連休のうち、3日は仕事でつぶれてしまいましたが、たまたま休みが取れた9月20日日曜日、その積み残しのルートである「鳥屋戸尾根」を歩きに行ってきました。

この鳥屋戸尾根、「山と高原地図」の奥多摩版をお持ちの方はご存知だと思いますが、コースタイムの記載のない破線ルートです。また、先日ご紹介した元青梅警察署・山岳救助隊副隊長の金邦夫さんの最初の著書「奥多摩登山考」の冒頭の挿話は、このルートで起きたベテランの方の滑落死亡事故の話で始まっています。道迷いしやすい場所もあるようですし、最悪、荒れていて前進不可能な場合は登山口まで引き返すつもりで出かけて見ました。

歩くにあたって、まず最初に悩んだのがルートの所要時間です。今回、川苔山の登山口である「川乗橋バス停」で下車し、バス停のすこし先にある鳥屋戸尾根の登山口から終点の蕎麦粒山山頂まで歩く予定ですが、このルートは破線のマイナールート(ちなみに『バリエーションルート』と言うと別の意味に取られる可能性があるので私はあまり使わないようにしています)なので「山と高原地図」にも所要時間の記載がありません。ヤマレコその他でこのルートを歩いた方の実所要時間を調べると、3時間ちょっととか、4時間とか、人によって結構差があります。ただ、こんなところに入り込むのは健脚の人ばかりでしょうから、私みたいなメタボ親父だとさらに時間がかかるのは必定。余裕を見て、川乗橋バス停から蕎麦粒山まで5時間、と判断しました。結構な長丁場になる可能性があります。

問題は登山口までの交通手段。いつもの地元駅を始発電車で出かけた場合、奥多摩駅到着は7時38分になります。ただ、川乗橋バス停を通る東日原行きバスは、私が到着する直前の7時27分には出てしまいます。その次のバスは8時35分ですから、川乗橋まで着いて登り始めるのが9時近くになってしまいます。長丁場が予想される山行で、これではあまりに遅すぎます。どうにかし7時27分のバスに乗りたいところですが、これをやるためには手段は一つしかありません。地元駅よりは若干東京寄りの津田沼駅まで低血圧の女房に車で送ってもらって、津田沼始発の電車に乗って奥多摩に向かう「津田沼ドーピング」です。前の日、恐る恐る女房にお伺いを立ててみたら・・・どうにかOKしてくれました。但し、目は笑っていないので、あまりこの切り札を使いすぎると先はないでしょうね。余程の時だけにしておかないと(笑)。

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というわけで、9月20日日曜日、朝4時過ぎの津田沼駅へやって来ました。こんな時間ですが、結構人がいます。それも若い女性ばかり。何かあるんでしょうかね?

今回の山行も、ルート・タイムの詳細をヤマレコに登録してあります。そちらも併せてご覧ください。

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プロフィール

徒骨亭主人

Author:徒骨亭主人
「むだぼねていしゅじん」です。「とこつ」ではありません。
主な関心事は電子工作、鉄道模型、空モノラジコン。その他、オーディオ、銀塩カメラ、クラシック音楽、映画などなど・・・何のことはない。どれも皆、昔ながらのオヤジ趣味ですな。最近は13年11月から始めた山歩きに熱中しております。
女房に頭の上がらない、小学生の息子を持つ父親です。

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