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水郷佐原あやめ祭りに行ってみた。

こんにちは。

最近、仕事で忙しい日が続いています。平日はまず例外なく午後11時以降の帰宅。週末の出勤も多く、土曜と日曜、どちらか1日は大抵出勤しています。昨日も土曜日ですが、職場まで出ていました。

流石に休日出勤だと早めに引き揚げてきていますが、午後7時ごろ、帰宅途中にいつも乗り換えている駅から見えた風景がこちら。

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雨上がりのスカイツリーです。正直言ってスカイツリー、毎日朝晩、建設途中からずっとこの場所で見続けているのでかなり飽きてきているのですが、今日は綺麗な夕焼け空をバックに少々霞んだ姿で夢幻のように浮かび上がっていたので、思わずiPad miniを取り出して撮影してしまいました。面白いもので、私が撮影を始めると周囲にいた人が10人以上、一斉にスマホを向けて撮影し始めるんですよね。この写真と同じ構図の写真、他のブログやツイッターで見たことのある人がいるかもしれません。

でも。夕焼け空からわかるように、この後は急速にお天気が回復したんですよね。残念なことに、金曜頃まで土曜・日曜とも雨の予報だったので、日曜には最初から山歩き以外の予定を入れてしまっていました。今日は朝から快晴と言うわけではありませんが、山歩きはできそうなお天気。なんだか口惜しいですね~。

さて、本日のお題はこれも山歩きの話ではありません。2週間前、6月13日土曜日のお話です。この日は実は山歩きをしようと準備していたのですが・・・冒頭でも触れたとおり、連日の残業で疲れがかなり溜まっていたようです。ぐっすりと寝込んでしまい、目が醒めたときは既に8時過ぎ。これじゃ、山歩きは無理ですね。翌日は出勤予定だったので、予定の山は1週間延期。この週末は山を諦めました。

この日は女房も仕事がお休み。遅い朝食を食べながら、今日はどうする?なんて話をしていたのですが、どうも女房は早朝のテレビで千葉県香取市(旧佐原市)で開かれている「水郷佐原あやめ祭り」がちょうど見ごろ、なんてニュースを見たようです。「あやめ祭りを見に行きたい」などと言い出しました。まあ、高速を使えば1時間程度の近場ですし、私もまだ一度も言ったことがなかったのでちょうどいい機会です。出かけてみることにしました。ちなみに子供は午後から友達と遊ぶ約束が入っているとのことでお留守番です。段々、親と出かけるのを億劫がるようになって来ましたね。もうあと2年もすれば親とは絶対に出かけなくなると思いますが(笑)。

ちなみにあやめ祭り、実は2種類あります。今回お出かけする目的地は千葉県香取市の「水郷佐原あやめ祭り」。これとは別に香取市の北隣、茨城県潮来市でも同じようなイベントが開催されていて、こちらは「水郷潮来あやめまつり」。『潮来の伊太郎』の、あの潮来ですね。双方とも会場は直線距離で2キロ程度しか離れておらず、ほぼ同時期の開催でかなり混同されているようです。

もともとは潮来の方で昭和27年ごろからあやめ・花菖蒲の切花をビール瓶に挿して並べ、「あやめまつり」と称して開催されていたのが始まりだそうですが、千葉県側でも昭和44年に「水郷佐原水生植物園」が開園して大々的に花菖蒲の栽培を始めた頃から双方競い合うようになったようです。現在では潮来市の「水郷潮来あやめ園(旧・前川あやめ園)」で500品種100万本のあやめ・花菖蒲、香取市の「水郷佐原水生植物園」で400品種150万本の花菖蒲が咲き乱れる一大イベントとなっています。

今回向かうのは千葉県側の「水郷佐原あやめ祭り」。まあ、千葉県民ですからね(笑)。ただ、品種は若干少ないものの、本数で1.5倍の差があるので見ごたえでは千葉県側の圧勝、という話です。ただし!千葉県側は入場料700円、茨城県側は入場無料なのでコスパでは茨城県側の圧勝です。

というわけで、子供のお昼ご飯を作った後の正午近く、女房と二人で出かけました。千葉市内から東関東自動車道に乗り、成田の2つ先、佐原香取インターで下ります。そのまま香取市内を抜け、国道51号に入って利根川を渡ります。

