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HSTをリニューアル。

こんにちは。

雨もやんで絶好の外ヘリ日和・・・ではあるんですが、外では一瞬で鼻粘膜を腐らせてしまう猛毒のスギ花粉が渦をまいています。1973年以来のスギ花粉症患者(来年で40周年!?)である私は、とてもではないですが外に出ることが出来ません。今日は朝からすべての窓を締め切りカーテンをし、抗アレルギー薬を飲んでマスクをかけ、寝床で布団をかぶって嵐が過ぎ去るのを待っています。

というわけで、またもや英国型のNゲージの話題から(笑)。英国型は日本型よりもリリースされる数が少ないので、新製品などのリリース状況はたまに(1年に1回くらい?)しかチェックをしません。しかし、1回チェックをするとしばらく気になって仕方ないんですよね。

HST (InterCity 125)
Photo By K. Krallis

今回のお題はHST(High Speed Train)、英国国鉄時代の通称InterCity 125です。画像はWikimedia Commonsより引用させていただきました。英国の鉄道車両の中では、203km/hの速度記録を持つ蒸気機関車A4などと並んで、最も知られた車両だと思います。編成の前後に置いた強力なClass 43ディーゼル機関車の推進力により、ディーゼルでありながら最高速度200km/hを叩き出す列車ですが、当然のことながら鉄道模型のネタとしても古くから存在します。老舗のGraham Farish社が定期的にリリースしてきていていますので、日本国内にも結構入ってきて持っている方も多いのではないかと思います。私もその一人です。

しかし、Graham FarishのHSTは、英国生産時代から同じ金型を使って生産されている古典的製品です。中国生産になったお陰で塗装と印刷の品質は非常に向上しましたが、ヘッドライトが印刷で表現されているなど、今となっては古さが目立ちます。そのような中、一昨年に後発のDAPOL社から新規HSTの製品化が発表され、昨年6月に実際に車両セット(Class 43機関車2両+Mk3客車2両)がリリースされました。

私としては続いてリリースされる予定だった機関車だけのセットを買って、客車は手持ちのGraham製品で間に合わせる心算でした。しかし、機関車だけのセットは待てど暮らせどリリースされず、そのうち販売店のプレオーダーのリストから消滅するに及んで、客車つきのセットをGETしておけばよかったと後悔する羽目に陥ってしまいました。
ところが先々週、練馬のメディカルアートさんにClass 86機関車を買いに行って、狙っていた英国国鉄最末期時代の塗装の車両セットが残っているのを発見。こりゃ買うしかありませんな。そういうわけで昨日、Futabaの送信機を買う予定でキープしていた資金がHSTに化けてしまいました(笑)。

それでは、早速購入した製品の紹介です。

DAPOL HST (InterCity Swallow塗装) 車両セット

DAPOL HST (InterCity Swallow塗装)

製品の内容ですが、動力つきの機関車1台、動力なしのダミー機関車1台、客車は1等車、2等車が各1台です。車両セットは紙箱に収められており、かなりきつめのウレタンに収納されています。きつさはマイクロエース製品並みですね。塗装やボディが痛まないかどうか心配です。このあたりはマイクロエースもしろTOMIXにしろ、中国生産のNゲージ製品に共通の問題ですね。塗装についてはちょっとぼってり感があります。また、塗装の難しい黄色の部分に関しては塗装が厚すぎるのか周囲と段差が生じています。このぼってり感はマイクロエースの製品と共通する部分ですが、実は中国内の同じような工場で生産しているようです。

DAPOL - Graham HST機関車比較

早速、機関車をGraham Farish製品と比較してみます。右側がDAPOLの新製品、左側が旧来のGraham Farish製品です。違いは一目瞭然ですね。ヘッドライトが印刷か否かの差が決定的です。GrahamのHSTはまるで玩具のように見えます・・・まあどちらも玩具には違いないんですが(笑)。その他、Graham製品はパーティングラインの処理が甘かったりクリアパーツの造型が今ひとつだったりとかしていますね。やはり並べると全てにおいてGraham製品の古さが際立つようです。

