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イリューシンIL-62。

こんばんは。

もう24年も前になりますが、私が生まれて初めて乗った飛行機は成田からモスクワ経由でロンドンまで飛ぶアエロフロートイリューシンIL-62Mでした。まだソ連時代の話です。何を好き好んで・・・と思われる方も多いとは思いますが、当時のヨーロッパ便はノンストップでロシア上空を飛ぶ便がまだまだ少なく、アンカレッジ経由の北極航路を飛ぶ便が大多数を占めていました。

そのような中で、アエロフロートはモスクワでのトランジットがあるとは言え、約15時間でロンドンまで飛んでいましたから、所要時間18時間のアンカレッジ経由便よりは結構早く着く感がありました。また、料金もそのころとしては破格の安さ(往復14万程度)でしたので、東側の機体に乗る覚悟(安全とサービスは犠牲)さえあれば「安い、早い」を満たす私のような金のない学生向けの選択肢だったのです。

結局この時と、この翌年の2回に渡ってアエロフロートを利用してヨーロッパまで出かけたんですが、若き日の思い出の機体ということで、しばらく前から同機の模型を探していました。

ご存知の方も多いと思いますが、ミニカーの飛行機版といった感じの模型がいろいろな会社からシリーズ化されて出ています。スケールは1/500、1/400、1/200あたりが中心でしょうか。これらのシリーズの中から時折、思い出したようにIL-62を探していたのですが、何せかなりマイナーな機体です。ごくたまに模型化されているようなのですが、思い出したように探しているだけでは中々GETできません。発売されたことに気がついたときには売り切れ、絶版です。このあたり、鉄道模型に通じるものがあります。

そんな中、ある航空機模型のブログを書いている方にコメントで入手方法などを相談したのがきっかけで、その方の知り合いの方が持っておられるアエロフロートのIL-62を譲っていただけることになりました。で、本日それが届きました。

herpa アエロフロート IL-62

herpa アエロフロート IL-62 パッケージ

懐かしいですね。まさにこの機体です。リアの4発並んだエンジンが特徴的ですが、英国のビッカースVC-10のパクリとも言われています。ただ、VC-10より遥かに多くの機体が作られ、今なお現役で使われている点では本家を凌いでいますが。

ちなみにこの模型の塗装は70年代前半くらいまでの塗装で、私が乗った頃には塗装が変更されていました。以下の写真はWikipediaからの引用です。80年代のアエロフロートIL-62Mです。

アエロフロートIL-62M ソ連末期塗装

実は、最終的にはこの塗装の機体をGETしたいと思っています。ただし、これまでherpa wingsやGemini Jetsなどのメジャーなシリーズからはまだリリースされたことは無いようです。唯一、あまりにも玩具っぽい造りで人気がイマイチなSchabakなら同塗装のモデルを出しているようですが、入手可能かどうかは別として、出来が出来なのでちょっと遠慮しておきたいです。
似たような塗装としては、国旗の部分が現ロシアの三色旗になった、ソ連崩壊後の塗装のものなら、以前に1回だけGemini Jetsからリリースされているようです。

その他、英国の小さなメーカーが1/200スケールで作ったこともあるらしいのですが、このメーカーも既になく、模型がたまにeBayなどのオークションに出てくると洒落にならない価格(5万円以上)になるらしいので手が出ません。

ちなみにこの手の情報ですが、機体のリリース状況を調べる専用のデータベースまであるんですね。ダイキャスト製の模型は殆んど網羅しているようです。旅客機・軍用機ともありますから、好みの機種やエアライン(軍用機ならUnited States Air Forceなどの所属)で検索してみると思いがけないものが見つかるかもしれません。

DAC Model Database

ところで、youtubeで検索すると、そのころのアエロフロートIL-62の映像をアップしている方が結構いらっしゃいます。例えばこちらは成田で乗り込むところを撮影したものでしょうか。まさに私が乗ったときもこのような感じです。747やDC-10が居並ぶ中でちっぽけなこの機体ですから、否が応でも不安感が高まります(笑)。

IL-62 aircraft (1990)

最後の方に客室が映っていますが、この狭い機内にむさ苦しい日本のバックパッカーがどっさり詰まっていて、さながら移民船の様な状態でした。もちろん私もその中の一人ですが。

взлет Take Off IL-62 Ил-62 CCCP-86534 komaki Jan.5th 1992 Japan

こちらは名古屋の小牧空港から離陸するIL-62です。アップした方は日本の方のようですが、ロシア語に堪能な方のようです。ロシア語のコメントにロシア語で返しておられますね。

当時小牧からはアエロフロートの定期便はなかったと思いますので、チャーター便か何かだと思います。傍から見ると普通に上昇していく旅客機に見えますが、実はIL-62は翼面積が広めで、地表付近の気流の中だと揚力が大きくなったり小さくなったりというのがモロに乗っている人間に伝わります。お尻の下でフワフワと持ち上がったり落ちたりの感覚が生じますから、飛行機が苦手な人はちょっとやめておいたほうがいいかもしれません。
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テーマ : 模型・プラモデル
ジャンル : 趣味・実用

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No title

おはようございます。

アエロフロート乗ったことありません。(笑)
印象だけですが、クルーの人がなんとなく他社と違う感じがします。(いい意味で野生的)
旅客機は1/200のMD-11 スイスエアーが唯一のコレクションです。
ついつい乗った記念?に欲しくなりますね。
とっても奥の深そうな分野で、興味があります。
私も四半世紀前に始めて米国へ行きましたが、そのときは747でした。
真ん中のシートで寝れるくらい空いてました。

No title

飛行機はよくわかりませんが、小牧城が映ってることに喜んでしまいました~。


私、初めて乗った飛行機がAirIndia.
香港経由で着陸した時に、着陸の衝撃で室内荷物入れのほとんどの蓋が開いたこと、忘れられません(T T)

CAは皆、豊満なお腹を丸出しのヘソ出しユニフォーム。
国内線は乗客すべてが○ロリストに見えてしまう恐怖感。

こんな私からすれば、CCCPの機体に乗る勇気はすごいと思います・・・。

No title

こんにちわ!

僕も飛行機のことはよくわかりませんが、小牧空港が懐かしくて
思わずコメしてしまいました。 
15年ほど前に何度となく空港は利用していました。

ダイキャストはいい値段しますよねー。
僕もたまにヘリを探しますが、やはり値段で踏み切れません。
どうせやるなら、スケール合わせてある程度コレクションしたくなりますww

Re: No title

BlackSwan3さん、こんばんは。

最近のアエロのクルーはわかりませんが、当時のアエロのCAは見事な体格のロシアのおばちゃん揃いで、狭い通路を塞いでいると誰も通れないので困りました。さすがに最近は若いCAさんもいるんじゃないかと思いますが。

この数年後、勤め先の社員旅行で初めて国内線(ANA)の747に乗りましたが、その広さと快適さ、CAの質の高さにカルチャーショックを受けました。西側はこれほどまでに進んでいるのかと(笑)。

Re: No title

みやびさん、こんばんは。

いやいや、初めて乗ったのがAir Indiaというのもなかなか・・・。パキスタン航空とか、南アジア方面のキャリアはオーバーブッキングの常習犯らしいですから、結構、通向けの航空会社じゃないんでしょうか。

CCCPの飛行機に乗ると、シェレメチボ空港でもれなく本物のソ連兵を見ることができました。私が乗った頃はもうペレストロイカが進んでいたので丸腰でしたが、その昔は自動小銃を持って立っていたらしいです。
あと、トランジットでホテルに泊まると朝は銃を持った兵士が起こしに来たとか。まるでシベリアの収容所ですが(笑)。

Re: No title

テツテツさん、こんばんは。

テツテツさんは名古屋にお住まいだったことがあるんですね。みやびさんも仰ってますが、映像の中には小牧城がしっかり映っています。

私は名古屋に住んだことは無いんですが、女房が岐阜の出身なので、年に2回くらいは名古屋方面に行きます。小牧周辺も車で走り回ったので、大分道も覚えてきました。
結婚前のことですが、女房も各務ヶ原基地に押しかけて空自のF2のカレンダーをGETしてくるくらいの飛行機好きですので、一緒に小牧に出かけて半日旅客機ウォッチングをしていたこともあります。最近では子供も連れて成田周辺へ行ったりしていますが。

この手のダイキャストモデルも、嵌りそうで怖いですよね。割と大き目のスケール(1/200とか)をターゲットにしたほうが、見栄えもするしいいみたいなんですが、かなり高くつきそうです。
プロフィール

徒骨亭主人

Author:徒骨亭主人
「むだぼねていしゅじん」です。「とこつ」ではありません。
主な関心事は電子工作、鉄道模型、空モノラジコン。その他、オーディオ、銀塩カメラ、クラシック音楽、映画などなど・・・何のことはない。どれも皆、昔ながらのオヤジ趣味ですな。最近は13年11月から始めた山歩きに熱中しております。
女房に頭の上がらない、小学生の息子を持つ父親です。

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