fc2ブログ

地図の整理。

おはようございます。

先週は子供の運動会と休日出勤で週末が潰れてしまったので、今週こそは・・・は期待していたんですが生憎の天気ですね。生憎どころか南関東は各地で警報が発令しまくりで、山歩きどころの天候ではありません。この調子では明日の日曜日も難しそうです。

雨で山歩きができないなら映画でも・・・と思っても、木村大作監督の『春を背負って』の公開は来週ですのでまだ観れません。間が悪いですね。この木村監督の前作、『劒岳 点の記』ですが、先日、これの原作である新田次郎の『劒岳 <点の記>』を読んでみました。

劒岳―点の記 (文春文庫 (に1-34))
新田 次郎
文藝春秋
売り上げランキング: 42,824

新田次郎の作品は、昔からちらちらとは読んでいるのですが時代小説が多かったような気がします。山岳小説のジャンルにあたるものはあまり読んだ記憶がありません。一番覚えているのは何かの短編集に収められていた、浜松の徳川家康に会うために富山から真冬の北アルプスを越える戦国武将・佐々成政主従を描いた『佐々成政の北アルプス越え』ですが、これも基本的に時代小説ですよね。

『劒岳 <点の記>』は、現在の国土地理院の前身にあたる参謀本部陸地測量部柴崎芳太郎測量官が、三角点設置のため当時未踏峰であった剱岳山頂を目指す話です。ちなみに参謀本部陸地測量部ですが、1945(昭和20)年の終戦時に「戦後の復興に地図作成機関が必要」という参謀本部第二部参謀・渡邊正少佐の判断から終戦2週間後の9月1日には陸軍組織から切り離され、内務省地理調査所として再出発したのだそうです。この迅速な英断により、陸地測量部時代の膨大な資料も戦後の混乱で散逸することなく、現在まで伝わっているのだとか。登頂自体が目的ではなかったため、剱岳初登頂の日付は公式記録には残っていないのですが、元気象庁勤務だった新田次郎らしく、陸地測量部の測量記録と当時の気象記録から初登頂の日付を割り出しています。こういったことができるのも記録がきちんと保管されていたからこそなんですね。

この地理調査所、1948(昭和23)年には建設省地理調査所に名前を変えましたが、1946(昭和21)年から1958(昭和33)年までは千葉市の陸軍戦車学校跡地(現在の千葉市稲毛区役所のある場所)にあったのだそうです。その後東京・目黒に移転し、1960(昭和35)年に国土地理院に改称。1984(昭和59)年にはつくば市に移転して現在に至ります。私の地元に国土地理院の前身組織があった時代もあるんですね。なんだか嬉しくなっちゃいます。

さて、この国土地理院の2万5千分の1地形図ですが、半年前の山歩き開始時からじわり、じわりと増え続け、現在ではこういうことになっています。

20140606_0005_01.jpg

本日現在で21枚あります。基本的に山歩きをする時は該当する地域の2万5千分の1図を必ず携帯しています。まあ、明らかになくてもいいじゃないかという山もありましたが(笑)。ここで一度、自分自身の覚書も兼ねて、在庫の棚卸をしてみます。昭文社の「山と高原地図」のエリアごとに整理してみました。

【27 高尾・陣馬】
 「与瀬」(一番最初に買った地図)
【23 奥多摩】
 「五日市」「武蔵御岳」「原市場」「猪丸」「奥多摩湖」「武蔵日原」「丹波」「雲取山」
【25 雲取山・両神山】
 「雁坂峠」
【26 金峰山・甲武信】
 「金峰山」「川浦」
【24 大菩薩嶺】
 「柳沢峠」「大菩薩峠」「笹子」
【22 奥武蔵・秩父】
 「正丸峠」
【28 丹沢】
 「大山」」「秦野」
【20 赤城・皇海・筑波】
 「筑波」
【山と高原地図の範囲外】
 「保田」「金束」(南房総市の鋸山・富山・伊予ヶ岳のエリア)

このほか、18年前に買った東丹沢エリアの地図が数枚。当時はどこへ行こうとしてたんだろう?少なくとも大山・塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳エリアではありません。

これらの地図の中には、なんかお金を出して買うのが勿体無いような代物もあります。

20140606_2332_04.jpg

こちらは南房総の「保田」。鋸山や富山の半分が載っています。でも、ご覧のように地図の半分以上が真っ青。これでも値段は他の地図と同じです(笑)。『浦賀水道』という名前だけ載っていますが、せめて水深でも・・・と思ってもあちらは海上保安庁海洋情報部(昔の海軍水路部、のち海上保安庁水路部)の管轄ですから国土地理院にはデータがないみたいですね。水深と標高では測量の仕方が全く違いますが。

ところで。最近では2万5千分の1図が咄嗟に取り出しにくくなってきました。一見しただけでは見分けにくいものですから束にして置いておくと間違いの元です。一応、自分なりに順番にして束ねてはあるのですが、このままではいざ使おうとした際にまったく別の地域の地図だった・・・ということになりかねません。そこで、収納方法を検討してみました。

しかし、ネットでいろいろと検索してみたのですが、なかなか妙案はないようです。書類キャビネットを用意、二つ折りフォルダの見出しを地図名にして1フォルダ1枚で収納、山域ごとにグルーピング・・・までやれば問題ないのはわかっていますが、大掛かりになりすぎですよね。結局、ある方のブログを参考に、仕切り板で山と高原地図のエリアごとに区切り、保管することにしました。

まずは百均で手頃な入れ物を探します。仕事帰りにアルカキット錦糸町のダイソーに寄って、プラスチック容器を物色してきました。購入したものはこれです。値段は1個で税抜き100円、割り増し価格の商品ではありません。

20140606_0007_02.jpg

目分量で選んだのですが、帰ってきてから現物合わせして見たら、私の折り畳み方(縁を全部後ろに折り返してから横方向は4等分折り、上の「保田」の画像参照)でピッタリのサイズ(128mm)でした。危ないですね~。もうちょっと幅が狭かったら極端に使い心地が悪くなるところでした。

プラスチック板(0.5mmのタミヤのプラ板)で仕切り板を作り、収納してみました。

20140606_0012_03.jpg

いい感じですね。仕切りのプラ板にはまだ対応する山と高原地図名を入れてありませんが、プリンタでステッカー用紙に出力して貼りつけるつもりです。スペースが余ったので山と高原地図や高尾・奥多摩の詳細地図、首都圏自然歩道のパンフなんかも一緒に入れてありますが、2万5千分の1図だけなら30~35枚程度は入りそうです。今回、同じプラ容器を2つ買ってきましたので(ダイソーだと同じ商品がいつまであるかわからない)、70枚程度までは収納できそうです。そのころまでにもっと効率的な収納方法を思いつくといいのですが(笑)。

さて。明日は晴れるかな?でも、山は警報解除後でも危険そうですね。今週は大人しく街歩きでもしておくか(笑)。
スポンサーサイト



テーマ : アウトドア
ジャンル : 趣味・実用

コメントの投稿

非公開コメント

No title

こんにちは、徒骨亭さん!

地図の収納は、確かに悩ましきところではありますね~。
実は私のベッドの頭のところは出窓になっていまして、そこに100均で買ったケースにずらっと山と高原地図を入れ、その横に縦置きの書類たてに、山関係の雑誌やラミネートした地図などがあります。
今数えてみたら、山と高原地図は20地域分ありました…いつの間に(笑)
その他に、丹沢と高尾と奥多摩の詳細地図があります。

25000分の1の地図も買いたいのですが、折り目をつけたくなくて、いつもネットからその地域の地形図を印刷して、ラミネートしています。
というか、そのためにラミネーターを買いました(笑)

そして毎晩のように地図を眺めては、週末の山行きの行程を検討しています。
地図、大好き♪

あいにくの雨・・・。

徒骨亭さんこんににちは。

今週末はシットリし過ぎる週末ですね・・。
ご近所歩くにも躊躇しそうな・・。

『劒岳 <点の記>』で思い出しましたが、以前、NHK BSで柴崎測量官が剱岳へ三角点を設置したまでの経緯を確かめてみよう的な番組を見ました。当時、もちろん道が整備されていた訳でもなく、剱までは何度となく撤退を余儀なくされたようですが、あの重い三角点の石柱を担ぎ上げただけでも、どれだけの苦難があったのか想像を超えてしまいますねe-447・・。

