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御岳山・大岳山の未踏の道を散歩。

こんばんは。

先日、6月22日の日曜日、14日に公開されたばかりの映画『春を背負って』を観てきました。この日は急遽職場に顔を出さなければならなくなったんですが、昼過ぎには仕事も一段落。帰りに錦糸町を通過した際にiPadで楽天地での上映時間をチェックしたら次の回まで40分程度と、ちょうどいい頃合いになっています。直ぐに改札を出て映画館に向かいました。

ここで映画を見るのは何十年ぶりでしょうか。最近は蘇我や市川コルトンプラザ、柏の葉のシネマ・コンプレックスでの映画鑑賞ばかりでしたので、昔ながらの自由席の映画館に行ったのは久しぶりです。もっとも、劇場が昔と変わらないだけで、上映システムは最新のデジタル式のものに更新されているらしいですね。画面の隅に出る、フィルムを繋ぐ際のシンクロ用のパンチ穴、あれも最近は見ないような気がするのですが、見えたのはいつ頃までだったでしょうか。

映画では笹本稜平さんの原作の奥秩父・甲武信ヶ岳山麓から北アルプス・立山連峰に舞台を移しています。このあたりがちょっと心配だったのですが、あまりエピソードを欲張らず、かなり絞った上で淡々と描いていますので綺麗にまとまったようです。ただ、ちょっと淡々としすぎていて、山好きならウンウンと納得できるところでも知らない人には何で?みたいなシーンが若干あったような気がします。その辺は不親切かも。

あと、トヨエツを始め、登場人物が美味しそうに煙草を吸いますねぇ。私は3年半前に煙草を止めてしまいましたが、あんまり美味しそうに吸われると、また吸いたくなってしまうではないですか(笑)。

ただ一点。ラストの部分は流石に・・・ちょっとアレかな。私の頭の中では北アルプスが突然ヨーロッパアルプスに切り替わり、羊の群れが飛び跳ねて・・・

♪yo le lo le lo hi ho♪
♪yo hi du di ya ho ho♪
♪yo le lo le lo hi ho ya♪
♪la hi du di yo♪

・・・なんてヨーデルが聞こえてくるかと思いました。

さて。映画鑑賞の前日、6月21日土曜日はまたもや奥多摩方面に出かけていました。ただ、この日は終日曇りの予報で、展望は期待できません。あまり展望には関係なく山歩きだけを気軽に楽しむと言うことで、久しぶりに御岳山・大岳山界隈を未踏ルートを中心に散歩してみました。

この日の朝は5時過ぎの2本目の総武線快速で地元の駅を出発しました。若干ノンビリとした出発です。一旦東京駅まで行き、中央線ホームまで移動して各駅停車の高尾行きに乗り換えます。しかしこの電車は途中の国分寺で後発の特別快速に抜かれますので、こちらに乗り換えて立川駅まで。立川からは4分の待ち合わせで青梅線の青梅行きに乗り換え、青梅からは17分の待ち合わせで奥多摩行きに乗り換えます。どうも接続がよくありませんが、3月のダイヤ改悪以来、始発電車の次の便となるとこの時間になってしまいます。

この週末は翌日日曜日が雨の予報でしたので、登山者も土曜日に集中したみたいです。青梅での17分の待ち合わせの間にさらにもう一本の電車が到着しましたが、こちらにはかなりの登山客が乗っていました。基本的に青梅どまりの電車は10両編成、奥多摩までの電車は4両編成ですから、10両×2編成分の乗客が4両編成の電車に乗り込むと・・・通勤ラッシュ並みの混雑です。私は幸いなことに座れましたが、大きなザックを持った山ウェアの乗客が押し合いへし合いしているのは異様な光景ですね。昨年の秋、山歩きを始めたばかりの頃のこの路線は、ちょうど紅葉シーズンだったせいもあってかなりの混み方でしたが、そのときより酷いです。

電車は途中の軍畑で若干乗客が減り、御嶽でそこそこ減り、川井・古里でも若干減り・・・だったので、目的地の鳩ノ巣では降りるのに支障の無い程度の混み方になっていました。しかし、まさか山歩きに来て無事降りられるかどうかの心配をするとは思いませんでした。

