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はじめての長沢背稜。

こんにちは。

我が家から奥多摩方面に公共交通機関で向かう際の定番ルートは、朝4時台の始発の総武線各駅停車に乗って都内の御茶ノ水まで向かい、ここで中央線高尾行きに乗り換え。途中立川で降りて6時21分発奥多摩行きに乗る・・・というルートです。これだと、7時37分(出発から3時間以上経過)に奥多摩駅に到着しますので、駅の近くの鋸尾根(大岳山方面)や石尾根(六ツ石山・鷹ノ巣山方面)、大休場尾根(本仁田山・川苔山方面)に8時前には取り付くことができます。

しかし、奥多摩駅からバスに乗って更に奥地の登山口を目指すとなると話が変わってきます。鷹ノ巣山・七ツ石山・三頭山方面への登山口となる峰谷方面へのバスは7時45分発(10月から・・・9月までは7時55分でした。いずれも休日ダイヤ、以下同様)なので時間的にはちょうどいいのですが、奥多摩随一の秘境である東日原方面へのバスは7時27分発の次は8時35分発。7時27分には当然間に合わないので1時間近く待つ羽目になります。雲取山方面の登山口を通る鴨沢西行きのバスはさらに時間が早く、7時ちょうどの次が8時35分発(これは丹波行き)です。鴨沢のすぐ手前の留浦までなら7時25分発の新設された「小菅の湯」行きバスを使う手もありますが、いずれにせよ我が家からの始発電車では間に合わない話。これをどうにかしなければなりません。

ちなみに、現地の土地勘がない人は今までの話もピンと来ないと思います。西東京バスから路線図付きの時刻表がリリースされていますので、こちらをご参照ください。バスの運賃を見てもらうと、いかに奥地まで入り込むバスかわかると思います。

で、もっと早く奥多摩に辿り着く手段が無いか、いろいろと調べていたらある方法を思いつきました。我が家のある千葉市の隣、習志野市内の津田沼駅を朝4時27分に出る始発電車があります。私がいつも乗る始発電車よりおよそ20分先行して走る電車ですが、これに乗れば奥多摩到着が7時15分。7時27分の東日原行きにも、7時25分の小菅の湯行きにも間に合います。これは使えます。

問題は、津田沼駅にどうやって行くかです。一番簡単なのは車で行って駅近くのTimesなどに乗り捨て。女房が出勤ついでに回収してそのまま職場まで乗って行ってしまうことですね。先週土曜日、この策を実行に移すべく、前日夜に女房に車で津田沼駅まで行っていいかどうかお伺いを立ててみたら・・・回収しに行くのが面倒だったらしく、4時過ぎに津田沼駅に着くように車で送ってくれるとのことです。まあ、その方が簡単かもしれませんね。

というわけで・・・10月4日土曜日の午前4時過ぎ、JR津田沼駅までやってきました。

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JR総武線の東京から千葉までの間では最大の駅で、各駅停車・快速とも、この駅始発の電車があります。駅の南側には習志野市役所などあり、習志野市内では最大の駅ですが、実は駅の北口は船橋市。駅を斜めに横切るように市境界が走っています。習志野の地名より津田沼駅の方が有名らしく、時々他県の方で「千葉県津田沼市」と思っている方がいたりしますが、そういう名前の市はありません(笑)。

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4時27分発の始発電車はすで入線済み。御茶ノ水行きです。運転士さんがまだ来ていませんが、発車ちょっと前にやって来た運転士さんは小柄な女性でした。この電車に乗り、御茶ノ水、立川、青梅で3回乗り換えて奥多摩駅に向かいます。

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7時15分、奥多摩駅に到着。本日は、奥多摩随一の秘境である東日原(ひがしにっぱら)へバスで向かい、バリエーションルートのタワ尾根経由で奥多摩最北端(ということは東京都最北端)の酉谷山に登ります。実はこのルート、当ブログからリンクさせていただいているかずろうさん今年の5月に歩いたルートと同様なんですが、健脚であるかずろうさんは何と!酉谷山から三ツドッケ、蕎麦粒山、日向沢ノ峰、川苔山経由で鳩ノ巣駅まで、全長30km超のコースを一気に歩かれています。私にはそれは無理なので、途中のヨコスズ尾根経由で東日原に戻る周回コースを歩くことにします。

ちなみにこの日も8kgの軽量装備。やっぱり、一度軽くすると堕落しますね~。

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すぐに東日原行きのバス停に並びます。すでに10人位の方が並んでいましたが、私が並んですぐに20人以上がやってきたので30人以上の行列になりました。トイレに行っていたりすると座れなくなりますね。ちなみに終点東日原のバス停脇にもトイレがあります。ただし、トイレの規模はこの奥多摩駅前の方が大きいので、ここで済ましておくのがベターではありますが・・・。

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8時ちょっと前に東日原に到着。バスはほぼ満員でしたが、途中の川乗橋で川苔山方面へ向かう人たちが大量に降りたため、ここへ着いた時には全員が座れる状態でした。バス停の右側にもご覧のような小さなトイレがあります。バスが着いた直後には混み合いますが、この写真は実は出発直前に写したものなので、すでに誰もいません(笑)。

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今日はバリエーショーンルートを生まれて始めて歩くので、用心のため文明の利器を持参。GPSロガーです。実はこのGPSロガー、本体内に現在位置をロギングするだけでなく、BluetoothでiPod touchと接続できるので、GPSを持たないiPod touch上の山と高原地図などに現在位置を表示できます。

