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浅間嶺まで日溜りハイク・・・の筈でしたが。

こんばんは。

以前、アマチュア無線の国家試験の受験の話を書いたとき、戴いたコメントへのお返事の中でちょっと触れたんですが、この4月に実施される第二級アマチュア無線技士(2アマ)の国家試験を受験しようかと思っています。現在所持している資格は第三級(3アマ)ですから、一つ上のクラスになります。

そもそも、クラスが上がると何が違うの?という疑問を持たれる方も多いと思いますが、クラスが上がるごとに限定されている操作範囲が解除されていきます。自動二輪の運転免許みたいなものですね。例えばこんな感じです。

第四級・・・使える電波形式に制限(モールス符号が使えない)、使える周波数帯に制限(海外通信に最も適した周波数帯は使えない)、送信出力10W(VHF帯以上は20W)まで。
第三級・・・すべての電波形式を使用可能。使える周波数帯に制限(やっぱり海外通信に最も適した周波数帯が使えない)、送信出力50Wまで。
第二級・・・すべての電波形式、すべての周波数帯を使用可能。送信出力200Wまで。
第一級・・・すべての電波形式、すべのて周波数帯を使用可能。送信出力制限なし(現実には1KW=1000Wあたりまでしか許可されませんが。ちなみに1KWでも発展途上国だったら放送局レベルの出力です)。


なお、VHF帯以上は上位資格でも出力に制限があります。特にマイクロウェーブでは数ワット以下。マイクロウエーブで1KWなんか出したら・・・電子レンジみたいなものですから、アンテナの傍にいるだけで頭の中身が沸騰します。

私の場合、どうせマンション住まいでまともなアンテナは建てられないので、送信出力がアップしてもあまり意味はありません。現在使える50Wで十分なんですが、周波数帯の制限が解除されるのが大きな魅力です。最初に電話級(現第四級)の免許を取った子供の頃、上位資格でないと出られない14MHz帯などの国際バンドは憧れの的でした。それがどうした、と言われるかもしれませんが、やっぱり子供の頃からの夢にはこの機会にチャレンジしてみたい。試験のレベルも昔と較べると大分落ちたようですし・・・ってそれが一番の動機かい(笑)。ちなみに第二級の試験には第三級までみたいな当日申し込みの制度はありません。事前の申請が必要です。次回の試験は4月5日、申し込みは2月20日までとなっています。

さて。お話変わって今回のお題。東京都檜原村の浅間尾根です。同じ名前の尾根が奥多摩町の鷹ノ巣山にもありますが、それとは別物。そもそも、「浅間(あさま、あそ)」とは古語では火山全般を指し、転じて狭義の意味では富士を指すので、富士を祀った浅間(せんげん)神社が私の地元を含め、関東地方のいたるところにあります。また、富士の見える尾根に浅間神社が置かれることも多かったようで、その場合には尾根の名前も浅間尾根になったようです。鷹ノ巣山の浅間尾根、檜原村の浅間尾根、ともに尾根上に浅間神社が置かれています。

今回のルート、実は当ブログからもリンクさせていただいている悠さん1年ちょっと前に歩かれていますが、私はある目的のために悠さんのルートを逆方向に辿ってみました。その目的とは・・・また後ほど(笑)。

というわけで1月24日土曜日、地元を始発の電車で出て、午前7時前に武蔵五日市駅にやって来ました。

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夜が明けたばかり、朝日を浴びてモルゲンロートに染まる(笑)武蔵五日市駅。

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数馬行きバスは7時20分発。登山姿の乗客が10人ほど乗り込みます。一昨年の暮れ、三頭山に登ったときも同じバスを使っていますが、あの時より乗客が少ないようです。やっぱり1月だからかな。

1時間近くバスに揺られて(!)笹の平バス停までやってきました。ここは終点・数馬のひとつ手前です。登山姿の乗客もここまでの間に大半が下車、笹の平バス停では私一人でした。バスの中にはあと一組、2名の登山客がいましたが、おそらく数馬から三頭山に登られる人たちじゃないかと思います。

