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灼熱の奥高尾縦走路。

こんばんは。

ここ数日は暑さも一段落した感がありますが、それにしても暑い日が続きましたね。特に7月下旬から8月上旬にかけては気の遠くなるような猛暑でした。これだけ暑いと山歩きも標高2,000m未満のところへは行きたくなくなります。ヤマレコの人気記事も北や南のアルプスの3,000m級の山々が中心となり、夏休みシーズンとも相まって皆さん高山を大いに満喫されてているようです。

でも、私は今年の夏は夏休み返上。土日もどちらか一日(場合によっては両日)出勤のことが多く、泊りがけでの遠出などは縁遠い存在です。とは言え、いつも歩いている高尾・奥多摩の低山地帯は下界と変わらないうだるような暑さで、ちょっと歩きに行くのも躊躇われます。早く涼しくなってくれないと、行き場に困る状況です。

そのような猛暑の真っ最中、8月1日の土曜日は予定が空いたので、暑いのを覚悟で奥高尾に出かけてみました。実はこの次の週には久しぶりにちょっと高いところへ出かけられそうだったので、ウォーミングアップの意味もあります。何せ、7月は12日の牛ノ寝通り以外は山歩きが全くできませんでしたからね。それと、8月最初のこの週末は午後から雷の予報も出ていたので、午前中にさっと歩いてくれば大丈夫かな、と思って出かけたのですが・・・甘かった。地獄を見ました(笑)。

今回は短めのコースということで、小仏バス停から景信山に登ってみました。実は私、まだ小仏バス停へは一度も行った事がなかったんです。小仏峠や景深山からの下山で使ったこともありません。今回、登りと下りはまだ未踏のルートを、ということで、小仏バス停から景信山山頂へ登り、明王峠と陣馬山の間にある奈良子峠から陣馬山登山口、JR藤野駅まで下ってみることにしました。

8月1日土曜日、いつものように始発電車で地元駅を出発。御茶ノ水で高尾行きに乗り換え、終点の高尾に着いたのは6時40分。小仏行きならそこそこあるだろう、と確認もせずに出てきたのですが、始発の小仏行きは7時12分。30分近く待つ羽目になりました。これだったら快速の始発でも間に合いましたね。行き慣れた場所だからと確認せずに出てきたのをちょっと反省。

でも、まだ7時前だというのに既に高尾駅前はうだるような暑さです。7時5分過ぎになってようやくバスがやってきたので、早速クーラーの効いた車内に乗り込んで一息。どうも、先が思いやられますな。定刻どおりバスは出発、途中の病院で通院のお年寄りが5人くらい降りた他は皆登山客で、蛇滝口バス停で2名、日影バス停で6名ほどが降り、終点の小仏バス停までやってきたのは6名ほどでした。

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初めてやってきた小仏バス停。ふ~ん、こういうところだったのか。割と綺麗なトイレがありますね。

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バス手のすぐ横はJR東日本の変電所。中央線に電力を供給しています。先日、日影バス停から城山まで歩く途中で高圧線の下をくぐりましたが、あの高圧線がここまで延びています。

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7時40分、身支度を整えて景信山へ出発です。今回のコースとタイムもヤマレコに登録してあります。こちらもあわせてご覧ください。

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しばらくは舗装道路を歩きます。左手は沢になっていて、ごくたまに沢から冷たい風が吹いてきますが、あとは舗装から照り返しのある厳しい暑さ。でも、実はこの先よりこのあたりのほうがまだましでした。

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こちらが景信山への登山道の入口。ここから山道になります。舗装道路を直進すると、こちらもそのうち山道になって小仏峠に至ります。

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登り始めてすぐのところ。木々の間から中央道が見えます。このすぐ下が小仏トンネルの入口になっているんですね。

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最初はそこそこの急登。このあたりではお約束ですね。しかし、森の中へ入ると、湿度が半端なく高いです。すぐに滝のような汗が出てきます。

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そのうち傾斜は緩やかになりますが・・・暑い。ひたすら蒸し暑い。予想を遥かに超えています。ひえ~。

