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本仁田山から川苔山、日向沢ノ峰、そして蕎麦粒山へ。

こんばんは。

最近の私のブログ記事、どんどん画像が増えていますねぇ。流石に息切れがしてきました。このままでは次回の山行までに記事をアップできなくなる恐れもありますので、今回は思い切って簡素化を図ってみます。本末転倒になって、遠い昔の失敗をまた繰り返しそうな気もしてきましたし。

先週末の4月12日土曜日、奥多摩三大急登のNo.2に挙げられる大休場尾根に挑戦するために奥多摩駅から本仁田山に登ってきました。そして、そのまま鋸尾根を経て川苔山から日向沢ノ峰、そして長沢背稜手前の蕎麦粒山まで縦走してみました。

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始発の各駅停車で家を出て、7時37分、奥多摩駅着。身支度を整えて7時45分、出発です。

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駅前を北に向かい、道なりに進みます。日原川の対岸に渡ってまた戻り、ちょっと進んだ先に安寺沢林道の入り口があります。ここを右に入ります。

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安寺沢林道から登山口の分岐です。この時点で8時22分。

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登り始めてすぐのところにある乳房観音で安全祈願。

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最初は杉林の中の急登です。ふと左側の沢の残雪の上を見ると、リスが一匹走っていました。雪の上だとはっきりわかりますね。流石に写真には撮れませんでした。そのまま視線を反対側に向けると・・・今度は何やら黒っぽいものがのそのそ動いています。一瞬クマかと思いましたが・・・カモシカの親子でした。相変わらずの広角レンズですので、点にしか写っていませんが、画面の中央にいます。

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杉林の先も九十九折れの急登が続きます。足元が滑りやすく、滑落に要注意です。

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あれ?意外とあっけなく急登部分が終わってしまいました。このあとはごく普通の尾根道です。頂上手前で若干の急登がありますが、大したことありません。急登部分は合計で40分あるかないかです。少なくとも、稲村岩尾根に較べるとかなり楽ですね。

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10時5分、本仁田山山頂(1,224m)到着。15分休憩します。おにぎり1個を消費。

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本仁田山から川苔山方面に進みます。10時50分、鞍部である大ダワに到着。

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これは先月、赤杭尾根から撮影した本仁田山。右端の鞍部が大ダワです。この先の尾根が急傾斜なのがよくわかります。

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大ダワからこの尾根筋を直登します。通称鋸尾根ですが、大岳山の登山ルートにある鋸尾根とは別物です。

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少なくとも私にとっては大休場尾根より遥かに難物でした。途中、危うく滑落しそうになって冷や汗をかきました。

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11時55分、鳩ノ巣からの登山ルートとの合流点である舟井戸に到着。いつの間にか手の甲に怪我をしていて、パンツの膝の辺りも血だらけになっています。岩か木の枝で引っかいたようです。エタノール入りのウェットティッシュで血をふき取ったりして応急処置。パンツの血も早めに落しておかないと、帰りに血まみれで電車に乗って東京駅で乗り換える羽目になります(笑)。20分ほどタイムロス。

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12時43分、川苔山山頂(1,363m)に到着。相変わらず人で一杯です。雪は完全になくなっています。ちなみにこの画像の構図を見てふと思ったんですが、夕暮れに川苔山山頂にいれば「風と共に去りぬ」ごっこができそうですね。あ、左右逆か。

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おにぎり2個で昼食。上空には一筋の飛行機雲。13時10分、北に向けて再出発です。

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曲ヶ谷北峰(まがりがやきたみね)通過。ここを右に折れると先日登ってきた赤杭尾根です。

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道は大きくカーブして正面に次の目的地、日向沢ノ峰(ひなたざわのうら)が見えてきました。川苔山山頂からこちらはずっと石尾根のような防火帯が続いており、開放感があります。

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日当たりのいい道が続きます。ここまで気持ちのいいルートとは思いませんでした。

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踊平通過。左に下りるとすぐに川乗林道に出ます。そのまま歩くと川乗橋のバス停です。10kmくらいあるかな?

