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高水三山から、奥多摩を偵察。

こんばんは。

世の中には「○○三山」と呼ばれる山々の一群があります。例えば、「奥多摩三山」と言えば大岳山、御前山、三頭山の、奥多摩・多摩川以南地域を代表する三座のことですね。私の場合、この「○○三山」は悉く一座だけ未踏という状態になっています。

今挙げた、奥多摩三山。御前山だけ未踏です。この冬の大雪がなければ恐らく2月中に行っていたと思うんですが、現在のところ恐らくまだ1m近い積雪量と思われアプローチ不可能。4月のカタクリの季節の訪問を検討しています。この山の南麓はツキノワグマの目撃情報も多いようですので、クマとの遭遇も楽しみです(笑)。

あるいは、戸倉三山。先日醍醐丸から北上して市道山、臼杵山と踏破したものの、残る刈寄山だけ未踏です。五日市市街~刈寄山~市道山分岐~醍醐丸はハセツネ・カップのルートでもありますので、五日市からこのコースを進み、醍醐丸から笹尾根を適当なところまで歩いて藤野方面へ抜けるルートで一度歩いてみようかと思っています。

さらには、富山三山(南房総市)。あまり知られていませんが、実はこんなものもあるんですね。1月に登った南房総市の富山、伊予ヶ岳に、さらにその東方にある御殿山を加えて「富山三山」と呼ぶようです。この御殿山、名前の由来は日本武尊の東征の折、陣を敷いた山ということでこの名がついたということで、それなりに由緒正しい山のようです。ただ、あえてこの山を登るためだけに出かけると言うのも何だか億劫です。おそらく、永遠に未踏になるような気がします(笑)。

さて、そんな「三山のうち一座だけ未踏」状態になっていたものの一つが高水三山です。奥多摩登山の入門編としてポピュラーなコースですが、1月に女房子供を連れて三山のうちの惣岳山、岩茸石山経由で棒ノ折山まで縦走するコースを取ったため、高水山だけが未踏で残った状態になっていました。今回、この「一座だけ未踏」状態を解消すべく、また奥多摩の状況の偵察も兼ねて回ってみました。まあ、先週までちょっとハード目の山行だったので、楽なところをのんびり・・・というのもあったのですが。

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3月15日土曜日、朝7時半過ぎの青梅線・軍畑駅です。今日はここから高水山・岩茸石山・惣岳山の順に回ります。

ところで、大変なことが判明しました。本日より実施されたJR東日本のダイヤ改正で、立川駅6時39分発の奥多摩行きが御嶽止まりとなってしまいました。従来は7時46分頃奥多摩に到着する電車で、使い勝手が良かったのですが・・・今後は奥多摩まで行く時は千葉を4時半の各駅停車の始発で出て、立川6時21分発の奥多摩行き(奥多摩到着7時37分)に乗らなければならなくなりました。これを逃すと青梅始発7時44分(奥多摩到着8時21分)の電車までありません。多摩地域在住の方はもっと早い電車に乗れるのであまり問題ないのでしょうが、千葉県民にとっては大問題です。いっそのこと、前の晩からナイトハイクで登ってご来光を見て、午前中に下山して空いているもえぎの湯で一風呂浴びて帰る、というのもいいかもしれません。

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軍畑駅からしばらくの間は一般道を進みます。

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指導標に従って進み、到着したのが高源寺。この寺の左の道を進みます。道沿いには蝋梅の並木があり、見頃と聞いていたのですが・・・。

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なんか、もうとっくに盛りを過ぎています。まったく、柄にもなく花の撮影なんぞをやろうとするとこれですから・・・やっぱり私には花は向いていないみたいですね(笑)。

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とりあえず、花が多くありそうなところを1枚。青空を背景にしているのは、回りが貧相なのでそれを誤魔化すため(笑)。

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しっかり後ピンだし(笑)。iPod touchでこういう撮影をするほうが無謀なのかもしれませんが。

