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高尾山域の未踏峰を歩く。

こんばんは。

またもや食べ物ネタから始まりますが、JR東日本系列のファーストフード、ベッカーズで昨年に引き続き、「信州ジビエ鹿肉バーガー」が発売されています。11月1日から12月31日までの期間限定ですが、用意したパティを完売した時点で終了だそうです。昨年も今年同様、11月1日からの販売でしたが、昨年の場合は9月中旬ごろから事前予告がされていました。それに対して今年は同時期の予告がなかったので、鹿肉バーガーの販売はないものと思いこんでいました。どうも10月中旬くらいに予告があったみたいですね。完全に不意をつかれてしまいました。

今年も既に2度ほど食べていますが、690円と少々割高ではあるものの、昨年同様に美味しいバーガーです。味も落ちたりはしていません。万人受けするように、鹿肉の割には癖のない調理になっていて、一緒に挟み込まれている信州産のあわび茸もなかなか美味です。機会があれば是非、お試しください。

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注文すると10分ほど待たされます。急いでいるときには避けたほうがいいですね。ナイフとフォークが付いてくるので、オープンサンドみたいに食べることができますが、別途モスバーガーみたいな袋も付けてくれるので、丸かじりすることもできます。私はナイフ・フォークで戴きました。

ちなみに今年は同じJR東日本系列のベックス・コーヒーショップでも鹿肉製品「信州鹿肉ジビエドッグ(480円)」を同様に期間限定で発売しています。実はこちらも試してみましたが・・・ソーセージにしてしまうと豚肉も鹿肉もあまり区別がつきませんね。羊肉くらい癖が強ければわかりやすいんですが。ただ、鹿肉くらいの臭みでもちょっと苦手、という人はこちらのドッグのほうがお勧めかもしれません。

さて。最近、記事をアップするのがかなり遅くなっていますが、今回は先々週末、11月8日の山行の話題です。11月8日・9日の週末はあまりはっきりしないお天気でしたが、8日はどうにかお天気が持ちそうだったので、高尾山域へウォーミングアップがてら出かけてみました。

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これまでかなり歩いている高尾山域ですが、まだまだ歩いていないところも沢山あります。そのうちの一つがこれ。景信山の山頂から東の方を見たところですが、奥に見える北高尾山稜の手前に、なにやらドン!と聳え立っている峰があります。「逆沢ノ頭(さかさざわのあたま、さかさざわのかしら)」という小ピークですが、以前からこれが気になって仕方がありませんでした。小仏峠で登山詳細図世話人のMさんから高尾山域の詳細図を買った時にこのピークのことを聞いてみたんですが、「ちゃんとした道がついていますよ」というお答えが帰ってきて、それ以来一度寄ってみなければ・・・と思っていました。登山詳細図でも熟達者向きの紫ラインじゃなくて一般登山道の赤ラインが引かれていますしね。というわけで、このピークを経由して奥高尾縦走路に入り、明王峠から相模湖方面に下りるコースを歩いてみました。

今回の山行、コースならびにタイムのデータはヤマレコに登録してあります。そちらも併せてご覧ください。

地元の駅から6時半過ぎの快速に乗り、一路都心に向かいましたが・・・乗り換え案内を検索すると、どうも乗っている快速電車のすぐ後ろを千葉駅始発の中央線直通特急、あずさ3号が追いかけてきているようです。この特急は船橋に停車するので、船橋で降りて待っていれば5分ほどの待ち合わせで乗れます。面白いのでこれを使って八王子まで行くことにしました。この時間だとすでに中央線の特別快速も走っているので、あまり高尾までの到着時間に差はありません。

八王子で甲府行きの各駅停車に乗り換え、高尾には8時11分着。小仏行きの次のバスは8時30分なので、20分近く待ちます。あずさ3号を使わなくても8時18分には到着していますので、特急を使った意味はまったくありませんね。まあ、実はバスの時間もわかっていたので、結果が同じことは最初から知っていたんですが・・・単に乗り鉄をやりたかっただけ(笑)。

小仏行きのバスは超満員。臨時を含め2台出ましたが、辛うじて全員積み込めたような状態です。まあ、紅葉シーズンなので仕方がありませんね。私は途中の日影バス停で降りるので、最初から座らずにバスの前の方に立っていました。8時50分ごろ、日影バス停に降り立ちました。