Bluetoothで接続した状態でのGPSロガーの使用可能時間は16時間。1日の行動記録には充分ですし、Bluetooth未接続なら32時間まで使えますから、縦走などの際には必要な時だけBluetoothをONにしておく使い方もできます。ちなみにiPod touch側は丸一日Bluetooth接続した状態でも殆んどバッテリーは減りませんでした。ミュージックプレイヤーとして本来の使い方をした時の方がよほど電力を消費します(笑)。

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細かい話ではありますが、GPSロガーの裏のラベル。左下に日本国内での電波法に基づく技術基準をクリアしたことを示す「郵便マーク」があります。WiFi機器やBluetooth機器、小電力無線機、玩具を含むラジコン送信機はこのマークのないものを使うと電波法違反になってしまう可能性がありますので注意しましょう。並行輸入品だとついていないことが多いです。このマーク、戦前の「逓信省(のちの郵政省、現在の総務省)」の「テ」の字が元になっていますので、郵便を意味するのは日本だけです。「テ」の字が付いてあれば国内認可品、と覚えておくといいでしょう。

話を元に戻して・・・8時5分、東日原バス停を出発。

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出発してすぐの東日原の駐在所前です。普段はそのまま通る登山者が多いんですが、この日は皆立ち寄って登山届けを書いています。この前週に御嶽山での遭難があったばかりですから、皆さん慎重になっているようですね。駐在所のお巡りさん(非番らしくスウェットスーツ姿)が「用紙が足りなくなりそうだ~」と頭を抱えていました。確かに、奥多摩・高尾界隈を歩く全登山者が提出するようになれば、所轄署の処理能力を軽く超えるのは間違いなさそうです。インターネットで事前提出、などの手段をもっと普及させなければいけないんでしょうね。

私は女房に登山ルートのメモを渡してありますが、念のためこちらでも提出。タワ尾根経由での酉谷山までのルートを書いていたら、「今日あたりはクマさんに会えるかもしれないよ。ハッハッハ」とお巡りさんが大笑いしていました。確かにガスがかかって絶好のクマ日和ですが・・・そこ笑うところじゃないでしょ(笑)。

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駐在所の前ではコスモスが咲き乱れています。

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稲村岩尾根の入口を通過。天候は曇り、鷹ノ巣山方面はガスがかかっていますね。東日原でバスを降りた方の大半がこちらから稲村岩尾根経由で鷹ノ巣山に向かうようです。道なりに日原鍾乳洞方面に向かったのは私一人でした。

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10分ほど歩いて小川谷端に到着。奥多摩駅から日原川(多摩川の支流)沿いに北へ向かってきたわけですが、ここで谷筋が二手に分かれています。左が日原川本流、右が支流の小川谷方面です。酉谷山はこの小川谷の突き当たりになりますので、橋を渡ったところで右方向に向かいます。

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小川谷沿いの道を歩きます。ここはまだ林道ではなくて一般道ですね。

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数分で一石山神社に到着。この右手には日原鍾乳洞の入口があります。この鍾乳洞、江戸川乱歩の怪人二十面相シリーズで二十面相が盗んだ仏像を隠すためのアジトにしていた場所ですが、物語の書かれた戦前は知る人ぞ知るくらいの場所だったんでしょうね。

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一石山神社のちょっと先は通行止めになっています。この先の小川谷林道は、本来であれば酉谷山登山のメインルートなのですが、震災以来落石の危険大ということで、歩行者を含めて全面通行止めになっています。タワ尾根への登山道入口も、一石山神社の境内のほか、このバリケードの先にもう一箇所あるんですが、そちらへは行けない状態です。再開通は来年になるとか。左脇の赤い手摺りの階段を登って一石山神社の境内に入り、登山口を探します。

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一石山神社で安全祈願の後、登山道入り口を捜索。拝殿の左に社務所らしい小さな建物があるのですが、その右奥が登山道入り口のようです。ごく小さい案内表示が付いています。

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まずは落石防止柵の下を歩いていきます。前方、木の向こうに見えているのは巨大な燕岩。これの崩落の危険が大きいので通行止めになっているんですね。写真ではあまり迫力が伝わりませんが、実際に見ると圧倒される大きさです。

この先、画面の下に見えている落石防止柵の切れ目のところで左に登るようになっているんですが・・・実はその先で大ポカをやってしまいました。本当は一旦引き返すような形で落石防止柵の上を歩いていかなければならないらしいんですが、逆方向の燕岩方向に歩いてしまいました。

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既に間違った道を歩いていますが、このようにガレ場の方に来てしまいました。でも、踏み跡もちゃんとついているんですよね。ネットで調べると、私と同じようにガレ場の方へ来てしまった方も何人かいるみたいです。いや、同類がいるからって安心しちゃいけないんですが(笑)。

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燕岩が見えます。広角レンズなのでやっぱり写真だと迫力が伝わりません・・・なんて暢気なことを言っている場合ではないのですが。