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ここから舗装道路が途絶えて登山道になります。クマに注意の看板が出ています。この界隈で昨年秋に子グマが目撃されているようです。

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登り始めはこんな感じ。雪は殆んど消えています。

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雪で倒れた杉の木が登山道を塞いでいますが、杉の木の上に踏み跡(笑)がしっかり付いているのでそこを歩けば邯鄲に越えられます。

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日陰だと雪が結構残っていますが、踏み跡がしっかり付いているのと、誰かが滑り止めの土や杉の葉を撒いてあるので滑りません。

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尾根の上まで出ました。簡単な展望台があって都心方面がよく見えます。

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相変わらず踏み跡に丁寧に杉の葉が撒いてあります。これ、自然に溜まったものじゃないですよね?帰りがけに御岳のインフォメーションセンターでレンジャーが撒いたのか聞いてみたのですが、どうも違うようでした。

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高水山山頂近くの常福院の境内までやってきました。ここには「ゆく年くる年」みたいにどっさり雪が積もっています。

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常福院境内から一歩尾根道に出ると、嘘のように雪が消えています。

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左が大岳山、右が御前山。

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山頂直下の坂です。

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山頂から北東方向。藪が邪魔でよく見えません。惣岳山ほどではないですが、展望はよくないですね。

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山名標。取り敢えずこれで高水三山は全座制覇。しかし、それにしても登りやすい山でした。雪がなければ散歩気分でここまで来れそうです。

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高水山から岩茸石山への道。ここも同じような感じです。杉林の中など、日当たりの悪いところには雪が残っていますが、トレースに土や杉の葉が撒かれていて滑りません。

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北向き斜面のトラバース道。画面は今歩いてきた道を振り返ったところです。北向き斜面は流石に大量に雪が残っています。

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岩茸石山頂上直下の急登です。ここにはまったく雪がありません。

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岩茸石山山頂に到着。人が殆んどいません。登山者がまだ少ないのかと思っていたら、どうやら時間が早すぎた(10時半)ようです。この後しばらく山頂に長居をしたのですが、30分もすると20人くらい登って来てそれぞれランチタイム・・・いつもの岩茸石山でした。

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今回はさっさと回ってしまうと午前中に行程が終わってしまうので、ベンチなどのある場所では必ず道草を食いながら歩いています。普段は自分ひとりのときは暖かい飲み物など用意しないのですが、今日は紅茶をたっぷりと淹れて味わいます・・・といってもリプトンのダージリンですが(笑)。

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今回のもう一つの目的は、奥多摩地域の積雪状況を確認すること。画面中央は曲ヶ谷北峰と川苔山、左手前から延びているのは赤杭尾根です。実を言うと、1月初めにここに来た時に赤杭尾根を見ていて無性に歩きたくなり、2月2日に赤杭尾根から曲ヶ谷北峰、川苔山、日向沢ノ峰、さらに時間が許せば蕎麦粒山に寄って川乗林道から川乗橋に出て帰る・・・という少々無謀な計画を立てていました。ただ、この日は少々寝坊をしてしまったのと、天候が今一つだったので1週間延期したのですが、翌週には最初の大雪が降ってしまい、川苔山周辺は近付くことすら困難になってしまいました。

ここから見る限り、尾根道には結構雪が残っていそうですね。

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1月に歩いた黒山から棒ノ折山方面。ちょっと見には雪は少なさそうですが、もともと歩く人が少ないコースですから予期しない障害があるかもしれません。年配の方が一名、こちら方面から上がってきたので様子を聞いてみましたが、成木から名坂峠経由で上がってきたようで、尾根の状態はわかりませんでした。