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身支度を整えてさあ出発!の前にトイレに駆け込みました(笑)。笹の平バス停から数馬寄りに70mほどいった先の右側にログハウス風の立派なトイレがあります。まだ里なので自動水洗(あ、男子用だけね)、手洗い場つきです。

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登山道入口はバス停とトイレの間にあるのですが、GPSロガーの記録開始を忘れていたので、一旦バス停まで戻ってロギングをONに(笑)。改めまして・・・出発です。本日のルートとタイムの詳細も、ヤマレコに登録してあります。併せてご覧ください。

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登山道入口は笹の平バス停から40mほど数馬寄り。ここから右手の方へ登っていきます。

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奥多摩の宿命ですが、のっけからかなりの急登です。画像では中央の階段状のところを直登するように見えますが、実際にはここは登山道ではなく、ここを縫うように登山道がついています。それでもかなりの急坂が連続していますが。

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浅間尾根からの支尾根上に上がってきましたが、相変わらずの急坂です。朝、寒い中で筋肉も縮こまっていたのに、いきなり酷使するものですからふくらはぎが悲鳴を上げます。結構堪えますね。

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杉林だけでなく、広葉樹林も出てきました。このあたりは歩くのが若干楽です。

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再び急坂。というより、ちょっと岩場っぽくなっています。

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岩場っぽいところを登りきると・・・浅間尾根上に出ました。右へ行くと浅間尾根を辿って浅間嶺まで、左へ行くと奥多摩周遊道路を渡って風張峠まで行けます。風張峠は三頭山と御前山をつなぐ尾根筋上の峠ですが、奥多摩周遊道路と風張峠の間の区間は「山と高原地図」では破線ルートになっています。大きな崩落地があり、通行にはかなり注意が必要なようです。

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今回は浅間嶺を経由して払沢の滝入口バス停まで歩く予定ですが、その前に一旦風張峠方向に進んで、10分ちょっと歩いた先にある「御林山(おはやしやま)」の頂上を踏んできます。

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御林山に向かう途中。この辺りには雪が残っています。雪の上に一筋タイヤの跡がついていますが、MTBのようです。考えてみれば奥多摩周遊道路から浅間尾根の縦走路に乗り、比較的平坦で広い尾根道を走って浅間嶺の先で林道に接続していますから、MTBのコースとしては理想的なのかもしれませんね。

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このあたりは右手(北東側)が若干開けていて、御前山が見えます。

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御林山山頂への分岐にきました。ここから尾根道を外れて山頂へ向かいます。ご覧のように指導標もついています。

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御林山山頂(1,078m)に到着。先ほどの分岐からは50mほどです。予想していましたが、展望はほとんどありません。右の手作り山名標の裏を覗くと・・・。

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手作り山名標がもう一枚ありました。こちらはかなり古いもののようです。似たような書体の古い山名標があちらこちらの山にありますが、一時期こういうものを取り付けて回った人かグループがいたんでしょうか?

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御林山を後にして、再び笹の平分岐まで戻ってきました。さて、ここから浅間嶺に向けて出発です。

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尾根道から北側の斜面を覗き込むと・・・やっぱり、日の当たりにくいところは結構雪が残っていますね。

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右手が開けている場所があり、浅間尾根の南西を平行して走っている笹尾根が見えます。昨年11月に歩いた場所ですね。槇寄山から笹ヶタワノ峰あたりまでが見えているんじゃないかと思います。

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このあたりは尾根道上にも雪が残っていました。前方の木々の間から、これから歩く浅間尾根の山々が見えています。

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一方、尾根の南側斜面を巻く道には雪は一切残っていません。歩きやすい道ですが、杉林の中というのが今ひとつ。もっと広葉樹林を抜ける道の多いところかと思っていましたが、予想外に杉林だらけでした。それと、笹尾根のような広い尾根道ではなく、稜線上はアップダウンが激しいので斜面を巻く道が多い印象です。

浅間尾根のこの道は、もともとこの地域の生活道路だったという話です。確かに、檜原村の中心部の本宿から最奥地の数馬まで歩くのに、秋川沿いの谷底を曲がりくねりながら行くと時間がかかります。一旦尾根上に登って、尾根筋沿いに歩いたほうが早いですよね。荷車などは通れませんが、そのような物資の輸送のときは谷沿いの道を使ったのでしょう。生活道路なら歩きやすさ優先、ピークは極力巻いて平坦な道にしてあるのもよくわかります。

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数馬峠(藤原峠)に到着。ここで浅間尾根登山口バス停からの道と合流します。

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林道と交差しています。この林道も、右手のほうへ下りていくと浅間尾根登山口バス停へ出るようです。ここで凍結アスファルト道路の魔の手に掴まりました。転倒まではしませんでしたが、どうも私、凍結アスファルト道路には必ず嵌る習性があるようです。

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木々の間から前方のピークが見えます。この尾根、このような小さなピークが連続しているんですね。

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数馬分岐に到着しました。ここも浅間尾根登山道バス停から登ってきた登山道との合流点です。

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この合流点にはご覧のようなベンチもあり、休息できるようになっています。数分間小休止、ウィダーinゼリーで栄養補給をします。

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前方の展望は開けていますが、見えるのは同じ浅間尾根のピークだけ。この先、登山度は左のほうを迂回して前方に見えるピークへ繋がっています。

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大きな岩の下に石仏がありました。このルート、古道にふさわしくこのような石仏が多くあります。今回は殆ど記録しませんでしたが、石仏の写真を撮りながら歩いても面白いかもしれません。

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こちらの大きな岩。「サル石」だそうです。この岩のどこかにサルの手形があるらしいのですが・・・。

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ううむ、どこだ?わからん。

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ひょっとしてこれかな?中央部がサルの手っぽく見えなくもないですね。帰ってからネットで調べたら、私が見ていた岩の中央部じゃなく、立て札の右側、岩全体の右端あたりにあるらしいのですが・・・。ちなみにサルの手で思い出したのが英国のW・W・ジェイコブスの短編ホラーの名作「猿の手」。ここのサルの手は3つの願いをかなえてくれるんでしょうか?ちなみにこちらで翻訳が読めます。

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所々で右手に展望が開けていて遠くの景色が見えます。こちらは笹尾根ですね。笹ヶタワノ峰から丸山あたりでしょうか。

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こちらからは後方の三頭山がよく見えます。画面中央奥、右が三頭山で左が大沢山ですね。

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北秋川沿いの藤原バス停への分岐ですが、登山道が崩落していて工事中、通行止めになっています。

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一本杉(一本松)に来ました。一本杉というのは本来ピークの名前ですが、ここはピークでも何でもありません。

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標柱の左側に上へ登る登山道がついています。標柱の側面にもこちらが山頂、の落書き?がありました。ちょっとピークを踏みに行ってみます。

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100mほどで一本杉山頂(930m)に到着。

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こちらには「一本松」の古い山名標が架かっています。一本松のほうがより古い呼び名なんでしょうか?ちなみに「山と高原地図」では『一本松(一本杉)』と、一本松のほうをメインに標記してあります。

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ここからは破線のマイナールートですが、北秋川沿いの笹久保バス停へのルートが分岐しています。雪の上に踏み跡はありませんでしたが、赤テープはついていました。

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元の登山道に戻って先へ進みます。古い石の祠がありました。大きな木が何本もあり、小さいですが由緒のある場所のようです。

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標柱が立っていますが・・・一番上の字がかずれていて読めません。悠さんの浅間尾根のブログ記事に正しい名前が書いてありました。『渕間石宮』だそうです。悠さん、どこで調べたんだろう?

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杉林の中に静かな道が続いています。ここまで、写真を撮ったり一本杉に寄り道している間に3人の人に追い越されましたが、誰ともすれ違っていません。浅間尾根は私が歩いているのとは反対方向に歩くのが、どちらかというとポピュラーなはずですが・・・はて?

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お!登山道が北側斜面に回ると、雪道に変わってしまいました。よく踏み固められてカチンカチンに凍っています。端のほうの踏み固められていないところを歩けば滑らないので、とりあえずそのまま進みます。

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う~ん。まだまだ凍った道が続きますね~。

※このような真似をしないで早めにアイゼンを装着しましょう。

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うわ、桟道が凍り付いていてやわらかい雪のところがありません。そろそろと渡ります。水平だったからよかったものの、桟道に前後または左右の傾斜が付いていたら渡れませんでしたね~。

※だからさっさとアイゼン装着しろって(笑)。

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ええい、まだ続くかっ!

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やっとのことで人里峠にでました。「人里」と書いて「へんぼり」と読みます。ここを下っていったところに人里集落があるんですが、年末くらいのテレビ神奈川のマイナーな紀行番組で、この人里集落を取り上げていました。

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人里峠を過ぎてちょっと行くと・・・まさかの通行止め!「迂回してください」って、どこを?まさか人里集落まで下りてバス通りを上川乗まで歩いてからまた登って来いってこと?さすがにそれはできませんから、このまま進んでみます。足跡も結構ついていますし。

ちなみに帰ってきてこの画像を見ていて気が付いたんですが、ここから右手の方に薄く踏み跡が付いていますね。現地にいたときは気が付きませんでしたが。

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通行止めの先は杉の伐採地になっています。足跡は続いていますので、先へ進んでみます。

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うわ~、見事に伐採してしまっていますね。遥か下のほうまで見通せます。

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反対側の通行止めの標識まで来ました。こちらのほうには・・・ちゃんとトラロープで迂回方向を案内しています。いくら反対方向からの通行量が少ないからって、ちょっと手を抜きすぎじゃない?

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この辺りはまだ伐採地の上なので、遠方の展望が開けています。正規の登山道に戻って落ち着いたので、ちょっとの間展望を楽しみます。こちらは中央奥が大岳山ですね。手前に左から延びてきているのは、御前山から続く湯久保尾根。

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こちらは御前山。左手奥には、石尾根の山々が見えています。

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伐採地からちょっと行った先で登山道が分岐しています。両方に「浅間嶺」の表示が出ていますが、左に言った場合には浅間嶺には行けません。右の尾根筋上に浅間嶺の山頂があります。当然右へ進みます。

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こちらの方はあまり来る人がいないみたいですね。踏み跡はありますが、雪が固まっていないので滑るような箇所が全くありません。

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尾根筋をしばらく歩いて、浅間嶺山頂(903m)に到着。山頂からはほとんど展望がありません。指導標が立っているのが目印です。

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指導標の向かいの木には、「山と高原地図」の注釈にあるように『小岩浅間』の山名標が架かっています。

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山頂からさらに先へ進みます。杉林から出て、奥多摩らしい広葉樹林の広い尾根道に出ました。

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山頂からちょっと下ったところに浅間神社があります。浅間嶺、浅間尾根の名前の元ですね。

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再び杉林の中。先ほど分岐した道とここで再合流しています。まあ、先ほどの分岐で左へ進んでも、ここから折り返せば浅間神社、浅間嶺山頂まで行けなくはないですが。

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最合流点のすぐ先が休憩所のある大きな広場になっています。私が来たとき、ちょうど6人くらいのパーティがここから上川乗バス停方面に向けて下りて行くところでした。

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広場の奥から展望台へ登り道が続いています。浅間尾根の尾根筋もこちらですので、展望台のほうへ進みます。

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数分で展望台へ到着。「浅間嶺」の立派な山名標が立っています。このため、ここが浅間嶺の山頂と思っている人が多いようですが、ここはあくまで「浅間嶺展望台」、標高890mです。

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展望台からはその名の通り、北東および南西方向に大きく展望が開けています。しかし、この日は南東方面は曇ってしまっていて、「浅間」こと富士山は見えませんでした。本来でしたらこの写真の左端に写っているはずです。しかし、そのかわりに面白いことに気が付きました。1月12日に登った雨降山と権現山が見えるんですね。雨降山は画面の左、笹尾根の向こうに電波塔のある山頂が見えています。さらに右手のほう、鞍部になったところの左側にはちょこんと権現山の山頂も覗いています。笹尾根の山々は右端が丸山、雨降山の右に見えてるのが土俵岳あたりだと思います。

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一方、北東側はよく晴れています。御前山とその左奥に石尾根、さらにその先には飛龍山。

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こちらは大岳山から馬頭刈尾根。尾根の先端のピークが鶴脚山と馬頭刈山ですね。

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石尾根を拡大。右から鷹ノ巣山、日蔭名栗峰、高丸山、そして七ツ石山でしょうか。

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展望台で小休止の後、尾根伝いに先へ進みます。これから行く松生(まつばえ)山方面が見えています。

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広葉樹林の広い尾根道。奥多摩らしい風景です。

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松生山への分岐に出ました。この先、松生山方面へのルートは「山と高原地図」では破線のマイナールートになっています。但し、少なくとも松生山までは指導標がしっかりとありますが。

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松生山方面へは、最初にちょっと急な斜面についた九十九折れの道を登ります。今日は最初の浅間尾根への取り付き以外、急登っぽいところがなかったのでちょっと堪えます(笑)。

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上りきったところが入沢山山頂(930m)。

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振り返ると、さっきまでいた展望台が下のほうに見えています。標高差は40mほどしかないはずですが、もっとあるように見えます。

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「入沢山」の手作り山名標。

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入沢山から先は小さなアップダウンを繰り返します。地形図上では平坦な尾根道に見えていたんですが、等高線に現れないような10m未満の起伏が続いています。

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やがて太陽電池パネルと中継アンテナが見えてきました。アンテナの素子の長さから150MHz帯あたり、消防無線かな?と見当をつけたんですが・・・。

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ビンゴ。消防署の施設である旨の表示が出ていました。松生山山頂(937m)に到着です。

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こちらには手作り山名標も。なかなか凝った書体の山名標です。なんだか昔からのファンがいそうなお山ですね。

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こちらの山頂も展望がよく、南西方向は広く見渡せます。晴れていれば富士がよく見えるはず。

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御前山のほうも伐採して展望を確保してあるようです。

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本日のザックの様子。アンテナはあまり目立たないようにさりげなくザックに装着しています。今日もここまで受信しながら歩いてきたんですが、うまく受信できません。やっぱり、ちょっと奥まったところの山域だとあまりよく入らないようです。高尾山みたいいに平地に開けたところにある山か、あるいは石尾根のように標高1,500m以上の所へ行かないと駄目みたいですね。

ここでお昼休憩にしました。無線は近くに消防無線の施設があるので、たとえ受信できても念のためここではやらないことにします。周波数帯と出力からすればまず影響はないとは思いますが。

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こちらは松生山から尾根伝いに笹平バス停まで下りるルート。「山と高原地図」では破線ルートです。こっちへ進みたい気もしましたが、ある目的のため、予定通りここから引き返します。

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引き返す途中で、来るときには気が付かなかった山名標に気が付きました。「天領山」山頂、936mです。入沢山と松生山のちょうど中間辺りです。

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松生山への分岐地点まで引き返してきました。ここから時坂峠方面へ向けて下山します。

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相変わらずの雪道です。滑らないようにまだ踏まれていない雪の上を歩いて行きます。

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先ほどの休憩所のあった広場から直接延びているルートと交差しています。時坂峠に行くには、ここを右に折れます。

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うわ、また出た!急斜面の凍結トラバース道。

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ちょっと油断した隙に、足を滑らせてコケました。咄嗟に右側の斜面へ倒れこんで手をピッケル代わりに雪に打ち込みましが・・・思いっきりビビリました。ここから滑落したらかなりヤバイですね。

※だから、馬鹿やってないでちゃんとアイゼンをつけましょう。

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ふう、やっと凍結トラバース道の終わりのようです。

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「カタクリ観察路」なんてものがあります。この道自体は奥まで行ったところでUターンして引き返してきているそうですが、最奥部からさらに尾根伝いに登るルートがあり、赤テープなんかもちゃんと付いているらしいです。崖っぽいところがあったりして結構ハードなようですが、先ほどの天領山付近に出るみたいです。

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この辺りまで来ると、雪は完全になくなりました。

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おお、あった!「そば処みちこ」。実は帰りにここに寄ってお蕎麦を食べるつもりだったので、是が非でも時坂峠方面へ下りる必要があったわけなんです。が・・・?

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が~ん!まさかの「冬季休業中」。折角ここまでおなか空かして来たのに~。松生山から引き返してきたのに~。入店しやすいようにアイゼンつけないで頑張って歩いてきたのに~。何で何で~(涙目)。

今日の山歩きの最大の目的が失われました。松生山からまっすぐ笹平バス停へ下りればよかった・・・ぐしゅん。

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余りのショックに立ち直れず、とぼとぼと歩いて林道の端まで来ました。ここからしばらく林道歩きです。

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峠の茶屋も同じく冬季休業中。

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左に時坂峠への分岐があり、そちらへ進みます。このまま林道を歩き続けても払沢の滝入口バス停まで行けますが。

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時坂峠。ここから再び登山道になります。

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登山道は林道をショートカットするように付いています。この先で林道を横切ります。横切った先、正面に見える小屋はトイレです。

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再び林道に出ました。ここからはしばらく林道歩きです。

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もう一回登山道への分岐があります。登山道へ入りましたが・・・。

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うぎゃ。またしても凍結してます。

ここいらあたりはまだ端のほうが柔らかかったのでそこを踏んで歩きましたが、九十九折れになった道を沢近くまで下りると道全体が完全凍結、滑らないところがなくなりました。立っていると転倒するので四つんばいになりましたが、そのままの姿勢でズルズル滑っていきます。その時、沢の向かいの家で薪割りをしていたオジサマが「おおい、そっちはずっと凍ってるから車道を歩いたほうがいいよ!こっち通って行きなよ!」と声をかけてくれました。見るとオジサマの家の向こうに先ほどの林道が走っており、敷地内を抜けると林道に復帰できます。

四つんばいのまま手足をシャカシャカ(人には見せられない姿!・・・オジサマが見ていますが)動かしてオジサマの家へ渡る橋のところまでどうにか這い上がり、橋の上も四つんばいで渡ってオジサマの家の敷地内に何とか入ることができました。お礼を言いながら抜けさせてもらいます。

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林道に復帰。ふたたび林道を歩いていきます。でも、さっきの登山道もこの林道も平行して沢沿いに下って行っていますので、距離的にはあまり変わらないんですよね~。

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登山道の入口です。本来だったらここに出たはず。

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そこからちょっと歩いた先はもう払沢の滝の入口です。今の季節の滝は先日の海沢探勝路で懲りたので、今日は寄らずに帰ります。

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払沢の滝入口バス停に到着。でも、バスは2分前に行ったばかりでした。次のバスは30分後です。荷物を交通機関乗車用に片付け、バス停の向かいの豆腐屋さんのホットの豆乳(100円)を飲みながらバスを待ちました。

この後、武蔵五日市駅を16時49分発のホリデー快速に乗車。今回は気分が悪くならずに(笑)無事東京駅で乗り換えて千葉まで帰りました。
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テーマ : アウトドア
ジャンル : 趣味・実用

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No title

徒骨亭さん、こんにちわ。

浅間・・・「せんげん」と読むんですね~。青レンジャーは「あさま」としか読めませんでした~。これはかの有名な「あさま山荘事件」の影響でしょうか?青レンジャーが自分で言っておきながら、あさま山荘事件がよくわかっていませんが。。。少し調べてみましたが・・・良くわからない団体名だらけで余計わからない???

太平洋側の冬のお山は、雪が少なく凍結している個所と土道が交互にあって、アイゼンを付けるタイミングが難しいですね。青レンジャー、大菩薩嶺でよ~く思いました。しかし都会(湘南、多摩、練馬、千葉・・・など太平洋側の車のナンバーしか見かけなかった)の方々は、ひるむことなく土道でもアイゼン装着で登られていらっしゃってビックリしました~。

そばは残念でしたね。。。そばモードに入っていると、そば以外考えられなくなりませんか?

Re: No title

青レンジャーさん、おはようございます♪

「浅間神社」と書いて「あさまじんじゃ」と読む例もありますよ。関東地方は「せんげんじんじゃ」の方が多いような気がしますが、静岡浅間神社なんかは本社単体だと「あさまじんじゃ」、周囲のお社を含めた全体だと「しずおかせんげんじんじゃ」という具合に同じ神社でも呼び方が変わるそうです。

あさま山荘事件、懐かしいですね。私はまだ小学生でしたけど、はっきり覚えていますよ。というより、テレビ局各局が通常放送をすべて取りやめてぶっ通しで中継していたので、見たい番組が見れなくなった・・・という恨みで覚えているんですが。あさま山荘の場合はもろに浅間山の麓にあるので「あさま」ですよね。確かどこかの会社の保養施設だったと思いますが。

仰るとおり、関東周辺の山は雪の量が中途半端な上、人の交通量がやたら多いので、陽の当たり難いところの雪は踏み固められてカチカチのアイスバーン、陽当たりのいい場所の雪はあっという間に融けて土道(というより往々にしてぐちゃぐちゃの泥濘)ということが多いです。アイゼンの脱着もそれなりに時間がかかるので、一度装着すると皆さん土道でもアスファルトでもそのまま歩いてしまいますね。この日も帰りのバス停でバスを待っている間、他の登山者さんが降りてきましたが、バス停までアイゼンをつけっぱなしでした。当然、私が通過できなかったあの凍結路も平気ではあったんでしょうが・・・。今回のような道でザックを背負ったまま簡単に脱着できる軽量の滑り止めがないか、現在検討中です。6本爪のアイゼンだと手間がかかりすぎますからね。

そばだけじゃなく、何か食べ物をターゲットにするとそればかり考えてしまう徒骨亭です・・・。


No title

こんばんは♪
浅間嶺、友達は登っていたので、名前は知っていた場所ですが、私は登ってなくて・・・(^_^;)
展望台からは眺めがいいんですね~♪
だいぶ距離歩かれてるのかな?と思って、ヤマレコも拝見しました!
15キロ以上も歩かれてるんですね!すごいですね(*^_^*)

山で何度か、無線やられてる方と会ったことがあります。
高尾山の城山とか、木曽駒とか・・・
徒骨亭さんも今後、山で無線をやられるのかな(*^_^*)
2級、頑張ってくださいね(*^_^*)応援してます!

No title

こんばんは、徒骨亭さん!

モルゲンロートに染まった武蔵五日市駅が、とても綺麗ですね(笑)
今回のコースは、私が通ったルートの逆周りなので、「うんうん、こんな場所があったよ」と思いながら見ていました。
途中の迂回ルート、まだ迂回状態のままだったんだ…(^^;

「渕間石宮」は奥多摩詳細図に載っていますよ(^^
私があの標識を見た時はすでに、かすれて読めない状態でしたからe-330

そば処みちこは、私も行ってみたかったお店ですが、冬季は休業するんですね…春になったら行くことにしましょう(^^
徒骨亭さんの尊い犠牲に、感謝します!(笑)
…お蕎麦の気持ちで食べられない時って、ものすご~くフラストレーションがたまりませんか?
こんな時こそ是非!矢板の道の駅に行ってください(笑)

Re: No title

yamatoumiさん、こんばんは♪

私もこの浅間尾根の周囲、笹尾根やら御前山やら大岳山やらは何度も歩いていますが、なぜか浅間尾根だけが未踏だったんですよね。標高1,000mを切っていますので、夏場はちょっと厳しそうですが、今の季節はそんなに雪も多くなくてちょうどいいかな、と思って歩きに行った次第です。ただ、予想以上に斜面の巻き道と残雪が多く、本文中に書いたとおり、アイゼンなしではちょっと肝を冷やしました。

展望台は周囲に遮るものがないので見晴しはいいんですが、いかんせん浅間尾根より標高の高い山や尾根筋が周りに多いので、遠くまでは見通せません。眺めという点では大岳山の方がいいかも。ただ、距離的にはあまりないので、気軽に登って山ご飯を楽しむにはちょうどいい場所のような気がします。もうちょっと暖かくなったら、ぜひとも歩いてみてくださいね。私は山歩きをするときはできるだけ20km近く歩くことにしているので、今回はチョコチョコと足を延ばして距離を稼ぎましたけど。

奥高尾だと、小仏城山や景信山で移動運用をする無線屋さんが多いみたいです。それと、yamatoumiさんが昨年の春に歩かれた城山湖周辺も移動運用のメッカのようですね。特に城山湖周辺は、地形の関係からかそう標高も高くないのに電波がよく飛ぶとか。

2級の試験、宣言してしまったので落ちると恥ずかしいですね。合格率は50%前後らしいですが。

Re: No title

悠さん、こんばんは♪

いや、駅やビルがモルゲンロートに染まるところじゃなくて・・・やっぱり北アルプスとかでモルゲンロートを見てみたいです。この次の週には雪を被った大岳山あたりがモルゲンロートに染まっているところを見ましたが、まあ、人工建造物よりはまだマシかな(笑)。

そう、悠さんが一昨年12月に歩いたコースをそのまま逆向きに歩いています。で、悠さんのそのときの記事に「そば処みちこ」さんが出ていたので、本文中でも触れている通り、ちょうどいい時間に到達できるように意図して反対周りに歩いたわけなんですが、見事に墓穴を掘りました。本当に矢板に行って蕎麦をやけ食いしてこようかな(笑)。でも、綺麗な水で作ったお蕎麦はもりそばでシンプルに頂くのが一番ですから、暖かくなってからの時期がベストなのは間違いないですよね。私も初夏の頃にもう一度出直します。

あの迂回路、1年以上前からあのままなんですか?恐らく雪がなければ反対側から来てもある程度わかりやすかったのかもしれませんが、雪があるととりあえず目の前の足跡を追いかけてしまいました。

「渕間石宮」、今、奥多摩詳細図で確認しました。確かに名前が載っていますね。周囲の大木などを見ているとなにか由緒のありそうなお宮ですが、ネット上には全然情報が出ていません。奥多摩の山名とか、昭和のはじめころに出た本で詳しく解説したのがあるそうですから、図書館でそういう本を探してみるとなにか手がかりがつかめるかもしれません。


プロフィール

徒骨亭主人

Author:徒骨亭主人
「むだぼねていしゅじん」です。「とこつ」ではありません。
主な関心事は電子工作、鉄道模型、空モノラジコン。その他、オーディオ、銀塩カメラ、クラシック音楽、映画などなど・・・何のことはない。どれも皆、昔ながらのオヤジ趣味ですな。最近は13年11月から始めた山歩きに熱中しております。
女房に頭の上がらない、小学生の息子を持つ父親です。

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