fc2ブログ

北高尾山稜、霰の中を歩く。

こんばんは。

時々ですが、職場の女性などからこう尋ねられることがあります。「○○(私の苗字)さんは、なんで結婚指輪をしないんですか?」

確かに私は指輪をしていませんが・・・うちの職場だと、男で指輪をしているほうが少数派のような気がします。まあ、元々指輪をする習慣がないから違和感があるとか、太ってサイズが合わなくなったからしていないとか、人によって理由は様々だと思いますが、私の場合はする、しない以前に結婚指輪自体持っていません。ない袖は振れませんね(笑)。

うちの場合、女房は再婚、しかも私より6歳半年上で入籍した時点で46歳でした。「今更親戚一同や知人一同集めて式はちょっと・・・」というのもあって、結婚式自体やっていません。同居を始めると同時に婚姻届を出し、回れる親戚・知人のところへは二人で挨拶回り、遠くの場合は挨拶状、で済ませてしまいました。どっちみち、結婚式をやっても教会での挙式は絶対にあり得ないですから、結婚指輪もないだろう・・・と思っていたんですが、今では神前式でも指輪の交換が当たり前なんですってね。知りませんでした(笑)。元々、日本の習俗ではないんですけどねぇ。

ちなみに、出会った当初、女房は年齢で派手にサバを読んでいて・・・私と同い年、ということになっていました(笑)。確かに実年齢よりは若く見えますが、ジェネレーション・ギャップがありますからそのうちバレちゃうんですけどねぇ。深い関係になった頃、自分からカミング・アウトするのも大変だろうと、こちらから指摘しました(笑)。
「今日はちゃんと白状してもらうぞ」
「?」
「歳、派手にサバ読んでるだろ?」
「・・・何でわかったの?」
「俺は給食で脱脂粉乳なんか出されたことないし、山本周五郎が死んだ時はまだ3歳だったから『周五郎死去』のニュースなんか覚えてないぞ」
おあとが宜しいようで。



さて、話変わって今回の山行のターゲットは北高尾山稜です。4月6日日曜日に歩いたのですが、この日の予報は曇り時々雨。しかも全国的に大気が不安定で、雷に注意・・・などと、山歩きにはまったく不向きな予報が出ています。元々は奥多摩・本仁田山(三大急登のNo.2)あたりを狙っていたんですが、さすがに落雷で亡くなられた方までいる山にこの予報では登れません。結局、天候悪化の際にはすぐにエスケープのできる高尾山域に変更しました。

高尾山域でまだ歩いていないのは、高尾山-城山-景信山に平行する形でその北側を走っている「北高尾山稜」です。アップダウンの多いコースでトレーニングには最適とも聞きます。当ブログからリンクさせていただいている悠さんのブログの昨年11月の記事『北高尾山稜 ~ただひたすら歩く道~』では晩秋のこのコースが紹介されており、今回は同じコースをトレースさせていただくことにしました。

地元の駅で5時前の始発の快速に乗り、東京駅で5時30分の各駅停車高尾行きに乗り換えます。高尾到着は6時50分、駅前に出ると毎度おなじみの6時55分発陣馬高原下行きバスが止まっています。今回は陣馬高原下まで行かず、高尾駅から5分程度の「霊園前」バス停までですから無理に陣馬高原下行きに乗る必要はありません。まずは駅近くのコンビニまで行って朝食と昼食を仕入れます。コンビニから出てきて朝食のサンドイッチを頬張っていると、目の前を陣馬高原下バスが通り過ぎて行きました。

バス停まで戻ると陣馬高原下行きと同じ1番乗り場に霊園11系統「宝生寺団地行き」が停まっています。霊園前を通るようですので、すぐに乗り込みました。私に釣られてザックを背負った客が5人ぐらい続けて乗り込んできましたが、運転手さんと「すみませ~ん、この陣馬高原下行きのバスって何分発なんですか?」「陣馬高原下へは行きません」というやりとりをして降りて行きました。紛らわしくって済みません。

