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奥高尾縦走。

こんばんは。

昨日の日曜日ですが、女房子供を連れて奥高尾方面へハイキングに行ってきました。

元々は先週の4日・月曜日に計画していたのですが、この日は生憎の雨模様で、始発電車に乗ろうと午前3時過ぎに起床した時点で既に千葉は土砂降り状態。この日はハイキングは諦め、二度寝した後に女房が招待券を持っていた世田谷・上野毛の五島美術館の企画展「光悦-桃山のクラシック」に行ってきました。流石に子供は面白くもなんともないのでご機嫌ナナメでしたが。

昨日も前日までの天気予報では「低気圧・寒冷前線の通過で全国的に大荒れ」との予報が出ていたのですが・・・先週と同じく午前3時過ぎに起床した時点では、千葉では快晴ではないものの星が見える天候です。東京都西部、八王子付近のスポットの天気予報を確認すると、朝から昼頃までは曇り、午後3時頃は晴れ、夜になってから弱雨との予報が出ています。いざとなったらすぐに下山できる場所ですし、とりあえず現地に向かってみることにしました。

今回の目的地は「奥高尾縦走路」と呼ばれるルートの一部です。縦走と行っても北アルプスや南アルプスのそれとは全く異なる、標高1,000mにも満たない低山の稜線歩きですが、都心からアクセスがよく、縦走路のどこからでもすぐに駅やバス停のある場所に出られるため人気のあるコースです。本来は高尾山から北西方向に臼杵山まで行くのが縦走路のフルコースですが、子供連れで全コース踏破するのは難しいので和田峠以南の陣馬山から高尾山に向かって歩くことにしました。この方向なら徐々に標高が下がるため楽(と言っても稜線ですからアップダウンはありますが)なのと、人口の多い地域に向かって歩いた方が途中で天候が悪化したときに脱出が容易なためです。

始発の総武線快速から東京駅で中央線に乗り換えて高尾駅に着いたのが午前6時50分頃。そのまま北口のバスターミナルから「陣馬高原下」行きの西東京バスに乗り込みます。このバス、紅葉シーズンには臨時便が出るほど超満員になるらしいのですが、この日は天気予報が前述の如くであったのでガラ空きでした。高尾駅から終点の陣馬高原下バス停までは約30分で到着しました。天候は曇り、若干霧が出ています。

Jimba Kaido

こちらがバス停から歩き始めてすぐの場所です。ここは「陣馬街道」という街道で、ご覧のとおり幅は狭いですが車も通れる道です。暫くはこの道を和田峠に向かって進みますが、15分ほど歩くと左にハイキングコースが分岐します。目指す陣馬山山頂まで、ハイキングコースを歩くと1.9km。舗装道路を和田峠まで歩くと2.4km、そこから山頂まではさらに1.5kmくらいあります。女房に「どっちにする?」と聞いたらこちらの目論見どおり「ハイキングコース」と返事が返ってきました。皆さんご想像がつくと思いますが、ハイキングコースは山頂まで急斜面を直登するルートで、標高差300m程の杉の根っこが階段状になったコースを一気に登って行きます。こちらも15年ぶりくらいの山歩きなので結構しんどいのですが、女房と子供はさらに遅くてヒーヒー言いながら登ってくるのを待ちつつ歩きました。

Jimba-san Monument

で、こちらがようやく辿り着いた陣馬山山頂(854m)です。山頂にはこのような馬のモニュメントが建ててあります。

Trail from Jimba-san

こちらはこの後向かう高尾山方面への縦走路です。低山ですので、稜線と言ってもご覧のとおり樹木に覆われています。天候は相変わらず曇りですが、バス停から登り始めた時に残っていた朝霧は完全に晴れていました。

ところで、山頂付近には結構人が集まっていました。何かと思ったら、この日はトレイルランニングの大会「第13回陣馬山トレイルレース」という催しがあったようで、通過ポイントとなっている陣馬山山頂にピンクのウィンドブレーカーを着た運営の方が大勢集まっています。聞くと、今回の大会参加者は総勢で1,300名を越えているようで、しかもこれから我々が向かおうとしている明王峠からこの陣馬山に向かって走ってくるとのことです。もちろん一般ハイカーの通行禁止ということではありませんが、運営の方もかなり気を使っているようでしたので、こちらも協力してランナーの大半が通過するまで待つことにしました。