この先、ガレ場に付いた踏み跡らしいのを辿って登り始めますが・・・なんかおかしい。傾斜が急すぎます。ちょっと登ると足元の石がガラガラ崩れ落ちていきますが、いくらバリルートとは言え、こんな道が登山道である筈がない、やばい、間違ったか・・・と思っていた矢先です。
「お~い」
ん?誰かを呼んでいる?
「お~い」
またです。急斜面にしがみついたまま、キョロキョロあたりを見渡します。すると、左手方向に40mほど行ったところで男性が一人、こっちを見ています。私を呼んでいる?
「お~い、そっちは登山道じゃないよ~」
あ、私に注意してくれているんだ。でも、結構必死で斜面にしがみついているのでうまく返事ができません。手も振れません。取り敢えず、目で合図します。男性は伝わったと思ったのか、踵を返して姿を消しました。

さて。どうしたものか。一旦降りようかと思いましたが、相変わらず足元がガラガラ崩れて危険です。そこで一計を案じ、ガレ場をそっとカニノヨコバイして抜けました。数メートル先は普通の落ち葉の急斜面ですが、ガレ場より遥かに移動しやすいです。数分かけてそちらに移動、あとはそのまま落ち葉の上をトラバースして、先ほど男性が立っていた場所までやってきました。

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ここが男性が立っていた場所。普通に登山道が付いていますね。というわけで・・・一石山神社からの取り付きの際には、ガレ場に迷い込まないように注意しましょう

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急斜面に九十九折れの道が付いていて、結構な急登です。まあ、奥多摩はどの尾根を登ってもそうなんですが。

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ようやく尾根上に到達。ちょっとした広場になっていて、ベンチまであります。この先、一石山から先はちょっとの間実線ルートになっていますが、このあたりはまだバリルートのはずなんですけどね。

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ちょっと岩の多い場所で、かなり新鮮な落石の跡に遭遇。下に転がっている岩は直径1mくらいあります。登っている最中に直撃されたらひとたまりもないですね。ちょっとビビリながら登ります。

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右手の方から来た登山道と合流。しかし、トラロープで封鎖してあります。通行止めになっている、燕岩の向こうからきた登山道のようです。

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ここからしばらくの間は実線ルート。自然林の尾根が美しいですね。

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一石山山頂(1,007m)に到着。特に展望はありません。

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左側が植林っぽくなっていますが、それでも気持ちのいい尾根です。

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『金袋山のミズナラ もうすぐ』の表示が出ていますが、このあたりは金袋山ではなく人形山です。

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『山と高原地図』にも表示のある、ミズナラの巨木。これも写真より実物の方が遥かに迫力があります。但し、最新版の山と高原地図にあるとおり、昨年4月にご覧のように大枝が折損してしまいました。木の周りにはウッドサークルがあって「入らないで下さい」の表示がありますが、木の保護と同時に登山者の安全確保のためでもあるんでしょうね。

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ミズナラの巨木の先で、右手の方からやってきた尾根筋にぶつかりますので、それに乗って左手方向に進みます。その先すぐにあった大きな木の洞。なんだか、冬場はモコモコした黒い奴が入っていそうなところです。

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人形山山頂(1,176m)に到着。ここも、ただの尾根筋のちょっとしたピーク、という印象です。

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天気は悪いんですが、無茶苦茶気持ちのいい尾根です。熱心なファンがいるのも肯けます。

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金袋山山頂(1,325m)。こちらも一石山や人形山と同様。単にどこまで来たかの目安ですね。

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このあたりでは左側(西側)斜面は柔らかな草地になっています。こういった変化も面白いですね。

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篶坂ノ丸(すずさかのまる)山頂(1,456m)に到着。ここで休憩をしていた40代くらいのご夫婦を追い越しました。先ほど声をかけてくれた方たちかと思ったんですが、違うようです。先行してここを発たれた人たちがいたらしいのですが、その人たちかも、と教えてくれました。

ちなみに2010年頃までのタワ尾根探訪記事を読んでいると、そこいらじゅうにツキノワグマの痕跡のある場所だったらしいのですが、今日ここへ来るまでの間、それらしいものは見かけませんでした。前述したとおり、下の小川谷林道が通行止めになっていて、タワ尾根のほうを歩く人がかなり多そうなので、クマは谷筋のほうへ移動したのかもしれませんね。

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篶坂ノ丸をすぎてしばらく行くと、段々傾斜が急になってきました。しかし、何気なく撮影したひとコマですが、この野生美が素晴らしいですね。お気に入りの一枚。

このあたりで、先行していた40代位のご夫婦と思われるお二人に追いつきました。お二人とも結構なベテランとお見受けしましたが、ご主人の方がルートを外れて右へ左へと踏み跡を確認するので私でも追いつけたみたいです。さっきの人たちかな、聞いてみようかな・・・と思っていたら、逆に奥様の方から声がかかってきました。
「さっきガレ場にいた方ですか?」
「そうです!さっきはりありがとうございました。かなり必死でガレ場にしがみついていたので、お礼もできずに失礼しました」
「ああ、そうだったんですか。さっきの人、ちゃんと戻ってこれたかどうか心配だねって言ってたんですよ」
「おかげ様で戻ってこれました。目線で『わかりました~』って合図したつもりだったんですが」
とりあえず、お礼を言えたので一安心です。追いつけなかったら、このブログ記事でお礼をするつもりだったんですが。

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平坦なところをしばらく歩きます。右側にちょっと展望の開けたところがあって、向かいの長沢背稜(都県界尾根)が見えています。これはおそらく七跳山だと思います。