バスは7時5分発車、5分程走って中央道のガード下にある「霊園前」バス停で下車します。

20140406_0713_01.jpg

バス停のあたりで簡単に身支度を整え、7時13分、出発です。まずは八王子城跡を目指します。

20140406_0714_02.jpg

バス停のすぐ北にある三叉路を左折。この道の先には八王子霊園もあるので、道の両脇には墓石屋さんが立ち並んでいます。

20140406_0723_03.jpg

10分ほど歩いていると、だんだん道が細くなってきます。突然、後方からディーゼルエンジンの音が近付いてきて、追い越していったのは・・・「八王子城跡」行きのバスでした(笑)。7時15分に高尾駅北口を出る八王子城跡まで行くバスです。休日にしか運行されていませんが。実はこのバスの存在は知っており、途中で抜かされるのも予想済みでした。何故これに乗らなかったかというと・・・この先に100円で三毛ニャンコを無人販売しているところがあり、是が非でも山行のお供に三毛ニャンコを買い求めておきたかったからです。

20140406_0723_04.jpg

残念~。今日は三毛ニャンコは売り切れのようです。野菜なら売っていますが、野菜には用はありません(笑)。

20140406_0729_05.jpg

八王子城跡入り口の管理棟までやってきました。ここから管理棟の裏にある公園に入り、左手のほうへ進みます。

20140406_0733_06.jpg

公園の中には八王子城跡一帯の立体模型があります。

八王子城は戦国時代末期、北条氏康の三男であった北条氏照によって、小田原城の支城として築かれました。北条氏照は北条氏最後の当主、北条氏直の叔父にあたる人物ですね。豊臣秀吉の小田原征伐に際し、氏照以下の主だった将兵は小田原城に参陣することとなり、八王子城には城代・横地監物以下の僅かな将兵、出陣した氏照らの妻子を含む婦女子、近在から集めた農民兵など3,000余名が残るばかりでした。天正18(1590)年6月23日、八王子城は前田・上杉・真田の連合軍1万5千に包囲され、1日で落城。小田原に対する見せしめの意味もあって、城内にいたものは悉く殺されるか、あるいは自刃して果てました。城の下を流れる浅川(多摩川の支流)は血で真っ赤に染まったと言います。

※追記:城代家老・横地監物吉信以下数名の将兵は城から逃れ、現在の檜原村役場の西の浅間尾根東端のピークにあった檜原城に城主・平山氏重と共に立て篭もりますが、こちらも7月12日に落城。横地監物は現在の小河内ダム付近まで逃れますが、万策尽きて自刃したと言われています。もっとも、檜原城は八王子城と同じ6月23日に落城したとする説もあり、真偽のほどははっきりしません。しかし、仮に城から落ち延びたとすると、果たしてどのルートを辿ったのか・・・興味が尽きません。谷筋は豊臣方の兵で溢れていますから、やはり修験者が通ったであろう尾根筋の縦走ルート、現在の奥高尾縦走路や馬頭刈尾根を行ったのでしょうか。機会があればもっと調べてみたいと思います。

20140406_0736_07.jpg

登山道の入り口です。元々八王子城の築城前からこの山には八王子神社があり、八王子権現(牛頭天王とその8人の王子)を祀ってあったので山全体が神域なのですが・・・なんだか結界っぽいですね。そこはかとなく「入るな」感が漂っています。とりあえず鳥居の前で一礼をし、鳥居をくぐりました。しかし・・・私は霊感ゼロの鈍感人間ですが、なんだか体の周りが重い感じがします。そう酷くはないのですが、空気がまつわりついてくる感じ。ここの歴史などの先入観があるので、気のせいだとは思いますが。