元々高尾山から陣馬山までのコースは、そのアクセスの良さからトレイルランをやる方も多いのですが、やはり狭い山道を走ってくると言うことで一般ハイカーとの軋轢も少なくないようです。もちろん大半のランナーの方はハイカーに危険がないようにすれ違う時は歩いたりしているようですが、中には横が急斜面の狭い道でハイカーの横を全速力で走りぬける人もいるようで、高尾山ビジターセンターに来る苦情も多いそうです。こちらもラジコンなどをやっていると、一部の不心得者のせいで・・・というのはよくわかります。山頂の富士見茶屋で名物「けんちん汁」を食べたり、レースの様子を見たりしながら1時間ほど待っていました。

Jimba-san Trail Race

この方は5番手くらいの方だと思います。この後数百人が通過していきましたが、中には狐のコスプレで走っている方もいたりして中々面白いレースでした。大半のランナーが通過し終わったところで、こちらも明王峠方面に向かいました。

レースはまだ完全には終わっていませんので、ランナーの方がまだ走ってきています。ただ、最後の方の人たちなので歩いている人も結構見かけます。それよりも、皆さん通過する際に律儀に挨拶していかれるのには参りました。確かにすれ違う際に挨拶をするのは山道の礼儀ですが、パラパラと走ってくる200人以上のランナーとすれ違うたびにこちらも挨拶を返していますから、最後の方は喉が痛くなってきました(笑)。こういう大会の時には会釈だけで済ますとか、何か考えた方がいいかもしれませんね。

さて、比較的平坦な稜線沿いに陣馬山から奈良子峠・明王峠を超え、堂所山山頂は何もなさそうなので巻き道で迂回し、お昼過ぎに景信山山頂(727m)まで辿り着きました。ここでの天候は・・・何と晴れです。先程食べたけんちん汁がボリュームたっぷりだったので、お昼時なのにまだお腹がすきません。お湯を沸かして珈琲をいれ、それを飲みながら一休みしました。

View from Kagenobu-yama 01

こちらは景信山山頂から昭島市、立川市、埼玉県南部方面を見たところです。

View from Kagenobu-san 02

こちらは同じく山頂から北の方角の眺め。青空が綺麗ですね。「全国的に大荒れ」の天気はどこへ行ったのでしょう。

この景信山では、来る時にバスの中で見かけた山ガールのお姉さんを見かけました。凄い美人・・・というわけではありませんが、結構感じのいい人です。向こうもこちらに気がついたようで、声をかけようか一瞬迷いましたが、結局やめました。もちろん、女房が一緒じゃなければ絶対に声をかけています(笑)。

Kobotoke-toge

景信山から下ってきたところに位置する小仏峠です。何故かタヌキの焼き物が何体も置いてあります。この峠はその名の通り、中央自動車道の小仏トンネルの真上に位置する峠で、甲州街道の旧道が通っており、江戸時代には小仏関が置かれていました。この小仏峠付近は完全な山道で車道化が困難ということで、明治以降に作られた現在の甲州街道(国道20号)は高尾山の南の大垂水峠を通っています。

Shiro-yama Chaya

小仏峠から再び山道を登り、城山山頂(670m)に到着しました。此処には城山茶屋と言う茶屋があり、なめこ汁が名物です。流石に小腹もすいてきたので、なめこ汁を食べてみました。なめこ汁といっても味噌仕立てではなく、醤油仕立てでちょっと変わった味付けですが、結構美味です。おにぎり、それも梅干などのプレーンなものを持ってくると抜群の相性だと思います。今度来る時は是非おにぎりを持参することにしましょう。

A Cat of Shiro-yama

こちらには茶屋名物の猫が3匹います。いちばん人馴れをしているのがこの猫ですが、写真を撮られるのはあまり好きではないようで、かなり迷惑そうな顔をしています。この後、テーブルから降りてどこかに行ってしまいました。

View from Shiro-yama

城山山頂から都心方面を見たところ。日が大分傾いてきたので私の影が下に写っています。

この城山ですが、高尾山からでも1時間ほどで来られるところなので、ハイカーではなく普通の観光客風の方も結構見かけます。ただ、整備されていると言っても舗装された道ではないので、スカートにハイヒールではちょっと無理ですが。

View from Takao-san

さて、城山から1時間ほど歩いていよいよ高尾山山頂(599m)です。まずは山頂の展望台から南西の道志方面を見たところ。午後4時過ぎですがもう日暮れです。随分日が短くなりましたね。この展望台は富士山のビューポイントとして有名ですが、流石にこの日は雲に隠れて見えません。

Maple Woods of Takao-san

こちらは高尾山名物のモミジです。すでに真っ赤になっています。本来でしたらこの時間帯でも紅葉見物の観光客が一杯いるはずなんですが、やはり天気予報が「全国的に大荒れ」だったためか今の季節の高尾山山頂としては珍しく人影も疎らです。こんな風に人が全くいないタイミングで撮影するのは難しいはずなんですが。

この後、急速に暗くなってきたので、高尾山からの下りは途中の駅からケーブルカーに乗車して山麓の京王線・高尾山口駅まで降りました。陣馬高原下バス停から陣馬山・明王峠・景信山・小仏峠・城山・高尾山・高尾山口の全行程は約18kmですが、ケーブルカーでチョンボをしたので15kmちょっとになってしまいました。

実はこの高尾山からの下り道、学生時代に悪用したことがあります。クラスメイトの女の子を高尾山への初詣に誘い、東京の夜景が見える時間まで粘ってからケーブルカー駅まで来ると・・・最終が既に出た後です。実は最終の時間は知っていたんですけどね(笑)。で、徒歩で下りたんですが、所々に街灯はあるもののかなり暗い夜道です。もちろん、いきなり襲ったりはしません(笑)。段差があったりするので「危ないよ~つかまって~」とか何とか言いながら腕にしがみつかせて・・・結局、数週間後には深い仲になっていました(爆)。
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テーマ : アウトドア
ジャンル : 趣味・実用

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No title

徒骨亭さん こんばんはe-343

お久しぶりです。
高尾山の紅葉もかなり進んでいますね。私も行きたくなりました。
高尾山は私が小学生の時に遠足に行った記憶が有ります。
もう50年以上も前です・・・(^^;

>「危ないよ~つかまって~」とか何とか言いながら腕にしがみつかせて・・・結局、数週間後には深い仲になっていました(爆)。

徒骨亭さんも、なかなかやりますね~~e-451
記事を拝見していてかなりの生真面目な印象が有りましたので・・・
こんなエピソードを拝見して何故かホットしてニヤニヤしています。

ところで鉄道模型も、ご趣味のようですが私の通勤途中の藤沢市に
こんなところが有りますhttp://ameblo.jp/diorabar/

では又・・・・ヘリの動画も、よろしくお願いいたしますm(_ _)m


Re: No title

61jiijispさん、こんばんは。
こちらこそ、ちょっとご無沙汰しておりました。

私は高尾山へは子供の頃に四国から引っ越してきて以来、数え切れないほど行っています。千葉のほか、世田谷や町田で暮らしていたこともあるのですが、高尾山は交通のアクセスが良いので、記事中の女の子以外でもデートコースで利用しまくりでした。ディズニーランドなどは開園から10年くらいの間しか行っていませんので、それよりも確実に利用頻度が高いと思います。

ところで、そんなに私って生真面目な印象なんですか?以前も他の方のブログへのコメントでちょっと女の子ネタの話を書いたら、「そういう話が出てくる人とは思わなかったので意外」という返事が返ってきました。普段ブログで砕けた話題がないのは、万が一ブログが女房に見つかったらヤバイのと、昔の彼女にでも見られたらこれもヤバイのであまり書かないようにしているだけなんですが(笑)。

藤沢のお店は銀座8丁目の老舗「バー銀座パノラマ」と同じようなお店のようですね。私はまだパノラマへも一度も行ったことはありませんが。ヘリ関係は最近家族サービスが増えて停滞状態ですが、そのうちまたアクティビティを上げるつもりでいます。

世の中いろいろ

こんにちは。

私はリタイア後、OB会で山歩きをするようになりましたが
徒骨亭さんがこの趣味(実益も兼ねた)有るとは意外でした(^^

山歩きは、会社勤めの40代の時に「六甲縦走」に参加して懲りました。
確か全行程は55Kmくらい、須魔の辺りから宝塚までだったような‥‥
私は25Km付近でリタイアしました。そのまま有馬鉄道とJRで梅田の会社まで戻りましたが、地下鉄の階段を上がるのも一苦労でした。
下りるのはその倍以上 (^^;

一件旧悪を吐露すると見えないところに十件以上は‥‥ですネ!

Re: 世の中いろいろ

ブラウンさん、こんばんは。

趣味と言ってそう本格的なものではありません。登山というよりもハイキング、トレッキングの類ですね。電車で行く範囲だと高尾山・奥多摩や丹沢山地、車でちょっと足を延ばせば富士山麓と場所はそこそこあります。今の女房もそうですが、昔付き合っていた子たちもこういうちょっとした山歩きは嫌がらない子が殆んどでした。

六甲縦走というのはかなりきつそうです。今、神戸市のサイトを見てみたんですが、「KOBE六甲全山縦走大会」って言うんですね。今年も今月10日と23日の開催のようです。早朝から夜までぶっ通しですが、岩場みたいな険しい道もあるところでこの行程を1日で踏破するのはかなり難しいんじゃないかと思います。

旧悪はさながらゴキブリの如し・・・一件目にすれば百件あると思え、でしょうか(笑)。

No title

徒骨亭さん、こんにちわー♪

「奥高尾縦走路」・・・こちらもつい先日、「六甲全山縦走大会2013」とい
うものが開催されていたことをニュースで知りました。

各日2,000名で11/23日まで毎日開催されているようです。ちなみに参加は抽
選で、朝5:00出発で夜10:40分終了という過酷さ(笑)です。

狐のコスプレとかで思い出したのですが、私も走った、明石海峡大橋記念マ
ラソンで、橋の橋脚を模したか被り物をしたランナーや、様々な全身コスプ
レのランナーが居ました。

走るだけでも大変なのに、よくあんな楽しそうなことをするな!!
実は・・羨ましいと思っていました(^-^;)ゞ 私が出場したマラソンは、
ハーフでしたが、人様に云えない様なタイムでしたので、それ以来、私にマ
ラソンは向かないということで遠ざかっていますww

茶屋名物のにゃんこ、触りた~い(笑)最近、生きた猫自体を触っていませ
んので、そろそろ禁断症状が出そうかも!?(どんなん?)

読み応えのある記事でした。

エンディングにある"行動"は、徒骨亭さんも策士だなぁ~と思わせるエピ
ソードですね。

今だったら出来るのになぁ~と思えることが、昔は出来なかったww
・・・これも年齢を重ねた為でしょうね(爆)

Re: No title

nekotakunさん、こんばんは。
返事が遅くなってすみません。昨夜のうちにコメントを頂いていることは確認していたのですが、ちょっと風邪気味だったのでそのまま寝込んでしまいました。

六甲全山縦走大会、以前ブラウンさんが参加されているみたいですね。神戸はすぐ裏がハイキングに絶好の環境で羨ましいです。千葉には山らしい山がないので、今回のようにハイキングをする時も4時台の始発で東京を横断して現地に向かわなければいけません。もっとも、神戸ではイノシシが街中まで入ってきたりする話をよく聞きますから、山がすぐ近くというのも一長一短があるのかもしれませんが。

頂上の猫ですが、城山だけでなく高尾山にも何匹かいました。もっとも、こちらの方は完全な野良で写真すら撮れませんでしたが。高尾山もミシュランガイドに掲載されてから国内外の観光客がやたらと増えており、生ゴミなどを狙って野良猫が住み着いているようです。都市部に接しているにもかかわらず野生のムササビが生息することで有名な高尾山ですが、そのうちこういう環境も崩れてしまうかもしれません。

策士・・・といってもいきなりこういう手に出たわけじゃなく、それまで何となくモーションをかけていて脈があるのがわかっていたからできたんですけどね~。やはり何事も下拵えが大切です(笑)。
プロフィール

徒骨亭主人

Author:徒骨亭主人
「むだぼねていしゅじん」です。「とこつ」ではありません。
主な関心事は電子工作、鉄道模型、空モノラジコン。その他、オーディオ、銀塩カメラ、クラシック音楽、映画などなど・・・何のことはない。どれも皆、昔ながらのオヤジ趣味ですな。最近は13年11月から始めた山歩きに熱中しております。
女房に頭の上がらない、小学生の息子を持つ父親です。

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