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鳩ノ巣到着は8時15分です。ここは川苔山方面への登山口でもありますので結構な数の登山客がいます(ちなみに川乗橋からの百尋ノ滝ルートは途中の橋が崩落しているため、6月26日現在でも通行止めになっています)。身支度を整え、8時25分、出発です。

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鳩ノ巣駅前からすぐ下を通っている国道411号まで下ります。道路の反対側へ渡り、この看板の分岐を下りていくと、大楢峠経由で御岳山へ行く登山ルートの入り口に至ります。

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すぐに多摩川を渡ります。ご覧のような吊橋「雲仙橋」が架かっています。

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雲仙橋の上から鳩ノ巣渓谷の眺め。このあたりの川遊びも面白そうですね。死亡事故も発生しているらしいので、注意が必要ですが。

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15分ほど歩くと登山道につきます。ここにはトイレもあります。

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しばらくは幅の広い、遊歩道のような登山道が続きます。非常に歩き易いです。この後、一旦真新しい林道に出て300mほど林道を歩きます。山と高原地図にはこの林道部分がまだ掲載されていませんので、ちょっと混乱しました。

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林道が終わってまた登山道になります。どうもこの感じだとこの先も林道を延ばすつもりのようですね。

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道端にあった石碑。左側は「奉納 百番供養塔」と読むのが正しいようです。最初「百米田」と読んでしまったので何が何だかわからなかったんですが、西国三十三ヶ所坂東三十三箇所秩父三十四箇所の百ヶ所の霊場を全て巡礼した人が立てたものののようです。中央上のレリーフは不動明王のようですが、なにか関係があるんでしょうか?確か、これらの霊場はすべて観音様だったような?

建立は天保六乙未(きのとひつじ・1835)年となっています。巡礼の出来ない子供や年寄りでもこの供養塔に詣でれば同様のご利益を得ることが出来る、という趣旨らしいです。昔はこれだけの霊場を回れる人はそれなりのお金持ちでしょうから、それを周囲に還元するということでこういうものを建てたんでしょうね。右にあるのは馬頭観音。このあたりも青梅街道の街道筋で馬もそれなりにいたでしょうから、馬頭観音への信仰も篤かったんじゃないかと思います。

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この辺りを過ぎると段々山道っぽくなってきます。

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野生の額紫陽花が咲いています。清楚で可愛いですね。

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大楢峠に近付くと、段々道も急になってきます。ただ、急登と呼べるようなものではありません。

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大楢峠に到着。ここには鳩ノ巣駅、白丸駅、海沢園地、御岳山の4つのルートが集まっています。

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大楢峠の名前の由来でしょうか?コナラの大木があります。どうも、「コナラの大木」と言うと「見上げるような小男」みたいで言葉のすわりが悪いですね(笑)。

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コナラはどうも倒壊の危険があるようです。この木の左側には白丸駅へ至る登山道が通っているのですが、その部分は通行止めで右側を迂回するように指示が出ています。

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これから進む方面。右が海沢園地への道、左が御岳山への道。海沢探勝路を歩いてみたい誘惑にもかられましたが、当初の予定通り御岳山に向かうことにしました。

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御岳山への道を歩き出すと、のっけから緑のトンネルです。ただしそう長くは続きませんし、藪漕ぎというほどのものでもありません。すぐに普通の歩きやすい登山道に戻ります。

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沢を渉る部分で登山道が崩壊している箇所があります。落石で折れた木が生々しいです。崩れたのは割と最近のようですね。新たな落石が起きないか、注意しながら通過します。

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まだまだ新緑が目に眩しいですね。

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大楢峠から1時間ほど歩くと、突如舗装道路に出ました。右にあるのは生ゴミの処理施設。御岳山の門前町(御師の集落)までもうすぐのようです。

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御岳山の御師集落に到着。大楢峠からの登山道は、御岳ビジターセンターのちょっと御嶽神社よりのところに出ますので、そのまま御嶽神社方面に向かいます。

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御嶽神社門前の通り。ちょっと早めですが、ここで昼ご飯にします。