20140406_0742_08.jpg

桜が綺麗に咲いています。重い感じは相変わらず。

20140406_0744_09.jpg

20140406_0744_10.jpg

金子曲輪(かねこくるわ)まで来ました。八王子城を正面から登ってくると最初にある砦です。ここも激戦になって、死体の山が築かれたんでしょうね。椿が沢山咲いています。

20140406_0753_11.jpg

柵門台。ここを過ぎると八王子城の中枢部になります。山道も険しさを増し、攻める際には寄せ手も苦労したのではないかと思います。

20140406_0800_12.jpg

南房総の富山みたいな合目を示す標柱が立っています。ここは九合目、もうすぐ山頂ですね。

20140406_0802_13.jpg

途中、展望の開けた場所があり、八王子市街方面が見えます。相変わらず天気はよくありません。

20140406_0807_15.jpg

八王子神社に到着。こちらに参拝し、ここまで踏み込んできた非礼を詫び、本丸訪問と山域通過の許しを請いました。心なしか重苦しさが和らいだような気がしますが・・・多分気のせいでしょう。

20140406_0807_16.jpg

八王子神社のすぐ右脇に本丸、すなわち八王子城山山頂まで通じる石段があります。

20140406_0810_17.jpg

本丸跡です。八王子城山山頂(445m)でもあります。建売住宅2軒分くらいのスペースしかありませんので、一般的に連想されるような天守閣などはなく、ただの砦だけだったと思われます。

八王子神社まで下り、神社の左手奥に進むと先へ進む道があります。

20140406_0817_18.jpg

井戸がありました。新しいものではなく、八王子城が築かれた当時から存在する井戸のようですが・・・なんとなく嫌な感じがします。ただでさえ井戸の傍はあまり居心地がよくないのですが。足早に通り過ぎます。たぶん気のせいとは思いますが。

20140406_0819_19.jpg

北高尾山稜への縦走路を示す指導標が出てきました。ここが悠さんが道迷いした現場のようです。しかし・・・およそ道迷いするような場所には見えません。毎週のように山歩きをしている方が迷う場所とは思えないのです。道は画像の左手から来て鋭角に曲がって画像の右奥に続いています。この場所で真後ろを向くと・・・

IMGP1562.jpg

このように細道が分岐していますが、ご覧のとおり藪の中に続く感じで本道には見えません。なにより、指導標は反対方向を示していますから、指導標を無視しない限りこちらに入り込むことはありません。ちなみにこの写真、私は間抜けなことに撮影し忘れてしまったので、悠さんの記事から昨年11月現在の画像をお借りしてきています。

悠さんのみならず、ここで何故か間違える人が多いらしく、現在では細道の入り口に丸太が一本おいてあります。それだけでなく、画像右の赤いテープの向こうに見えるこげ茶色の杉の木が手前方向に倒れて道を完全に塞いでおり、道迷いをする余地がなくなってしまっています。奥の様子が見たくて杉の木を乗り越えて中に入ろうとしてみたのですが、結構難儀しそうなのでやめにしました。

しかし、返す返すも何で間違えるんでしょうね?奥のほうから「何か」が引っ張っているんでしょうか?あるいは手前の井戸の気にあてられた?よくわかりませんが、山城跡では当時の通路が今も山道として使われていることが多いので、この細道も恐らく本丸裏手の尾根筋にあった「無名曲輪」への通路だったんじゃないかと思います。豊臣方の寄せ手は城の北斜面から本丸裏の鞍部に取り付き、攻め込んできたようなので、無名曲輪のあたりも激戦地になって死体の山が築かれた・・・のではないかと思われます。

20140406_0820_20.jpg

こちらは2つ目の指導標。ここから北高尾山稜縦走路に入ります。

20140406_0805_14.jpg

これは八王子神社の脇にあった案内板の地図(一部を拡大)です。クリックで拡大します。赤い注釈は私が書き込んだもの。ご覧のように1つ目と2つ目の指導標の間の直線距離は20m程度しかありません。やっぱり迷うようには見えませんね。

20140406_0824_21.jpg

本丸裏の鞍部、「馬冷やし場」まで来ました。ここからは尾根筋がちょっと急斜面になって、八王子城域の一番後背にあたる「詰の城」まで続きます。

20140406_0836_22.jpg

馬冷やし場からの登ってきた八王子城域最後のピーク、詰の城です。天守閣とも呼ばれているようです。ここは背後に向けた防御陣地だったようです。

20140406_0838_23.jpg

詰の城のすぐ後ろの尾根筋は、濠のようにスッパリと切り込まれています。岩山なのでこのような切り通しにするのは大変だったろうと思います。背後から尾根伝いに急襲されないためのものですね。八王子城のエリアはここまでです。八王子城を跡にして尾根道を先に進みます。

