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トレーニング山行、雲取山激闘編。

さらに続けてこんばんは。溜まっている記事のまとめ書き、第3弾です。やっとここまでたどり着きました(笑)。

前回、6月19日の丹沢大倉尾根でのトレーニング山行から2週間後、7月3日。前回の打ち上げ会場で急遽決まった、同じメンバーによる2回目のトレーニング山行の日がやって来ました。今回の目的地は・・・東京都の最西端にして最高峰、日本百名山にも名を連ねる雲取山です。

私は2年前の春に小袖登山口に車を停めて雲取山までピストンしています。現在ではこの場所に駐車しないように奥多摩ビジターセンターなどから正式にアナウンスされているので停めるわけにはいきません。また、そこから程近い丹波山村営駐車場(旧・小袖乗越駐車場)は工事用の資材置き場になっていて駐車台数が制限されているとの情報もあったので、国道411号沿いの留浦駐車場に車を停め、ここから雲取山を目指すことにしました。ここから雲取山までの標高差はおよそ1,450m、吉田ルートから富士山頂までの標高差とほぼ同じです。斜度が違いますから単純に同じとはいえませんが、富士山に登るTOMOさん、chiemiさん、それにポンキチさんにとってはちょうどいいトレーニングになるかと思った次第です。

しかしながら、言いだしっぺの私があのような事態になってしまうとは・・・大いに反省点の残る山行となってしまいました。

7月3日午前1時、自宅を車で出発。TOMOさん、chiemiさん、ポンキチさんはすべて千葉県内にお住まいなので、最短距離で一筆書きを描きながら順次ピックアップしていきます。最後のポンキチさんを拾ってから江戸川を渡り、三郷南ICから外環に乗りました。以後、大泉JCTで関越道に入り、鶴ヶ島JCTでさらに圏央道に入って青梅ICで降ります。千葉県内から青梅市内まで1時間程度。流石に夜中だと早いですね。

青梅市内のコンビニで食料その他を調達し、目的地の留浦駐車場に着いたのは4時40分頃でした。しばらくの間休憩し、朝食を摂ります。

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5時ちょっと前から身支度を開始。ポンキチさんは準備運動に余念がありません。そういや私はろくに準備運動をしたことがないな・・・。

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5時7分、出発です。まずは国道411号を西に向かい、700mほど先の鴨沢登山口を目指します。

今回の山行も、ルート・タイムの詳細をヤマレコに登録してあります。そちらも併せてご覧ください。

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トレーニング山行、大倉尾根攻略編。

続けてこんばんは。溜まっているブログ記事のまとめ書き、第2弾です。

浅草橋の山道具ショップ、Alpine Bellさんの「トレッキングミーティング2016」のメンバーで、この夏富士登山を計画しているchiemiさん・TOMOさんのお二人がトレーニング登山を何回を実施したがっている・・・という話を以前の記事で書きました。その一環として、5月22日にchiemiさんを伴って稲村岩尾根を歩いたりしていたわけですが、このお二人が元々計画していたトレーニング登山は、実は丹沢・大倉尾根のピストンで塔ノ岳を目指す、というものでした。6月19日、このお二人と、同じくトレッキングミーティング2016メンバーのポンキチさんの計4名で、大倉尾根を歩いて来ました。

ところで、夏の丹沢と言うとどうしても意識せざるを得ないのがヤマビルです。「大倉尾根には殆ど出ない」という話は聞いていましたが、全くでないわけでもないようなので、直近の状況をヤマレコなどでリサーチしてみました。その結果、

・大倉尾根の東側の斜面がヒル出現地帯とそうでない地帯の境目。戸川林道まで下りると出る。表尾根は出現地帯内だが、ヤビツ峠から新大日の尾根上はまず出ない。
・大倉尾根は全域に渡ってまず出現せず。ただ、戸川林道から登って来た人がヒルを落として行ったりするので、ベンチの下などには要注意。
・鍋割山方面は、下の西山林道終点付近の川沿いには出る。

などと言うことがわかりました。とりあえず、心配は殆どなさそうですが、備えだけはしておいたほうがよさそうです。というわけで、前日、こういったものを買いこんで来ました。

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一番左はアサヒペンの「パワーテープ」36mm×4m巻きです。使いさしのように見えますが、実はこれが新品の状態。携帯用にこのような小さいサイズのものが売られています。本来は「ダックテープ」という、ダクトの補修などに使うテープなんですが、耐水性があるのでテントの補修など、アウトドア用途で使う方も多いようです。そういう用途向けのロールも用意しているわけですね。ただ、経済性重視なら、普通の大きな巻きのものを買ってきて、自分で小さく巻きなおした方がリーズナブルですが。