「え?利根川を渡ったら茨城県じゃないの?」と思ったそこのアナタ、鋭い!確かに千葉県と茨城県の県境は概ね利根川になっていますが、このあたりでは霞ヶ浦から流れ出した「常陸利根川」が利根川の北を平行して流れています。実はこの二つの川に挟まれた地域の大半は千葉県なんです。利根川の北側に千葉県の飛び地がある形ですが、これから行く「水郷佐原水生植物園」もこの地域にあります。ちなみにこの地域、古くから「十六島」と呼ばれていたそうなんですが、なるほど船が主な交通手段だった水郷地帯ならではの地名ですね。

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というわけで午後1時近く、水郷佐原水生植物園の「水郷佐原あやめ祭り」会場に到着。前を歩いているのは女房です。

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こちらが入場ゲート。今は見ごろなので何も掲示が出ていませんが、3分咲きくらいの時には開花状況が掲示されているそうです。

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会場に入ると、のっけからあやめ類のオンパレード。水路にはサッパ舟(笹葉舟)も出ています。奥のほうに乗り場もありましたが、もちろん有料の上にかなりの行列が出来ていたのでパスしました。

以下、花菖蒲の写真が続きます。

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こちらは「おらんだ楽隊」を乗せたサッパ舟。おらんだ楽隊というのは香取神宮のお囃子で、午年に行われる香取神宮の式年神幸祭(利根川の上で香取神宮の神様と鹿島神宮の神様が会う神事)の際には香取の神様を乗せた御座舟を先導する役割の人たちなのだそうです。この水生植物園のある地域の農家の長男だけに代々受け継がれてきたとか。名前がなぜか「おらんだ」ですが、どうも幕末から明治初めにかけて、西洋音楽の要素を取り入れたことから「おらんだ楽隊」と呼ばれるようになったということらしいです。そう言えば、何となく戊辰戦争の官軍の行進曲に感じが似ています。

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こちらではハスの栽培もやっています。毎年夏には300種のハスが咲く「ハス祭り」をやるらしいのですが、今年は園内改装のため中止、園自体もこのあやめ祭りが終わると来年まで一旦休園してしまうそうです。この他、巨大な藤棚もあり、観藤会なんかも開かれているようですが、今年は見れませんね。

以下、再び花菖蒲のオンパレード。

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女房が四葉のクローバーを見つけました。実はこれも栽培していて、勝手に取ると怒られるとか?(笑)。

関係ありませんが、今一緒に仕事をしている人のPCのデスクトップに家紋みたいな紋章が貼り付けてあり、私はてっきりご本人の家紋かと思っていたんですが、ある時よ~く見ると・・・周囲に桃が4つ、真ん中に四葉のクローバー。そう、「ももクロ」の紋章だったんですね。ご本人、地方のコンサートまで追っかけをやるももいろクローバーZの熱心なファンでした。もちろん今は忙しくて行けなくなっているみたいですけど。

以下、さらに花菖蒲(笑)。

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おらんだ楽隊のサッパ舟を別の位置から。で、その後はまたまた花菖蒲が続きます。

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手入れをしている人もそれなりの格好でやっています。流石にゴム手袋なしではきついでしょうけど。

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園内一周完了、入場ゲート近くまで戻ってきました。お昼がまだだったので、あやめ祭りの期間限定で開店していた喜多方ラーメンのスタンドでお昼ご飯。1杯600円ですから、お祭り価格じゃないですよね。良心的です。

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ラーメンを食べ終わると、ちょうどおらんだ楽隊の人たちが演奏を終えて引き揚げるところでした。サッパ舟から太鼓その他の楽器を下ろしています。

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でも、そのままその場所で再び演奏、そして踊りを始めてしまいました。どうもこれは予定外の演奏だったようです。園内ではこの後、地元出身?と思われるフォーク歌手の方(名前は知らなかった)のミニコンサートが予定されていたんですが、おらんだ楽隊が演奏を続けているので始められなくてちょっと困り顔。結局、10分近く遅れて開始したみたいです。