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今やってきた高水山方面。北斜面には雪がびっしりです。

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大岳山も見えます。

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棒ノ折山方面への急斜面の下り。1月の時点でも一部凍結していて降りるのに気を使いましたが、今現在ではアイゼンなしでは難しそうですね。実は山頂にいる間、韓国の方と思われる3名のパーティが御嶽方面から山頂にやってきたのですが、棒ノ折山方面を見ながら盛んに「黒山」だの「飯能」だのという単語を交えて会話しています。まさかそのまま行くつもりじゃないだろうな・・・と思っていたらそのまさかで、急斜面をハイキングシューズのままで下りようとし始めました。しかし、さすがに無理と悟ったのか、5mほどで引き返してきて高水山方面に向かいました。外国人の場合、日本語が通じるかどうかわからないので注意するのは躊躇しますよね。いつだったかの中央アルプスの遭難事故を思い出しました。

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岩茸石山からの下り急斜面。こちらも雪はまったくありません。

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画面左の尾根をそのまま下りてきてしまいましたが、そちらは登山道ではなかったみたいですね。踏み跡もありましたし、下りるのに困難なルートではなかったんですが、「前回こんなところ通ったっけ?」と思いながら下りて来てしまいました(笑)。

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登山道の様子は相変わらずですが、この先、尾根の東急斜面のトラバース道の部分は要注意です。もともと細い登山道の大半が雪に埋まっており、崖っぷちギリギリにトレースが付いているのですが、どうも一部のトレースは登山道からはみ出してしまっている気配があります。体重のある方が踏み抜いてしますとそのまま谷底まで滑落する恐れがありますので、慎重に渡ったほうがいいでしょう。例によってシビアな場所になると画像を記録する余裕がありません。

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惣岳山の山頂近く、大岳山と御前山の展望のよい場所まで来ました。

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先日女房が下りてくる時に難儀した、惣岳山山頂直下の急登部分です。ここも雪は全くありません。

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惣岳山山頂の青渭神社奥ノ院です。ここは日当たりが悪いので雪が大量に残っています。

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惣岳山から御嶽駅に向けてどんどん下っていきます。杉林の中なので、最初は雪が結構残っていましたがじきに殆んどなくなりました。

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登山道入り口の竹やぶが見えてきました。

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登山道入り口です。花なんか・・・と言いつつまた花の写真を撮ってしまいました。

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駅に向かって歩いている途中、なんとも言えずいい出汁の香りがしてきたので出所を探すと、こちらの蕎麦屋さんでした。猛烈に腹が減ってきたので思わず暖簾をくぐり・・・なんか、お座敷の店で玄関で靴を脱ぐようになっています。一瞬高そうに思ったのですが、空腹には勝てずそのまま上がりこみました。お品書きを見ると大体1,000円前後のそばが並んでいますので、お値段的には普通の店ですね。

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注文したのは天ざるそば、1,400円です。普段は御徒町の近くの店のかき揚げセイロ360円也を食べている人ですから、大奮発しました(笑)。ちなみにそば類では天ざるが一番値段が高いです。これが結構美味でした。帰ってきてからお店の名前で検索してみたら、結構有名な店のようです。太宰が通った店・・・というのがちょっと気に入らないですが(笑)。

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夕方、帰宅。自宅玄関前からは、シルエットになった富士山の山頂部分だけが見えていました。本日はじめてみる富士です。この冬は例年より富士山が見える率が低かったような気がします。ちなみに毎年2月9~10日ごろ、「自宅でダイヤモンド富士」が可能なんですが、先日の2月9日はうっかりしていて、外出から帰ってきた時にはもう太陽が富士にかかっていました。慌てて室内からカメラを持ってきたんですが、時既に遅しで太陽は沈んでいました。
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No title

こんばんは、徒骨亭さん!

高水三山に行かれたんですね(^^
奥多摩積雪情報を、どうもありがとうございます!
高水三山は、去年の夏に姉と行って、雷撤退をした場所です。
本当に、姉と出かけるといろいろあって…なんでだろう(^^;

他国の方々にとって、日本の山は勝手が違いすぎると思うのですが、結構いけいけで突っ込んでいきますよねe-263
男体山をノースリーブの軽装で登っている女性を見た時は、本当に目が点になりました…すごすぎる。
何事も無ければ「すごい」ですみますが、昨年の中央アルプスのような遭難事故は、やめてほしいです…。

徒骨亭さんは、蕎麦好きですか!
ふふふ、では近々アップしますか。
お楽しみに!

Re: No title

悠さん、こんばんは。

昨年夏の雷撤退の記事は拝見しています。先日の鉄道の人身事故といい、お姉さんとお出かけの時はトラブルが必ずあるみたいですね。お姉さん、山の神様との相性が悪いのかな?何れにせよ、雷の時は山から一目散に退散するしかありませんよね。

実はこの間の塔ノ岳でもタウンユースのジャケット、タウンユースのデイパック、スニーカーで登ってきていた中国人(あるいは台湾人?発音がちょっと丸っこい)のカップルを見ました。まあ、大倉尾根のあの人の多さなら大事には至らないでしょうが・・・。

蕎麦だけでなく、基本的に食道楽です。ですからメタボがなかなか解消しなくて・・・。
ただ、山の上では必要最小限のもの(米、カロリーメイトなど)しか食べないようにしています。あまり胃腸が丈夫ではないので、変なところで調子が悪くなるリスクを避けているんですが、その分下山してからドカ食いしています。やっぱりメタボが解消しない・・・(笑)。
蕎麦記事、楽しみにしています♪

No title

徒骨亭さん こんにちは

奥多摩視察ありがとうございます。仕事が早いです(^-^)

花の写真いいじゃないですか~。一枚目のロウバイの写真スゴく素敵だと思います。男はやっぱり花とグラビア写真でしょ!!キュンキュンしちゃいます ♡

登山道の雪まだ結構ありますね~。雨でも降り続けばすぐに消えちゃうんですけど・・・三頭山の雪は手ごわそうです゚(゚´Д`゚)゚

JETBOIL購入ありがとうございます。僕と同じタイプのやつですね。兄弟ですね。ニヒィ 

最後の玄関前からの写真、僕すきです。夕暮れ時の街の風景はしんみりと落ち着きます。

Re: No title

kouさん、こんばんは。

花の写真、お褒め頂きありがとうございます。柄にもないことはやるもんじゃない・・・と結構ヘコんでいたので気が楽になります(笑)。

雪はそれなりに量はありますが、今回は最初から最後まで軽アイゼン無し・スパッツ無しの3シーズン装備で充分でしたのであまり歩行の障害にはならないです。むしろ雪が融けたところがぬかるみになっているところが結構ありますので(特に惣岳山~御嶽駅間)、そういったところで滑って転ばないようにするほうが大事かと。

JETBOILは前から使っていますよ。ただ、私の単独行の時は滅多にザックから引っ張り出さないので、いたずらに重量を増やすだけになっていますが(笑)。同じタイプだと、ZIPですよね。なんか、大きくても小さくても沸かせるお湯の量があまり変わらないし、点火装置がなくても全然困りませんからZIPで充分なような気がします。

一度撮影に行こうかとも思っているんですが、千葉市あたりの海岸から夕暮れの東京湾を見るのも綺麗ですよ。正面にシルエット富士、その手前に横浜の街の灯り、左手にはコンビナートのイルミネーション、沖合いにはたくさんの船・・・暗くなるまで眺めていても飽きません。

プロフィール

徒骨亭主人

Author:徒骨亭主人
「むだぼねていしゅじん」です。「とこつ」ではありません。
主な関心事は電子工作、鉄道模型、空モノラジコン。その他、オーディオ、銀塩カメラ、クラシック音楽、映画などなど・・・何のことはない。どれも皆、昔ながらのオヤジ趣味ですな。最近は13年11月から始めた山歩きに熱中しております。
女房に頭の上がらない、小学生の息子を持つ父親です。

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