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本日の昼食はとろろざる蕎麦。蒸し暑い道中だったので、さっぱりした蕎麦はありがたいです。ただし、ちょっと高めで950円。ねぎと山葵を入れてから写真を撮り忘れたことに気がつき、慌てて撮影しました(笑)。食事を含め、30分ほど休憩。

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昼食後は武蔵御嶽神社、大口真神社に御参りします。自分と家族、大切な人たちの安全を祈願します。大口真神社は、以前の記事でも触れたように御岳山の山頂にあります。

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神社の南側にある長尾平分岐までやって来ました。御岳山周辺の登山道はすべてここが起点となっています。昨年12月に大岳山から来たときはロックガーデン・天狗岩を経由して正面の道を登ってきましたが、今日は右手の方へ進みます。

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数分進むと真っ直ぐ大岳山方面に向かう道と、奥ノ院・鍋割山を経由して大岳山に向かう道の分岐があります。

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分岐の直ぐ左側には天狗の腰掛杉。立派な杉ですね。

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奥ノ院方面に向かう道の入り口には鳥居があります。これをくぐって先へ進みます。

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奥ノ院への道は結構急です。このあたりで5月30日に仔熊が目撃されたらしいので期待していたんですが、今更ノコノコ出てくるわけないですよね。ちなみに先週14日には七ツ石山の下の巻き道に熊(こちらは成獣)が出たそうです。当日、近くにいたのに、惜しいことをしました(笑)。

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予想していたよりは険しい道です。このように鎖を渡した場所もあります。でも、本来近付き難いのが奥ノ院。険しくないと奥ノ院としての意味がなくなってしまいますよね。

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ちょっと開けたところから見えた風景。御岳山に来るまでの道中では時々日が射していましたが、このあたりでは完全に曇りになってしまいました。靄もかかって展望はよくないですが、右奥の尖った山が日の出山。左端、隠れそうになっているのが御岳山です。奥ノ院は御岳山や日の出山より150mほど高いので、すでに両山が下に見えていますね。

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奥ノ院山頂への分岐を示す指導標が出てきましたが・・・。

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指導標の手前の右側にはこのように奥ノ院の拝殿と階段があります。指導標がこの階段を登れと言っているのか、それとも指導標の右奥の急斜面の踏み跡を辿れと言っているのか、いまひとつ不明瞭です。階段を登って拝殿前まで来て、参拝後に確認すると拝殿の右のほうへも道が通じているようです。試しにそちらへ進んでみました。

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足元があまりよくないので、注意しながら進みます。

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無事奥ノ院山頂(1,077m)に到着。

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こちらは奥ノ院から鍋割山方面への尾根道。こっちも結構険しいですね。でも、折角登ったのに結構下るなあ。奥ノ院と鍋割山は数メートルの標高差しかありませんから、下ったら必ず登り返さないといけません(笑)。

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先ほどの拝殿の前から直進してきた巻き道と合流。これは振り返って撮影しています。

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しばらく山道を下ってまた登り返すと、今度は鍋割山の山頂と巻き道の分岐に出ます。迷わず山頂を目指します。

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あれ?分岐からあっという間に鍋割山山頂(1,084m)に到着しました。ほとんど巻き道の意味が無いですね。傾斜も緩やかですし、このコースを歩く時は迷わず鍋割山の山頂を踏むことをお勧めします。ただし、鍋割山の山頂は殆んど展望がありませんが(笑)。

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鍋割山山頂を過ぎると、これまたすぐに巻き道と合流します。これも振り返って撮影。ちなみにこの位置からも山頂が見えています。

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天狗の腰掛杉から直進してきた道と合流。これも振り返って撮影しています。

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大岳山への登り道をしばらく進み、廃業した大岳山荘のあたりまでやってきました。ここにはトイレがあるんですが・・・芳しい香りが周囲に満ち溢れていて、とてもじゃないけどこのあたりで食事をする気になりません。恐らく汲み取りとかもあまりされていないんじゃないかと思いますが・・・山でのトイレはありがたいですが、維持にはかなりの労力が必要なんでしょうね。

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大岳山荘の向かいは大岳神社です。

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大岳神社の狛犬。御岳山の大口真神社と同じく、ニホンオオカミです。なんだか獏みたいに見える、可愛い狼ですが、実は宝暦九(1759)年のもの。国内のニホンオオカミ・ヤマイヌを象った狛犬の中では2番目に古いものなんだそうです。檜原村・笹久保の貴布禰神社には翌宝暦十年に奉納された、よく似た狛犬があるそうです。作者が同じなのかもしれません。円空の仏像みたいな、素朴な美しさがありますね。

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大岳山の山頂へ向かいます。山頂直下の岩だらけの急登部分。

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半年ぶりに、大岳山山頂(1,266m)に到着。でも、今にも雨が降り出しそうで、かなり薄暗いです。

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霞んでしまって真っ白。期待は全くしていませんでしたが、やっぱり実際に目にすると残念です。こちらで持参したカスタードクリームの餡ドーナッツ、小倉と生クリームの餡ドーナッツを食べます。2度目の昼食ですね(笑)。30分ほど休憩して、2時20分頃出発します。

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再び大岳山荘の前に来ました。実は山と高原地図にある、山頂付近から真っ直ぐ馬頭刈尾根(まずかりおね)に向かう道を探してみたのですが、それらしい分岐はあるものの20mほどで藪と化していたため前進を断念。ここまで戻ってきて馬頭刈尾根を目指すことにしました。ここを右手に進むと馬頭刈尾根です。今日はここを通って武蔵五日市方面に出ます。

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大岳山の巻き道との合流点まで来ました。これも振り返っての撮影です。ここまでのところではやはり、山頂から直結している道の気配はありませんでした。山と高原地図の当該ルートは既に廃道なんでしょうか。

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このあたりは気持ちのよさそうな尾根道が続いています。晴れていれば最高なんでしょうね。でも、このあたりだけで馬頭刈尾根を判断してはいけない、と後から思い知らされました。

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所々に分岐があります。どこも1時間ちょっとで里まで出られます。天候が悪化したら、適当なところから下山するつもりです。こちらを右に下りると白倉バス停。

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今度は左への分岐。こちらを下りると大岳鍾乳洞から養沢方面に下りられます。ここから先は関東ふれあいの道と重なっています。と、このあたりで突如パラパラという音がし始めました。ついに降りだしたようです。樹林帯の中で新緑が雨を遮ってくれるので、水滴は殆んど落ちてきません。

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結構険しいところもあります。

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ヤマツツジが咲いています。普段だったら心が和むんですが、このあたりは上に葉っぱが無くて雨粒がそのまま落ちてきます。なんだか心に余裕がなくなるな~。

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富士見台に到着。ここまでのところ、誰ともすれ違わず、誰にも追い越されず。人っ子一人いません。普段だったら天候が悪くてもトレランの方がかならずいるんですが、今日はどうしたんでしょうね。

東屋がありますので、ここでザックにカバーをかけます。レインウェアの必要性はまだ感じませんが、ザックは知らない間にびしょ濡れになっていることがありますからね。でも、ザックカバーをかけ終わったら雨がやんでいました(泣)。まだいつ雨が降るかわからないので、このまま出発します。

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富士見台の先はアップダウンが激しく、「つづら岩まで400m」とかの表示が出ていてもなかなか距離が縮まりません。

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鋸尾根みたいな、鉄の梯子もあります。

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突如、巨大な岩が目の前に出現しました。つづら岩に到着です。一瞬、この岩壁を「カニノヨコバイ」して通過するのかと思いましたが、右下方向にちゃんと巻き道がついていました(笑)。

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大きな岩です。しばらく巻き道を歩いても、まだ続いています。これは登山道から左へ逸れて岩の下に通じる道をきたところ。実は、この岩はロッククライミングの練習フィールドとして大変有名らしいです。けれども今日は天候のせいか人影が見えません。

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天狗ノ滝方面への分岐。つづら岩の前にあります。関東ふれあいの道はここでお別れ、天狗ノ滝方面に下っています。

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つづら岩はまだ続いています。こっちの方ではクライマーの方がお二人、岩に挑んでいました。見えにくいですが左下に写っています。このお二人が馬頭刈尾根で最初に見かけた人影で、同時に最後に見た人影でした。一日、馬頭刈尾根をほぼ独占状態ですが、天気が悪いのであまり嬉しくないですね。

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つづら岩から数分進んだ場所です。ここで危うく道迷いをするところでした。前方に見えている岩、この左側を巻こうと道なりに進んでいますが、実は岩の左を巻くのはまちがいです。この手前か先に分岐があったのを見落としたようなんですが、本当は岩の右を巻いて右方向に進まなければなりません。

左に進んで岩を越えると、その先、尾根から下りる方向で踏み跡が続いていたんですが、そこを数メートル進んで「おかしい」と気がつきました。地形図はザックの中で、カバーを外すのが面倒だったので手元の電子版山と高原地図でチェックしたんですが、この先、尾根の終わり近くまで尾根筋の直上に道が付いている筈です。岩の上を尾根に沿って歩くルートをよく見ると、こちらも同じように踏み跡が付いています。どっちが正しいのかテープで判断しようと思っても、すでに正規のルートを外れているので、どちらにもテープがありません。とりあえず尾根に沿うのが正しいはず・・・と進んでみたら、数十メートル先で右から来た本道に合流しました。これで一安心です。

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結構険しい、アップダウンのある道が続いています。これでは鋸尾根とそう変わらないですね。

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思いっきり下って、思いっきり登り返します(笑)。

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茅倉方面への分岐。

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ようやく鶴脚山山頂(916m)に到着。ここまで歩いてきても、大岳山荘付近と較べて100mくらいしか標高が下がっていません。要は馬頭刈尾根の先端まで行ったところで急傾斜の下り道があるということなんですね。

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鶴脚山の先は急傾斜をひたすら下っていきます。そして、下りきったところに泉沢方面への分岐があります。ただし、この分岐は山と高原地図には出ていないみたいですね。この先、馬頭刈山の手前にもう一つ、泉沢・和田向バス停方面への分岐があるのですが、そちらのほうが掲載されています。

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下ったものはまた登り返します。鶴脚山と馬頭刈山は32mしか標高が違いませんから、先ほど下りた分と同じくらい、登り返さないといけません。

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こちらが山と高原地図に載っているほうの泉沢方面への分岐です。

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馬頭刈山山頂(884m)にようやく到着。ここも人っ子一人いません。雨模様で何も見えませんが、鶴脚山同様にあまり展望はよくないみたいです。

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馬頭刈山からは急坂をどんどん下っていきます。このように伐採されて開けたところがありますが、何も見えません。でも、夏場はこういうところってクロスズメバチやオオスズメバチが巣を作りそうで怖いですよね。

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高明山(光明山とも。798m)まできました。ここは嘗て存在した高明神社の跡です。山頂は背後のピーク。登山道は背後のピークを通ってから神社跡の前に下りてきています。この後、杉林の中の急坂をどんどん下ります。

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軍道(ぐんどう)集落方面へ下る道と十里木(じゅうりぎ)集落方面へ下る道の分岐に来ました。軍道はバスの本数が少なく、十里木はそこそこあります。軍道でバスが無かった場合には十里木まで歩くことになりますが、トータルの距離は同じくらい。あと、十里木方面は若干の登り返しがあるようです。・・・というわけで、軟弱に軍道方面への道を選びました(笑)。なお、日帰り温泉瀬音の湯は十里木方面ですので、温泉希望の方は無条件に十里木となります。

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一旦林道に出て・・・

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すぐにまた登山道に戻ります。指導標どおり歩きましたが、林道を歩かずにショートカットする登山道があったみたいです。

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額紫陽花の畑?みたいなのがあって、一面野生種の白い額紫陽花が咲いています。売るために栽培しているんでしょうか?

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軍道の集落まで出てきました。この後は集落の中を指導標にしたがって軍道バス停まで歩きますが・・・なかなか到着しません。あれ?