この後、水生植物園を後にしました。次にいそいそとやってきたのがこちら。

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水生植物園のすぐ隣にあるサッパ舟の乗り場です。水郷地帯と言うとサッパ舟での橋めぐり・・・というイメージの方も多いかと思いますが、今からまさにそれをやります(笑)。およそ1時間ちょっとの行程だそうですが、大人一人1,300円でした。

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園内のサッパ舟と違い、こちらには船外機が付いていて、広い場所ではエンジンで航走します。乗り場があるのは「与田浦」という名の沼みたいな場所の端。距離があるのでエンジンで一気に走り抜けます。

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橋の下を潜ります。

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同じような観光サッパ舟とすれ違います。これ1隻ではなく、この後数え切れないくらいの数のサッパ舟とすれ違いました。乗り場は与田浦周辺でも数箇所、その他、茨城の潮来側からもかなりの舟が来ているようです。

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この先、左折して細い水路に入って行きます。

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反対方向に向かう舟が後から後からやってきます。

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こちらでは紫陽花が満開。下のほうは水没しています。梅雨時なので水位が上がっているんでしょうね。

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並木道みたいな水路を進みます。相変わらず、ひっきりなしに反対方向からの舟がやってきます。

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さらに水路が細くなりました。すれ違いもギリギリになります。このあたりで船頭さんがエンジンを切り、竿で舟を押し始めました。ちなみにこの舟の(というか多くの舟の)船頭さんは女性です。いわゆる「娘舟頭」ですが・・・たしかに昔は「娘舟頭」だったのかも知れません。私の母よりちょっと歳下、くらいの方でした。

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いよいよこの先が見所の「加藤洲十二橋」。美空ひばりさん主演の映画「娘舟頭さん」の舞台となった場所です。この映画が公開されてから「娘舟頭さんのサッパ舟で十二橋めぐり」という水郷観光の人気に火がついたらしいのですが、今では観光のほうは残っていても映画の方は忘れ去られてしまいましたね。

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舟は木製の十二橋を次々とくぐって行きます。

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途中には茶店もあります。かつて舟が主な交通手段だった頃には、こういう形態のお店が何軒もあったそうです。今では観光客向けのこの1軒だけになってしまいました。

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ここで草団子とお茶を購入。この草団子が結構美味しかったです。

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舟はさらに進みます。

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ちょっと後ろを振り返ってみました。今すれ違ったばかりの舟ですが、こちらはオッサン2人組で操船していますね。こちらの「元」娘舟頭さんは一人で軽々と操船していますから、やっぱり年季の違いでしょうか。

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そろそろ十二橋も終わりのようです。

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緑色の水門が見えますが、ここが終点。この水門の先は常陸利根川、そして対岸が茨城県。水郷潮来あやめまつりの会場ですが、この舟はここから引き返します。この水門、ただの水門じゃなくて二重ゲートになった閘門(こうもん)、つまりパナマ運河みたいに水位の差のある場所で舟を通すための水門です。先ほどからすれ違っている舟の何隻かはこのゲートを通って潮来側から来ているはずなんですが。ちなみに潮来の方にはお手軽に潮来市内の川のみを回る「前川十二橋めぐり」というコースもあるらしいです。

ここでは狭くて舟を回頭させられませんから、娘舟頭さんが選手の方へ写り、バックで元来た方向に戻ります。

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今では使っていないそうですが、どの家にも専用の船着場があるんですよね。まさに車と同じ感覚です。

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先行していた舟が左のほうに寄って先ほどの茶店に横付けしました。船は原則右側通行ですからちょっと変ですが、この舟、こちら側に船外機がついていますね。潮来側から水門を通ってきた舟なのかな?

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少し広い場所まで戻ったので舟を回頭させ、再びエンジン始動。先ほどの並木道みたいな水路を戻って行きます。

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与田浦の出発点に帰ってきました。およそ1時間の船旅でした。この後は香取市街の方へ行ってみることにします。こちらも古い町並みに水路のある風景で有名です。

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車を停めたのはここの裏手の公営駐車場でした。そうです、香取市(旧・佐原市)は江戸時代に精密な日本地図(伊能図)を作ったことで有名な、伊能忠敬ゆかりの地なんです。この記念館には忠敬ゆかりの資料が展示してあるそうなんですが、午後4時半の閉館時間に対して現在4時前。入場料を払って駆け足で回っても面白くないので、入場は次の機会に回すことにしました。何せ、ここまですぐに来れますからね。香取神宮へも何回も来ていますし。

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こちらは記念館のすぐ傍にある忠敬の旧宅。こちらはすぐに回れそうなので、とりあえず入ってみることにします。

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こちらは店先。江戸時代の酒屋さんです。ご存知の方も多いと思いますが、伊能忠敬は現在の千葉県九十九里町の網元の末っ子として生まれ、17歳で佐原村(後の佐原市、香取市)の酒造元・伊能家の婿養子に入りました。当時の伊能家は先代が幼い娘を残して早くに亡くなり、かなり傾いた状態だったと言います。元々伊能家は佐原でも一二を争うような名家だったそうですが、忠敬はこの伊能家再興の重責を帯びて婿入りしたわけです。まだ17歳なのに大変ですね。

しかし忠敬はこの重責を見事に果たします。かなりの商才があったらしく、利根川の舟運や江戸市内での薪販売などに事業を拡大し、忠敬が50歳になる頃には現在のお金で300億の資産を持つようになっていました。自らに課された責任をきちんと果たしたということで、50歳で家督を息子夫婦に引渡し、自分は隠居して江戸に出ます。趣味の天文学の勉強をしたいということで。

利根川沿いの佐原は洪水も多く、水が出るたびに元の地形が全くわからなくなるような土地柄でした。佐原の名主筆頭として活躍していた忠敬は、土地をきちんと測量して記録しておくことが必要不可欠だったみたいなんですが、こういうとこから測量術や天文学など、複雑な計算を要する学問に関心を持つようになっていったようです。江戸に出た忠敬は当時幕府の天文方だった高橋至時の弟子になります。至時の方が19歳も歳下でした。ここで忠敬は急速に天文学・測量学の知識を身につけて行きます。こういう中で忠敬に湧いてきたのが「地球の緯度1度あたりの実際の距離はどれくらいあるのか?」という疑問です。当時の日本では、まだ緯度1度あたりの正確な距離は知られていませんでした。これを解決するためには、実際に南北の2点間の距離を測る必要がありますが、この距離が長ければ長いほど結果が正確になります。そこで忠敬が思いついたのが、江戸から蝦夷地、すなわち北海道までの距離を実測することでした。

ただ、この当時、北海道はまだ自由に渡れる場所ではありませんでした。そこで考え付いたのが「蝦夷地の地図を作る」という名目でした。そこまでの道すがら、距離を実測すれば南北間の正確な距離が測れます。つまり、最初は天文学的疑問の解決のためで、測量はあくまでその手段に過ぎなかったわけですね。しかし、最初は伊能家からの資金持ち出しで始まったこの事業、最終的には正式に幕命で行われる国家事業へと変化していきます。そうしてあの正確な日本地図が出来上がっていったわけです。

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いかにも昔の名主さんの家らしい、豪邸ではありませんが造りがよくて住み易そうなお宅です。

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中庭には「この一歩から」の碑が建てられています。山歩きをする人間には三角点や標高点は馴染み深い存在ですが、そういった日本の近代測量の第一歩は、間違いなくこの場所から始まりました。

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伊能忠敬旧宅を出て街中を散策します。この水路にも観光サッパ舟が走っており、何艘も行き来しています。

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昔ながらの蔵や商家が立ち並んでいます。先ほどの伊能忠敬旧宅を含め、このあたりの家も震災のときは瓦が殆ど落ちたり、中には倒壊してしまったところもあるとか。今は殆ど復旧しているので、もうわからなくなっていますが。

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こちらはあるお宅の軒先にあった、鉢植えの無人販売です。粋ですねぇ。持ち帰り用のレジ袋とか、心配りがきめ細かいです。下の黒いトレーに乗っている鉢植えが商品ですが、500円から2,000円くらい。代金は写真伊は写っていませんが、上の格子の裏側においてある箱に入れるようになっています。