※追記:正確に言うと、踊平の下に来ている林道は日向沢林道です。ここから川乗橋までは9km弱です。

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日向沢ノ峰の山頂直下の急登です。画像ではあまり迫力がありませんが、実際は大岩が今にも転げ落ちてきそうで迫力があります。踏み跡があっちこっちについていてかなり紛らわしいですが、左端の杉林との境界線を登っていくのが正解です。私は騙されて右のほうへ行ってしまって大岩の真下をウロウロする羽目になりました。

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急登を上り終えて振り返ると川苔山の姿が。こちらからみると結構急峻な山ですね。

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14時20分、日向沢ノ峰(1,356m)到着。ここも川苔山と同じ位の標高があります。

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西方向の展望が結構いいですね。人も少なめで穴場かもしれません。クマが出るという話もありますが(笑)。14時半、再出発です。

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日向沢ノ峰山頂を過ぎるとすぐに棒ノ折山方面への分岐。ここから先の尾根は東京都と埼玉県の都県境になります。

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気持ちの良い防火帯の道がまだまだ続いています。

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桂谷ノ峰(1,380m)付近を通過中です。

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こちらの小ピークを過ぎると・・・一旦鞍部に急降下してから再び蕎麦粒山への長い登りでした(泣)。

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蕎麦粒山山頂直下の急登部分まで来ました。

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山頂直前で、後から来た若者10名ほどのパーティに追い越されました。山頂で話を聞くと、大学の山岳部だとか。今日はこれから一杯水の避難小屋で一泊、明日は長沢背稜を歩くそうです。

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15時20分、蕎麦粒山山頂(1,472m)に到着。実は御前山より標高が高いんです。ゴツゴツした岩が多く、面白い山頂ですね。蕎麦粒山の名前の謂れは、三角形の山容が蕎麦の実に似ているからだとか。

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山頂から北方向を望んだところ。防火帯は蕎麦粒山で終わりです。木々の向こうに見えているのは憧れの長沢背稜に属する山、三ツドッケ(天目山)。もう、そのすぐ手前まで来ました。ちなみに酉谷山からこの蕎麦粒山までの区間を天目背稜と呼ぶようです。酉谷山~三ツドッケの間は長沢背稜と重複しますが。

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展望は日向沢ノ峰ほどよくありません。15時30分、下山開始。実は14時半くらいまでにここに着ければ一杯水経由でヨコスズ尾根を東日原まで下りるつもりでしたが、なかなか時間が短縮できませんでした。今日は川乗林道の支線である桂谷林道に下りて、川乗橋バス停まで歩きます。

※追記:どうも桂谷林道と言うのは一部で使われている通称らしいです。正しくは川乗林道本体が蕎麦粒山方面まで延びてきています。

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日向沢ノ峰・蕎麦粒山の下には踊平から一杯水への巻き道が走っており、蕎麦粒山山頂からは尾根伝いに5分ほどで巻き道に下りられます。巻き道にでたら左に折れます。

実は、直進しても鳥屋戸尾根経由で川乗橋バス停近くまで下りられるんですが・・・山と高原地図では破線のバリルートとなっており、時間が全く読めません。道もかなり険しいようです。いずれここにもチャレンジしたいと思ってモンベルの野外活動保険ではなく山岳保険に入っていますが、今日のところはもちろんパスします(笑)。

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巻き道と桂谷林道へ下りる道の分岐です。右へ進みます。

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桟道なんかもあります。雪崩でダメージを受けていないか、ちょっと渡る時に不安でした。

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あとはよく踏まれた気持ちのよい登山道を下っていきます。

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16時20分、桂谷林道に出ました。

※追記:実はここが川乗林道です。ここから川乗橋まで歩くと、川乗林道を端から端まで歩くことになります。全長7,331mだそうです。

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なんか左側が崩落してきそうで怖いです。画像ではあまり迫力がありませんが。足早に通り過ぎます。この先、百尋ノ滝付近まで路上に人の頭より大きい石がゴロゴロ転がっており、落石が日常茶飯事のようです。ガードレールがボコボコになっている箇所もありました。通行の際は気が抜けませんね。

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16時30分、川乗林道に合流。ここから先が長かった。

※追記:今歩いてきて、これから進むのが川乗林道です。左から来ているのはここが始点となる日向沢林道です。

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百尋ノ滝通過。この滝って、登山道から来ると山間の秘境のような滝に見えますが、実は上を林道が走っていて林道から丸見えなんです。事故の多い場所ですが、救急車がここまで入ってきて上から吊り上げて怪我人を収容します。

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17時25分、細倉橋通過。林道を歩き始めてからここまで1時間ちょっとかかっています。40~50分と踏んでいたんですが、意外と距離があるようです。

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18時ちょうど、川乗橋バス停に到着。次のバスは・・・19時6分です(笑)。歩くのも億劫なので待つことにしました。幸いバス停のすぐ横に水銀灯があり、ある程度明るいので、ずっと文庫本を読んでいましたが・・・流石に日が落ちると寒いですねぇ。

結局、簡単に・・・とか言いながらダラダラ長くなってしまいましたね(笑)。
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電車登山

徒骨亭さん、お早うございます。
先日はブログにコメントを頂きありがとうございました。青レンジャーもさっそくご訪問してみました。

徒骨亭さんもかなりアスリートですね~。12時間も歩いているっ。ガッツあります。関東地方のお山はすっかり春モードで雪なんてほとんどありませんね。登山道も多くの方に踏みしめられて、大変キレイです。

