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大岳山へ単独行。

こんばんは。

最近やたらと登山づいている徒骨亭です。去年も今頃はメダカ養殖で盛り上がっていましたが、どうも鉄道模型やラジコンヘリ以外に定期的に浮気をする習性があるようですね。ま、登山熱が落ち着いた頃にはT-REX 150 DFCも市場に出回って一段落しているでしょうから、ちょうといいのかもしれません。

さて、昨日土曜日ですが、再び奥多摩でトレッキングをしてきました。今回のターゲットは奥多摩駅南方に聳える大岳山(1,266m)です。先々週攻略した川苔山は奥多摩駅の北にありますから、駅を挟んで反対側になります。この大岳山、登山ルートは何種類かありますが、一番簡単なのは奥多摩駅の5駅手前の御嶽駅からバスとケーブルカーを利用して御岳山の山頂まで行き、ここから大岳山を目指すルートでしょうか。御岳山から2時間程度で行くことができますから、小学生の遠足などにもよく使われるようです。

しかし、こちらはメタボ解消という目的もありますから、もうちょっとハードなコースを選びたいところ。そうなると候補に挙がるのが奥多摩駅のすぐ南の尾根筋に取り付き、途中の鋸山を経由して尾根伝いに大岳山を目指すルートです。特に鋸山までの尾根は通称「鋸尾根」と呼ばれていて岩だらけの健脚向けコースのようです。無謀にも家族揃ってこのコースに挑もうとしていたのですが、チビが木曜から熱を出してしまい、結局当日は私一人で行くことになりました。先々週と同じく始発の総武線快速で出発、乗った電車はすべて同じですが、立川からの奥多摩行きは途中の切り離し後も余裕で空席がある状態。流石に12月ともなるとハイキング客は少数になるようです。

今回の山行ですが、前回は文章だらけになってしまった反省からできるだけ画像で紹介できるようにしてみました。以下、初冬の奥多摩風景をお楽しみください。

Okutama Station

午前8時ごろの奥多摩駅です。先々週より人は少なくなりましたが、50リットルくらいある大型のザックを背負った人が増えました。冬山の泊まりだと思いますが、さすがに重装備ですね。

Tamagawa

奥多摩駅前から国道411号線を超えるとすぐに多摩川にかかかる橋があります。川面を見ると結構寒そうです。橋の上も凍結していました。

Entrance of Trekking Route

こちらが登山道の入り口。最初に愛宕山と言う尾根の一番端っこの山に登ります。この山頂には愛宕神社があって、登山道はまずはその参道を進みます。

Steps to Atago-yama

参道なのでこのような階段もあります。しかし、かなりの急階段です。全部で187段くらいあるそうですが。

Steps to Atago-yama 2

こちらが階段の途中の様子。段の幅は20cmくらいしかありません。靴が全部乗りません。

Nokogiri-One 01

愛宕神社を過ぎてしばらくの間は杉林の中の上り道が続きますが、やがて道が険しくなってきます。

Nokogiri-One 02

大きな岩を迂回する鉄の階段などが出てきました。この後、こんなのは序の口であることがわかります。

Nokogiri-One 03

ちょっと開けたところからの展望。左手の山は三ノ木戸山(さぬきどやま)から六ツ石山ではないかと思われます。

Nokogiri-One 04

ちょっとした岩山の上にこのようなものがありました。天狗様ですね。高尾山や御岳山もそうですが、修験道などの盛んな土地であったようです。今歩いている道も嘗ては修験者の修行のための道だったのかもしれません。この後、ここに似た岩山をいくつも越えることになります。

Nokogiri-One 05

道はどんどん険しくなってきます。

Nokogiri-One 06

画像だけ見ると単体では大したことないように思えますが、すでに2時間近くこんなところを登ったり下りたりの繰り返しです。メタボな体にはこたえます。

Nokogiri-One 07

途中、ちょっと視界が開けたところから見えた風景です。こちらは奥多摩駅の北側にあたります。見えているのは本仁田山(ほにたやま)、先々週行った川苔山の手前にある山です。川苔山は本仁田山に隠れていて見えません。