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バス停で身支度をしてすぐに出発・・・と行きたいところですが、GPSの動作がちょっと挙動不審だったりしたので10分ほど手間取りました。同じバスから降りた方は20人くらいいたんですが、皆さんすぐに歩き始めてあっという間に誰もいなくなってしまいました。9時過ぎ、ようやく出発です。

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まずはバスが走ってきた道をそのまま小仏方面に向かって歩きます。すぐに左側に日影林道への分岐がでてきます。ここを歩けば城山方面へ向かうことができますが、本日はそのままスルーします。

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中央線の古いガード下をくぐります。赤煉瓦造りでかなり古いもののようです。

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ガードの先には右への分岐があるのでそちらへ向かいます。「木下沢梅林(こげさわばいりん)」の案内看板がありますね。

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中央道の高架をくぐると木下沢梅林があります。青梅方面の梅の木は伝染病が原因で個人宅のものも含めすべて伐採されてしまったみたいですが、ここの梅林は大丈夫だったみたいですね。梅のシーズンに再訪してみましょう。

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梅林の先からいよいよ林道が始まります。奥高尾縦走路と北高尾山稜の間の小下沢沿いに関場峠まで続く林道です。

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林道の起点です。地図などでは一般に「小下沢林道」となっていますが、ここでの表記は「林道木下沢線」です。先ほどの梅林も木下沢梅林でしたし、どちらの表記が正しいんでしょうね。

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右手の方に登山道が伸びています。これはどうやら北高尾山稜の富士見台まで繋がっているルートのようです。かなり荒れ気味のようですが。

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しばらく行くとまたもや右手に分岐があり、大きな案内看板もありました。先ほどの分岐はやっぱり富士見台への分岐でしたね。このあたり、右手の斜面に何本かの自然観察路が設けられているようです。

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ここから先は一般の車は通行止め。ただ、ここまでの間に何台かの車に追い越されたんですが・・・このゲートの先へ行ったみたいですね。

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こちらの看板では「小下沢国有林」になっています。お役所の表記もバラバラですね。

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ちょっとした広場にでました。車が何台も停まっています。先ほどの車もここまで来たみたいです。これは広場から来た方向を振り返ったところですが、左奥に小屋みたいなのがあって人が大勢集まっています。皆さん、白いヘルメット姿で登山客じゃなさそうですが、かと言って山仕事のプロにも見えません。近くにいた人に聞いてみると、ここは「日本山岳会 高尾の森づくりの会」の作業小屋(高尾の森作業小屋)で、これからボランティアで森林の手入れ作業を行うんだそうです。

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広場から右手の北高尾山稜へ登っていく道。狐塚峠まで続いています。

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こちらは左手、景信山への登山道(小下沢コース)。逆沢ノ頭も、このルートの途中から分岐して立ち寄ることが可能です(と言うより一般的にはそのルートを使う方が多いと思います)が、今回は小下沢をもっと遡ってみたいので、さらに奥へ進むことにします。

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再びゲート。ここから先は人の気配がありません。ゲートを過ぎてすぐにバードウォッチャーの方とすれ違ったのが最後で、あとは逆沢ノ頭まで誰にも会いませんでした。

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落ち葉が積もった林道。作業用の車も殆ど入ってこないみたいですね。

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「浩宮殿下御誕生記念植林地」の碑。懐かしい響きですね。昭和を思い出します。ただ、このあたりの森は少々荒れ気味。ここまで来る人もどれだけいるんでしょうか。

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結構斜面が急です。大雪の際にはかなり雪崩が発生したんじゃないかと思います。

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知らない間に高度が上がってきたみたいですね。いつの間にか北高尾山稜の稜線がすぐ上に見えています。

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林道脇にあった、ちょっとした滝。水量はあまりありませんが、綺麗な滝です。

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再び広場に出ました。ここが逆沢林道との分岐点です。左側方向へ林道が分岐して延びています。このまま小下沢林道を直進すると1kmちょっとで終点、その先60mほど登った先が関場峠だそうです。本日はここから逆沢林道へ向かいます。

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林道としては傾斜が急なほうです。車が入ることも滅多にないみたいですね。殆ど登山道化しています。

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逆沢ノ頭のすぐ下までやって来ました。林道はここから左方向へ向かっています。

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こちらは逆沢林道ですが・・・。

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林道の反対側、沢筋を登る形でこちらにも踏み跡がついています。ここを歩いて景信山と逆沢ノ頭の間のコルまで出る人もいるようです。