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そのうち自然林の中になり・・・。

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今度は植林の中の道になりました。このあたりでギブアップ。もう暑くてたまりません。道端で小休止・・・いや、大休止です。じっとしていても汗がだらだら出てきます。そのうち、上のほうからウェストポーチ一つの軽装で下ってきた人がいたので、しばし立ち話。多摩のほうにお住まいの方のようで、一回りしてこれから帰る所だそうです。暑くなる前に一回りできるなんて、羨ましいですね。山の話のあれこれで盛り上がっていたら、30分以上も経ってしまいました。私も落ち着いてきたので、再度登りはじめます。

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立ち話をしていたところのすぐ先が小下沢林道方面からのルートとの合流点です。

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蝶が一羽、飛び回っていたので撮影してみました。何の蝶かよくわからかったのですが、帰ってきてから調べてみたら「コミスジ」のようですね。もっと山奥にいる「ミスジチョウ」の近縁種で、ミスジチョウよりは小型だそうです。小下沢あたりではよく見かける蝶なんだとか。

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景信山への最後の登りです。

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おっと。見覚えのあるところへ出ました。右の草むらにちょっと踏み跡みたいなのがありますが・・・。

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覗き込むと、「山火事注意」の看板。景信山のすぐ東にあるピーク、逆沢ノ頭へ行くルートの入り口です。以前、逆沢ノ頭からここへ出てきたことがあるので入口がわかりましたが、初めてだと見つけること自体が難しいでしょうね。「山火事注意」の看板が目印なんですが。なお、この先の斜面はかなり急なので、下る場合は足を滑らせないように気をつけてください。

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景信山山頂直下のトイレを通過。

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景信山山頂(727m)に到着。ほとんど人がいません。小仏バス停を出発してから1時間45分も経過していますが、標準CTは1時間ですから、かなりの時間油を売っていたにしても時間がかかりすぎですね。このまままっすぐ開店したばかりのかげ信小屋に直行、ソルティライチを買って500mlを一気飲み。ただ、まだあまり冷えていませんでしたが(笑)。これだけでは足りず、コーラの350ml缶をさらに買ってこちらも一気飲み。ちなみに、自分でもポカリスエット500mlと水2リットルを持ってきていますが、とりあえずこちらは温存です。

かげ信小屋で聞いたら、まだ午前9時過ぎで標高700m以上あるにもかかわらず、小屋の中の寒暖計が28度を指しているそうです。おそらくこの後すぐに30度を突破してしまったんじゃないかと思います。

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山頂からの眺め。まずは南西の高尾・八王子方面ですが・・・すごい湿気ですね。高尾あたりが霞んでしまってよく見えません。ちなみにこのときの天候は快晴です。

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こちらは北東方向。こちらも霞んでしまっています。ちなみに右手前にあるのが先ほど触れた逆沢ノ頭です。

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歩く人も殆どいませんが、とりあえず先に進みます。

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あまりの暑さにニホントカゲも茹だっているのか、近くに寄ってもなかなか逃げません。この後、ようやく逃げ出しましたが、カナヘビ並みにおっとりとした走り方でした。こんなにおっとりしたニホントカゲははじめて見ました。

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やっぱり物凄く蒸し暑く、草いきれも酷いです。

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ここは景信山と明王峠の間に5箇所ある巻き道のうち、景信山に一番近い巻き道です。1年以上前からご覧のように封鎖されていますが、踏み跡が一向に薄くなりません。どうも、封鎖を無視して歩いている人もいるようですね。この巻き道、本道を歩いても大して起伏がないところですからあまり意味がないところなんですけどね。

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いつもと同じなので途中を省略。明王峠に到着です。このちょっと手前あたりから、陣馬山方面からやってくる人とちらほらすれ違うようになりました。でも、皆さん暑そうです。

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ここからも霞んでしまって遠くが全く見えません。

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5分ほど休憩して先へ進みます。蒸し暑い道が続きます。

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本日の下山ポイント、奈良子峠に到着。ここから左側に下りていきます。

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いつもの看板。通るたびに思うんですけど、恋人を捨てたくないのに捨てられてばかりだった私の立場はどうなる(笑)。

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・・・と与太話はそれくらいにして下ります。陣馬山登山口バス停まで7.3km?ちょっと距離がありすぎるような気がします。せいぜい5kmくらいでは?

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最初は奥高尾縦走路の南側斜面を九十九折れに下ります。

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その後南斜面をトラバースして行って・・・。

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尾根上に乗っかりました。あとはほぼ尾根沿いに下っていきます。

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いつも思うんですが、神奈川県内の山道って、あまり人が通らないような道でもしっかり整備されていますよね。

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左側にちょっと展望が開けていますが、やっぱり霞んで何も見えません。

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しっかりとした指導標もあります。分岐じゃないところにもこまめに設置してあるのが神奈川流、ですね。

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自然林の中の道になりました。このあたり、陣馬山からの一ノ尾尾根と雰囲気が似ています。

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尾根の末端が手すりの付いた急坂になっています。ここを数十メートル降りていくと・・・。

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林道に出ました。鋭角に曲がって右方向へ進みます。

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20mほど行った先で再び山道に戻ります。林道を行っても着くところは同じなんでしょうけど、山道を使って尾根上をショートカットしたほうが圧倒的に早い筈です。山道の終点には陣馬温泉の宿が何軒かあるので、歓迎の看板が出ています。

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ふたたび尾根道を15分ほど歩きます。

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終点に着きました。先ほどの林道と再合流。右下にあるのはトイレです。ちゃんと男女で分かれています。流石に女子トイレの中が綺麗かどうかのチェックはできませんが(笑)、トイレの前にある水道からは冷たい水(多分沢水)が勢いよく流れ出ました。

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林道に出ると、すぐに3軒ある温泉の一番奥の宿、「姫谷」。この先、「陣渓園」「陣谷温泉」と続きます。

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林道を下ります。

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陣谷温泉を過ぎた先で、先日陣馬山から栃谷尾根経由で下山したときに下りてきたルートとぶつかりました。ここから陣馬山登山口バス停まではもう1.2kmくらいです。

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地元の物産品の即売所。栃谷尾根から降りてきたときにも前を通って、そのときにはスルーしてしまったんですが、今日は「柚子シャーベット」の幟に思わず立ち寄ってしまいました。疲れた体に柚子の酸味が有難いですね。シャーベットだけでなく、柚子サイダーというのもあったのでこちらも迷わず購入。酸味の利いた炭酸が、やはり疲れた体には激ウマです。

ここで、店番をやっていた方と30分ほどもお喋り。どうも、今日は道草を食うことが多いですね。先日、栃谷尾根を下りたときに気になった茶畑ですが、以前はこの地区ではお茶の栽培が盛んだったそうです。組合もあって、一次加工した茶葉を足柄のほうまで持っていって「足柄茶」に合流する形で出荷していたとか。ただ、今では各農家の後継者もなく、数年前に組合もなくなって商業的な出荷は終わってしまったとのことです。こないだ見たお茶畑は自家用の栽培だったみたいですね。でも、自家用じゃ消費しきれないくらいの量が採れるんじゃないかと思いますが。

で、今ではどこの農家にも何本かあって、栽培も容易な柚子を特産にできないかと模索中なんだそうです。徳島の馬路村などにも視察に行って、色々と研究しているみたいです。

こちらには陣馬山登山口バス停の時刻表も貼ってありましたが、次のバスは13時49分。現在、12時44分ですから、バスは使わずに藤野駅まで歩いたほうがよさそうですね。

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即売所からは10分ちょっとで陣馬山登山口バス停に着きます。この炎天下、何十分も待つほうが地獄ですのでそのまま無視して藤野駅へ直行。

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駅までの途中、こんな看板を見つけました。略称が「CEC」なので、CDプレーヤーやアナログプレーヤーの製造をやっているCECの工場がこんなところに・・・と思ったんですが、オーディオのCECは「中央電機」で、本社・工場は群馬でした。こちらは同様に電子機器メーカーですが「中央電子」。紛らわしいですね。

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13時25分、藤野駅に到着。この後、例によって高尾駅のホームの立ち食い蕎麦で腹ごしらえをしてから帰宅。結局、この日は雷雨にはならなかったみたいです。
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テーマ : アウトドア
ジャンル : 趣味・実用

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No title

徒骨亭さん、再びこんにちわ。

この暑い中、奥高尾縦走お疲れ様です。

ただでさえ、家の外に出るだけでも、汗だーだーなのに、さらに山登りされると、汗がどれくらい吹き出すのか、想像もつかない青レンジャーです。この日の水分摂取量は相当な量だったのではないでしょうか?
そしてあの、城山の特大かき氷が恋しいですね~。さらに冷たい沢水で全身洗浄したくなりますね。

で、高い山とはどちらなんでしょう~。ワクワク。

Re: No title

青レンジャーさん、引き続きおはようございます♪

いや~、この時期に奥高尾というのも酔狂な話だったんですが、よりによってこの夏一番の酷暑の日に歩いてしまったんですよね。もう2度とやりません、と言いたいところですが、時間がなければ行き先はやっぱりこの界隈になってしまいますから、また同じようなことをやるかもしれません(笑)。

城山のかき氷、確かにこんな日には魅力的なんですが、一番の問題点はあのかき氷が標高670mの山頂にある、ということなんですよね。食べた後で、すくなくとも下山のためにそれなりの距離を歩かなければいけませんから、食べた分がそのまま滝汗になって全部出てきてしまうのは避けられません。歩いた後の駅前、あとはクーラーの効いた車内に入るだけ・・・というところにあのかき氷があれば迷わずそれが食べられるコースを歩くんですが。

私はのぼせ易いのでお風呂が苦手なんですが、夏場は水風呂のサービスとかやってくれるところはないんでしょうかね?あれば迷わず入りに行きます(笑)。

ちょっと高い山・・・は9日に歩いてきました。ガスってしまったのが残念ですが、涼しい中を歩けたのは良かったですよ。青レンジャーさんが行ったことのあるお山です。近々、記事をアップしますね。

No title

おはようございます、徒骨亭さん!
修行山行、お疲れ様でした(笑)

私、時々やりますよ、夏場の低山修行。
これやると全身から汗が出て、デトックス効果はあるし体重は軽くなるし、普段冷房で身体を冷やすことが多いですから、とてもいいんですよね。
ただしやる時は、奥高尾か筑波山でやります。
だって熱中症や脱水を起こした時に、周りに人がいないと危ないから(^^;
徒骨亭さんも気をつけてくださいね!

さて翌日、どちらに行かれたのでしょうか??
あ、もしかして…i-278

Re: No title

悠さん、こんにちは♪

そう言えば、昨年あたりの記事では夏場の筑波山の修行山行、何回かやってましたよね。今年はあまり見ないのは、やっぱりこの猛烈な酷暑のせい?私もまだ暑い時期に低山・・・ってのは昨年9月頃やってたと思いますけど、今回ほど暑い思いをしたのは初めてです。

仰るとおり、熱中症が怖いですよね。それと、以前目にした遭難記事の中に、夏の戸倉三山のグミ尾根を荷田子方面へ歩いていた方が途中の尾根から左に降りる箇所を直進して道迷い、水を500ccしか持っていなかったので水を得ようと無理に沢へ降りようとして滑落死・・・というのがあって、それを読んでからちょっと過剰なくらいに水分を持ち歩いています。去年の夏には最大で5kgの水分(ハイドレーションに真水3kg、予備のタンクに1kg、ポカリスエット500mlを2本)を持ち歩いていたりしましたが、今年は流石に慣れてきたので2.5kg(ハイドレーションに真水2kg、ポカリスエット500ml1本)くらいに落ち着いています。あと、ハイドレーションの凍結防止保温バッグとホースカバーを夏でも使っていて、水のうち700gくらいはタッパーに水を詰めて凍らせた氷を入れています。これやっとくと、下山のころまで冷えた水が飲めますよ。

でも、それでも奥高尾みたいにお店のあるコースを歩いていますから、飲み物が変える場合にはまず買う!手持ちの水分節約!というのが基本方針ですけど。

次の日じゃなくて、翌週ですね。悠さんも歩いたことのある、百名山の一つですよ♪
プロフィール

徒骨亭主人

Author:徒骨亭主人
「むだぼねていしゅじん」です。「とこつ」ではありません。
主な関心事は電子工作、鉄道模型、空モノラジコン。その他、オーディオ、銀塩カメラ、クラシック音楽、映画などなど・・・何のことはない。どれも皆、昔ながらのオヤジ趣味ですな。最近は13年11月から始めた山歩きに熱中しております。
女房に頭の上がらない、小学生の息子を持つ父親です。

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