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再び傾斜が急になってきました。この手前あたりに左側(西側)にピークを撒くようなはっきりした踏み跡があったんですが、GPSで位置確認をすると今いるのはウトウノ頭のすぐ手前です。
「このピークがウトウノ頭みたいですよ」
「あ、じゃ巻き道じゃなくてちゃんとピークを踏まなきゃね」
後でネットで調べたら、この巻き道っぽい踏み跡はかなりの曲者で、この先だんだん下がっていくと同時に薄くなり、消えてしまうそうです。ウトウノ頭の西側の巻き道(もどき)には入ってはいけない、ですね。

ちなみにお二人、ピークに向かうとなると凄い勢いで登っていってしまいました。やっぱり本気になられると追いつけないです(笑)。

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山頂近くまで行くと結構険しいところがあります。

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ウトウノ頭(うとうのかしら)山頂(1,587m)に到着。有名な陶器と木彫の山名板があります。前々からいろいろな人のブログ記事などで写真を見ていましたが、やっと実物を見ることができました。ここで15分ほど休憩。ポカリスエット500ccを飲み干します。

先ほどのご夫婦は、今日はこのウトウノ頭が目標だったそうです。これからもとのルートを引き返すとのこと。休憩後、重ねてお礼を言って先へ進みました。

ちなみに、このウトウノ頭から先へ進む際に、誤って北東方向の四間小屋尾根に入ってしまう方がいるそうです。私は来た方向をそのまま延長するように進んだので気がつきませんでしたが、四間小屋尾根の方へもはっきりした踏み跡があるそうです。ウトウノ頭から四間小屋尾根に入らないように要注意、です。

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ウトウノ頭を過ぎると、いきなりかなりの急坂の下りになります。足を滑らせるとただじゃ済みそうにないので、慎重に降りていきます。

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急な下りを終えると痩せ尾根が現れます。全体的に幅の広い、穏やかな尾根の続くタワ尾根ですが、どうもこのあたりだけ左右から侵食が進んで険しくなっているようですね。

この先、道が険しいので写真を残せませんでしたが、小さなピークを超えてしばらく進むと・・・尾根筋をトラロープで塞いで左側(西側)に下りて巻くように促している箇所があります。そちらもかなりの急坂ですが、慎重に降りていくと、鞍部の一番低いところに出ました。「大京ノクビレ」と呼ばれる場所のようです。振り返ると尾根筋はここでは高さ10mくらいの垂直の崖になっています。なるほど、トラロープで巻くように指示してあるわけですね。知らずにこの上に出たら、無理に降りようとして転落事故を起こすかもしれません。トラロープのあるところで尾根の西側を巻く、ですね。

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大京ノクビレから再び登り返します。岩場の多い急登ですが、よく見ると踏み跡はわかるのでコース取りに苦労はしません。ただ、今後落ち葉が溜まるとわかりにくくなりそうですね。全体的に踏み跡は尾根のすこし西側についていることが多いような気がします。ここを登りきったところが「大京谷ノ峰」という名前のピークのようです。

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帰りがけに向かいのハナド岩から撮影したタワ尾根の画像を使って、ウトウノ頭から大京谷ノ峰までの注意点をまとめてみました。

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大京谷ノ峰を越えると再び緩やかな尾根道に戻ります。また、西側からモノレールが登ってきて尾根上を走っています。私のようなバリコース初めてのビビリ屋にはちょっとありがたい人工物ですが、ベテランの方にとっては無粋な邪魔者以外の何者でもないでしょうね。ちなみにこのモノレール、この先の長沢背稜上に「滝谷ノ峰ヘリポート」を建設した時の資材運搬用だそうです。

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モノレール、最初は安心材料でしたが、だんだん邪魔になってきました。歩きやすいところが片側にだけ続いているわけではないので、時々レールを跨いで反対側に行きます。

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モノレール終点です。ここまで来ると長沢背稜まであと少し、です。

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ガスがかかってきました。この先の方で、熊鈴の音が聞こえてきました。見ると、左の方から斜面をトラバースして歩いてくる男性がいます。道はこちらからは見えませんが、登山道があるようです。
「すみませ~ん、そこ、長沢背稜ですか?」
「そうです。タワ尾根から歩いてきたんですか?」
聞けばこの方、八丁橋から天租山・水松山経由でここまで歩いてきたそうです。私の来たコースを大回りするような形ですね。これから酉谷避難小屋まで行くそうです。

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長沢背稜に合流。はじめての長沢背稜です。

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曇っていますが、こちらも今まで歩いてきたタワ尾根に負けず劣らずいいところ。静かな山歩きを満喫できます。前方を歩いているのは先ほど話をした八丁橋から来た男性です。私の方が荷物が軽い分少し早いのですが、写真を撮りながら歩いているので同じくらいの間隔をずっと維持しています。

このあたりで若い男性一人とすれ違ったのですが、帰ってきてからその人のヤマレコ記事を見つけました。どうもヨコスズ尾根から長沢背稜に入ってきて、このまま芋ノ木ドッケを経由して三峰口まで抜けたようです。世の中にはかずろうさんのみならず、足の速い方がいるんですね。

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指導標はあまり見かけません。タワ尾根の登り初めでも見た、手作り指導標があったりします。これってオフィシャルな指導標なんですかね?

