スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

水根沢林道は、スリル満点の山道。

こんにちは。

最近、梅雨時以上に雨の多い日が続いています。それどころか、一昨日から栃木・茨城・宮城の各県では河川の氾濫で大きな被害を出す事態となってしまいました。前回の記事に頂いたコメントへのお返事でもちょっと触れましたが、今回の茨城の被災地のちょうど中央を抜けている国道294号線は、北関東方面との行き来で何回か通っている場所でもあります。鬼怒川に平行して数十キロ、渋滞知らずで走りやすい、気持ちのよい道路が南北に通っているんですが、今回、あのようなことになってしまって大変ショックです。被災地の一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

さて。先週、9月5日土曜日は雨続きの最近には珍しく晴れ間の多い日でしたが、この日は久しぶりに奥多摩まで出かけてみました。まだまだ気温の高い日が続いていますので、高尾山周辺は早々にパス。少なくとも標高1,500m以上のところへ・・・ということで、毎度おなじみの鷹ノ巣山に登ってくることにしました。このあたり、5月から7月くらいまでは虫が多くて閉口しますが、そろそろ虫も減ってきている頃です。鷹ノ巣山、確か登るのは今回が5回目かな?恐らく、奥多摩で一番多く登っている山の筈です。天候の悪さと仕事の忙しさが相まって、6月以降はまともに山歩きができていませんから、トレーニングの意味の大きい今回の山行です。

トレーニングなら東日原から稲村岩尾根!の声がかかりそうですが、さすがにもうちょっと涼しくならないと奥多摩三大急登の筆頭に上げられるようなコースにチャレンジする気になりません。奥多摩駅から石尾根を登っていくのも長丁場でシンドイので、軟弱ですが峰谷バス停から緩やかな浅間尾根を登っていくことにしました。なんだか、易きに流れている感はありますが。

それと、下山はまだ通ったことのない道を歩いてみるということで、水根山から南に伸びる榧ノ木尾根の東側、沢沿いのルートである水根沢林道を歩いてみることにしました。この道、林道という名前がついていますが車が通れるような道ではなく、バリバリの登山道です。沢沿いだけあって冬場は凍結が酷く、歩くのも命がけだということなので、今の季節に歩いておくことにしました。

というわけで9月5日土曜日、いつものように地元駅を4時半過ぎの始発電車で出発。7時38分に奥多摩駅に到着です。

20150905_0740_02.jpg

久しぶりの奥多摩駅前。まだ気温が高いので、駅前はそれほど登山者がいません。でも10月半ばを過ぎると物凄い数の登山者が押しかけてきて、この時間の駅前はバスの順番待ちの長い行列ができるようななるはずです。

20150905_0740_01.jpg

峰谷行きのバスに乗り込みます。9月1日から西東京バスの一部の路線の時間が変わっているらしいのですが、この峰谷行きは春以来同じ、7時45分発です。

20150905_0820_03.jpg

8時20分ごろ、峰谷バス停に到着。ここまでやってきたのは10人ほど。数名が赤指尾根経由で七ツ石山方面へ向かいましたが、後は鷹ノ巣山のようです。準備ができた人から順次、正面奥の鷹ノ巣山への道を歩き始めます。私は例によってのんびり出発、8時半丁度にバス停を後にしました。私の後にはもう一人くらいしか残っていませんでした。

今回の山行も、コースとタイムの詳細をヤマレコに登録してあります。そちらもあわせてご覧ください。

20150905_0832_04.jpg

ちょっと雲が多いですね。雨が続いていたので、全体的に靄がかかっていて湿度も高そうです。

20150905_0833_05.jpg

5分ほど歩いた先にある風情のある吊り橋。「巨樹の里」とか「雨降滝」とか案内が出ていて気になります。毎回、先を急ぐので通過してしまっていますが。

20150905_0841_06.jpg

10分ほど歩くと、道路が左右に分岐しています。ここを右に曲がると・・・。

20150905_0842_07.jpg

すぐに左への分岐が見えます。奥の青い壁の建物の手前ですね。このまま舗装道路を直進しても奥集落で再合流しますが、左に折れて奥集落までの山道をショートカットしたほうがかなり早いそうです。当然、私も左に折れます。

20150905_0850_08.jpg

奥集落までの道はこんな感じ。荷車くらいだったら通れそうな感じなので、自動車がない時代にはここがメインストリートだったんでしょうね。

20150905_0911_09.jpg

奥集落に着くと、一旦コンクリート舗装された道路に入ります。が、70mほど先で左の小道に入って上へ登ります。このまま舗装道路を歩き続けると、かなり高度を下げてから先ほどの林道に合流するので、時間を大幅にロスすることになります。

20150905_0918_10.jpg

林道に再合流。ここを鋭角ターンして左へ向かいます。

20150905_0924_11.jpg

右奥の山腹に奥集落と対をなす峰集落が見えます。先ほどの峰谷バス停は、峰集落の左下あたりですね。

この奥集落と峰集落、ともに標高が1,000m近い、東京都で最も標高の高い集落ですが、奥多摩は谷が深く、谷底よりも尾根筋のほうが暖かいため、昔からこのような場所に集落が作られることが多かったそうです。確かに、かなり標高の高い場所で廃集落の跡を見ることがありますよね。自動車が走るようになると谷底に道路が作られ、そちらをバスなどが走るようになったので、皆さんそちらに住むようになったのだとか。そういう意味ではこの奥集落と峰集落、往年の奥多摩の集落の面影を残す貴重な場所であると言えるかもしれません。

大正時代から昭和の前半にかけて、この二つの集落で一つの分教場しかなく、「峰」にある時期と「奥」にある時期があったそうです。その頃は分教場のない集落の子供たちは毎日この谷を下りて反対側まで登り、帰りは再び谷へ下りて自分たちの集落まで戻ってきていたわけで、そんなところで育った子達はとんでもない健脚になったでしょうね。先ほどの山道、日が暮れそうになって泣きながら走って帰った子達もいたかもしれません。

分教場というと思い出すのが手塚治虫さんの短編「雨降り小僧」。山奥の分教場のたった一人の児童である主人公の少年が、ひょんなことから妖怪「雨降り小僧」と仲良くなります。週に一度通う本校でいじめられていた主人公は、雨ふり小僧の助けでいじめっ子たちの鼻を明かしますが、突如分教場が廃校になり、都会の学校へ転校してしまいます。雨ふり小僧と約束した、ゴム長靴のプレゼントのこともすっかり忘れて。

主人公は高校、大学と進学してやがて商社マンになります。結婚して子供もでき、仕事も順調にこなして40年が経過したある日、突然雨ふり小僧との約束を思い出します。仕事も何もかも投げ出して大急ぎで山奥の故郷へ向かい、約束した場所である橋の下へ着いた主人公は・・・最後までは書きません(笑)。短編集などで読めると思いますので、是非探して読んでみてください。読んだ後に独特の余韻が残る名作です。

それにしても先ほどの吊り橋に雨降滝、そして分教場。案外、こういったところが作品のモデルだったのかもしれませんね。

20150905_0927_12.jpg

ここから鷹ノ巣山への登山道が始まります。このあたり、バイクや車が何台か停めてあります。こちらから鷹ノ巣山にピストンする方も多いようです。蒸し暑くてたまらないので、ここで5分ちょっと休憩。

20150905_0943_13.jpg

登山道へ入ります。まずは浅間尾根の突端までの登り道。風もなく、かなり蒸し暑いです。

20150905_0947_14.jpg

尾根の突端に付きました。登山道はここで鋭角ターンして尾根上についています。すぐ先に浅間神社があるので、一の鳥居が建っています。ここで再び休憩。10分以上はいたでしょうか。ここまで来るとさすがに時折冷たい風が吹いたりして気持ちいいのですが、すぐに風が止んでしまいます。

20150905_0957_15.jpg

鳥居の先には祠が二つほどあります。お参りしながら登ります。

20150905_1003_16.jpg

二の鳥居の先には拝殿があります。こちらでもお参り。拝殿のちょっと先には、崩れかけた本殿があります。

20150905_1006_17.jpg

本殿を過ぎるとすぐに尾根が急になります。ここからしばらくが、浅間尾根でもっとも急なところ。と言っても、そんなにハードではありません。登山道は尾根筋上ではなく、尾根の西側を九十九折れに登っていくので、左手のほうに逸れています。

20150905_1025_18.jpg

20分ちょっと九十九折れの道を登っていくと、やがて尾根の傾斜が緩やかになり、再び尾根上が登山道になります。

20150905_1041_19.jpg

自然林の中に入りました。ここから先は殆ど傾斜のない、平坦な道がしばらく続きます。このあたりで先行していたグループを追い越しました。

20150905_1046_20.jpg

20150905_1047_21.jpg

20150905_1049_22.jpg

20150905_1054_23.jpg

自然林の中の気持ちのよい道が続きます。浅間尾根で私が一番好きなところ。鷹ノ巣山が近づいてくると再び登り道になりますが、大して急ではありません。

20150905_1130_24.jpg

鷹ノ巣山直下の水場に到着。雨が続いていたので水がもっと湧き出しているかと思いきや、管がちょっと詰まり気味のようで、左の岩肌から大部分が漏れ出してしまっています。とはいえ、冷たい水をたっぷり堪能させていただきました。

20150905_1140_25.jpg

鷹ノ巣山避難小屋に到着。しかし、ここしばらくハードな山行をこなしていないせいか、到着まで時間がかかりすぎています。11時40分着ですから峰谷バス停からここまで3時間10分。ちなみに同じ区間のこれまでのタイムはというと・・・。

昨年6月、初めての浅間尾根。2時間40分。
昨年12月、2回目。2時間30分。
今年2月、自然林から先は積雪状態。2時間55分。

やっぱり今回は時間がかかりすぎ。相当、体が鈍っていますね。ちなみにこの区間、昨年までの「山と高原地図」では標準CTが2時間40分になっていて、ちょっと厳し目かな、と思っていたんですが、今年度版から3時間ジャストに変更になりました。でも、それよりもさらに遅いのでお話になりません。ちょっと反省しました。

こちらで休憩していた人たちとお喋りしながら30分ほど食事休憩。

20150905_1207_26.jpg

12時10分、鷹ノ巣山山頂ヘ向かって出発です。

20150905_1210_27.jpg

最初はちょっと急な坂道が続きますが、いくらもありません。ここを越えるとあとは山頂まで緩やかな登り。

20150905_1216_28.jpg

右手のほうが見渡せる場所に来ました。本来、ここからは富士がよく見えるのですが、今日は富士どころか向かいの三頭山にまでガスがかかっています。手前から延びている尾根は先ほど歩いてきた浅間尾根。

20150905_1222_29.jpg

毎度おなじみ、私のお気に入りの木が石尾根縦走路の真ん中に立っています。やはり今の季節は鬱蒼としていますね。

20150228_1211_31.jpg

こちらは今年の2月、雪の中の姿。

20141227_1147_01.jpg

そしてこちらが昨年12月。やっぱり、冬場のほうが凛とした姿になりますね。

20150905_1230_30.jpg

山頂直下の岩場っぽいところ。こちらも、夏場は緑が多くてあまり岩場っぽくありません。雪の中のほうがそれっぽいです。

20150905_1236_31.jpg

先程とは逆に左手のほうがちょっと開けています。本来でしたら長沢背稜の山々が見える地点ですが、鷹ノ巣山の北側はガスっていて真っ白、何も見えません。

20150905_1237_32.jpg

山頂が見えてきました。

20150905_1238_33.jpg

鷹ノ巣山山頂(1,736m)に到着。5回目の鷹ノ巣山、無事制覇しました。

20150905_1239_34.jpg

三頭山は先程よりさらにガスがかかってしまっています。

20150905_1240_35.jpg

御前山も大岳山もガスの彼方、何も見えません。それどころか水根山すら見えません。右奥の榧ノ木山も霞んでいます。

20150905_1241_36.jpg

山頂に集う人々。まあ、あまり天気がよくなくてもそれなりに人がいます。お昼時ですし。

20150905_1243_37.jpg

でも、なんだか西のほうからガスがかかってきました。

20150905_1245_38.jpg

榧ノ木山も見る間に消えていきます。

20150905_1247_39.jpg

私はお昼はもう済ましてあるので、早々に下山することにします。東側の急斜面を一気に下りていきます。雪が積もっているときにここを駆け下りると気持ちいいんですよね。

20150905_1251_40.jpg

アザミの花に蝶が止まっていました。春ごろよく見かけたヒオドシチョウではないですね。アカタテハのようです。

20150905_1255_41.jpg

水根山との中間にある、小さなピークの手前まで来ました。このあたりはちょっと高原風です。

20150905_1258_42.jpg

振り返ると鷹ノ巣山。ガスは一旦取れたようですが、あまり天気がよくないのは同じです。

このあたりで、小学2年生くらいの男の子を連れたお母さんとすれ違いました。聞けば、奥多摩の駅から歩いてきたとか。ウチのチビだと、三ノ木戸山あたりで音を上げて帰ると大騒ぎしそうですが、こちらのお子さんは山ガール風のお母さんより元気なくらい。凄いですね。今日は奥多摩小屋で1泊するらしいのですが、なんと小屋泊まりでなくテン泊だそうです。逞しい子に育つでしょうね。

20150905_1304_43.jpg

もうすぐ、巻き道への連絡通路です。

20150905_1305_44.jpg

巻き道との連絡通路に到着。水根山の南に伸びる榧ノ木尾根や水根沢林道は巻き道側からしか行けませんので、ここで巻き道に移ります。

20150905_1305_45.jpg

巻き道は5メートルほど下。

20150905_1309_46.jpg

5分もかからず、榧ノ木尾根・倉戸山方面、水根沢林道方面への分岐に到着します。

20150905_1312_47.jpg

最初は榧ノ木尾根沿いに下ります。

20150905_1315_48.jpg

20150905_1316_49.jpg

このあたり、石尾根縦走路に較べるとずっと通る人が少ないので、道端の苔なんかも踏み荒らされておらず、綺麗です。

20150905_1321_50.jpg

ここはかつては右に登山道が分岐していたようです。指導標を切り取った跡があります。右手にはまだ道っぽいのが残っていますが、トラロープで塞いであります。どこまで通じていたんでしょうね。

20150905_1324_51.jpg

これは・・・白樺?かなりの巨木です。

20150905_1327_52.jpg

水根沢林道方面への分岐に到着。ここまでは以前榧ノ木尾根を歩いたときに通ったことがありますが、この先はいよいよ未踏のルートです。

20150905_1327_53.jpg

道は悪くないように見えますが、このあたり、カメラにフラッシュを上げるように指示が出たくらい、かなり暗い道です。同じ場所で撮ったもう一枚の写真、シャッター速度が遅すぎて手振れを起こしていました。

20150905_1330_54.jpg

さらにもう一度分岐。ここから右が水根沢林道です。この道は直進すると石尾根の巻き道まで戻っていくはずですが、そもそもここと石尾根巻き道の間を歩く理由が殆どありませんので、通る人は少ないようですね。この先はちょっと荒れ気味です。

20150905_1331_55.jpg

20150905_1346_56.jpg

水根沢林道に入ると、最初は急坂をどんどん下って行きます。逆に言うと、登りに使った場合には最後に急登が待っている、ということですね。

20150905_1355_57.jpg

左にあるのは休憩所?かな?それとも、何かの作業で使う場所でしょうか。ここで道は90度曲がっていますが、指導標がないと正面の尾根筋に間違って入り込んでしまいそうです。

20150905_1405_58.jpg

道はさらに九十九折れになって下っていっています。ご覧の通り、かなりの急斜面です。

20150905_1415_59.jpg

道が緩やかになってきました。このあたりはちょっと荒れ気味。昨年の大雪の爪痕でしょうか、倒木が沢沿いに一杯あります。

20150905_1421_60.jpg

このように、きちんとした石垣を組んだ部分もあります。これは比較的最近整備されたのかな?何箇所か石垣がありましたが、中には相当古いと思われるものもありました。

20150905_1426_61.jpg

左下に沢が見えてきました。ご覧の通り、足を踏み外したら沢まで数十メートル滑落します。ここからはこんな感じの道が延々と続いています。

20150905_1427_61_1.jpg

小さな木橋があります。

20150905_1428_62.jpg

木橋の右手は滝になっていました。こんな感じで所々で下の沢に小さな沢が合流しています。ちなみに「山と高原地図」には「木橋」と表示された部分がありますが、ここではありません。地図に表示されている「木橋」は、左の水根沢本流を渡る橋なので1本しかありません。

20150905_1430_63.jpg

相変わらず左手は足を滑らしたら一巻の終わり、という道が続いています。

20150905_1433_64.jpg

道はこんな感じなんですが、所々崩落気味の箇所があります。そういったところの写真を撮っておけばいいんですが、そういうところは通過するのに気を使うので写真を撮る余裕がないんですよね。

20150905_1436_65.jpg

ここは崩落していますが、危険でもなんでもないので写真が撮れています(苦笑)。

20150905_1438_66.jpg

こういう桟道になったところもあります。昨年の大雪ではこのように何箇所もある木橋や桟道が崩壊してしまい、この水根沢林道自体が11月中旬まで通行止めになっていたようです。

20150905_1440_67.jpg

先程の桟道から50mほど下流にある木橋。これが「山と高原地図」の「木橋」です。ここで沢の対岸、東側に渡ります。

20150905_1445_68.jpg

もうスリリングな道はないのかと思いきや・・・再び高度を上げて足を滑らせたら終わり、の道が延々と続いています。でも、流石にちょっと飽きてきました。

20150905_1446_70.jpg

こちらにも、水根沢に合流する小さな沢を渡る木橋。ここはちょっと長く、高さもあるので高所恐怖症気味の人にはきついかも。

20150905_1449_71.jpg

ちょっと分かりづらいですが、登山道のすぐ脇が大きく崩落してほぼ真下まで数十メートル落ち込んでいます。これ以上崩落が広がると通行不能になりますね。このあたり、左側は崖みたいな岩場が多く、高巻きはほぼ不可能です。このルートを使う場合は、出発前に奥多摩ビジターセンターの「登山道・道路状況一覧」を確認することはもちろんですが、万が一通行不能な箇所にぶつかったら諦めて引き返す覚悟も必要だと思います。今回みたいな長雨の直後は特に要警戒ですね。

20150905_1523_72.jpg

竹やぶが出てきました。もう里が近いようですね。

20150905_1525_73.jpg

ここから右手の水根キャンプ場のほうへ下りていきます。

20150905_1527_74.jpg

モノレールの脇の急坂を下ります。

20150905_1529_75.jpg

むかし道経由で奥多摩駅方面へ向かう分岐がありました。この写真は分岐を振り返ったところ。時間があればこちらへ行くのもアリですが、ここからだと4時間はかかるはずなので本日はパス。「むかし道・休憩所」方面へ向かいます。

20150905_1530_76.jpg

下の集落の道に出ました。ここを鋭角ターンして水根バス停方面へ向かいます。

20150905_1531_77.jpg

すぐに太い道路と合流。

20150905_1532_78.jpg

合流点には指導標にあった休憩所、「へんちくりん小屋」。でも、なんだか長い間営業していない雰囲気ですね。

この水根沢ルート、バスの中のでも水根バス停で「鷹ノ巣山登山はこちらが便利です」とアナウンスされているくらいですから、かつては鷹ノ巣山へのメジャーなルートだったのかもしれません。でも、この日は通っている間、誰一人として出会いませんでした。恐らく崩落で不通になったりするので避けられるようになってしまったんでしょうね。あと、冬場は沢沿いということもあり、降った雪がガチガチのアイスバーンになって通行するのにかなり難儀するようです。いずれにせよ、今はあまり使われなくなったルートということで間違いなさそうです。

夏場でも、ご覧頂いたように足を滑らせれば終わり、みたいな道が続いていますから、あまり一人で歩くのはお勧め出来ません。最後が急登になりますが、帰りよりも行きで使う方が無難かもしれないですね。疲れる前に通った方が安全でしょうし。

20150905_1534_79.jpg

休憩所から2分ほどでポンプ場のところに出ました。ここは六ツ石山からトオノクボ経由で下山してきて2度ほど通っています。あとは国道411号に出るまで数百メートルです。

20150905_1545_80.jpg

15時45分、水根バス停を通り過ぎ、数分歩いた先の奥多摩湖バス停までやって来ました。かなりお腹が空いてきたので「水と緑のふれあい館」内のレストランでカレーを食べるつもり。でも、出てきたカレーを見てちょっと後悔しました。量が多すぎます(笑)。もうオーダーストップ(16時30分)が近いので、残ったご飯を景気よく盛ってくれたのかな?この分だと、夕飯も必要なさそうです。

16時22分発のバスに乗り、奥多摩駅からは16時57分のホリデー快速に乗車。東京駅まで爆睡しながら帰ってきて、総武線快速に乗り換えて帰宅しました。
スポンサーサイト

テーマ : アウトドア
ジャンル : 趣味・実用

コメントの投稿

非公開コメント

No title

こんばんは、徒骨亭さん!

やっぱり水根沢林道だったんですね…「滑落したら最後、という場所が延々続く」奥多摩の難所、というと水根沢林道しか思い浮かばなかったです。
あそこは事故多発地帯のようですので、無事に下山できてなによりです(^^
お疲れ様でした!

今の時期、山は夏の終わりの紅葉前で、静かな山歩きが楽しめますよね。
この時期の山もいいですね~、というか、いつ行っても山はいいですね~(笑)

この前山で一緒になった方と、せめて2週間に1度は山に行っていないと、身体が『山仕様』になっていなくて辛いよね、と話をしていました。
という事で、お仕事が忙しいとは思いますが、頑張ってください!
『お父さん』としては、自分の趣味ばかりしてはおられず、家族との時間も大事ですから、ますます忙しいですね(笑)

Re: No title

悠さん、こんばんは♪
返事が遅くなってすみません。

そう、水根沢林道です。林道という名前がついた登山道の一つですね。奥多摩だと、このほかに大ダワ林道や唐松谷林道がありますが、大ダワ林道は崩壊が酷く、修復も放棄されて事実上廃道状態ですし、唐松谷林道も少し前から崩壊で通行止めになっています。ひょっとしたら、こちらも大ダワ林道と同じ運命をたどるかもしれません。そうなると、日原方面から雲取山方面への登山道は悠さんが歩いた富田新道だけになってしまいますよね。

これら3つの「林道」、共通しているのは谷沿いの急斜面をトラバースしていることですが、尾根上は比較的緩やかで、谷筋に下がるほど急峻になる奥多摩の地形が災いしてか、道も崩壊し易いですし、滑落事故も多いようです。廃道になる前の大ダワ林道は何回も死亡事故が起きていますし、悠さんが棒ノ折山で会った方でしたっけ、唐松谷林道で滑落した話をされていたんでしたよね。

今回歩いた水根沢林道も昨年は大雪後の修復が完了して通れるようになったのは11月中旬ですし、その後はすぐ雪のシーズンで、アイスバーンと化した道を必死で突破した話を幾つも目にしました。夏場に一度通っておこう、と思っていたんですが、天候不順な日などが多くてなかなか足を向けられませんでした。今回も長雨の後でしたから、崩落して通過が難しいようだったら榧ノ木尾根まで引き返そう・・・と思っていたんですが、そんなこともなく通過できました。

期間を空けないこともそうですが、ある程度の負荷を毎回かけておかないと・・・というのも実感しました。昨年、稲村岩尾根で会った方は月に一度はここを歩くようにしている・・・と仰っていましたが、なるほどそれくらいの負荷をかけていれば脚力も落ちないかもしれませんね。でも、その方は大雪などで半年近く間を空けてしまったせいか、途中でリタイヤして引き返されたようですが。

No title

こんにちは♪

面白そうな林道ですね!
ちょっと危険っぽいけど・・・
富士山、見えなくて残念です~。
私も今年はなかなか富士山を拝むことができないですね。
山頂はちょっとガスってしまって残念ですが、うっすら連なるお山が素敵です♪
お天気良かったらもっと絶景だったでしょうね(*^^*)

帰りのお写真にあった『木の橋』、面白そうですけど足の下は丸見えなのでしょうか?
絶対腰引けそうです・・・(^ ^;)

そして、『雨降り小僧』の続きが、めっちゃんこ気になります(笑)

Re: No title

mokos619さん、こんばんは♪

こちらの鷹ノ巣山、今回が5回目ですが、ガス模様の天気は初めてです。また、ここからは正面に奥多摩三山の一つ、三頭山が望めるのですが、これが見えなかったことも初めてですね。なんだか、このところどちらの山に登ってもお天気が今ひとつです。昨年は5月くらいまで空気が澄んでいて奥多摩あたりからも富士が良く見えましたが、今年は春ごろから水蒸気が多くてあまり遠くまで見通せません。やっぱり、昨年の大雪とかも関係あるんでしょうか?何せ私は山暦がようやく2年になろうかという状態なので、どっちが普通なのかよくわかりませんが(笑)。

水根沢林道、面白いですけどスリル満点ですよ。ただ、やっぱり一人歩きはお勧めしません。数年前までは熊もよく出たようです。奥多摩在住の登山家、山野井泰史さんがトレラントレーニング中に熊に襲われたという事故が数年前にありましたが、その現場はこの沢の西側の尾根筋です。

「雨降り小僧」、全400巻の講談社の「手塚治虫全集」の第123巻にあたる短編集「タイガーブックス第三巻」に収録されているそうです。このシリーズなら公立図書館に置いてあるかもしれません。あと、集英社文庫の「手塚治虫名作集(2)」が「雨降り小僧」というタイトルで、もちろんこちらにも収録されています。これはまだ書店で買えるみたいですよ。

No title

徒骨亭さん、こんにちわ。

9月5日だけは晴れたので、みなさん色々なお山に出没されていますね~。
で、徒骨亭さんは奥多摩方面でしたか~。あの集落の名残が残る登山道は雲取山を思い出します~。

久し振りのこってり登山はやはり疲れますよね。。。青レンジャーもそれが怖くて。。。しかしちょっとの誤差程度の遅れなので、暑い日とか色々な条件で変化しそうな範囲ではないですか???

お気に入りの木は、やはり冬の方が太陽も当たり、凛としていますね~。特に2月の方がキレイ。今年も真冬に会いに行く予定でしょうか?

Re: No title

青レンジャーさん、こんばんは♪

そうそう、雲取山も小袖からの登り尾根の登山道の途中に廃屋なんかがあって、かつては尾根の上のほうで人が生活していた痕跡がありますよね。あの傾斜が一定で、奥多摩にしてはやたら歩き易い登山道も生活道路だったからかもしれません。以前もブログの中でちょっと触れたことがありますが、途中の堂所のあたりには七ツ石神社への参拝客を目当てにした賭場まで開帳されていたといいますから、その昔も今と同じように大勢の人が行き来していたのかもしれませんね。

最近の歩みののろいのは暑さのせいにしたい徒骨亭ではありますが、やっぱり5月以降山歩きの頻度が落ちていて、体力も低下してきているような気がします。奥多摩は急坂が多いので、体が鈍るとすぐに分かりますね。実は昨日もちょっとハード目の行程を歩いてきたんですが、最後のほうは体力を使い果たしてヘロヘロになりながら歩いていました。それでも20キロよりはずっと短い行程でしたので、やっぱり体力が落ちていることを痛感しました。

冬場の鷹ノ巣山、恐らく今年もやると思います。それと、雲取山も一度積雪期に行ってみたいですね。ただ、私も千葉県民で凍結した道路の運転に不慣れなので、小袖の駐車場までの登り道が心配です。私でも走れる状態ならいいんですが。
プロフィール

徒骨亭主人

Author:徒骨亭主人
「むだぼねていしゅじん」です。「とこつ」ではありません。
主な関心事は電子工作、鉄道模型、空モノラジコン。その他、オーディオ、銀塩カメラ、クラシック音楽、映画などなど・・・何のことはない。どれも皆、昔ながらのオヤジ趣味ですな。最近は13年11月から始めた山歩きに熱中しております。
女房に頭の上がらない、小学生の息子を持つ父親です。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスカウンター
只今の時刻
※この時計の時刻は、閲覧しているパソコンのものであり、必ずしも正確な時間とは限りません
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。