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逆沢ノ頭の北東の尾根筋まで出ました。ちょっとした広場になっていて、ここが逆沢林道の終点となっています。

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こちらから尾根上を登る形で登山道がついています。

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単なる踏み跡と言うより、ちゃんとした登山道のレベルですね。尾根伝いに登っていきます。

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おっと、道が左右に分岐しています。右へ行くと山頂を巻いてしまうような感じなので、左へ進みます。基本的に尾根筋を外さないようにします。

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尾根上に乗り上げますが、左のほうからも道が来ています。はて、この道はどこから来たんでしょうね。私が林道の終点から取り付いた登山口以外にも入り口があったんでしょうか。

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また分岐です。ええと、尾根筋を追うなら左側ですね・・・。

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ちょっと開けたところから。右手に奥高尾縦走路方面が見えます。

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またまた分岐(笑)。でも、右側の道は5mくらい先で消えていました。これまでの分岐も、同じように途中で消えている可能性が大きいですね。

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逆沢ノ頭山頂(655m)に到着。この山、景信山より低いですが高尾山よりは高いです。山頂にはちょうど「高尾の森づくりの会」のボランティアの方たちが到着したところでした。左側(東側)の斜面を登ってきたようです。

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ボランティアの方たちが登ってきたルート。こちらにも踏み跡があります。どうもこの山、皆が好き勝手に歩いてそこいら中に道を作っているようですね(笑)。

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南西側。木々の間から景信山の山頂が見えます。山頂にいる人たちの声もかすかに聞こえてきます。先日の奥多摩・ヒルメシクイノタワもそうでしたが、人間の声ってかなり遠くまで届きますね~。

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南東側。こちらからは木々の間から圏央道が見えます。

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山頂に5分ほど滞在してから先へ。尾根筋をそのまま景信山登山道(小下沢コース)方面へ進みます。ボランティアの方たちは既にこちらの方へ行ってしまっています。

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おっと、倒木です。正規の登山道ではありませんから、基本的に撤去とかはされないようですね。左側に巻く形で迂回路ができています。

この先、ちょっと行ったところに先ほど山頂にいた方たちを含め、「高尾の森づくりの会」のボランティアの方たちが30人くらい集まっていました。どうやら、間伐作業の実習をやっているようです。杉の木にロープをかけて倒す方向にテンションをかけ、鋸で切れ込みを作っているところでした。チェーンソーではないのでかなり大変そうです。もっとも、素人がチェーンソーを使うとかなり危険でしょうけどね。

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右側は杉林、左側は自然林。よくあるタイプの尾根道ですね。このあたりは気持ちよく歩いていけます。

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また倒木。ここも左側を迂回します。

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逆沢ノ頭と景信山の間のコルに到着。ここからはかなりの急登です。

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登り返してすぐの地点。ちょっと何かに掴まりたくなるほどの傾斜です。掴まるものがあまりないので、足を滑らせないように慎重に登っていきます。

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程なくして傾斜は緩やかになり、突然整備された登山道に出ました。先日のヒルメシクイノタワ同様、「登山道って有難い」を実感します(笑)。

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今来た方向を振り返ると、道の脇の草むらに僅かな隙間があり、奥に「山火事注意」の看板があります。これが目印になっていますが、こちら側から入り口を見つけるのはかなり難しそうですね。先ほどの急斜面もありますし、ここは逆沢ノ頭からこちらへの一方通行と考えたほうがよさそうです。高尾の森作業小屋からここまで来る小下沢コースの途中に、逆沢林道終点に繋がる水平道への分岐がありますので、そちらから逆沢ノ頭へ向かうのがベターと思います。

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「この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものである。(承認番号 平26情複、第554号)」

今歩いてきたルートの概要ははこちら。

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景信山の山頂を目指します。

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おっと。歩き出してものの5分で景信山山頂(727m)に到着。

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とりあえずこちらで腹ごしらえ。ソルティライチとなめこ汁というアンバランスな組み合わせです(笑)。かげ信小屋のなめこ汁は初めて食べましたが、味噌仕立てで柚子が入っています。

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景信山の山頂から、さっきまでいた逆沢ノ頭を眺めます。これで気になっていた未踏峰がひとつ片付きました(笑)。

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こちらは圏央道方面。今日は天気は今ひとつ。もう、晩秋ですね。

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20分ほど休憩して、奥高尾縦走路を明王峠に向かいます。

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歩き慣れた、いつもの奥高尾縦走路。基本的に杉の植林帯が多いので紅葉は今ひとつなんですが、このあたりは若干色付いてきていますね。

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1時間ほどで明王峠に到着。

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陣馬山トレイルレースの誘導標識が設置されています。この翌日、11月9日が開催日だったみたいです。昨年は11月10日の開催で、女房子供を連れて陣馬山から高尾山への奥高尾縦走を開始したところでレースとかち合ってしまい、陣馬山山頂でしばらく待機していました。あの日から私の山歩きが始まりましたが、あれからちょうど1年経ったわけです。あっという間でしたね~。

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明王峠茶屋は今日も閉まっています。基本的に日曜日のみの営業らしいですから、土曜日に歩くことの多い私はなかなか営業しているところに出くわさないわけですね。

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ここから与瀬神社方面への道は初めて歩きます。武田姫街道?どういう由来なんでしょうね。

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幅の広い、歩きやすい道が続いています。

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明王峠からそう遠くないところに、このような場所がありました。「明王峠・石投げ地蔵嬢ヶ塚」だそうです。

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来歴が書いてあります。以下引用。

明王峠・石投げ地蔵嬢ヶ塚
 景信山と明王峠の山稜を結ぶ間に「堂所山」という小峰がある。その昔、武田信玄が北条と合戦の時、鐘によって敵の情報を知らせるための鐘つき堂のあった跡でその名が付けられれた。
 また明王峠は武田不動尊を祀り武運を祈願した所と伝えられる。
 この峰の山頂に登り詰める一歩手前の道筋に、小石を積み重ねた小塚があるのが目につく。伝説に塚の由緒を記すが、時は天正年間、甲斐の武田一族の姫君が常陸の国佐竹家に嫁したが、不幸にして離縁となり幼女を残して生国の甲斐へと戻された。その後幾とせ、残された幼女は美しい姫となった。ある日、乳母より実母のことを聞かされ、次第にまだ見ぬ母に思慕の念がつのる様になった。やがて秋も深まろうとする頃、母と対面する好機が訪ずれ乳母と共に母の消息を尋ねたいと父に懇願し、許しを得て従士三人乳母等五人で甲州に旅立つことになった。何分にも当時は戦国乱世の時、旅は決して楽なものではなく、敵方の難を逃れるため間道や峰道を通らねばならなかった。ある時は木の実を食し、沢の水で空腹を満たすほど殆ど不眠不休の旅であった。
相模湖町・相模湖観光協会


なるほど、「武田姫街道」の由来はわかりましたが・・・結局、石投げ地蔵の由来がまったく書いてありませんよね?関係ない堂所山の由来で字数を食っている一方で、肝心なことが抜けているような気がするんですが。

帰ってから調べてみると、このお姫様、結局この塚のある場所で急病で亡くなってしまったらしいです。姫を弔うために地蔵が置かれ、行き交う旅人が線香代わりに石を積み上げたのがこの石投げ地蔵なんだとか。

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途中で林道を横切ります。

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あまり標高の変化のない、平坦な道が延々と続いています。歩きやすいですね。

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陣馬山トレイルレースのルートは右に逸れていきます。与瀬神社・相模湖駅は左側です。

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大平茶屋跡に到着。割と最近まで営業していたみたいですね。お品書きみたいなものも残っています。でも、このルートの人の少なさからすると、あまり商売にはならなかったんでしょうね。

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さらに平坦な道が続いています。歩きやすいんですが、若干飽きてきました(笑)。

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やがて道が下り始め、展望台にでてきました。木があるせいであまり景色は見えませんが、辛うじて正面に石老山が見えます。

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展望台の先は打って変わって急傾斜の下りです。九十九折れの道をどんどん降りていきます。それでも奥多摩とかに較べると遥かに歩きやすい道です。

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与瀬神社に到着。建物に風格があって、なかなか趣のある神社です。ここで本日の山行の無事のお礼をしました。

与瀬神社と言うと、思い出すのが以前、景信山のかげ信小屋で天麩羅を揚げているお爺さんから聞いた話。お爺さんが小さい頃、2月に大雪が降った年があって、景信山から堂所山方面へ向かう奥高尾縦走路で遭難して亡くなった旅人が3人ほどいたそうです。お爺さんのお父さんも捜索に出たらしいんですが、亡くなった人たちは東京方面から与瀬神社へ参拝に来ていた行商人で、雪のせいで帰り道を見誤ったらしく、小仏峠から景信山方面に向かってしまって遭難したようです。やはり奥高尾でも一歩間違えると命を落とすんですね。ちなみにこの年は1936(昭和11)年、2・26事件の時の大雪でした。