それと現在の2万5千分の1地形図。調べてみたら私の家の近所にもMAPケースに入れ取り揃えている書店がありましたe-319!当然、以前は私が地形図などを手にするとは想像もしていませんでしたけど・・。

たまに目的の山域が3枚に別れてしまうような時、少しショックです・・。

Re: No title

悠さん、こんばんは♪

山歩きを始めて半年の私ですら山と高原地図が8冊ですから、数年経過していると20冊ぐらいは行くでしょうね。私も近々買い足したいのが「富士山」「八ヶ岳」「北岳・甲斐駒」あたり。夏に女房の実家の方に行った時に御嶽山・恵那山・伊吹山などに登るかもしれませんので、そっち方面も買い足すかも。奥穂高日帰りはまだまだ先の話です(笑)。でも、ベッドサイドにそういうスペースがあって寝ながら眺められるのはいいですね。布団だとそうはいきません。

2万5千分の1図は、買ってきてから折り畳む、あの一連の儀式が楽しいんですよ~。最後まで畳んだ時に縁がピッタリ合っていると嬉しくなります(笑)。ちなみにオンライン地図で行動山域をプリントアウトすると、枚数が多くなりませんか?A4での印刷ですよね?

【アニメ通信】ガルガンチュワ、じゃなくてガルガンティア、第1話だけ観ました。これってレイズナー・・・(ぼそ・笑)。

Re: あいにくの雨・・・。

かずろうさん、こんばんは♪

新田次郎はあくまで小説なので事実と異なる、脚色された部分があるかもしれませんが、現在登山道として使われているルートは、キレットがあったり岩壁をトラバースしなければならなかったりで突破できなかったみたいです。そこでそれ以外のルートをとるんですが、その重大なヒントを与えてくれるのが近くの岩窟で修行をしていた修験道の行者。ネタバレになるので詳しい話は小説か映画で・・・ですが、人間描写がうまくない新田次郎だけに描ききれていない面はあるものの、このあたりのくだりは感動的ですらあります。

私の最寄り駅(殆んどバレバレですけど)の周りでは取扱店はないんですが、快速で一駅のところで3店、二駅のところに1店の取扱店がありますので、大抵の山行の地図は間に合ってしまいます。でも、かずろうさんの移動距離だと3枚とかになるのはやむを得ないような気もしますが・・・。ちなみにそんなに移動距離が長くなくても、川苔山の主要登山道(百尋ノ滝、本仁田山、鳩ノ巣駅、赤久奈尾根)を全てカバーしようとすると4枚の地図が必要になります。一番最初に川苔山に登った時、無謀にも当初は赤久奈尾根での下山を考えていたので4枚全部持って行きました(笑)。

No title

徒骨亭さん こんばんは

とうとう本格的な山ヲタ、凄いです( ´∀`) 10年後にはとんでもない数になっていそうですね。楽しみになってきました!

翠星のガルガンティアどうでしたか?僕は4話目まで見ましたよ。悠さんもテンション上がっていると思いますよ~o(^o^)o

Re: No title

kouさん、こんばんは♪

もともと資料ヲタクっぽいところがありますから、確かに10年も経ったら地図を含めた山関係の資料がとんでもないことになるでしょうね。今のところは地図も本も大した点数ではありませんが・・・。

ガルガンティアはまだ1話しか観ていませんが、お話の作り方は丁寧ですね。ハードSFっぽい展開もなかなかナイスです。実は私はマジンガーZをリアルタイムで観れた世代ですが、昔からロボットもののアニメはちょっと苦手です。ただ、ああいう自律制御型のものだと観ていられます。要は私はメカヲタクなんでしょうね(笑)。

No title

徒骨亭さん、こんにちわ。

山と高原地図は4月の消費税UPから100円以上高くなりましたね。。。残念です。。。でも買わない訳にはいかないので、買っていますが。。。そしてどんどん溜まってしまう~。本当に整理が難しいです。

地図は眺めているだけでも楽しいですよね。「日本アルプス総図」なんてサイコー。青レンジャーも頻繁に眺めていたりします。

世の中的には、「剱・立山」、「槍ヶ岳・穂高岳」あたりの売り上げが一番高い気がするんですが、どーでしょうか???

Re: No title

青レンジャーさん、こんばんは♪

私は山と高原地図は電子版とセットで買っているので、さらに500円余分にかかっています。普段の山歩きの際にはiPod touchにインストールした電子版を参照しながら歩いていますが、GPSがついていないので現在位置の表示ができません。また、iPod touchは水溜りにでも落したら終わりですので、必ず紙版の地図も同時に持ち歩いています。2万5千分の1図も電子版をインストールする手はあるのですが、面倒なのでまだ実装していません。必要な時はザックから紙版を引っ張り出して使います。

でも、「剱・立山」「槍ヶ岳・穂高岳」あたりが一番売れるなんて、やっぱり北アルプスの地元ならではですね。南関東だとやっぱり一番売れているのが「高尾・陣馬」それに続いて「奥多摩」「丹沢」あたりです。大きな書店だと平積みになっていますし、一部ずつしか置かないような小さな書店だとこの3つがよく売り切れになっています。

こんにちは、
私も先週末は生憎の天気で山へは行けませんでした…
春を背負って、私も見てみたいです。
映画館の巨大なスクリーンで観れば、
きっと素敵な景色を見られそうですね★

いつもちゃんと2万5千分の1地図をお持ちなんですね。
その方が詳細がわかっていいですよね。
私はいつも山と高原地図で、詳細わからず迷います…
それにしても、たくさん集めましたね!!

Re: タイトルなし

umeチャンさん、こんばんは♪

この半年くらいは休みのたびに山に行っていましたから、映画も久しぶりです。混んでいるとイヤなので、最終上映とかの空いた時間を狙って映画館に行くことになると思います。昼間は山歩きに使えますし(笑)。

2万5千分の1図、2月の大雪の後では結構使いました。特に戸倉三山で踏み跡がないルートに入ったときは、雪に登山道が埋まっていて危うく尾根を間違えそうになったところで地図とコンパスで正しいルートを選ぶことができました。山と高原地図にも等高線は載っていますが、2万5千分の1図の方が圧倒的に地形を把握しやすいです。普通の山道では山と高原地図だけでも充分かもしれませんが、道迷いとかの非常時に備えて必ず2万5千分の1図を携行するようにしています。

長次郎

徒骨亭さん

『点の記』は高校生の時に図書館から借りて読みました。
面白くて、二度読みしました。
たしか『雪を背負って登り・・・』って書いてありました。
梅雨の中休みの長次郎からですね。
急だし、落石も多いですが、別山尾根が整備されて無い時代なので、一番登りやすいルートだったんでしょう。

シーズン中は人がウジャウジャいるので、この時期の長次郎は静かな山登りができていいかもです。

Re: 長次郎

目目連さん、おはようございます。

長次郎谷は、この測量の時の山岳ガイドで初登頂時のメンバーだった宇治長次郎の名前がそのまま付けられているんでしょうけど、地名と言う形で業績が残ると言うのは山男冥利に尽きるんじゃないかと思います。でも、別山尾根や早月尾根が整備された現在でも登山ルートとして使われているんですね。小説を読むと、是非ともこのルートを使って登ってみたくなります。

それと、三角点がやたら気になるようになりました。元々山で見かけても絶対に触れないようにしていたんですが、土砂が流出して崩壊寸前になっているような三角点を見かけると切なくなりますね。
プロフィール

徒骨亭主人

Author:徒骨亭主人
「むだぼねていしゅじん」です。「とこつ」ではありません。
主な関心事は電子工作、鉄道模型、空モノラジコン。その他、オーディオ、銀塩カメラ、クラシック音楽、映画などなど・・・何のことはない。どれも皆、昔ながらのオヤジ趣味ですな。最近は13年11月から始めた山歩きに熱中しております。
女房に頭の上がらない、小学生の息子を持つ父親です。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスカウンター
只今の時刻
※この時計の時刻は、閲覧しているパソコンのものであり、必ずしも正確な時間とは限りません
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR