無線の国家試験、またまた受けてみた。

こんばんは。

前回記事から1週間後。この頃になると俄然仕事が忙しくなり、8月11日の山の日も出勤、8月15日から予定していた夏季休暇も昨年に引き続きキャンセル・・・という状況にになっていたんですが、8月13日、14日の週末はある目的でどうにか休みを確保。14日の日曜日はその目的を果たすため、早朝からとある場所に出かけていました。

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地元駅から総武線快速で錦糸町へ。さらに各駅停車に乗り換えて両国から都営大江戸線に乗ります。自宅から1時間ほどかかってやってきたのは勝どき駅。

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勝どき駅前交差点から晴海方面に進みます。朝潮運河を渡り、晴海エリアへ。余談ですがこの朝潮運河、ハゼ釣りの名所だそうです。

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晴海トリトン前を通過。

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晴海トリトンの先、晴海三丁目交差点を右折、50mほど先の江間忠ビルに到着。すでにヲタっぽいおっさん連中(私を含め・笑)が続々と集まりつつあります。

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江間忠ビルというと日本無線協会、日本無線協会というと無線従事者の国家試験ですが・・・そう、この日は「第一級アマチュア無線技士」の試験を受けにやってきたのでした。自分の受験番号から会場が3階1号室ということを確認、そちらへ向かいます。

この同じ江間忠ビルで昨年4月に「第二級アマチュア無線技士」を受験、どうにか合格できて「2アマ」の仲間入り(但し中身が全く伴ってませんが)を果たしたのですが、今回はさらに上位である「1アマ」を取得するべく、試験を受けに来たというわけです。

実は、白状すると昨年4月の2アマ取得後の8月、一度1アマを受けに来たことがあります。ただ、昨年の8月は今年よりもさらに忙しく、前日の土曜日も休日出勤して夜遅くまで仕事していた状況で、対策もまったく行えませんでした。受験料(9,000円弱します)が勿体無いのでとりあえず試験だけ受けに行ったわけですが、見事に玉砕しました。え、そんな話ブログに載ってなかったぞって?そりゃそうです、試験に落ちた話なんかあえてブログには書きませんって(笑)。

ちなみに2アマ・1アマの試験は年間3回、4月・8月・12月の実施です。その後も再受験するかどうか迷っていたんですが、仕事が忙しくなりそうなのでスルーしてました。ただ、昨年12月などはプロジェクトのカットオーバー直前で死ぬほど忙しくなるかと思いきや、突然の延期で暇が一杯という状態だったりとか、時間が取れそうな時期を見極めるのが難しいです。出願締め切りはそれぞれ前々月の20日ですので、仕事の状況なんかも大きく変わっちゃいますよね。今回も6月ごろにはきちんと夏季休暇も取れそうな状況だったので申し込んだんですが、完全に裏目に出ました。

とは言え、本当に勉強のできる人はどんなに忙しくても毎日帰宅してからきちんと時間を取って勉強、難しい資格試験も次々とクリアしていくものです。私といえば、子供の頃から勉強は大嫌いですので、今更そんなことができるわけがありません。毎日帰宅してから「明日から本気出す」と誓ってダラダラと・・・を繰り返し、ハッと気が付いたらもう8月13日の土曜日なのでした。まあ、勉強時間があってもやっぱり何もやらなかったと思いますが(笑)。

とりあえず、かなり焦って勉強を始め、まずは女房子供に「明日、1アマの試験を受けに行く」と宣言。昨年はもちろん内緒で受けに行っていますが、今回は宣言することで自分を追い込むつもりです。女房はたまたま13日・14日とも休みだったのですが、気を利かせて子供と遊びに行ってくれました・・・いや、邪魔な父親が付いてこないのでゆっくりと羽を伸ばしに行ったのかな?

静かになった我が家で、ソファに座って問題集を広げ、さあ勉強開始・・・だったのですが、疲れが溜まっていたのでしょうか?そのまま落ちました(爆)。

ハッと目が覚めるともう夕方で薄暗くなってきています。げげげげげ。慌てて問題集を再度広げて読み始めます。すぐに、女房と子供も帰ってきました。なんでも、先日封切されたばかりの「シン・ゴジラ」を観てきたようです。
「勉強できた?」
「うん、まあ」
今まで寝てました、とは流石に言えませんな。う~ん、どうしよう。

とりあえず、駄目元で作戦を練ります。無線工学と法規の2科目が受験科目ですが、無線工学は試験場で考えればこれまでの延長線上で何とかなる可能性があるのに較べ、法規は決め事ですから知らないと手も足も出ません。とりあえず法規優先で行くことにして、そちらを読み始めました。でも、この問題集(CQ出版社『第1級ハム国家試験問題集』)、誤植だらけですね~。まあ、今更他の問題集を買ってくる時間もありませんが。


※使用した問題集がこちら。アマゾンへのリンクを貼っていますが、上記の通り誤植が多いので購入はお勧めしません(笑)。東京電機大学出版局の「合格精選400題」あたりが評判がいいようです。

こんなノリでつらつらと午前2時ごろまで問題集を読み耽っていましたが、流石に飽きて来ました・・・と思ったら、再び睡魔に襲われて夢の国へ(笑)。

翌朝は5時に起床。受験票その他を用意して6時過ぎに自宅を出ます。もう会場へ行きたくもなかったんですが、家族に宣言した以上出かけないわけにはいきません。最後の悪あがきで問題集に目を通しながら会場に向かいます。会場に着いてからも1時間近く時間があったので、座席でさらに悪あがき(笑)。

そのような状態で9時30分から法規の試験開始。やっぱり、思わしくありませんねぇ。半分ちょっとしか正解した感触がありません。合格ラインは70%ですから、ぜんぜん届かないですよね。やっぱり、そう甘くはないようです。昨年は半分も解けた気がしませんでしたから、それに較べれば若干マシかな、というレベル。

法規終了後、晴海トリトンで昼食。その後は江間忠ビルの1階ロビーで今度は無線工学の問題に目通し。もう時間はありませんから、パラパラめくって「あ、これ知らない」と思った問題だけピックアップして解答と解説に目を通す、の繰り返しです。再び試験会場に戻って13時になり、無線工学の試験開始。

無線工学も法規同様です。半分ちょっとしか解けた実感がありません。もう、こりゃ駄目ですね。試験終了後、帰宅する途中で映画館に立ち寄り。女房子供同様、「シン・ゴジラ」を観て東京を放射熱線で焼き尽くすゴジラで憂さ晴らししてから家に帰りました。とりあえず、この時点で試験のことはすっかり頭の中から排除、「黒歴史」として葬り去ってしまいました。



そして8月30日。仕事から帰ると日本無線協会からの葉書がポストに入っています。よくある、剥がしてめくるタイプの葉書ですね。見たくもないものが来た、と思いましたが、とりあえず剥がしてみると・・・。

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はぁ?嘘だろ?急いで日本無線協会のサイトを確認してみます。こちらには、期間限定(通知書発送から2週間)で合格者の受験番号を掲出してあるのですが、そこにも私の受験番号が載っています。どうやら、本当に合格したみたいです。試しに同様に日本無線協会のサイトで公開されている、解答のPDFファイルをダウンロード、プリントアウトして今更ながらの自己採点をやってみました。普通は合格発表前にやるものでしょうけど(2アマのときはやりました)、今回は採点前に自ら黒歴史化してしまったのでもちろんやっていません。

無線工学107点、法規115点。満点はどちらも150点で、合格ラインは70%ですから105点です。重点をおいた法規はともかく、無線工学は首の皮一枚でどうにかつながったようです。これが判明してどっと力が抜けました。

ちなみに昨年8月の解答も探してきて(日本無線協会のサイトではすでに公開されていないので、個人でデータを公開されているサイトで入手)、そちらの採点もやってみました。こちらは無線工学85点、法規89点。正答率が56%と59%、合格には程遠いですよね。でも、半分もできていないと思っていたんですが、自分の感触よりは若干良かったようです。まあ、まぐれ当たりした部分もあるでしょうし。

とりあえず自慢できる点数ではないものの合格には違いないので、大急ぎで無線従事者免許証の申請書を作成。合格しても自動的に免許証が発行されるわけではなく、別途総合通信局に申請書を提出しなければなりません。翌朝、郵便局で手数料分の収入印紙を買って貼付、投函しておきました。



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で、9月14日水曜日、届いたのがこちらの免許証。これが届いて、はじめて合格した実感が湧いて来ました。

今回の試験、どういう問題が出題されたか興味がある方は日本無線協会のこちらのページをご覧ください。

http://www.nichimu.or.jp/kshiken/siken.html

常に直近3回分の問題と解答が掲出されています。なお、10月頃になって8月期の1アマ試験の合格率が無線従事者国家試験対策の通信教育をやっている会社、QCQ企画のほうから発表されました。それによると、今回の合格率は53%だったそうです。通常は45%くらいのようですから、かなり簡単だったみたいですね。昨年の8月期は逆に合格率40%、結構難しい部類になります。なるほど、点数にかなりの差が出るわけです。とにかく、色々な意味で「運が良かった」のは間違いなさそうです。

無線従事者の免許は終身免許ですし、1アマがアマチュア無線では最高位の資格になるので今後はもう試験を受けることはありません。でも、それはそれで寂しいので、プロ向けの資格でも受験してみようかな。この歳では仕事で使うことはまずあり得ませんが(笑)。

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合格!

こんばんは、徒骨亭さん!
合格おめでとうございます!
いやぁ、よく試験受ける気になりましたね。
私はもう、どんな試験でも受けるの嫌です(笑)

それにしても、忙しいのってどうにもなりませんね(--;
どんなに忙しくても、山に行ければ生きていけるのですが…本当に、体を壊さないように気を付けてくださいね!

Re: 合格!

悠さん、こんばんは&ありがとうございます♪

資格試験自体はスリルがあるので嫌いじゃないんですが、何せ文中でも触れたみたいに試験勉強が大嫌いですから、地道に努力しないと受からないような資格試験は苦手です。かなり昔、日商簿記なんかも受けたことがありますが、あれはご存知のように努力がものを言うので惨敗でした。

あと、今回の1アマ、2アマどこが違うかと言うと送信可能な出力が200Wから1,000W(1KW)に増えるだけなんですが、勝手に出力を上げていい訳ではありません。200Wを超える無線局の免許状(無線局免許状、設備の免許です)をもらうには車検のようなお役人による検査(実際は委託を受けた指定業者の検査)に合格する必要があり、マンション住まいでベランダからアンテナを突き出すような環境では絶対に免許状が下りません。つまり、1アマを取っても実質何の意味もないんですが、まあそこは老後に奥多摩辺りに移住する機会があれば大出力無線局を開局することもあろうかと皮算用(笑)。

仕事のほうは大分落ち着いてきましたが、天候は相変らず変ですね。今年は早々に雪が来てしまいましたし。これから足場が悪くなるので、お互い、事故のないように注意しましょう(と滑落未遂経験者)。

こんにちは!
無線の試験、合格おめでとうございます٩(^‿^)۶
去年も同じようなレポを見た記憶がありましたが(^_^;)
リベンジできて良かったですね!
無線のことは全然無知ですが、今やLINEでしか連絡手段がない人もいるような世の中ですが、何かの時には、無線ってすごい威力を発揮するのでしょうね。

ひとつ前の山レポも読ませて頂きました。
読んでたら寒さも吹っ飛んでいった気がします(笑)
浅間山の写真どれも素敵ですね〜!
カルデラの眩しい緑の風景、すごくいい感じですね♫
うっとりしちゃいます(๑˃̵ᴗ˂̵)
お天気いい日に行けて良かったですね。

Re: タイトルなし

mokos619さん、おはようございます&ありがとうございます♪
あと、すご~く長い間ご無沙汰していて申し訳ありません(^_^;;

あれ、去年の落ちた話、どこかに書きましたっけ?多分、去年の4月に第二級アマチュア無線技士に合格した話じゃなかったかと思います。山行の話題の枕に使った覚えがありますので。

携帯電話がなかったころは、登山をする人はアマチュア無線の免許を取って無線機を持って山に入りましょう・・・なんて話もあったらしいですが、携帯電話が普及した昨今ではほとんど聞かなくなりました。ただ、携帯の通じないエリアも多いですし、一般的なハンディタイプの無線機でも携帯の10倍くらいの出力がありますので、何かあった場合の通信手段の選択肢を広げると言うことで持ち歩いています。ただし、「非常用」を目的として無線機を持ち歩くと厳密には電波法違反なので、あくまで「無線を楽しむ」という目的ですが(笑)。実際、時々は山頂とかから無線をやっています。奥多摩あたりでも、山頂とかからだったら関東一円に電波が届きますよ。

今頃になって夏山の記事でどうもすみません。「寒さも吹っ飛んでいった」と言っていただけると大変救われます(笑)。

浅間山は現在でも活発に活動している活火山ですし、そういう山らしい荒々しい魅力があります。ただ、ひとたび噴火を始めると今回写真を撮った場所あたりまで容易に噴石を飛ばしてきますし、時々は薄っすらと噴煙が上がっているのも見えますからそういう山だと言うことを否応なしに感じさせます。美しくもあり、怖くもある山ですね。

No title

当方のブログへのコメント、ありがとうございます。
早速、拝見にやってまいりました。

なんだかんだ言っても、やはり、やってきた成果でしょう。
おめでとうございます。

いつか、無線の方でもつながることを楽しみにしています。

Re: No title

jh4vajさん、おはようございます♪
当ブログへようこそ!コメント、ありがとうございます。

やってきた成果・・・と言っても、その殆どは30年以上前に得た知識ですから、ちょっと複雑な気持ちがします。2年前に復活開局、早速3アマを取得した際に感じたのは「今でも出題内容が変わらないな~」ということだったんですが、逆に言えば当時の技術そのままで停滞している証でもあるわけですよね。無線工学も、もっとディジタル系の知識(殆どのメーカー機にMPUが使われているわけですから)を問う問題があってもいいような気がします。流石に真空管関係の問題は見かけなくなっていますけどね。個人的には好きなんですけど(笑)。

現状では、山歩きのついでに時間があればちょぼちょぼ電波を出す・・・という感じです。一応、HFから免許を受けていてもちろんリグもありますが、自宅ではほとんど運用することがありません。山歩きの際に持ち歩いているのは最近では3バンドのVX-8Dなんですが、出ているのはもっぱら430MHz帯です。jh4vajさんもお住まいは関東地方のようなので、いつか繋がることもあると思います。その際はよろしくお願いいたします。
プロフィール

徒骨亭主人

Author:徒骨亭主人
「むだぼねていしゅじん」です。「とこつ」ではありません。
主な関心事は電子工作、鉄道模型、空モノラジコン。その他、オーディオ、銀塩カメラ、クラシック音楽、映画などなど・・・何のことはない。どれも皆、昔ながらのオヤジ趣味ですな。最近は13年11月から始めた山歩きに熱中しております。
女房に頭の上がらない、小学生の息子を持つ父親です。

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