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場所によっては踏み跡が殆んどわからないところもあります。

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標高1,700m近いこの辺りでは、そろそろ紅葉が始まる頃のようです。処により、色付き始めた葉っぱを見かけました。

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歩いているだけで癒される~。クマもいそうだけど(笑)。

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酉谷山山頂と巻き道の分岐、「行福ノタオ(みょうふくのたお)」までやって来ました。しかし、GPSで確認すると、山と高原地図の行福ノタオは少々位置がずれているようですね。正しくは200mほど北側のようです。ここからはもちろん、酉谷山山頂を目指します。ここまで来て巻いてどうする(笑)。

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こちらも山まで気持ちのいい道が続いています。

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ちょっと急登で、この上が山頂かと思ったら・・・偽者でした。臼杵山みたいです。

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こちらが本物の山頂?山名標らしきものが見えます。

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13時25分、酉谷山山頂(1,718m)に到着。奥多摩でもっとも山深い場所、東京都最北端です。ちなみに最西端は雲取山。ここで10分ほど休憩。昼食のランチパック(小倉マーガリンとメンチ)を齧ります。

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山頂付近はガスがかかっていて展望は全くありません。こちらは南側、小川谷方面ですが何も見えません。

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こちらは北側、埼玉県側です。こちらを降りていくと小黒・熊倉山経由で秩父鉄道沿線まで出られるのですが、道がわかりにくくて遭難しそうになった、あるいは遭難したと言う話が山ほどあります。実際、この酉谷山周辺ではここ数年で何名かの行方不明者が出ています。

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13時35分、酉谷山から下山開始。

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10分弱で右に折れる指導標があり・・・。

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10mほど先で巻き道にぶつかります。しかし、有名な酉谷避難小屋がこのすぐ下にあります。ちょっと覗いていきましょう。下る距離は僅かですが、途中で足を滑らせて思いっきり尻餅をつきました。どうも油断するとすぐにしっぺ返しを食います。小屋の前まで来ると、先ほどタワ尾根尾を登りきったところでお話をした男性がいました。今日はここへ一泊するそうです。

話をしながらふと自分の手を見うと・・・うわ!真っ赤。さっき尻餅をついたときに手も付いたのですが、岩で切ってしまったようです。iPod touchを操作しながら歩いているので、グローブをつけていなかったんですよね。取り敢えず水場で傷口を洗い、小屋の中で応急処置をしました。出血は派手でしたが、傷は大したことあリませんでした。バンドエイドで簡単に止血できます。

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こちらは小屋の中。ファーストエイドキットを片付けながら、男性と少々お話。なんでも奥多摩中の尾根という尾根を全て歩いているそうです。破線ルートどころか、登山道のないところまで。今日は酉谷避難小屋にノンビリ一泊しにきたそうです。次の日は台風接近で荒れ模様の予報が出ていますから、こんな日に泊まりに来る人は他にいないでしょうね。恐らく貸切状態になると思います。

男性に別れを告げて14時5分、酉谷避難小屋を後にしました。

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酉谷避難小屋の外観。なかなか楽しげな所に建っていますね。

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酉谷避難小屋の前からの眺め。ここからはある程度小川谷が展望できます。元々、酉谷山の山頂よりも避難小屋の前の方が眺めがよいので有名です。

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再び長沢背稜を一杯水避難小屋方面に向けて歩き始めます。桟道があったり尾根道があったり、変化があって面白いです。ガスがかかってクマさん日和なので要注意ですが。

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七跳山の下まで来ました。このまま背後の尾根をよじ登れば山頂に行けるようですが本日はパス。ちなみにこういう山道が鋭角に曲がっている場所ではクマさんと出会い頭にならないように気を使います。

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再び桟道。さっきより古びていて渡るのが少々怖いです。足を滑らせれば数十メートル落下です。

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木の感じがいいですね~。今日は人工林を殆んど見ていません。

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大栗山直下。ここも山頂には寄らず素通り。

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大栗山の少し先には長沢背稜一眺めが良いと言われるハナド岩があります。向かいには登って来たタワ尾根が見えます。ハナド岩の周囲は大分紅葉が進んでいました。

ちなみに山と高原地図のハナド岩の位置もすこしずれているようですね。実際には北西に300mほどの、地形図上、崖の表示がある場所のようです。

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このように尾根筋とは思えないほど幅の広い場所もあります。

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三ツドッケ(天目山)山頂への分岐。三ツドッケは先日登っていますし、今日はあまり天気がよくないのでパス。巻き道を一杯水避難小屋に向かいます。

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途中、青い花の大きな群生地がありました。何の花だろう?ガミラス産かな(笑)。
♪青き花咲く大地 気高きわが故郷よ 響け歓喜の歌 神の加護は我らとともにあり続けん♪

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一杯水避難小屋に到着。この時点で15時45分です。かずろうさんは私とほぼ同じ時間にタワ尾根に取り付いて、途中トレラン大会のランナーさんと対向しながら歩いて1時間半も早い14時15分頃にここを通過しています。う~ん、かないませんね~。かずろうさんもkouさんも、皆さん早すぎ。

さて、東日原からの次のバスは17時20分頃だった筈。その次は1時間半後の18時50分頃ですから、なんとか17時20分に間に合わせたいですね。というわけで、休まずここを通過します。

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ヨコスズ尾根に入りました。こちらも尾根上部は自然林の美しい道が続いています。が、曇りの上に夕方が迫っているので大分暗くなってきました。