20140406_0858_24.jpg

高尾方面から来た道との分岐、富士見台までやってきました。

20140406_0858_25.jpg

実際の富士見台は分岐から50mほど高尾側に進んだ先のピークです。

20140406_0859_26.jpg

南西方向のみ展望が開けています。左が小仏城山、中央の鞍部が小仏峠、右が景信山です。富士見台と言うからには、中央の小仏峠越しに富士が見えるのかもしれませんね。

20140406_0906_27.jpg

富士見台から再び分岐地点まで戻り、鞍部を一つ超えると杉沢の頭(547m)です。

20140406_0918_28.jpg

アップダウンを繰り返しながら尾根道が続きます。ハードなコース・・・と言いますが、アップダウンの振幅が小さく、息切れしてしまう前に上り坂が終わってしまうのであまり苦になりません。気持ちよく歩くことができます。結構私好みかもしれません。

20140406_0945_29.jpg

林道との合流地点にやってきました。ここから林道を70mほど歩きます。

20140406_0950_30.jpg

すぐに尾根道へ戻る場所がやってきます。ここから尾根道に復帰します。尾根道だけでなく、その向こうに小下沢林道へ下る道が平行していますので要注意です。このポイント、油断していると見落としそうになりますが、100mほど先でも再び林道と尾根道が接近している場所がありますので、そこから復帰することができます。

20140406_0954_31.jpg

狐塚峠を通過。この時点で9時54分です。

20140406_1020_32.jpg

杉ノ丸(612m)です。

20140406_1020_33.jpg

杉ノ丸は北高尾山稜では珍しく、南側に若干の展望があります。

20140406_1031_34.jpg

黒ドッケまでやってきました。山頂で道が分岐していて、右方向に進むと陣馬高原下行きのバスのルートにある「夕やけ小やけふれあいの里」方面に出ることができます。

20140406_1040_35.jpg

ちょっと開けた場所があってこれまで歩いてきた稜線を見ることができました。やっぱり細かいアップダウンがありますね。

20140406_1040_36.jpg

こちらは奥高尾縦走路の景信山。

20140406_1043_37.jpg

何の花でしょうか?私は花に疎いので名前が全然わかりません。数箇所でこの花を見ました。これから満開になるようです。

20140406_1057_38.jpg

大嵐山(583m)です。山頂部は結構広めですが、やはり展望はありません。

20140406_1107_39.jpg

高圧鉄塔の下を通過。「新多摩線 No.74」となっています。大きな鉄塔ですが、この高圧線は500kv(50万ボルト)の最強クラスの超超高圧送電線です。東京を馬蹄形に取り囲むように新秦野・新多摩・新所沢・新古河・新野田・新京葉・房総の超高圧変電所があり、それらを500kv送電線がつないでいます。ここにあるのは新多摩と新秦野の変電所を91本の鉄塔でつなぐ新多摩線の74番目の鉄塔です。各地の発電所の電力はこの馬蹄形のラインに供給され、この馬蹄形のラインからさらに都心方向に電力供給ラインが伸びています。まさに東京の活動エネルギーを供給する大動脈というわけですね。こういう施設をテロの対象とされると大変なことになりますが、結構無防備なので心配です。

このあたりでポツリポツリと降り始めましたが・・・よく見ると雨ではなくて霰です。

20140406_1115_40.jpg

三本松山(611m)までやってきました。このあたりで急に雨足が強くなり、土砂降り状態になってきました。相変わらず雨ではなくて霰ですが。慌ててザックにカバーをかけました。例によってレインウェアなし、ジャケットとパンツの撥水機能で凌ぎます。

【ご注意】霰は粒の大きさが違うだけで基本的に雹と同じものです。成因も同様で、雨粒や雪がそのまま落ちてこないで上昇気流で長時間滞空した結果、過冷却された水蒸気をくっつけて成長したものです。基本的に霰が降るときは上空には積乱雲が発達しつつあると考えたほうが無難です。雷の可能性を考え、早めに下山するようにしてください。

20140406_1132_41.jpg

地面に落ちた霰の粒。

20140406_1137_42.jpg

開場峠までやってきました。北高尾山稜終着の堂所山まであと2km足らずです。このあたりで霰がやみました。

20140406_1144_43.jpg

このあたりではガスがかかっています。

20140406_1206_44.jpg

堂所山のすぐ近くまで来ました。太陽が射し始めて明るくなりました。

20140406_1211_45.jpg

堂所山山頂直下の最後の登りです。

20140406_1213_46.jpg

12時13分、堂所山(731m)に到着。奥高尾縦走の際にはいつも巻き道を歩いていましたから、ここの山頂に来るのは初めてです。結構開けていていい感じかも。北高尾山稜はここでおしまいですが、アップダウンは多いものの、振幅が小さく気持ちよく歩ける道、という印象は終始変わりませんでした。言うほどハードなコースではないように思います。今回は天候を気にしながらでしたが、よく晴れた晩秋などに歩くと非常に気持ちがいいのではないでしょうか。夏は暑そうですが(笑)。

20140406_1213_47.jpg

20140406_1214_48.jpg

あの雲の峰の向こうに、見たことのない島が浮いているんだ・・・などということはありません(笑)。

20140406_1215_49.jpg

ここでは結構霰が積もっていますね。

20140406_1222_50.jpg

堂所山を跡にして明王峠方面に向かいます。下っていくと、ほどなく奥高尾縦走路の巻き道と合流します。

20140406_1233_51.jpg

底沢峠を通過。

20140406_1243_52.jpg

12時40分、明王峠に到着。明王峠茶屋に人がいたので営業しているのかと思ったら・・・なにかモノを取りに来ただけだったようです(笑)。店の奥の雨戸?みたいな部分が開いています。ここでザックカバーを収納し、昼食のおにぎりを食べます。最近のシャリバテの反省から今日はがっつりと3個!です。

ここから先、天候が悪いようならこのまま与瀬神社経由で中央線相模湖駅まで出ようかと思っていたのですが、晴れてきて、時間もまだ早いので陣馬山まで回ることにしました。陣馬山から藤野への下山ルートもまだ歩いたことがないので、歩いてみるつもりだったのですが・・・13時ちょうど、再出発です。

20140406_1308_53.jpg

奈良子峠まで来ました。「ゴミも恋人も捨てないでね」の看板がありますが、ゴミはともかく恋人の場合は捨てたくなくても捨てられるという可能性はあるわけで・・・私は捨てられてばかりだったぞ(笑)。

ちなみにウチの女房は、「アタシはこれまで男に捨てられたことは一度もないっ」と、なにやら最近控訴審で再び死刑判決の出た方と同じようなことを豪語しております。しかし、よーく聞いてみると・・・関係がギクシャクしてそろそろ潮時だな、という状態になったら、別れ話を切り出される前に自分から切る、ということだけのようです(笑)。この話を聞いたのは結婚前でしたが、だったら今ここで初の『男に捨てられた』を経験させてやろうか、と一瞬思いました(笑)。

20140406_1329_54.jpg

陣馬山の巻き道との分岐。前回ここへ来た時は、この先が霧氷の森になっていたんですね。今日は霧氷なんて微塵もありませんが。このあたりで再びあたりが暗くなり、霰が降り始めました。ザックカバーを再びかけます。

20140406_1345_55.jpg

陣馬山山頂直下ですが・・・富士山はやっぱり見えません。

20140406_1350_56.jpg

13時45分、陣馬山山頂到着。こちらは笹尾根方面ですが・・・手前に写り込んでいるのは人魂、ではなくて霰です。いや、随分と粒が大きくなってきました。霰というよりもう雹ですね。