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ちょっと開けたところに出てきたら・・・どっひゃ~!バス通りはまだ遥か下です。軍道の集落って、こんな山の上にあったのか~。コンクリート舗装の急坂が下まで続いていますが・・・足が痛くて歩きにくいです(笑)。そろりそろりと下りていきます。

最後にバス停の写真を撮ろうと思っていたんですが、バス停に着いて次のバスの時間を確認すると・・・18時30分。時計を見ると・・・18時30分。「え?」と思って左の方を見たら、10m先までバスがきていました。そのままバスに飛び乗り、武蔵五日市の駅に直行。拝島、立川、東京で乗り換え、この日は千葉まで座って帰れました。
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非公開コメント

やはり、雨には降られてしまいましたね。でも素敵な景色です★
まだ奥多摩も新緑が目に優しい季節ですね。
やはり花の咲く時期なので、電車も混んでいたんでしょうね。
それにしても、通勤ラッシュ並みとは凄いですね。
3月に行ったときはすごく空いていたのに…

2回、お昼ご飯をとってますね^_^
やはり長距離を歩くと、お腹がすきますよねー。お蕎麦高いけど、暑い季節には美味しそうですね★

No title

徒骨亭さん、お早うございます。

最近、週末雨に降られることが多いので、たとえ曇り予報でもお山に向かいたくなってしまいますね。しかし、全般的に空梅雨ですかね~。7月に入ってからたくさん降るのでしょうか???

タバコですが、時々お山で吸っている方がいらっしゃいますね。この虫の多い時期、タバコを吸うことにより、虫よけ効果があるんじゃないかと思うんですが、実際はどーなんでしょうか?非常に気になります。もし、虫よけ効果があっても・・・やっぱり青レンジャーは吸わないな。。。

最後、バスにギリギリ乗れて良かったですね。18時30分を過ぎるともうバスないとか・・・。

Re: タイトルなし

umeチャンさん、おはようございます。

何せ梅雨の合間なので、ある程度天気が持つと思われる休日にはどっと人が出てくるんでしょうね。展望は最初から期待できないので、「素晴らしい展望」が見れなくてリベンジしたくなるようなところは避けて、樹林帯の中の山歩きを楽しめるようなコースを設定してみました。でも、大岳山頂は半年前も冬なのにあまり展望がよくなかった記憶があります。相性が悪いんでしょうか。

3月に行かれた時って、確か日の出山や吉野梅郷に行かれたときですよね。あの時期はまだ大雪のダメージが大きかったので、奥多摩方面も人出が少なかった記憶があります。さすがに本格的なアウトドアレジャーのシーズンとなるとそうはいかないかもしれませんね。でも、umeチャンさんってお住まいは都内・・・でしたよね?奥多摩は殆んど行かれないのかな?

一応、2回目の昼食はデザートということで。デザートは別腹ですから(笑)。

Re: No title

青レンジャーさん、おはようございます。

この後、梅雨末期にはそれなりにまとまった雨が降るんじゃないかと思います。曇りや小雨でも荒れ模様にはならないだろうな、という天候であることを確認して出かけていますが、低気圧が接近していたりして嵐になりそうだったら流石に出かけないでしょうね。道中、左右の分岐を確認しながら歩いていますが、実はこれらの分岐からはどれも1時間ほどでバスの通る里まで下りられるんです。天候が急変しそうだったらすぐに逃げるつもりでいますが、今回はそんなこともなく最後まで歩けました。

煙草は虫除けになるんですかね~?私も以前は吸っていましたが、そのころはまだ山歩きをやっていなかったとは言え、蚊とかが寄ってこなかった記憶もありません。何より、歩いている最中の煙草は山火事の元ですから、虫除け目的での喫煙というのは難しいんじゃないんでしょうか。ちなみに現在吸っていないんだったら、お金の無駄になるだけですからやらないほうがいいですよ。月に1万円以上は飛びますから、山道具でも買ったほうがマシです。

バスですが、実はこの後にもう1本あります。ただし時間は19時52分・・・待っていられませんよね。1キロちょっと歩いて十里木まで出れば30分に1本はありますので、タイミングが悪ければそっちまで歩くつもりでした。十里木からの最終も21時47分ですし。このあたり、秘境の檜原村方面とは言え、痩せても枯れても東京都、ですよね~。千葉市内の私の実家の方が最終バスが早いです(笑)。

No title

こんにちは、徒骨亭さん!