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ちょっと開けたところから長沢背稜の山々が見えます。一番左が酉谷山ですね。一度歩くと一目で見分けられるようになります。

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このちょっと手前あたりで、右下の斜面のほうから落ち葉を踏む、あるいは葉っぱを掻き分けるガサゴソという音と「フーッ、フーッ」という荒い吐息のような音が聞こえました。下方30mくらいです。目を凝らしましたが何も見えません。「何だろう?」と思ってコンデジを取り出し、起動させてレンズを繰り出すとガサゴソという音が激しくなりました。こちらを見ている?どうも、会いたくない奴が下にいるような気がしたのでそのまま先へ進みました。50mくらい先で再び立ち止まって下を見ていると・・・「ガサゴソ」「フーッ、フーッ」がまた接近してきます。やばいかな、と思って今度は停まらずに立ち去りました。

道はやがて滝入ノ峰の南を巻く道に入り、周囲は杉の人工林になります。夕方の杉林の中は暗く、しかも左側は足を踏み外したら滑落どころか転落しそうな急斜面です。急ぎ足ですが、足を踏み外さないように細心の注意を払いながら歩きます。このあたり、何年か前に100m以上滑落して亡くなった方がいたはずです。

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この杉は以前通った時にも見かけた、何故このような形なったのかわからない不思議な杉。この辺りまで来れば滑落の危険はなくなり、一安心です。でも、そんなことを言っていると、派手に転倒したりするんですけどね。

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杉林を抜け、何軒かの民家の前を通って東日原の集落が見えるところまで降りてきました。

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17時7分、ヨコスズ尾根の登山道入り口に到着。朝方登山届けを書いた駐在所のすぐそばなので、お巡りさんに「無事帰りました」と一声かけます。自販機で500ccのアクエリアスを買って飲み干し、バス停まで行くと次のバスは17時22分。これに乗り、奥多摩駅からは18時5分発の電車に乗って青梅、国分寺、東京で乗り換え。21時前に帰宅しました。やはり奥多摩は遠いですね。
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No title

再びこんにちは、徒骨亭さん!

歩きたい場所って、長沢背稜だったんですね。
かずろうさんも言っていましたが、とても気持ちのいい道のようですね!
何より人が少ないのがいい!
ただ人が少ないと言うことは、熊さんに遇うことが多くなる、と言うことです(^^;
奥多摩には住んでいますからね~、熊さんが…。

一つの山域を極めつくすのって、かっこいいです。
酉谷避難小屋で会ったおじ様のようなスタイルが、徒骨亭さんの将来目指す方向なのかもしれないな、と思いました。
でもその前に、登ってない山もたくさんあるので、行きたい山が多すぎるのが現状ではないでしょうか?
私も、まだまだ登ってない山、歩いていない道がたくさんあって、大変です(^^;
ただ山までの交通機関や、自分の体力・歩行速度なども含めて考えると、いろいろ悩ましいものがあります(^^;

追加

こんばんは、徒骨亭さん!
1つ、コメント入れ忘れましたe-330

徒骨亭さんが見たガミラス産の青いお花、それがトリカブト、です。
ついに本物に遇えましたね!
ちなみに、徒骨亭さんが見たお花がガミラス中に咲いているかどうかは、残念ながら不明です(笑)

Re: No title

悠さん、再びおはようございます・・・というよりもう、こんにちは、ですね♪

この日の全行程で会った人は7人だけです。タワ尾根で2組4人、長沢背稜に入ったところで会って酉谷避難小屋でお話をした60位のオジサマ、ヤマレコに記録を残していた三峰口へ向かっていた30前後の男性、それと本文中には書いていませんが、三ツドッケの近くまで来たところですれ違った20代くらいの男性。この方、奥多摩駅から本仁田山、川苔山、日向沢ノ峰、蕎麦粒山、三ツドッケ・・・とやってきたそうです。この日、どこまで歩いたのかが気になりますが、酉谷避難小屋に一泊したんならオジサマと話が盛り上がったかも(笑)。

とにかく、人の少なさは流石にタワ尾根、長沢背稜・・・という感じでした。ガスに霞む静かな森が大変美しいです。ちなみにタワ尾根のほうは、お会いしたご夫婦のように長沢背稜まで歩かないでピストンする方も多いみたいです。たしかに大京ノクビレ前後はちょっとハードですが、注意して歩けば危険というほどでもないんですけどね。

クマさんは・・・日本の山を歩く以上、避けては通れませんね。同じ島国の英国人に言わせると、先進国でこの人口密度なのにクマと共存しているのは驚異的、らしいですが(英国では900年前に絶滅)。流石に筑波山にはいないみたいですが。でも、ニホンオオカミ並みの生存確率だとは思いますが、房総丘陵の山々で見た、って話もあるらしいですよ。何回遭遇してもなんともない人もいれば、1回遭遇しただけで襲われて大怪我をする人もいます。あれって運だけじゃないような気もするんですが・・・悠さんはおそらく前者じゃないかな。

No title

徒骨亭さんお疲れさまでした!!