DAPOL Class 43 機関車ヘッドライト点灯

DAPOL Class 43 機関車テールライト点灯

続いてヘッドライト/テールライトの点灯試験。左側のGrahamはもちろん印刷ですから点灯できません。DAPOLのヘッドライトですが、左右非対称の点き方をしているのは実車どおりの仕様です。メディカルアートさんで聞いたら、やっぱりヘッドライトの点き方がおかしいといわれたことがあるそうです。英国は元々機関車にはヘッドライトは不要だ(夜間にヘッドライトの照射範囲内で障害物を発見してからブレーキをかけても間に合わない)、というのがポリシーですから、点灯の仕方も日本の常識とは違います。

DAPOL - Graham 2等車比較

DAPOL - Graham 2等車連結しての比較

今度は客車(2等車)の比較です。どちらの写真も右がDAPOL、左がGrahamです。こちらも作りこみの差が歴然としています。Grahamの客車は非常にのっぺりしていますが、これはボディを透明のプラスチックで成型し、塗装と印刷をその上から行っているためです。
但し、実際のHSTの客車(BR Mk3 客車)も、高速での抵抗を下げるためか結構のっぺりした印象があります。DAPOLの方はもうちょっと窓ガラスのはめ込みを綺麗に仕上げて、窓面と車体の段差を軽減したほうが良かったのですが、日本のNゲージのようにはいかないようです。

下側の連結比較の画像では、車体の塗装色や屋根の塗装色、屋根の高さにも違いがあるのがわかります。どちらが正しいのかはよくわかりません。
昔見た実車の印象は、ディーゼルエンジンの煤煙で真っ黒に煤けた、なんだかよくわからない色の列車、という印象でした。何せ、Class 43機関車が発車する際のエンジンの排気は色といい量といい、蒸気機関車と見間違えるくらいの凄さです。こいつがびっしりと機関車にも客車にもこびりついています。ボディのクリーム色は果たしてどちらが正しいのか、この列車を何十回も見ている私にもわかりません(笑)。

DAPOL HSTセット ボディマウントカプラー

こちらは客車を裏返したところ。ご覧のように、台車マウントのアーノルドカプラーと思いきや、ボディマウントです。カプラーの付け根は欧州共通のNEM規格となっていますから、同規格の他のカプラーに交換できます。セットにも、長短2種類のDAPOLオリジナルのナックル型のカプラーが付属しています。実車のHSTは基本、固定編成で、ねじ式連結器には必須のバッファがついていません。詳しくはわかりませんが、棒状連結器か何かを使っているようです。少なくともナックルカプラーではないようですが、実車がどうかを気にせず、短い方のナックルカプラーに交換すれば、TNカプラーばりに車両間隔を縮められるのではないかと思います。

DAPOL HSTセット オプション室内灯

最後はこちら。DAPOLの最近の客車は英国型としては画期的なことなんですが、室内灯を取り付けることができます。今回、取敢えず客車の台数分(実はセット以外に1等車を1両買い増ししているので3両分)の室内灯もメディカルアートさんで買ってきました。取り付け方は画像のとおり、屋根を外して取り付けます。最近の外国型の鉄道模型は、ゲージを問わずDCC Readyであることが殆んどですから、単純に取り付けるだけならコネクターに接続すればOKです。KATOやTOMIXより遥かに簡単ですね。

室内灯本体はチップLEDを6個も使っています。なまじ導光材で形状をあれこれ工夫して均等化を図るよりも、最近ではきわめて安くなった白色LEDを複数使ってしまったほうが合理的なのは確かです。
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テーマ : 鉄道模型
ジャンル : 趣味・実用

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徒骨亭主人

Author:徒骨亭主人
「むだぼねていしゅじん」です。「とこつ」ではありません。
主な関心事は電子工作、鉄道模型、空モノラジコン。その他、オーディオ、銀塩カメラ、クラシック音楽、映画などなど・・・何のことはない。どれも皆、昔ながらのオヤジ趣味ですな。最近は13年11月から始めた山歩きに熱中しております。
女房に頭の上がらない、小学生の息子を持つ父親です。

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