20140406_1352_57.jpg

大きさがわかりにくいので霰の粒を腕時計と比較。私の腕時計は大ぶりで、文字盤の直径がジャスト30mmあります。比較すると直径6~7mmはありそうです。気象庁の分類だと、直径5mm未満が霰、5mm以上が雹らしいですから、もう立派な雹です。

しかし、粒が大きくなって来ているということは・・・
上空の雲の中での滞空時間が長くなって来ている→雲の中の上昇気流が強くなって来ている→積乱雲として発達して来ている→雲の上部と底部、底部と地表との間で電位差が大きくなって来ている→まもなく放電・・・
う。ヤバい。逃げよう。13時55分、逃走開始(笑)。とりあえず勝手のわからない藤野はやめにして、和田峠経由で陣馬高原下バス停に向かいます。

20140406_1359_58.jpg

和田峠への階段を駆け下ります。雪はもう全くありませんね。途中、小さい茶色い物体が目の前を高速で横切りましたが、あれはリスだったのかな?

20140406_1413_59.jpg

陣馬街道を下ります。途中、再び土砂降りになり、予想したとおり雷もゴロゴロ鳴り始めました。但し、雲の上での放電のみのようです。しばらくすると雷鳴も止みましたが、どこかに落ちるような雷ではありませんでした。

陣馬高原下バス停を15時25分発のバスに乗り、一路高尾駅へ。高尾駅ではすっかり雨も止んでいました。

20140406_1743_60.jpg

高尾駅16時3分発の特別快速で東京駅まで、東京駅で総武線快速に乗り換え自宅まで戻ります。最寄り駅に着いた時には・・・西の空は綺麗に晴れていました。写真を撮り忘れましたが、自宅前からは富士までくっきりと。晴れるのが半日遅いわい(笑)。
スポンサーサイト



テーマ : アウトドア
ジャンル : 趣味・実用

コメントの投稿

非公開コメント

No title

こんにちは、徒骨亭さん!

北高尾山稜は、いい道でしたでしょ!?
派手ではないのですが、いかにも通好みで、何より人が少ない!
GW頃などは若干増えるでしょうが、奥高尾縦走路と比べると本当に人が少ないですから、息がしやすいです(^^;
私はどうもアップダウンの道よりも、登り一辺倒の道の方が、早く歩けるみたいです。
アップダウンが多いと、ペースが掴みにくいe-330

それにしても、いよいよ雷が鳴り始める季節が来るんですね(^^;
怖い怖い、素早く撤退ですe-282

100円ニャンコ、売り切れ残念でした(笑)

Re: No title

悠さん、おはようございます。

北高尾山稜、気に入りました♪
でも、やっぱりこの山域ですからトレランの方が多いですよね。すれ違った方の3分の2はトレランでした。もっと日が長くなったら、地獄の北高尾→南高尾ロングトレイルにも挑戦してみたいですね。

登り一辺倒が得意なら・・・やっぱり挑んで欲しい稲村岩尾根です。昨日、本仁田山から見た限りではまだ雪が結構残っているようでした。北斜面の上に標高が高いので仕方がありませんが、あの調子ではGW明けでもまだ雪が残るかもしれません。雪が消える頃には暑さとの戦いになりそうですが、私も無雪状態でのリベンジを予定しています。

ちなみに昨日の本仁田山の大休場尾根ですが、奥多摩三大急登No.2に挙げられる割には大したことがありませんでした。急登区間も30分ほどで終わってしまいます。むしろその後の大ダワ→舟井戸間のいわゆる鋸尾根の方が遥かにハードでした。滑落しかかりましたし(笑)。こちらもそのうち記事をアップします。

No title

こんにちわー!