何だか自分もまたガッツリ歩いた気になりました(笑)
それにそんな健脚でもない(笑)


しかし自分も歩いたルートですので、鮮明にあの時の記憶が甦ります。
確かに静かな山域へ入り込む以上、熊さんに出会う確率は高くなると
思います。まして今の時期、栗など木の実も多い季節ですし。

僕も今週末、大月の方を歩いて来たのですが、たくさん栗の実が落ちてました。だけど中身がないのが多いんですよ。散らばった栗も噛み千切ったような物も多かったですし。

また縄張りを主張しているのか、もの凄いコンモリした○○も点在していたらいして・・。 まさしくタワ尾根なんかはいつ遭遇してもおかしくない雰囲気がありますね。

私が取り付いたのは今回、徒骨亭さんが訪れた時にゲートが閉ざされた奥からだったんですが、ホント尾根に乗るまでが歩ける状態の斜度ではなく、"よじ登る" って感じで恐かったのを思い出しました。

でも途中から広々とした尾根へ出て来た時の雰囲気は最高でしたね!
その後、ウトウの頭を越え、左右切れ落ちた細い尾根も越え、クネクネした
モノレールのレールが現れ・・。何だかスリリングな場所にもレールが延びてましたね。懐かしいです。

やっぱいいですね!長沢背稜。ただ交通アクセスがそれなりに大変ではありますが。でも何かあった時に「避難小屋を利用できる」と思うと心強い!交番の方も言ってましたが「タワ尾根、下ってくる人が良く迷うんだよな」と。それも陽が暮れて焦ってくればなおさらだと思います。

私もこれから12月に掛け、一番陽が短くなる季節なので
その辺りも計算に入れ、無理のない行動をしようと思います。
ただこの尾根にビバークでツェルト張るような事は恐ろしくて出来ませんがe-447・・(ブレアウィッチプロジェクト思い出しちゃう)。

No title

こんばんは♪

早朝の出発にもかかわらず、長い山歩きすごいですね~!
体力あって尊敬しちゃいます。
途中道を間違えた所は、絶壁の様な岩の所ですか?
結構怖そうな所もあるお山ですね(^ ^;)
『ウトウノ頭』とか『大京ノクビレ』とか、
ピークの名前も面白いです!誰がつけたのでしょう(笑)
熊さんもニアミス(?)だった様で、
スリル満点の一日でしたね(笑)

Re: No title

かずろうさん、こんばんは♪

かずろうさんが健脚じゃなかったら、他の誰が健脚だというんですか~(笑)。この山域で立て続けに連続30km以上の長丁場をこなしているんですから、やっぱり凄いですよ。

今回周回してみて、タワ尾根は本文中にも書いたとおりあまりクマの気配は感じませんでしたね。うまく言えませんが、クマがいそうなところはなんとなくクマっぽいというか、気みたいなものを感じるんですが、タワ尾根ではあまりそういうものがありませんでした。反面、酉谷避難小屋から一杯水避難小屋にかけての長沢背稜はクマの気配濃厚でした。

タワ尾根は人が多く入るようになっていますし、隣の谷では石灰岩の採掘をやったりしていますから、クマにとってあまり居心地がよくないんじゃないかと思います。反面、長沢背稜だと裏側の埼玉県側にかなり広大な森林が広がっていますから、やはりそちらのほうが居心地がいいんじゃないかと。

かずろうさんが取り付いたのって、やっぱり燕岩の先の入り口ですよね?本来、あっちのほうがメインの登山道だったはずなんですが、小川谷林道の閉鎖が長引いているせいで荒れてしまっているんでしょうね。一石山神社からの登山道は取り付きでヘマをしたものの(笑)、後はわかりやすい道で急登ながら恐怖を感じるようなところはありませんでした。今後はこっちがメインになってしまうかもしれませんね。

タワ尾根は指導標がないので位置をきちんと確認する必要はあるものの、歩きやすくて素晴らしいところでしたね。曇っていてもあれだけ気持ちがいいんですから、秋晴れのときとか新緑のときとかにはどれだけ凄いんだろう、って思ってしまいました。今度は芋ノ木ドッケ方面に歩くときにまた登ってみたいですね。

私も駐在所で、「下ってくる人がよく迷う」という話を聞きました。昨年酉谷山で行方不明になった方は、どうも下山時にタワ尾根の枝尾根に入り込んでしまったようです。お互い、あの山域を歩くときには慎重に行きましょう。

Re: No title

mokos619さん、おはようございます♪

出発時間は早いですが、行き帰りの電車の中では大抵寝ていますから現地まで車で往復するよりは楽ですよ。もっとも、これからの紅葉シーズンは早朝の電車でも通勤電車並みに混雑したりしますから、現地まで立ちっぱなしという最悪の事態も考えられますが(笑)。

道迷いしたのはおっしゃるとおり、巨大な「燕岩」の手前のガレ場の部分です。正規の登山道(と言ってもこのあたりはバリエーションルートですが)は手前の樹林帯の中を九十九折れに上って行っているんですが、変な踏み跡についていってしまってガレ場に迷い込んでしまいました。というか、そっちへ行く踏み跡のほうが明瞭についていたんですよね。

奥多摩でもこのあたりは伊吹山みたいに石灰岩が多いんですが(採掘所も何箇所かあります・・・セメントの産地)、石灰岩は侵食されにくいので、あっちこっちに巨大な奇岩があります。このあたりも燕岩、籠岩、梵天岩なんかが林立していますが、震災以来崩落の危険が高いと言うことで周囲が立ち入り禁止になってしまっています。来年あたりに対策工事が終わって立ち入り禁止も解除される見込みらしいですが・・・まだどうなるかわかりません。入れるようになったらそのあたりも撮影してきますね。