青レンジャーは電車登山登山をしたことがないので、何だか新鮮なのですが、どんな感じなんでしょうか?電車登山は都会でしかできないですから。。。

Re: 電車登山

山ガールの青レンジャーさん、こんばんは。
ご訪問ならびにコメント、ありがとうございます♪

アスリート・・・にはまだまだ程遠いですよ~。ようやく、山と高原地図の標準CTとトントンのペースで歩けるようになってきた程度で、kouさんみたいに連続80km高速移動みたいな真似はとてもじゃないけどできません。行動範囲が広がるので、せめて標準CTの80%くらいまでには持って行きたいんですが・・・。

今回、私が歩いたルートは、どっちかというと人が少ないほうです。もっと人が多いルートだと、踏みしめられて・・・を通り越して耕されて田んぼみたいな泥んこ祭りになります。

電車登山の一番の利点は、同じ場所に戻らずにコース設定ができる点でしょうか。行きと帰りで山越えをして別の路線を使うなんてこともよくあります。ただ、紅葉シーズンとか、半端じゃない混み方をすることもあります。去年の11月も、通勤電車並みにスシ詰めなのに全員山スタイル・・・という凄い電車を体験しました(笑)。

No title

徒骨亭さん こんばんは

奥多摩三大急登お疲れ様でした。今回もしっかりと勉強させて頂きました_(._.)_

今回もロングルートですね!なんだかだんだん歩く時間が長くなってきているような…。 今年の秋ぐらいにはハセツネいけるんじゃないですか!?楽しみになってきました。僕も少し頑張らないと(・・;)

とうとう青レンジャーさんが…(`ω´)グフフ

Re: No title

kouさん、おはようございます。

今回のルート、途中の鋸尾根の部分がかなりの曲者でした。基本的に急傾斜の岩だらけの尾根筋なんですが、正規の登山ルートのほかに踏み跡があっちこっちに付いていて、変な踏み跡についていったりするといきなり4mくらいの崖を下りる羽目になったり(私は引き返して正しいルートを探しましたが)、3点支持で岩登りをする羽目になったりします。大ダワから川苔山方面はこの鋸尾根の左右に巻き道があるはずなのですが、左側は破線ルートで崩壊、右側も断崖に桟道が続く尾根よりも怖いルートで桟道が崩壊しているらしいです。事実上鋸尾根一択なので、本仁田山から川苔山に行かずに鳩ノ巣方面へ下りる方も多いようです。

ロングルート?になります?基本的に2時間~2時間半の行程を4回繰り返しただけなので、あまり歩いた印象がないんですけどね。

青レンジャーさんは完全にkouさんつながりでご訪問いただきました。どうもありがとうございます。

ロングコース!

こんばんは、徒骨亭さん。
お疲れ様でした!

歩きましたね~。
地図を片手に見ていましたが、すごいです!
私は無理かも(^^;

ここのところ軽めのコースしか歩いていないので、そろそろがっつりいきたいのですが、地下足袋訓練もしないとな~と思っているので、なかなかタイミングが取れませんe-330

徒骨亭さんは、どんどんスピードアップしているので、そのうち走り出したりして(笑)

Re: ロングコース!

悠さん、こんばんは。

kouさんへの返信でも書きましたが、この日、そんなに長丁場を歩いたと言う実感がないんですよね。要所要所の間の所要時間が2時間~2時間半でしたので、長距離を歩いた実感がありません。連続して4時間以上歩いていたりすると、自分でも長丁場の自覚が湧くんですが。

地道に毎週歩いているせいか、やっと標準コースタイムくらいでは歩けるようになって来ました。でも、なかななそれより早く・・・というわけにはいきませんね。いい調子で歩いてこれて「さて何分短縮できたかな」と時間を確認したら標準CTどおりでガックシ、なんてことがまだ多いです。

地下足袋訓練、私もやってみたほうがいいんでしょうか?今のところ、足が故障したことが全然ないので(最初の頃に若干股関節が痛くなりましたが)、手を出さずにここまで来ていますが。やはり効果覿面ですか?
プロフィール

徒骨亭主人

Author:徒骨亭主人
「むだぼねていしゅじん」です。「とこつ」ではありません。
主な関心事は電子工作、鉄道模型、空モノラジコン。その他、オーディオ、銀塩カメラ、クラシック音楽、映画などなど・・・何のことはない。どれも皆、昔ながらのオヤジ趣味ですな。最近は13年11月から始めた山歩きに熱中しております。
女房に頭の上がらない、小学生の息子を持つ父親です。

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