Nokogiri-One 08

あまり傾斜がないように見えますが、実際はうんざりするような急傾斜です。息を切らせながらよじ登っていきます。

Top of Nokogiri-yama

ようやく鋸山(1,109m)山頂です。奥多摩駅からここまで2時間50分かかりました。昭文社の「山と高原地図・奥多摩」記載の標準コースタイムだと2時間20分となっていますから、30分の超過です。ここまでの間に6人くらいの方に追い抜かれています。若い体育会系のお兄ちゃんが4人、30年くらい山登りをやっていそうなおばさんが1人、私と同年輩と思われる、数年のキャリアがありそうなおっちゃんが1人です。キャピキャピの山ガールなんか1人もいませんねぇ。女房も子供もいなくて山ガールとお近づきになれる折角のチャンスなのに(笑)。10分ほど休憩して、11時ちょうどに再出発です。

Cloudy Weather

朝は快晴でしたが、ちょっと曇ってきました。雨の心配はないと思いますが、よく考えてみればうちの女房は天下無敵の晴女でした。女房がいないと雲が増えるみたいですね。

Scratched by Bear ?

鋸尾根とはうって変わって雑木林の中のなだらかな尾根道が続きますが、突如道端にこのような木が。このあたり、どんぐりが沢山落ちていますが、トトロの仕業・・・の筈ないですよね。まさか単独行になるとは思っていませんでしたから、熊鈴なんか用意していません。このあたりの小学生は通学時は必ず熊鈴を携帯しているらしいです。仕方がないから歌でも歌おうかと思ったんですが、こういう時って咄嗟に思いつく歌が
ある日♪森の中♪熊さんに♪出会った♪
などという縁起でもない歌だったりするのは何故なんでしょ?

※追記:調べてみると、ツキノワグマの樹皮剥ぎの習性は杉やヒノキなどの針葉樹に限られるそうです。また、剥いだ跡もバナナの皮のように根元の部分が繋がった状態になっているそうです。なぜそんなことをするのか詳しいことは分っていないらしいのですが、少なくともクヌギなどの雑木の場合はクマの仕業ではないようですね。ニホンザルあたりかな?

Odake-san 01

大岳山の山頂が近付いてきました。大岳山も山頂部分はもっこりとした特徴的な岩山になっていますので、この上りをクリアしないと山頂には到着できません。ここも画像で見るより実際は急坂です。手も使わないと登れません。

Odake-san 02

ええい、こんな梯子も鎖もない岩どうやって登れっちゅうんじゃい、と一瞬思いましたが、登山道は右手の方へ続いて岩を迂回していました。

Odake-san 03

ついに大岳山(1,266m)山頂に到着。鋸山から1時間30分、12時半の到着でした。ここは富士山の絶景ポイントなんですが・・・見えん。

Mt. Fuji ?

しかしよ~く目を凝らすと・・・見えました。画面の中央、かすかに富士が見えています。肉眼だともうちょっと分り易いのですが。

Odake-san 04

山頂の標識です。山頂は人で一杯。ちょうどお昼時なので皆さんそこいら中で食事をしています。

Odake-san 05

こちらも早速食事の用意。食べる前に撮影するのを忘れてしまい、食べかけの汚い写真でスミマセン。女房が作ってくれたおにぎりと、奥多摩駅前のよろず屋さんで買ったカップヌードルです。先日の川苔山攻略直後に購入したジェットボイルを早速活用しました。うたい文句どおり、2分半でお湯が沸きます。しかし、山頂で食べるカップヌードルは格別ですね。皆さん病み付きになるのがわかります。

Odake-san 06

食事後、山頂の風景です。もう1時近くなので大分人が減りました。

Odake-san 07

さて、ここから先ですが、このまま尾根を縦走して馬頭刈山(まずかりやま)経由で五日市方面に向かうのがもっともハードなコース。ただ、ここに警告札(右の黄色い方)がでていますが、このルートでの終点までの所要時間が4時間となっています。私の足ではもっとかかるかもしれません。とりあえず4時間としても午後5時過ぎ・・・日没後になってしまいますね。ヘッドライトは非常用に持っていますが、途中で日が暮れるのが分っているルートを進むわけにはいきません。そうなると答は一つ、こちらからだと最短で1時間半ほどの御岳山に抜けるしかありません。というわけで御岳山までのんびり進むことにしました。

Odake-san 09

大岳山からの御岳山方面への下りもやっぱり険しい道です。遠足の小学生だと、ここが一番の難所ですね。

Mitake-san 01

御岳山への道は、さすがに高尾山並みに整備されています。ちょっと危なそうなところには懇切丁寧な注意喚起の立て札が立っています。鋸尾根ではもっと危なそうなところでもこのようなものは一切ありませんでしたが。

Mitake-san 02

御岳山の近くまで来ると、修行に使われたと思われる滝(綾広の滝)があります。真っ直ぐ御岳山に向かうのではなく、この滝から下る沢沿いの遊歩道を散策してみることにしました。ロックガーデンという名前がついています。

Mitake-san 03

こちらはロックガーデン途中の風景。岩をうまく使い、沢を何度も飛び石で渡りながら遊歩道が続いています。革靴でも歩けるくらい整備された遊歩道で、女の子をデートで連れてくるには良さそうな場所です。実際、どう見ても山歩きの格好ではないカップルなんかも歩いていました。

Mitake-san 04

ロックガーデンを7~800m下った後、再び御岳山山頂までの上り道になります。その途中にあるのがこの岩。天狗岩と言う名前がついています。なるほど、天狗の鼻のようですね。

Mitake-san 05

御岳山の山頂につく手前に500m程の横道があり、その突き当りが展望台になっていました。関東平野が一望できる・・・らしいのですが、ちょっと霞んでしまっています。山裾に広がっているのは青梅市街だと思います。

Mitake-san 06

こちらは展望台の手前にあったヘリポート。山火事などの災害に備えたものだそうです。「H」マークがありませんが、着陸出来るのでしょうか?

Mitake-san 07

御岳山(929m)山頂に到着。山頂は武蔵御嶽神社の境内で、大口真神社(おおくちまがみしゃ)という社が置かれています。
『日本武尊が東征の際、この御岳山から西北に進もうとされたとき、深山の邪神が大きな白鹿と化して道を塞いだ。尊は山蒜(やまびる=野蒜)で大鹿を退治したが、そのとき山谷鳴動して雲霧が発生し、道に迷われてしまう。そこへ、忽然と白狼が現れ、西北へ尊の軍を導いた。尊は白狼に、大口真神としてこの御岳山に留まり、すべての魔物を退治せよと仰せられた。(武蔵御嶽神社のWebサイトより引用)』
もののけ姫みたいな話ですが、「おいぬさま」としてニホンオオカミが神様として祀られているようです。登山の守り神でもあるということで、家族の無事を祈願しておきました。

Mitake-san 08

こちらは武蔵御嶽神社の本殿です。ここも高尾山と同じく修験道の聖地ですが、明治初年の神仏分離令・修験道禁止令の際に高尾山は真言宗の寺院(薬王院)に、こちらの御岳山は神社になったようです。

Mitake-san 09

武蔵御嶽神社の門前町。土産物屋や食事処、宿坊(旅館)が立ち並んでいます。

Miatke-san 10

門前町を抜けてケーブルカーの駅に向かいますが、駅はちょっと離れたところの山の中です。途中の道から門前町を見たところ。1,000m近い、何もない山の山頂付近にぽつんと門前町と神社が置かれているのがよく分ります。マチュ・ピチュみたいですね。

Mitake-san 11

ケーブルカー駅に着くと発車直前でした。Suicaが使えたので改札口でタッチして車両に駆け込みます。片道570円でした。

Mitake-san 12

上りのケーブルカーとのすれ違い。

Mitake Station

ケーブルカーの山麓駅から10分ちょっとバスに乗り、JR青梅線の御嶽駅に到着。運賃は270円でした。もう日没です。

東京駅までのホリデー快速がちょうどやってきたので乗り込み、運良く座れたので(立っている人がちらほら位の込み具合)終点の東京駅まで爆睡していました。東京駅で総武線快速に乗り換え、無事帰宅。1回の乗換えで帰宅できたのはラッキーでした。本日の歩行距離は約11km・・・だと思います。

最後に、今回の山行での減量効果は・・・2.8kgでした。前回の川苔山では3.2kgでしたから、大体同じような効果が得られたようです。この調子でメタボ脱却を目指して頑張るぞッ・・・っていつまで続きますことやら(笑)。

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No title

こんにちわ。

単独でも行くとなると、いよいよ本気ですねーーwwwww

画像もボリュームあって、自分も行った気になって楽しかったですw
残念ながら僕の体重までは減りませんが・・・・w。


山頂のカップラーメン!!!!
わかりますーーーー。最高ですよね、そういうの。
僕はATVで山登りですが、小寒い時期にはカップラーメン、夏はジンギスカンです。
なんとも言えない美味さがありますねーー。


これからは登山はキツイ時期なんでしょうか?
体に気をつけて楽しんでくださいね!
次回はクワッド持ち込んでの空撮も期待してますw

Re: No title

テツテツさん、おはようございます。

そうです、ダイエット効果が半端ないのでこれは気合入れてやってみるしかないかと。登山用品店を覗いてみると、男女とも太った人があまりいません。これはメタボは最初から山に登らないのか、それとも山に登った結果メタボが解消されたのか、どちらかはわかりませんが(笑)。

テツテツさんも夏場はATVで山道を走り回っていますものね。東京近辺の登山道でも、ちょっと幅のある(1.5mくらい)道だとATVと思われるタイヤ痕が残っていることがあります。ただ、一般のATV(あるいはそれに類する乗り物)の乗り入れは厳しく規制されてる筈ですので、山小屋や茶屋への物資輸送に使われているのだと思われますが。

奥多摩の山々は通年で登山が可能です。冬の方が人も少なく、天候も安定していることが多いので登りやすいかも知れません。ただ、1,000mを超える地帯だと早朝の気温はマイナス5度を下回りますから、万が一動けなくなってビバークしても凍死しない程度の衣類を携行する必要があります。また、雪が凍ってアイスバーンになっていることが多いので軽アイゼンは必携ですね。

クワッド持込は画策していますが、現在のところは持っていけたとしても堂友社Spider+キーレスカメラくらいになるとおもいます。ただ、こいつだと海抜0m付近でもペイロードギリギリで2分くらいしか浮上できませんから、海抜1,000m以上で浮上できるかどうか甚だ疑問ですが。とりあえずはロケハンも兼ねてしばらく歩き回ってみようかと思います。

山ラーメン

徒骨亭さん

はじめまして。
山道具ブログの『目目連』と申します。
山ラーメン、最高に美味いっす。
冬場はシェルター内でぬくぬくと味わっています。
暖かい時期も美味いのですが、冬場の凍てつく中の『シェルター内ラーメン』は格別ですね。

JETBOILですかー。
かっこいいですね。

Re: 山ラーメン

目目連さん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

JETBOIL、確かに便利です。カップヌードルみたいにとにかくお湯だけ欲しい時には、ザックから取り出して数分でお湯を作れます。反面、一度に500ccくらいしか沸かせませんので、単独行はともかく人数が多い時にはちょっと困りますね。

目目連さんのブログ、実は昨夜も拝見させて頂いてました。まだツエルト類は持っていないのですが、Em-Shelerなどのシェルター類の紹介記事は大変参考にさせて頂きました。今後ともよろしくお願いいたします。
プロフィール

徒骨亭主人

Author:徒骨亭主人
「むだぼねていしゅじん」です。「とこつ」ではありません。
主な関心事は電子工作、鉄道模型、空モノラジコン。その他、オーディオ、銀塩カメラ、クラシック音楽、映画などなど・・・何のことはない。どれも皆、昔ながらのオヤジ趣味ですな。最近は13年11月から始めた山歩きに熱中しております。
女房に頭の上がらない、小学生の息子を持つ父親です。

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