ちなみにこのあたりではないですが、ちょっと離れたところの岩場では道迷い遭難した年配女性が岩の上に出てしまって無理に降りようとしたのか、墜落死されたこともあるようですから、それなりに危険なところではありますが。

奥多摩の地名は独特です。山の名前に「ドッケ」なんてついていたりしますが、これは方言で○○岳の「ダケ」と同じ語源らしいです。険しそうな山がドッケになっていますね。そのほか、○○ノ丸とか、峰と書いて「ウラ」と読んだりとか、面白いですよ。

No title

徒骨亭さん こんにちは

東京都の最北端へGO♪ 冒険の始まりですね (^-^)

来年のレースに向けてトレーニング進んでますね。奥多摩の山奥は人も少なくて走りやすそうです。徒骨亭さん、ふぁいとです!

ザックの重量8㌔は堕落ではないですよ、正当な進化です!必要な物を必要なときに必要なだけ...徒骨亭さんの忍者スタイル完成です。かっこ良すぎです (*´Д`)ハァハァ

落ち葉の上を軽やかに走り抜ける徒骨亭さんを見てみたいです!

No title

徒骨亭さん、こんばんわ。

東京都の最北端ですか~。北海道に例えると、札幌から稚内くらいに遠いんでしょうね~。色々と乗り継がないと行けない様ですし。。。

8kgのザック・・・全然堕落ではないですよ~!!!青レンジャーからみれば、8kgでも重いですよ。。。ははは。。。

登山道は・・・時折山菜採りのルート???と思われるようなお写真が出てきますね。。。急だ。。。


トリカブト、東京のお山にも咲くんですね~。すご~い。

Re: No title

kouさん、こんばんは♪

東京の最北端は、都内とは思えないような山深さです。文中にも書いたように、長沢背稜の北側には埼玉県に属する広大な森林が広がっていて、15年位前にはニホンオオカミじゃないかと言われる謎のイヌ科の動物まで撮影されるような場所です。人は少ないわクマの気配濃厚だわでちょっとした冒険気分が味わえますよ。

kouさんは、多摩川北岸の山を歩かれたことはあるんでしょうか?もしまだなら、一度歩いてみることをお勧めします。ハセツネのコースとはまた別の世界が広がっていますよ。超ロングコースを歩くなら、奥多摩駅から石尾根沿いに鷹ノ巣山・七ツ石山・雲取山と歩いて、そのまま長沢背稜を芋ノ木ドッケ・長沢山・酉谷山・三ツドッケ・蕎麦粒山・日向沢ノ峰・川苔山と歩いてきて鳩ノ巣駅まで抜ける、馬蹄形のルートにチャレンジする人たちもいます。ただ、クマ多発地帯なのでナイトハイクはちと危険かも。避難小屋のハシゴで昼間だけ歩くようにしたほうがいいでしょうね。kouさんだったら雲取山荘(これは有人小屋)1泊だけで完走してしまうかも。

しかし・・・まいったな、ハセツネの話なんか書くんじゃなかった。トレイルランニング以前に平地のランニングもままならない私ですので、そう簡単にエントリーなんかできませんって(笑)。

ちなみに先日、12日も某山を歩き回ってきましたが、この日はザックの重さ13キロまで回復しました(笑)。

Re: No title

青レンジャーさん、こんばんは♪

いやいや、面積の小ささではトップクラスの東京都ですから、札幌から稚内なんて距離にはなりませんって(笑)。山道で曲がりくねっていますけど、直線距離なら奥多摩駅から数キロの場所です。奥多摩自体、東京駅から50キロ程度のところですし。

北海道は広いですよね~。私は残念ながら観光で北海道に行ったことが一度もなく、すべて仕事だったんですが、10年くらい前に出張で根室まで行ったときはその遠さにのけぞりました。ご存知のとおり根室には空港がなく、中標津空港からバスだったんですが・・・何にもない、同じ風景の場所を延々2時間走り続けてようやく根室ですからね。あれにはビックリしました。現地での用件は3時間もかからない内容だったんですが、そのための出張は1泊で2日がかりでした。

ちなみに、私は石川県も仕事以外では行ったことがありません。兼六園も見る機会がなかったし。一度ゆっくり観光をしてみたいんですけどね。流通系の仕事内容だったんで、香林坊アトリオとかアルプラザ金沢へは行きましたが(笑)。

山の話に戻りますが、奥多摩でもこのあたりは踏み跡が薄い場所があったりして(山と高原地図の実線ルートでも)、道迷いには要注意です。というか、本当にここ数年で何人かの人が行方不明になっています。

トリカブトは、12日に行った某山ではそこいらじゅうに咲いていました。私も奥多摩の初秋の山歩きは初めてだったので、あんなに咲いているとは思いませんでした。はっきり言って、「ありふれた草」の部類です。
プロフィール

徒骨亭主人

Author:徒骨亭主人
「むだぼねていしゅじん」です。「とこつ」ではありません。
主な関心事は電子工作、鉄道模型、空モノラジコン。その他、オーディオ、銀塩カメラ、クラシック音楽、映画などなど・・・何のことはない。どれも皆、昔ながらのオヤジ趣味ですな。最近は13年11月から始めた山歩きに熱中しております。
女房に頭の上がらない、小学生の息子を持つ父親です。

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