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与瀬神社の鳥居の右側にはお寺があります。与瀬神社の別当寺のようですね。やはり古くから信仰を集めた有力な神社だったようです。

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中央道を横切ります。このあたり、何となく見覚えがありますね~。大抵は夜明け前か日没後に通過していますが。

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国道20号まで出てきました。ここを左(東)に向かいます。

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相模湖駅の入り口の案内看板が出てきました。

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14時10分、相模湖駅に到着。

この後、腹ごしらえをして上りの電車に乗り込みましたが、やってきたのは立川止まりの115系。とりあえず、一駅先の高尾で一旦降ります。実は、前々から高尾駅で見ておきたいものがあったんですが、いつも忘れていたんですよね。そいつは駅の構内にありますので、途中下車する必要はありません。

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見つけました、これです。高尾駅の1・2番線ホーム、No.31の柱にこんな跡が残っています。これ、何だかわかります?戦争中に米軍の機銃掃射を受けた跡です。実は高尾駅(その頃は淺川駅)は当時と建物も同じため、このようなものが残っています。1945(昭和20)年7月8日、飛来したP51戦闘機の12.7mm機銃弾の掃射を受けた跡ですが、ご覧のように鋼鉄の線路を使った柱にこれだけの弾痕を残しているんですからかなりの威力です。それも、相当急角度で突っ込んできて機銃掃射しているのがよくわかります。

この柱、折り返しになっている1番線の一番端のあたりですから探せばすぐ見つかります。ご覧のようにここだけ塗装されていませんし。

ちなみにこの高尾駅の近くでは、終戦の10日前にP51が数機、旅客列車に執拗に機銃掃射を加えて多数の犠牲者を出したことがあります。こちらは「湯の花トンネル列車銃撃事件」と呼ばれています。

この後、特別快速で東京駅まで出て、総武線快速に乗り換え帰宅しました。
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No title

徒骨亭さん、お早うございます。

奥様の関係(笑)で、最近はあまりお山に行かれていらっしゃらないのかな~と思っていましたが、しっかり行かれてましたね~。

高尾・陣馬山あたりの未踏破のルートって、あとどれくらい残っていらっしゃるのでしょうか?たくさんのルートがありますね。里山(と言っていいですかね?)に山小屋?売店?もあるなんて、他では見られない光景です。なめこ汁美味しそう~。山のグルメを目標に山登りをするという楽しみ方もできそうです。

Re: No title

青レンジャーさん、こんばんは♪

いや、特に女房は文句を言っていませんよ(笑)。私の方の野暮用がいくつか発生してただけです。でも、2週に1度は必ず山へ行っていますから、あまり行っていない・・・ということもないと思いますが、私が相互リンクさせていただいている人たちって、毎週登山が当たり前ですものね(笑)。

奥高尾縦走ルートは食べるところも充実していますよ。山頂まで車で入れて(もちろん業者だけですが)普通の観光地と変わらない高尾山山頂はとりあえず除外するとしても、
・高尾山のとなりの小ピーク「もみじ台」。
・ご存知巨大かき氷の「城山」。ここのなめこ汁は醤油仕立て。
・今回なめこ汁を食べた「景信山」。山菜天麩羅も絶品です。
・あまり営業していない「明王峠」。ちなみに峠という名ですが小ピークです。
・縦走路の終点「陣馬山」。お蕎麦が有名です。三軒の茶屋の中では清水小屋のお蕎麦が一番美味しいかな。
で、どこにもなめこ汁などの汁物が置いてあります。蕎麦やうどんだとハシゴは厳しいですが、汁物食べ歩きハイクなら楽しいかも。
プロフィール

徒骨亭主人

Author:徒骨亭主人
「むだぼねていしゅじん」です。「とこつ」ではありません。
主な関心事は電子工作、鉄道模型、空モノラジコン。その他、オーディオ、銀塩カメラ、クラシック音楽、映画などなど・・・何のことはない。どれも皆、昔ながらのオヤジ趣味ですな。最近は13年11月から始めた山歩きに熱中しております。
女房に頭の上がらない、小学生の息子を持つ父親です。

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