私も過去2回ほど大岳山に行きましたが、晴れて眺望がよかったことはありません(笑)
今回徒骨亭さんが歩いたコースは、私が歩きたいと思っていた部分が重なり、興味深く拝見しました。
ただ本当に奥多摩は遠くて(^^;
本当にダイヤ【改正】されるまで、足が遠のきそうですe-330

映画のラストは昭和の香り、しませんでした?(笑)
私は夫と一緒に見に行ったのですが、あのラストはないな、とお互い苦笑い(^^;
せっかくいい雰囲気だったのに、一気に松竹の青春映画になってしまった…なぜ誰もあのラストを止めなかったんだ!!

Re: No title

悠さん、こんばんは♪

今回私が乗ったのは始発より遅い電車が接続している奥多摩行き電車でしたが、悠さんのご自宅のほうからだと恐らくこの電車が最速なんでしょうね。終点の奥多摩着が8時半近くになってしまうので、山歩きの足としては遅すぎます。この間、さわらびの湯に最速で何時に到着できるか計算したら8時前だったりしたので、電車だけでいける奥多摩がこの状態というのは納得できないです。ホント、どこかに前泊できる拠点を作りたくなりますよね。

映画のラスト、昭和の香りと言うよりカルピス劇場の香りですね。ハイジとペーターにしか見えませんでした。青井優さん、ショートカットだし。あ、でもこれは確かに昭和の香りか(笑)。DVD化するときにでも編集しなおして欲しいですね。

今日は雨の予報だったので山へは行かず、ちょっと山にも関係する用で埼玉の入間まで行っていました。でも、昼過ぎには入間辺りは土砂降り・・・奥多摩や奥武蔵はあの様子なら大変だったでしょうね。明日は今日よりはマシみたいですが雷の予報。どうしようかな。ちなみに今日の野暮用はそのうち山行記事とは別にアップします。

No title

徒骨亭さん こんばんは

せっかくの週末も雨では気分が萎えますね~。はやく梅雨が明けて欲しいです。゚(゚´Д`゚)゚。

御岳山、大岳山登山お疲れ様でした~。今回もハセツネルートマップ見ながら勉強させていただきました~。奥多摩周辺かなり詳しくなりましたよ(^_^)v

お蕎麦美味しそうです!僕も麺類大好きなんで下山後は必ず食べに行きます。疲れた体に麺類最高ですよね~。あと、甘いものも最高です!

奥多摩行きの電車ってすごいですよね!みんな登山のかっこしてるし最初見た時はびっくりしましたよ!みんな、これから登る山のこととか今までに登った山のことなんかを楽しそうに話していました。いい雰囲気だったな~。

はやく東京遠征行きたいな~



Re: No title

kouさん、こんばんは♪

今回のコースはハセツネのコースと並行している部分が多く、ハセツネのルート確認としてはあまりお役に立たなかったんじゃないかと思います。ハセツネって、たしか私が歩かなかった天狗の腰掛杉から鍋割山分岐までの部分を通っているんですよね。私は前回の大岳山攻略ではロックガーデンの方を回っていますので、ハセツネコースだけが未踏になっていますね。山歩きの観点からすると、ハセツネコースになっている部分が一番面白みが無かったりしますので(笑)。

御岳山をコースに入れるとお店で食事なり甘味なりを食べられるのがいいですね。夏場は特にありがたいです。

kouさんが前回奥多摩行きの電車に乗った日って、確か私とチビが笹尾根を歩いた日で、kouさんと30分差くらいでニアミスした日ですよね?あれからもう半年になるんですよね。早いものです。次回の東京遠征ではどのあたりを歩かれるんでしょうか。こちらも楽しみにしています。


No title

こんにちは♪

『春を背負って』もう見に行かれたんですね!
私も絶対見ようと思ってます♪(*^^*)

『御岳山』って関東にもあるんですね。
こちらで『おんたけさん』って言ったらもちろん『木曽御嶽山』のが有名ですね。
途中からちょっと雲がかかってきちゃいましたが、
晴れてからもっと見晴しいい所なんでしょうね。

お昼ご飯、お蕎麦はカロリー控えめなのね、と思いきや
続いて、またもやカスタードと小倉&生クリームのドーナツ!
私も次はクリーム入りのドーナツ持って行きたくなりました(笑)

Re: No title

mokos619さん、こんばんは♪

奥多摩の御岳山は、「みたけさん」って読みます。最寄り駅は青梅線の「御嶽(みたけ)」。名鉄広見線の終点が「御嵩(みたけ)」ですから読みは同じですね。しかも御嵩は女房の実家の近く(山一つ超えたところ)ですから、女房が最初に青梅線の方の御嶽駅に行った時は「おんたけ?え、これでみたけなの??」とかなり混乱していました。御岳山も木曽御嶽山と同じく山岳信仰の山ですが、直接の関係はないようで、むしろ高尾山との関係が深い山のようです。

山での餡ドーナッツ、実は難点が一つあるんです。私はザックに大目の水とかを含めてぎゅうぎゅうに詰め込んで山へ行くので、いつも餡ドーナッツが潰れています(笑)。まあ、別に気にせず食べていますが・・・昔ながらのおにぎりを入れる柳の行李みたいなのがあれば軽くて適度に変形してくれるので使いやすそうなんですが、最近はなかなか見ませんねぇ。

No title

徒骨亭さん、こんばんは!

懐かしいですねー。私は昨年大晦日にノコギリ尾根から大岳山→日の出山→金毘羅尾根で武蔵五日市へ下りました。この大岳山は冬に2回ほど訪れています。雪の季節も雰囲気最高でしたよ。御岳山~大岳山間ってちょっと岩場チックで面白かったですe-454

大晦日の日、たぶん御岳山からだと思いますが、冒険心に火を付け?、若い学生風カップルがスウェード地のブーツを履いた女の子の手を引き(少年はスニーカー)、大岳山近くまで歩いて来てたんですよ。12月と言えど、大岳山近くの積雪はかなりありました。

当然、そのカップルの足元見たら、思いっきりグショグショに濡れていました・・。ですがそんな事も気にならないほど、すれ違った二人の表情は満面の笑みでしたe-446。いいなー若いって・・。 て言うか、そんなペラペラな足元で女の子をこんな奥まったとこまで連れてくんじゃないe-258!!

PS:これからの季節はポイズンリムーバー持ち歩いた方がいいです。
以前、戸隠山でくるぶしを何かに思いっきり刺され凄く腫れて痛い思いをした事があります。刺された場所の毒はすぐさま吸い出した方が、後の症状が全く違うと思います。

Re: No title

かずろうさん、こんばんは♪

あ、大晦日に鋸尾根から大岳山、日の出山、金毘羅尾根のルートを歩かれていたんですか。ウチの一家は明けて正月2日に金毘羅尾根から日の出山、御岳山と歩いて武蔵御嶽神社で初詣をしてきました。年末の雪も正月2日の日の出山界隈だともう殆んど残っていなかったんですが、やっぱり大岳山まで足を延ばせばそれなりに雪を楽しめたんですね。子供連れだったんで雪のありそうなところは避けていましたが。

御岳山周辺はケーブルカーで観光に来た人たちが街歩きの格好でそのまま歩いてきますよね。日の出山やロックガーデンのあたりには普通にいますし、若い人なら大岳山まで来てしまうでしょうね。2月の大雪の後での御岳ビジターセンターの大岳山方面通行禁止令が異常に遅くまで解除されなかったのは、こういった事情も関係しているんじゃないかと思います。高尾山周辺なら城山や小仏峠あたりまで観光客が来てもそう危険はなさそうですが、大岳山周辺となると滑落の危険も増しますし。実際、御岳山~大岳山の間の岩場っぽいルートは滑落事故が何度もおきているらしいです。

ポイズンリムーバーの件、了解です。夏場はマムシやスズメバチのリスクが増しますから装備しておいた方が無難でしょうね。沢に近い岩場で手も使って登り下りする際なんかに「岩の間にマムシがいたら手を咬まれるな~」とか考えることがよくあります。
プロフィール

徒骨亭主人

Author:徒骨亭主人
「むだぼねていしゅじん」です。「とこつ」ではありません。
主な関心事は電子工作、鉄道模型、空モノラジコン。その他、オーディオ、銀塩カメラ、クラシック音楽、映画などなど・・・何のことはない。どれも皆、昔ながらのオヤジ趣味ですな。最近は13年11月から始めた山歩きに熱中しております。
女房に頭の上がらない、小学生の息子を持つ父親です。

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