続いてますねーー山登り。
結構ダイエットなされたんじゃないですか? www


結婚指輪の話し、おもしろかったです。
そんな馴れ初めがあったんですね。
うちも、4っつほど嫁が上で、指輪をする習慣がないですねー。
最初の頃はしていましたが、今では何処にいったのかさえ
わかりません(爆

Re: No title

テツテツさん、こんばんは。

続いてますよ~。なんだか、東京都内の山の尾根筋を全部歩く・・・みたいなノリになってきています。始める前に較べると8kgくらいはダイエットになっていますが、最近は下げ止まりです。脂肪が減って、脂肪より重い筋肉が付くようになってきたのと、体が慣れて以前ほど歩くことが負荷にならなくなってきたことが原因かと思います。

テツテツさんのところも姉さん女房だったんですか。ご家族の雰囲気的には奥様のほうが年下風だったので意外です。結婚指輪をしない理由で、「なくした」というのも結構ありますよね(笑)。

こんにちは!

八王子城、八王子神社を通るコースですか!通ったことありませんが、神社がとっても渋いですね(*^^*)好みです。景信山に出るんですねー。

花もかなり美しく、素敵なタイミングですね★桜や椿の咲く景色がとても豪華です。

山でのかみなり、私も出くわしたことがありますが、とっても怖かったです。その時は何もなかったのですが、徒骨亭さんも無事、戻って来られてよかったですね★

Re: タイトルなし

umeチャンさん、こんばんは。

平安時代中期、妙行という僧がこの山中で修行中に牛頭天王と八人の王子が現れたことから、この地に牛頭権現を祀ったと言うのが八王子神社の縁起のようです。八王子城築城の際はこの故事に因んで「八王子」の名が用いられて、やがてはそれが地名として定着して現在の八王子市になりました。

このルート、なかなか渋いですよ。展望は利きませんが、気持ちよく歩けます。ただ、低山ゆえに夏場は結構厳しいかもしれません。秋から春にかけて、行き先に困ったらこの山域を歩いてみるものいいかもしれません。

山での雷・・・確かに怖いですが、北アルプスの稜線上を横向きに走る稲光はえも言われぬ美しさであるとも聞きます。一度目の当たりにしてみたいような気もします・・・って、そのうち雷霆の一撃で命を落しそうですね(笑)。

No title

徒骨亭さん こんばんは

めっちゃ怖いじゃないいですか~ 八王子城跡は僕でも知っている心霊スポットですよ…ヤバすぎです!空気がまとわりつくとか、居心地が悪いとか絶対霊感ありますよー!!見ていて泣きそうになりました。゚(゚´Д`゚)゚。

北高尾山稜いいですね。思わず走りたくなっちゃいそうな道ですね!お化けさえいなければ…。

これは僕が以前、感じたことですが、確か生藤山をすぎたあたりだったと思うのですが、めっちゃたくさんお化けがいましたよ!!見てはいませんが、物凄く感じました。風もないのに木々の向こうでザワザワザワザワしていました。マジです!!

最後の夕日の写真素敵ですね♡

Re: No title

kouさん、こんばんは。というよりおはようございます。

あは、八王子城跡、そんなに有名でした?まあ、古戦場なので仕方がない面がありますが、心霊スポットとして有名なのは今回の登山道から離れた御主殿(平時の居館)跡のあたりらしいです。登山道周辺は、鎌倉界隈や両国国技館の裏あたり(本所被覆廠跡)と較べると遥かに大人しい場所だと思いますが・・・。

詰の城を過ぎるともう何もないから大丈夫ですよ。八王子城をパスして、高尾から富士見台を直接目指すといいと思います。

私とチビが生藤山にいたときは、20名くらいの団体さんが一緒だったのでよくわからなかったですね。生藤山でなく、高尾よりの茅丸や、生藤山と茅丸の間の無名ピークでしょうか?特に変なものがいた記憶はありませんが・・・。
プロフィール

徒骨亭主人

Author:徒骨亭主人
「むだぼねていしゅじん」です。「とこつ」ではありません。
主な関心事は電子工作、鉄道模型、空モノラジコン。その他、オーディオ、銀塩カメラ、クラシック音楽、映画などなど・・・何のことはない。どれも皆、昔ながらのオヤジ趣味ですな。最近は13年11月から始めた山歩きに熱中しております。
女房に頭の上がらない、小学生の息子を持つ父親です。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスカウンター
只今の時刻
※この時計の時刻は、閲覧しているパソコンのものであり、必ずしも正確な時間とは限りません
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR