FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ちょいとお気楽に紅葉見物、の筈が。【後編】

こんにちは。

前回ご紹介したiOS用の「登山詳細図」アプリですが、ちょっと地図の範囲内まで行って動作を確認して来ました。実は、元々この日はこのあたりを歩く予定だったんですけどね。何をしに行ったかは、地図の表示内容からご想像ください。この日の山行記時もいずれアップしますが、その前に11月1日の後編、8日、14日の各記事を書き上げないと。かなり溜まっています。

20151123_0925_01.jpg

で、動作確認の結果です。地図の中央に青いドットが表示されていますが、こちらがiOSから出力されているGPSの座標情報から割り出した現在位置。茶色い十字マークと重なっていますが、十字マークの方は地図の中央を示す、固定されたマークです。画面左下の右上を向いた矢印ボタンが青く反転していますが、この状態だと自動的に十字マークと青ドットが重なる、すなわち現在位置が常に画面中央に来るモードです。この状態でも画面をスクロールできますが、指を離すとゆるゆると画面が動いて青ドットと十字マークが重なる位置に戻ります。

というわけで、公式には動作しない(サポート外)となっているiPod touchですが、iOSからGPSデータを取り出せるタイプのGPS受信機なら問題なくiPhone同様に動作することが確認できました。但し!アプリ作者側からサポート外とされている以上、基本的に自己責任で利用する必要がありますし、当ブログでも動作の保証まではできません。あくまで参考情報とお考えください。また外部GPS機器の選択にあたっては、以下に述べるような重要な注意点があります

iOSから利用できる外部GPSレシーバーは有線・無線を問わず、機種が非常に限られています。理由はAppleが外付けのGPSの利用を制限しているからで、外部GPSを使うよりGPS内蔵の機種を使え!というスタンスです。外部ストレージを使わせないで、欲しければ内蔵ストレージの大きい機種を買い直せ!というのと同様ですね。こういった理由から、Androidで利用できるような安価な外部GPSレシーバーは、iOSでは殆ど利用できないと思っておいたほうがいいです。もちろん、強制的にiOSの制限を解除する、いわゆる「脱獄」をやれば使えなくはないらしいですが、メーカーサポート外の使い方ですし、とりあえず当ブログでは対象外とさせて頂きます。

また、iOSから利用可能なGPSレシーバーでも、内蔵リチウムイオンバッテリーの持続時間が8.5時間程度(XGPS150など)だったりすると登山での利用はちょっと不安。バッテリー切れの心配なく利用できるような機種となるとさらに限られます。私が調べたところ、実用レベルで使えそうなのはBad Elf社のGPS-2200、GPS-3200の両機種、Garmin社の各種GPSレシーバーくらいです。私はこのうちGPS-2200を使っていますが、以前は15,000円程度で買えたこの機種も、今や20,000円以上します。円安の影響もあるとは思いますが、本国での定価も$199.99。全世界的に指名買いのユーザーが殆どでしょうから結構高飛車な営業になっているんでしょうね。この他、GarminのGPSレシーバーなら大抵の機種でiOSに座標情報を出力可能らしいのですが、こちらになると機種によってはiPhoneなんかより高価ですから問題外です。

※安価に入手しようとして海外から個人輸入したり、並行輸入品を購入した場合にはまた別の問題が発生します。Bluetoothなど、無線を使う機種は国内電波法に従って指定された認証機関による「技術適合認証(以下『技適』)」を取得する必要がありますが、個人輸入や並行輸入の場合はこれをクリアしていないことが多く、電波法違反になる可能性が極めて高くなります。検挙される可能性は低いとはいえ、実際に起訴・有罪となると罰金刑でも「前科」扱いとなってしまいますので十分ご注意ください。



さてさて、本日の本題。前回の「ちょいとお気楽に紅葉見物、の筈が。【前編】」の続きです。前編では11月1日日曜日、上野原から鶴峠行きのバスに乗り、初戸バス停から雨降山へ。そこから尾根伝いに権現山、麻生山と紅葉を楽しみながら歩いて来ました。本日は麻生山からの続きです。これまで穏やかだった稜線が一変します。

20151101_1309_91.jpg

まずは前回最後の麻生山山頂(1,267m)。こちらには三角点もあります。休憩しないでそのまま通過。

前編同様、今回のコースとタイムの詳細はヤマレコに登録してあります。こちらも併せてご覧ください。

20151101_1309_92.jpg

ほとんど起伏のない尾根道をそのまま進みます。

20151101_1314_93.jpg

右前方、木々の向こうに見えるのは坪山ですね。

20151101_1315_94.jpg

三角点のあったピークから5分ほどで古い山名標のあるピークに到着。こちらも「麻生山」となっており、脇に書き足したらしい「北峰」の文字が見えます。実は麻生山、3つのピークから成り立っています。もっとも、殆ど起伏がなく、三角点峰の手前のピークは全然分かりませんでしたし、三角点峰からこの北峰までもアップダウンした感覚がまったくありません。

20151101_1315_95.jpg

こちらはもう一つある山名標。かすれていて写真では何がなんだか分かりませんが、肉眼では「麻生山」と大書きされているのがかすかに確認できます。かなり古いもののようですが、かつてはこちらの方が麻生山の主峰扱いだったんでしょうか。

20151101_1317_96.jpg

20151101_1322_97.jpg

麻生山北峰からは稜線は急降下します。

20151101_1324_98.jpg

下りきったところが尾名手峠。ここを左に折れると長尾根を経て駒止嶺、駒宮神社経由で富岡バス停付近に出ます。こちらの尾根も一度は歩いてみたいですね。本日は主稜線をこのまま直進。

20151101_1326_99.jpg

尾名手峠を過ぎるとここまでの穏やかな登山道が一変します。尾根はどんどん痩せてきて、細かい急登と急降下を繰り返すようになります。

20151101_1327_100.jpg

この先急降下。写真ではちょっと分かりにくいですが、上から見下ろした印象はほとんど真下に下る感じ。木があるのでそちらを手がかりにして降りていけますが、木がなかったらかなり怖いと思います。

20151101_1328_101.jpg

さらに急降下。やっぱり木を手がかりにして降りて行きます。降りきったところからは痩せ尾根の登り返しになります。そこを進んで行くと・・・。

20151101_1334_102.jpg

あ。崖っぷちに出ちゃった。見た感じ、降りられなくはなさそうですが、これはどこかで巻き道の入口を見落としたと判断して一旦引き返します。

数十メートル手前、先程の急降下後の鞍部まで戻りましたが巻き道などありません。大体、尾根が痩せていて左右に巻き道ができる余裕なんかありません。というか、もし巻き道があったらそちらを通るほうが怖いくらい。再び崖っぷちまで戻りました。

踏み跡は明瞭に崖の上まで続いており、崖下にも踏み跡がはっきりついています。やっぱりこの岩場が正規のルートで間違いないですね。上から見下ろして降り易そうな所を探し、そちらをそろそろと下降します。こんなところで怪我でもしたら万事休すですからね。本日の天気はこの後下り坂、ビバークなんかするとかなり辛い目に遭いそうです。

20151101_1341_103.jpg

岩場の下まで降りて来ました。下から見上げると、そう大した岩場ではありません。左側、木のある辺りを木に掴まりながら下りてきましたが、最後の方は足がかりがなくて飛び降りました。中央右手のあたりが手がかり・足がかりが多くて一番降り易そうですね。よくみると、岩も擦れていてここを通る人が一番多そうです。

20151101_1343_104.jpg

岩場の先はさらに尾根が痩せてきます。右を見ると、滑落すると数十メートルは落ちそうなところ。

20151101_1343_105.jpg

同じ場所で左を見ると、やはり数十メートル滑落しそうです。落ち葉トラップも多そうですし、こんなところで躓いて転倒でもしたら大変ですね。

20151101_1345_106.jpg

痩せ尾根の急登。こういう場所を見ると、鷹ノ巣山の北側の鷹ノ巣尾根を思い出します。もっとも、あちらほど危険ではありませんが。

20151101_1346_107.jpg

アップダウンを繰り返しながら前方を見ると、木々の向こうにピークが見えます。どうやらあれが三ツ森北峰のようです。尾名手峠から三ツ森北峰まで標準CTで25分になっていますが、私の足じゃ絶対に無理ですね。

20151101_1353_108.jpg

20151101_1353_109.jpg

紅葉もそこそこ楽しめます。

20151101_1354_110.jpg

ようやく三ツ森北峰手前の鞍部までやって来ました。ここからは山頂まで一気に登ります。麻生山からここまで累積した下りを一気に登り返す感じです。

20151101_1403_111.jpg

途中まで登って来ました。振り返るとこんな感じ。表面は落ち葉ですが、その下はちょっとザレた急斜面でよく滑ります。登りなのでまだマシですが、ここを下るとなると結構大変そうです。

20151101_1404_112.jpg

同じ場所で右手を撮影。傾斜はこれくらいあります。

20151101_1408_113.jpg

急登終わり。もうすぐそこが山頂です。

20151101_1410_114.jpg

三ツ森北峰山頂(1,202m)に到着。尾名手尾根からの標準CTが25分のところ、45分もかかってしまいました。ここは三方が開けていてかなり見晴らしがいいのですが・・・気分は激しく落ち込みます。理由は後述。

20151101_1411_115.jpg

こちらは南東、先程までいた麻生山方面。尾根筋が三ツ森北峰の手前まで来てストンと落ち込んでいるのがよく分かります。

20151101_1411_115_2.jpg

こちらは南西。天気がよければこちらにドーンと富士の勇姿が拝めるそうですが、今日はもう姿を隠してしまっています。先程権現山で見たのが最後ですね。

20151101_1412_116.jpg

そしてこちらは北西方向。手前方向に伸びてきている尾根は雁ヶ腹摺山から伸びている楢ノ木尾根。霞んでいてちょっと分かりにくいですが、尾根の根元に雁ヶ腹摺山、そしてその向こうに左右に伸びているのが大菩薩連嶺です。

20151101_1415_117.jpg

そしてこちら、山頂に到着した私を憂鬱にしたのがこれ。三ツ森北峰山頂名物の鏡ですが・・・うわぁ、真っ二つ。割れた鏡なんて、縁起でもないですね。

何年か前から、こちらの山頂にはご覧のような鏡が設置されていたようです。なんでも、これを使って「富士と一緒に写真を撮る」という目的だとか。私も鏡の存在は知っていましたが、まさか真っ二つになっているとは思いませんでした。帰ってきてから他の方のヤマレコやブログを調べてみたんですが、どうも昨年後半あたりに割れてしまっていたようです。不心得な人がいたわけじゃなく、風で物が当たったか覗き込んだクマさんが興奮して叩いたか・・・と思いたいですね。

ここで10分弱休憩しましたが、割れた鏡があるとどうにも落ち着かないのでそそくさと出発します。

20151101_1419_118.jpg

山頂から進む先はこんな感じ。ちょっと分かり辛いです。

20151101_1420_119.jpg

数十メートル先には鋸尾根への分岐。左へ折れると鋸尾根を経由して杉平バス停まで下りますが、直進する方向にはなんの指導標もありません。

私は山歩きを始めて日が浅いのでよくわからないのですが、10年位前まではここから奈良倉山までの区間は正規の登山道ではなく、山と高原地図にも破線のルートすら載っていなかったみたいですね。確かに地図の区分でも「高尾・陣馬」「奥多摩」「大菩薩嶺」の狭間になっています。5月に奈良倉山から西原峠まで歩いたときもほとんど指導標がありませんでしたし、山梨県としては今でも正規の登山道扱いはしていないようですね。

とりあえず、こちらはこのまま直進します。

20151101_1425_120.jpg

最初のうちは、三ツ森北峰の手前と同じような結構な急降下。こちらは降りきってから振り返ったところ。やっぱり写真だとあまり急に見えませんが、実際に前に立つと垂直に見えます。

20151101_1427_121.jpg

20151101_1434_121_2.jpg

そこそこ急な痩せ尾根をさらに下っていきます。

20151101_1441_122.jpg

鞍部を越え、この先は再び登り道になります。このあたり、大ダワと呼ばれているようです。

実は尾名手峠を過ぎた辺りからここまで、ちょっとどんよりした空気を感じていたんですが、ここを過ぎると急速にそれが晴れたような気がしました。まあ、恐らく気のせいだとは思いますが・・・あの割れた鏡のせいとは考えたくないですね。

20151101_1446_122_2.jpg

ふたたびのんびりと尾根歩き。美しい自然林の尾根が続きます。

20151101_1456_122_3.jpg

お、大寺山山頂か!と思ったら偽ピーク。引っかかりました。大寺山はまだ先です。

20151101_1500_123.jpg

20151101_1500_124.jpg

大寺山まで、緩やかな登り道が続いています。所々に残った紅葉が綺麗です。

20151101_1501_125.jpg

ついに到着、大寺山山頂(1,226m)です。三ツ森北峰からここまで標準CTは30分ですが、私は40分以上かかっています。

20151101_1501_126.jpg

山頂には手作り山名標。

20151101_1501_126_2.jpg

こちらにも、手作り山名標がもう一つ。こちらはあちこちの山でよく見る字体の山名標です。

大寺山からは北東方向に登山道のないマイナールート、尾名手尾根が枝分かれしています。ここを進むと阿寺沢の方へ下りてしまいますので、間違えないようにしてください。正しくは北西方向へ進みます。また、反対方向から来た場合は南のほうへ進むと三ツ森北峰です。いずれにせよ、このあたりはコンパス必携です。

20151101_1503_127.jpg

大寺山からも気持ちのいい尾根道が続いています。

20151101_1507_128.jpg

え!?予期しない場所に小寺山の山名標がありました。山と高原地図に記載された小寺山よりはかなり手前、大寺山から5分くらいのところです。山と高原地図の山名や位置が間違っていることもあるのですが、この場所はまだ標高1,200m圏ですし、明らかにおかしいですね。どういった理由で移動しているのでしょうか?

20151101_1512_129.jpg

小寺山山名標の5分ほど先で尾根が分離しています。こちら、右前方に伸びている尾根がいかにも正しい方向に見えます。ちょっと行った先で林道みたいなものも始まっていますね。

20151101_1512_130.jpg

しかし、正解はこちら。左前方です。赤テープもありますし、なにやら白い指導標みたいなものも見えますね。

20151101_1512_131.jpg

白い指導標はこれ。「松姫鉱泉」の案内でした。確かにこの先、西原峠まで行って左(西側)に下った先ですが・・・もう何年も前に廃業してしまっています。

20151101_1517_132.jpg

「松姫鉱泉」の表示の先、さらに5分ほど進むと右後方からやってきた林道と合流、尾根通しに進んで行きます。先程、間違った尾根の方から始まった林道がこちらまで来ているんでしょうか。それでしたら、間違った尾根に進んでも林道沿いに復帰できることになりますが、確認していないのでなんとも言えません。ちなみに写真に撮り忘れたのですが、右後方からやってきた林道は2本あったように思います。私がこの日歩いている方向でなく、逆方向から林道沿いに進んできた場合は惑わされないように注意が必要ですね。

20151101_1518_133.jpg

林道というより、石尾根みたいな幅の広い登山道と言う感じ。林道歩きとは言え、全然苦になりません。

20151101_1520_134.jpg

このあたり、林道の左(西側)の緩やかな盛り上がりが小寺山のようです。目を凝らしてみましたが、山名標らしいものはどこにもありませんでした。

20151101_1522_135.jpg

林道が一旦折り返していたのでそのまま尾根沿いを歩こうかと思ったのですが、踏み跡もなく、よく見ると林道もすぐに折り返しています。尾根がちょっと急なので、一旦クランクしたようです。林道に従って進んでみました。

20151101_1524_136.jpg

すぐに尾根沿いに復帰しました。

20151101_1527_137.jpg

20151101_1527_138.jpg

麻生山のあたりに較べると紅葉はいま一つですが、それでもそこそこ楽しめます。

20151101_1535_139.jpg

あまり、林道を歩いている感じじゃないですね。舗装していなくて落ち葉に覆われていると林道も登山道も変わりません。

20151101_1537_140.jpg

ちょっと分かりにくいですが、林道が右後方に折れて右(東側)斜面を下降しています。場所的には西原峠の近くまで来ている筈なので、松姫峠から奈良倉山、佐野峠を経て西原峠まで続いている林道にこの下で接続しているんじゃないかと思いましたが、直進する踏み跡もあるのでそのまま尾根沿いに進むことにしました。

帰ってきてから調べると、やはり私の考えていたので図星だったようです。西原峠から林道沿いにちょっと進み、右後方へ登っていく分岐を折れるとここへ出てくるみたいです。

20151101_1539_141.jpg

さて、林道を離れて直進を始めましたが、踏み跡は薄く、ちょっと歩き辛いです。山と高原地図で「ヤブ多い」となっているのはこの辺りを指しているんでしょうか?

20151101_1541_142.jpg

程なく鹿よけフェンスにぶつかりました。右側(東側)、左側(西側)どちらも進めそうですが、以前西原峠を通ったときに、峠の西側に鹿よけフェンスが広がっていたのを記憶していたので、迷わず右側(東側)に沿って進んでいきます。

20151101_1542_143.jpg

分かりにくいですが踏み跡が続いています。

20151101_1544_144.jpg

坂が急になってきました。下のほうに西原峠が見えます。あと少しです。

20151101_1545_145.jpg

峠に出る手前は完全な藪。よほど通る人が少ないと見えます。藪を掻き分け、降りて行きます。

20151101_1546_146.jpg

西原峠に到着♪ここから小寺バス停・中風呂バス停方面(正面方向)に降りて行きます。

20151101_0000_00.jpg
「この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものである。(承認番号 平26情複、第554号)」

大寺山から西原峠までのそれぞれのポイントの位置関係は上図のようになっています。ご参考までに。

20151101_1547_147.jpg

指導標はありませんが、こちらの営林署の看板に「西原峠」の落書き。

実はこの日、16時ごろバス停まで下山完了、という目論見でした。16時台だと小寺バス停に16時09分の便がありますので、ちょうどいい時間かと思っていたわけです。でも、三ツ森北峰のあたりで時間を使いすぎ、現在時刻は15時45分。バス停には16時40分ごろになりますから間に合いません。どうも、山慣れた人しか歩かないようなコースなので、標準CTもかなりタイトな設定になっているようです。私の場合は1.5倍くらいにしておく必要がありますね。とりあえず、17時台のバスに乗れればそれでいいか。最終は18時20分過ぎだし。

20151101_1547_148.jpg

・・・というわけで、バス停目指して下り始めます。

20151101_1548_149.jpg

右手には大菩薩嶺・・・の筈ですが、もう大分霞んできていてよく見えません。この次の日は雨予報ですから、湿度がかなり上がってきているのかもしれません。

20151101_1608_150.jpg

この後は杉林の中をひたすら下り。同じような風景なので飽きます。

20151101_1615_151.jpg

若干自然林もありますが、こっちはこっちで落ち葉トラップで歩き難いですね。

20151101_1634_152.jpg

40分ほどで、下の国道139号と小寺・中風呂集落が見えて来ました。しかし、写真ではよく分かりませんが、画面の左端、登山道から国道に出るところに赤色灯を点けたパトカーが停まっています。前も甲武信ヶ岳で同じようなことがありましたが、なんだか嫌な予感がします。

ちなみに登山道はこの先、かなり荒れていて歩きにくい状態になっていました。5月に歩いたときよりもかなり荒廃が進んだ感じです。基本的に砂地なんですが、大分流れてしまっています。画像でもちょっと荒れているのが分かりますよね。

20151101_1638_153.jpg

登山道を下りてくると、民家の裏から表に回るように道が続いています。これは通過後に振り返ってみたところ。反対方向から来ると、どう見ても人のお宅へ黙って入り込むような感じですから、間違えたと思って引き返す人もいそうですね。実際はこのお宅の玄関先から左の方へ回り込んで裏へ出ます。でも、住人の方に会ったら「失礼します」くらいは言った方がよさそうですね。

この後、登山道から国道139号まで出ると、予想したとおりパトカーが停車中。で、やはり予想したとおり、私の姿を見てお巡りさんが2人、パトカーから降りて来ます。

「失礼ですが・・・お名前は?」
「○○です」
「そうですか・・・上のほうで誰か他の登山者を見かけましたか?40歳前後の男性なんですが」
「いえ、この上では誰一人見ていません。遭難・・・ですか?」
「ええ、道に迷ったと救助要請があった後で連絡が途絶えてしまって」
「そうですか・・・とにかく、西原峠周辺ではそれらしい人は見かけませんでした」
まあ、ご本人に会っていれば、間違いなくこちらに声をかけてきたでしょうね。
「ご協力ありがとうございました」
「いえいえ。ご苦労様です」
と歩きかけ、まさか!?と思い出したのが先程、麻生山の手前で追い越していった方。山慣れた方に見えたので、まさか道に迷うことはないとは思いますし、こっちまで足を伸ばしたりもしていないとは思いますが・・・急遽予定を変更して麻生山方面に進むことにした、と言っていましたから思い出すと気になります。年齢も40歳前後でしたし。パトカーに戻りかけたお巡りさんを呼びとめ
「すみません、今思い出しました。恐らく関係ない方だとは思いますが・・・」
と言って私の権現山からのコースと途中で追い越していった方の話を手短にしました。関係の有無はともかく、私を含めて捜索対象山域に向かった登山者、という点では間違いありません。お巡りさんからはご本人の服装、ザック、背格好と遭遇した時間について一通り聞かれ、私も覚えている範囲で答えておきました。まあ、関係のない方に迷惑をかけるような話ではありませんし、立場が逆だったらあの方も同じように答えているでしょうね。私もこれまでどこかで「へんな時間にへんな場所を歩いている登山者」としてすれ違った人から警察に詳しく報告されたことがあるかもしれません。

一通り話が終わった後で小寺バス停に向かいます。前回、5月にバスに乗った中風呂バス停より、こちらの小寺バス停のほうが登山口に近い(約50m)からなんですが、バス停について私の勘違いが発覚。17時台のバス、なんと平日だけの運行でした。

次のバスはありますが、18時20分過ぎの最終バス。現在時刻はお巡りさんと10分ほど話をしていたとは言え、まだ16時50分。あと1時間半以上あります。小寺バス停付近は道端も狭く、明かりもなくて真っ暗になりそうだったので、暇つぶしに先のバス停まで歩くことにしました。とりあえず、歩けるところまで。

時間が時間なので、すぐに暗くなってきます。17時半を過ぎると、もうすっかり真っ暗です。山の中とは言え国道なので、所々に水銀灯があります。でも、間隔が広くて間の部分は真っ暗です。夜目は利くほうなので明かりがなくても歩けそうですが、時々車が通ってヘッドライトで幻惑されると暫く何も見えなくなります。ヘッデンを出すのも面倒なので、iPodの懐中電灯機能で足元を照らしながら歩いていました。

1時間ほど歩いて浅川入口バス停に到着。こちらは権現山の登山口、浅川集落への分岐で、浅川からのバス路線が合流しているのでちょっと期待したんですが、案の定となんと言うか、そちらのほうはとっくの昔に最終バスが出ていました。ただ、このあたりは道も広く、100mほど手前の上平バス停付近には水銀灯も自販機もあります。とりあえずザックをすべて片付け、こちらでバスを待つことにしました。18時半ごろ、最終バスが到着。ただ、今の1時間だけで大月駅までの距離の半分近くを歩いていますから、最終バスがなくて大月辺りまで歩いてもたいしたことはないですね。最終バスは猿橋駅止まりだったので、猿橋から中央線に乗り、高尾・東京で乗り換えて帰宅しました。「17時台の大月行きバスに乗ったら大月から乗ろう」と存在しないバスで皮算用していた千葉行き特急のあずさ30号、私の目の前で猿橋駅を通過していきました。特急は猿橋には停車しないんです。
スポンサーサイト

テーマ : アウトドア
ジャンル : 趣味・実用

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

徒骨亭主人

Author:徒骨亭主人
「むだぼねていしゅじん」です。「とこつ」ではありません。
主な関心事は電子工作、鉄道模型、空モノラジコン。その他、オーディオ、銀塩カメラ、クラシック音楽、映画などなど・・・何のことはない。どれも皆、昔ながらのオヤジ趣味ですな。最近は13年11月から始めた山歩きに熱中しております。
女房に頭の上がらない、小学生の息子を持つ父親です。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスカウンター
只今の時刻
※この時計の時刻は、閲覧しているパソコンのものであり、必ずしも正確な時間とは限りません
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。