その右はご存知「ヒル下がりのジョニー」。ヒル忌避剤です。この手の商品で有名なのは「ヤマビルファイター」ですが、こちらには刺激の強いディートという成分が含まれています。ヒル下がりのジョニーはディートを含まず、皮膚についても比較的安全、ということになっていますが、もちろん直接肌に吹き付けるような使い方はNGです。

お次は無印良品で買ってきた、コスメ用のスプレーボトル。中には飽和状態まで食塩を溶かし込んだ、高濃度の食塩水が入っています。ヒル下がりのジョニーは殺ヒル剤ではないので、実際に取り付いたヒルを落とす、あるいは見つけたヒルを殺すためのものです。ナメクジ同様、塩分には弱いそうです。

で、一番右は同じく無印良品で買ってきたPET製の空ボトルと、手前にはアクアリウム用のピンセット。用途は・・・内緒です。
ただ、前日に準備をしていた私を見た女房が、突然ハッと何かに気が付いたような顔をして
「・・・変なもん持って帰ったら、絶対に玄関から入れないからねっ!!」
と怖い顔でダメを出してきました。おかしいな、何でわかったんだろう(笑)。

というわけで、6月19日日曜日早朝、集合地点の小田急線・渋沢駅に向かいました。

今回のルート・タイムの詳細も、ヤマレコに登録してあります。そちらもあわせてご覧ください。

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夜叉神峠、標高1,770mの豚汁。

こんにちは。

気が付くと、1ヵ月もブログの更新をサボっていて「徒骨亭日記」のトップに広告が表示されるようになっています。このブログを始めて5年近くになりますが、広告を表示させてしまったのは初めてです。この一月、今一つモチベーションが上がらず、更新をサボってきていましたが、流石にこりゃいかん、と急ぎ溜まっている記事を書き進めることにしました。

ブログの更新が滞っているからと言って、山歩きを全くしていないわけではありません。長梅雨と仕事の忙しさもあって頻度は落ちていますが、それなりに山歩きはやっています。ただ、このところグループ登山が多くなってきています。気の合う人たちとのグループ登山は楽しいのですが、下山後「ああ楽しかった!」で終わってしまって、なかなかブログを書くモチベーションが上がりません。単独行だと山行の間、感覚器官を全開にして山の空気や音を感じていますし、下山後も「この感動を誰かに伝えたい!」という欲求が沸々と湧き上がってきて、それがブログを書く原動力になっていたのだと改めて気が付きました。

当ブログからリンクさせていただいている悠さんに、「独りで歩くのは実は贅沢」なのだと言われたことがあります。遭難のリスクもありますし、登山の常識から言うと褒められた行為ではない単独行ですが、反面、山を存分に味わいつくすなら単独行がベストなのも確かです。『半径数キロに人の気配なし』みたいなピークに立って、周囲の深山を見渡すときのあの独特の感覚は、他に代え難いものがあります。

とは言え、ブログを書かずにいるといつまで経っても単独行の記事もアップできませんから、ここはひとつ気合を入れて溜まっている記事を書き上げることにします。なんか、数ヶ月前から同じことを言っているような気もしますが(笑)。

本日のお題は、大分以前のことになってしまいましたが、6月12日日曜日のお話です。この日は浅草橋の山道具ショップ、Alpine Bellさん恒例の「トレッキングミーティング2016」の開催日。ただ、今回は山登りと言うよりは景色のいいところで鍋パーティと言うのが本題のようで、南アルプス・芦安駐車場から夜叉神峠まで登ってそこが終点。豚汁その他を作って、白峰三山を眺めながら皆で乾杯!という趣向だそうです(笑)。

というわけで、いつものように6月12日の早朝、いつものように集合地の吉祥寺までやって来ました。そしていつものように駅北口向かいのサンロード商店街のマックで朝食を摂ります。

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早朝のサンロード商店街。6時過ぎなので、まだ歩いている人もまばらですね。

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サンロード商店街の途中の横断歩道のところで右折すると、ヨドバシカメラの正面に出ます。いつも通りの集合場所。まだ、練木さんしか来ていません。本日は当初人数があまりいなかったので、レンタカーでの移動です。

今回の記事も、ヤマレコにルート・タイムの詳細を掲載してあります。そちらも併せてご覧ください。

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プロフィール

徒骨亭主人

Author:徒骨亭主人
「むだぼねていしゅじん」です。「とこつ」ではありません。
主な関心事は電子工作、鉄道模型、空モノラジコン。その他、オーディオ、銀塩カメラ、クラシック音楽、映画などなど・・・何のことはない。どれも皆、昔ながらのオヤジ趣味ですな。最近は13年11月から始めた山歩きに熱中しております。
女房に頭の上がらない、小学生の息子を持つ父親です。

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