以下、町並みをのんびり散歩。

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JR成田線の踏切まで来ました。こちらは佐原駅の方向ですね。この踏切の先はもう観光向けの地区ではありませんが、もうちょっと先まで行ってみます。

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このあたりは一般の住宅地ですが、橋はやっぱり風情のあるものが架かっています。先ほどの十二橋なんかと構造が似ていますが、生活用の橋の伝統的な構造なんでしょうね。

この後、歩いてきた道を引き返し(ただし反対側の岸)、大通りまで出たところで通り沿いにちょっと歩いてみました。喫茶店があったのでちょっと一休み。抹茶ラテで喉を潤しました。そこから駐車場まで戻る途中で古本屋さんを発見。何か山関係の面白い本はないかな・・・と探していたら、こちらを見つけました。

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高波吾策さんの「-谷川連峰-魔の山に生きる」です。高波さんは戦中から戦後にかけて谷川岳の山岳ガイドをやっていた方で、万太郎山の吾策新道を開拓した人です。1971(昭和46)年に亡くなりましたが、終戦直後から昭和30年代初めにかけての谷川岳の登山事情がわかる興味深い本です。初版発行は昭和33年。私が手に入れたのは翌34年の第2刷です。最近、伊藤正一さんの「黒部の山賊」を読んだりしたので、この時期の山の話に興味が湧いてきたんですよね。古い本で通勤時に持ち歩くと痛めてしまいそうなので、残念ながらまだ全部読めていません。

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駐車場の近くまで戻ってきました。先ほどは気が付きませんでしたが、こちらの喫茶店、暖簾の右の表札が「伊能」さんです。ちょっと小さくてよく見えないとは思いますが。忠敬の直系は孫の忠誨(ただのり)が早世したので途絶えているはずですが、親戚筋に当たるお宅のようです。

この後、再び高速で千葉市まで戻ってきました。

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No title

こんばんは、徒骨亭さん!
さすが、ただあやめ祭りに行くだけでなく、舟に乗り、伊能忠敬の縁のお宅にまで行くという、内容の濃さ(笑)
抜け目ありませんね~!
あやめは今がちょうど盛りの時期ですし、紫陽花も綺麗な時期ですから、奥様もさぞや満足されたことでしょうね(^^

千葉側は有料だったそうですが、その分お客さんが減る…わけないか(^^;
人が多い中、お疲れ様でした~。

古本屋で山の本…私も先日、たまたま昔ながらの古本屋さんを見つけて寄ってみたのですが、山関係の本はありませんでした。
本屋のご主人に聞いたら、めったに出回っていないと言っていましたね~。
徒骨亭さん、ラッキーです!
いいなぁ(笑)

Re: No title

悠さん、こんばんは♪

盛りだくさん、充実した休日を過ごしたように見えますが・・・正直に言うと、実は殆ど行き当たりばったりです。出かける前に場所を確認したので、佐原と潮来で2つのあやめ祭り会場があることだけは認識していましたが、その後の十二橋めぐりは実は何も知らずに単に「面白そうだ」という理由でサッパ舟に乗り込んだのでした。チケットを買ったときにもらったパンフレットを見て、初めて有名な観光地だったことを知りました(笑)。

その後の佐原(やっぱり香取より佐原のほうがピンと来ます)の中心街に移動した後も、単純に伊能忠敬の旧宅があるからちょっと見ていくか、という単純な動機です。古い建物が残っているらしい、くらいは知っていましたが、あれだけ楽しめるとは思いませんでした。ちなみに香取神宮の祭礼のときはかなり混みあいますけど(以前、知らずに祭礼の日に佐原市内を抜けようとして酷い目にあいました・笑)、普通の休日だと人出もそこそこで落ち着いて歩けますよ♪

高波さんの本は掘り出し物だったかもしれません。実は戦後間もない頃の谷川岳ということで、例の「マツダランプ」の東芝社員の遭難事故の話が出てくるかと思っていたんですが、やっぱり数ページを割いて触れてありました。でも、当時現地で山岳ガイドをやっていた人の目から見ると、遭難事故の全然違った一面が見えてきます。非常に興味深い内容でした。

この他、1963(昭和38・・・あ、誰かの生まれた年だ)年に山梨日日新聞社が発行した「新ハイキングコース・甲州の峠」という本も買ってきました。何故峠?と思うような、マニアックな内容ですが、やっぱり少々マニアックすぎました。「湯ノ沢峠、甲斐大和駅から歩いて天目トンネルを抜けた先で林道に」・・・今と全然変わらんやんか!(笑)

No title

こんばんは♪

あやめの祭りのあやめ、すごいですね!
色が紫にピンクに白もあって、見事です。
そして、あやめも『菖蒲』って書いて、ショウブも『菖蒲』って書くんですね。
徒骨亭さんのブログを見て、あれ?と思って調べてみて、初めて知りました(^^;)
でも花を見ただけでは、あやめもショウブもかきつばたも区別つかないかも(´∇`;)
サッパ舟、面白そうですね!
昭和を感じます(笑)

No title

徒骨亭さん、こんばんわ。

あやめ祭り、そうか、梅雨なのでもうあやめや菖蒲の盛りの時期ですね。しっとり梅雨が似合うお花です。
たくさんのあやめや菖蒲に囲まれて、奥様も大満足ですね~。女性は概ねお花が大好きです。

徒骨亭さん、世の中の人たちも、最近の梅雨空で、暇だろうが忙しかろうがお山に行きづらいです。。。


Re: No title

mokos619さん、こんばんは♪
返事が遅くなってごめんなさい。先週末も出勤でした。

あやめ祭り、やっぱり150万本の花菖蒲の迫力は半端ではなかったですよ。特に、時期的にちょうど一番の見ごろのときに行けたようで、見事でした。祭りの期間は例年5月末から6月末までらしいのですが、6月中ごろに一番見ごろになるようです。まあ、あまり千葉や茨城まで来ることはないと思いますが、ちょうどこの時期に来る機会があったら是非!寄ってみてください。ちなみに私はいまだに「あやめ」と「かきつばた」と「しょうぶ」、どこがどうちがうのかぜんぜんわかりません(笑)。

サッパ舟、実はあまり期待せずに乗ったんですが、結構楽しめました。本文中でもちょっと触れましたが、「元」娘舟頭さんの竿さばきが実に見事でした。あの狭い水路で、他の舟にぶつけず、壁にもまったく擦らず・・・器用に船を進めるんですよね。反対に船外機の扱いはあまり得意じゃないみたいで、エンジンをかけて回頭しようとして壁で擦って「あ、ごめんよぉ~(千葉訛りが強いです)」なんてやってました。

Re: No title

青レンジャーさん、こんばんは♪
引き続き、返事が遅れてごめんなさい。ブログ関係は夜中しか対応できないんですが、根落ちすることが多いです・・・

先日のカタクリの時もそうでしたけど、ウチの女房も花関係は見に行きたがりますね。私はどちらかというと動物のほうが好きなので、カタクリよりもカワセミ探しに夢中、みたいなところがあるんですけどね。今回のあやめ祭りは、さすがに人が多いので野鳥はまったくいませんでしたが。ちなみに私がよく行く奥多摩、どこかにヤマセミを見ることができるスポットがあるらしいんですが、未だにどの辺なのかよくわかりません。カワセミは23区内にもいるくらいですからそんなに珍しくはないですが、ヤマセミとなるとかなり出会うのが難しいんじゃないかと思います。

本当にこのところ、お天気の悪い日が続きますね。一昨日・昨日の土曜・日曜なんかはほぼ一日中雨模様でした。でも、休日出勤のときに凄くいい天気だと無茶苦茶悔しくなるので、実は雨が降っているとホッとする、というのがあったりして(笑)。
プロフィール

徒骨亭主人

Author:徒骨亭主人
「むだぼねていしゅじん」です。「とこつ」ではありません。
主な関心事は電子工作、鉄道模型、空モノラジコン。その他、オーディオ、銀塩カメラ、クラシック音楽、映画などなど・・・何のことはない。どれも皆、昔ながらのオヤジ趣味ですな。最近は13年11月から始めた山歩きに熱中しております。
女房に頭の上がらない、小学生の息子を持つ父親です。

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